人間不信の異世界転移者

設定集

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□世界観について
世界の名前は『ファルシア』
一つの大陸と複数の国家によって成り立つ。
多種多様な種族が存在し、魔法という概念によって独自の文明が築かれている。ただし、基本的な文明レベルは中世ヨーロッパと変わらない所も多く見られ、地球と比べるとチグハグだと感じる所も多い。
この世界を一言で言うなら『ご都合設定満載の剣と魔法のテンプレファンタジー世界』
大陸が一つのためか、言語は統一化されている。貨幣は国ごとに若干異なる。

□国紹介
・シオン王国
召喚の儀を行い、主人公達をこの世界へと呼び寄せた。人族至上主義で、特に魔族を敵対視している。だがこの世界で魔族が悪という訳ではない。

・ロスタル帝国
闘技場や賭博施設など、娯楽が盛んな国。
そのため人口も多く賑わってはいるが、治安も悪い。

・魔国ロスーア
魔王が治める実力至上主義の国。最も強い者が国を治める。この国は魔族が多く暮らしているが、人族などの他種族も普通に暮らしている。

・ヴェグリーズ獣王国
国民の多くを獣人が占める、自然豊かな国。
だがその一方で、獣人同士の種族間での対立や差別が一部に見られる。

・アロンディア聖国
<光神>アスロンが実質治める国。全ての種族が平等に暮らし、首都アロンディアは『楽園』と呼ばれている。
だがその分入国審査は厳しく、犯罪歴のある人は絶対に入れない。
国の仕組みとしては、アスロンからの神託を受け取る教皇がトップで政治を取り仕切っている。



□ステータスについて
ステータスとはその者の魂を情報として可視化したもので、この世界では常識となっている。
生き物が死ぬ時、魂は輪廻の輪へと帰っていくが、その際に一部の魂の欠片を残していく。それを近くの生物が吸収することで、その者の魂の強さ――即ちレベルが上がり、強くなった魂に体が引っ張られて身体能力や最大魔力保有量などが上昇する。
レベルは強さの指標になるが、種族によって元々のスペックに違いはあるので、レベルが全てとは限らない。
ステータスには称号という欄があるが、まだ解明されていないことも多い。称号を得る条件は様々であるが、いずれの称号も何らかの効果を持っている。


□魔法について
魔法は、術者の保有する魔力によって引き起こされる現象のこと。魔法には属性というものがあり、基本属性の火・水・風・土に加え、上位属性と呼ばれる光・闇・氷・雷が一般的。だが、その他にも使い手がほとんど存在しないレア属性として無属性や空間属性、ユニーク魔法と言われる固有の魔法を持った者もいる。
この世界では、魔法は多くの者が使うことが出来るが、それらは戦闘ではなく生活に利用されることが殆ど。
魔法の込められた道具は魔道具と呼ばれ、便利な物が多くこの世界の生活に欠かせないものになっている。


□冒険者について
ファンタジーの定番職業。
ファルシアにも各国に拠点となる冒険者ギルドが複数設置されており、それぞれが連携して冒険者を統括している。

・依頼について
依頼の種類は基本的に五種類に分類される。
貴族や商人の敬語をする護衛依頼、指定された魔物を討伐する討伐依頼、街中での手伝いが主な雑用依頼、アイテムの納品を目的とした納品依頼、常に需要のある魔石の納品が主な対象の常時依頼の五種類。

・冒険者階級
SSS＞SS＞S＞A＞B＞C＞D＞E＞F

□魔物等級
SSS＞SS＞S＞A＞B＞C＞D＞E＞F

□アイテム等級
幻想級＞神域級＞伝説級＞英雄級＞特級
＞上級＞中級＞下級