上 下
10 / 75

◆◇My武器出来る!◆◇

しおりを挟む


ちょっと早いめに投稿してみました!

━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
               
「もぅ…朝か…」
と和樹は伸びをして窓から差し込む光で目が覚めた。窓を開けると朝の涼しい風が部屋に入ってきた。
「むにゃむにゃ(´-ω-`)…マスターおはようございます…ふぁ~」
とチサも目を擦って伸びをして窓の方に歩いてきた。
「おはよう、チサ…聞いてくれ今日は待ちに待ったMy武器が出来る日だ」
「……あっ…良かったですね♪マスター!」
とチサはMy武器が出来ると言う事で朝から嬉しそうな和樹に笑顔で応える。
「まだ食堂が開くまで時間があるし…どうするかな~」
「新しくスキルを創りましょうよ!マスター」
「それもそうだな…(;-ω-)ウーンでも何創ろうかな~」
と和樹は椅子に座って腕を組んで考える。勿論膝の上にはチサがちょこんと座っている。
「そうですね…«空歩»とか«ワープ»ってどうですか?まだ使った事ありませんでしたよね?」
「そうだな…使った事無かったな~よし!それにしよう」
「分かりました…スキル«空歩»«ワープ»を取得しました…スキルレベルはMAXでセット完了…ステータス編集…完了しました。」
とチサがスキル取得を完了したと和樹に伝える。
「最初からレベルMAXなのか…凄いな…」
「凄いことなんですよ?最初からスキルレベルMAXなのは」
とチサが言う。
「それと、ステータスのレベルも上げとかないとな、流石に上がってないとおかしいだろ?」
「分かりました…2レベほど上げておきますね…」
完了しました、見てみてくださいとチサが言うと和樹はステータスオープンと言って上がったステータスを見た。


-----------------------
名前  カミザキ・カズキ
種族  人間
称号  勇者の師匠
レベル152
HP 9500000/9500000
MP 900000/900000
攻 43000
防 65000
速 52000
精 120000

スキル
全魔法適応
剣術 Lv.62
魔術 Lv.54
身体強化 Lv.72



-----------------------
「……隠蔽中なのに強すぎるってどうかと思うけどな…」
「それはマスターが強すぎるからです…」
と和樹とチサは顔を合わせ苦笑いを浮かべる。
コンコン…と部屋の扉を叩く音が聞こえた。
「師匠~入っていいですか?」
いいぞ~と和樹が答えて鍵を開けるとリリオネはすぐさまチサに抱きつきに行った。
「チサちゃん成分吸引です!」
と言って抱きついて撫で撫でしたりつんつん突っついたりしていた。
「リリオネ今日はタマリさんの所に刀を取りに行ってから試し斬りの為に討伐依頼今日も受けてもいいか?」
「構いませんよ?強くなりますし…」
とチサを抱っこした状態でリリオネは応える。チサも気持ちいいのか抵抗せずに大人しく撫でられている。
「そろそろ朝ご飯食べに行くぞ~」
と和樹が言うとチサとリリオネがはーいと言って三人で食堂に向かった。
「カズキさん!おはようございます!今日はお弁当どうしますか?」
とこの店の娘リリムが元気の良い挨拶をしてお弁当がいるか聞いてくる。
「三人分作ってくれ、それと俺は日替わり定食にする、二人はどうする?」
日替わり定食がいいですと二人も答えたので日替わり定食を三つ注文も一緒にする。かしこまりました!と言ってリリムは厨房に入っていった。それを見た後和樹達は空いている席を探して座って朝食が出来るのを待った。
数分すると三人分の日替わり定食が運ばれてきた。今日はワイバーンの肉の生姜焼き?と卵とじのだしの効いたスープと普通のパンとサラダだった。生姜焼きにはご飯だと思うがこの国には米が浸透していないらしい…
三人は美味しそうそれを食べて食堂を出た(ちゃんとお弁当も貰った)。
「タマリさんの所に行くか」
そうですねとリリオネはいつの間にかチサの手を繋ぎながら隣を歩いてそういった。


~~~~~
カランカラン…
「いらっしゃいませ~あっ!リリオネじゃねぇか!」
と前来た時には居なかった女性がリリオネをみてそう叫んできた。
「おはようございます!ネネさん!今日は師匠の武器を受け取りに来たんです。」
とリリオネが言うと君がカズキ君なんだ!と和樹をまじまじとみて言った。
「師匠、紹介します、ネネさんはタマリさんの娘さんなんです!」
とネネさんをリリオネは和樹に紹介した。
よく見るとタマリさんと似ている。まさにお姉さんって感じの人だ。肌は薄茶色で髪は色が少し抜けて光の加減で金髪に見える茶色で目はタマリさんと同じ薄緑色だ。
「上崎和樹です、よろしくお願いします」
「よろしくな!」
とネネさんは和樹の背中をバシバシ叩いてくる。これは確実にタマリさんの娘だと和樹は確信する。
「タマリさんって今工房に居ますか?」
とネネさんに聞くと居るんじゃないかと言って大声で親父!カズキ君が来たぜ!
と工房の方に向けて結構大きい声でそう言った。
「カズキが来たって!例の刀は出来てるぞ!」
と声が聞こえたのかタマリさんが工房から返事を返してきた。少しすると刀らしき物を持ってタマリさんが工房から出てきた。
「良いのが出来たぜ!鑑定してみな!」
と刀を前に出してきた。和樹は言われた通りに鑑定してみた。
--------------------
名前 月光
レア度 特上級品
攻撃 50000
名の通りに月の光を浴びると攻撃力が2倍になる。
--------------------
ちなみに武器と装備のレア度
粗悪品
普通品
上級品
最上級品
特上級品
王級品
伝説級品
精霊級品
神話級品
となっている(チサに予め聞いておいた)。
タマリさんが作った月光は特上級品とゆう事は丁度真ん中だ…しかしタマリさん何者なんだ?特上級品作れる人は大体王都に居るとチサも言っていた。
「タマリさん…こんなの貰っていいのか…?」
「これはカズキの為に俺が全力で作ったやつだ!受け取ってくれ」
「金額は幾らぐらいだ?これだと金貨300枚はくだらないだろ?」
と和樹はタマリさんに金額を聞く。
「そんなに要らねぇよ!金貨50枚でいいぞ!」
とタマリさんは和樹の目安の六分の一の値段で売ると言ってきた。
「良いのか?」
と和樹は聞くとオメェさんを俺は気に入っているからな!これで良いんだよ!と言ってきた。和樹は金貨60枚の入った袋を出して渡した。
「10枚多いぜ…カズキ」
「それはこれを作ってくれたお礼だ、受け取ってくれ」
と和樹が言うとタマリは有難く頂くよと言って白金貨の入った袋を持って工房の方に入っていった。
「それじゃぁ…ネネさん俺達はそろそろ行きますね」
「おう!また来いよな!」
と言って武器屋タマリを和樹達は出ていった。
しおりを挟む

あなたにおすすめの小説

魔王城での聖女生活~異世界に聖女として呼ばれましたが実は世界を守ってた魔王を聖女の力で助けます~

四乃
ファンタジー
 リンカ(本名:一ノ瀬 円《いちのせ まどか》)は異世界に聖女として魔王討伐のために召喚されたが、従属の術をかけられ強制的に戦わされつづけたため魔王との最終決戦目前でキレた。そして魔王はほっぽって日本に帰ろうとした。  しかしその世界は滅びかけていて、崖っぷちで滅亡を防いでいるのが実は魔王?  ついには魔王城に連れて行かれ…  聖女の力で滅びかけの世界を魔王サイドから救う、そんな魔王城での日常とシリアスと少しずつ進む恋の話。 *恋愛要素は徐々に進みます。 *第二部冒頭に第一部のあらすじのってます。 2022.8.21 あらすじ修正しました。 2022.5.15 タイトル名変えました。 元のタイトルは 「聖女ですが、嘘つき魔王と異世界救います〜異世界で聖女なのにこき使われ帰ろうとしたけど実は世界を守ってた魔王をほっとけず聖女の力で助けます〜」です。 またアルファポリスさんでも投稿しています。

スキル間違いの『双剣士』~一族の恥だと追放されたが、追放先でスキルが覚醒。気が付いたら最強双剣士に~

きょろ
ファンタジー
この世界では5歳になる全ての者に『スキル』が与えられる――。 洗礼の儀によってスキル『片手剣』を手にしたグリム・レオハートは、王国で最も有名な名家の長男。 レオハート家は代々、女神様より剣の才能を与えられる事が多い剣聖一族であり、グリムの父は王国最強と謳われる程の剣聖であった。 しかし、そんなレオハート家の長男にも関わらずグリムは全く剣の才能が伸びなかった。 スキルを手にしてから早5年――。 「貴様は一族の恥だ。最早息子でも何でもない」 突如そう父に告げられたグリムは、家族からも王国からも追放され、人が寄り付かない辺境の森へと飛ばされてしまった。 森のモンスターに襲われ絶対絶命の危機に陥ったグリム。ふと辺りを見ると、そこには過去に辺境の森に飛ばされたであろう者達の骨が沢山散らばっていた。 それを見つけたグリムは全てを諦め、最後に潔く己の墓を建てたのだった。 「どうせならこの森で1番派手にしようか――」 そこから更に8年――。 18歳になったグリムは何故か辺境の森で最強の『双剣士』となっていた。 「やべ、また力込め過ぎた……。双剣じゃやっぱ強すぎるな。こりゃ1本は飾りで十分だ」 最強となったグリムの所へ、ある日1体の珍しいモンスターが現れた。 そして、このモンスターとの出会いがグレイの運命を大きく動かす事となる――。

神から与えられたスキルは“ドールマスター”

みょん
ファンタジー
この世界では12歳になるとスキルが与えられる。剣術や魔法、色々な戦いに役立つスキルだ。 だがそんな中で俺が授かったのはドールマスター……それは読んで字の如く人形たちの主人を意味する。 俺が作るドールはみな人間のように意思を持ち、自分の考えを持って生きることが出来る、そこで俺は閃いた。俺の作った人形たちを売りに出して金稼ぎをしようと! ……ただ、そう上手くは問屋が卸さなかった。 「なあ、君を売りに……」 「嫌です」 「……………」 これはそんな俺と、俺に仕える人形たちのお話だ。 ※異世界ファンタジーは初の試みです。 のんびり書いていきます。 なろうとカクヨムにも書いています。

男子高校生だった俺は異世界で幼児になり 訳あり筋肉ムキムキ集団に保護されました。

カヨワイさつき
ファンタジー
高校3年生の神野千明(かみの ちあき)。 今年のメインイベントは受験、 あとはたのしみにしている北海道への修学旅行。 だがそんな彼は飛行機が苦手だった。 電車バスはもちろん、ひどい乗り物酔いをするのだった。今回も飛行機で乗り物酔いをおこしトイレにこもっていたら、いつのまにか気を失った?そして、ちがう場所にいた?! あれ?身の危険?!でも、夢の中だよな? 急死に一生?と思ったら、筋肉ムキムキのワイルドなイケメンに拾われたチアキ。 さらに、何かがおかしいと思ったら3歳児になっていた?! 変なレアスキルや神具、 八百万(やおよろず)の神の加護。 レアチート盛りだくさん?! 半ばあたりシリアス 後半ざまぁ。 訳あり幼児と訳あり集団たちとの物語。 〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜 北海道、アイヌ語、かっこ良さげな名前 お腹がすいた時に食べたい食べ物など 思いついた名前とかをもじり、 なんとか、名前決めてます。     *** お名前使用してもいいよ💕っていう 心優しい方、教えて下さい🥺 悪役には使わないようにします、たぶん。 ちょっとオネェだったり、 アレ…だったりする程度です😁 すでに、使用オッケーしてくださった心優しい 皆様ありがとうございます😘 読んでくださる方や応援してくださる全てに めっちゃ感謝を込めて💕 ありがとうございます💞

神に同情された転生者物語

チャチャ
ファンタジー
ブラック企業に勤めていた安田悠翔(やすだ はると)は、電車を待っていると後から背中を押されて電車に轢かれて死んでしまう。 すると、神様と名乗った青年にこれまでの人生を同情された異世界に転生してのんびりと過ごしてと言われる。 悠翔は、チート能力をもらって異世界を旅する。

転生無双なんて大層なこと、できるわけないでしょう!〜公爵令息が家族、友達、精霊と送る仲良しスローライフ〜

西園寺若葉
ファンタジー
転生したラインハルトはその際に超説明が適当な女神から、訳も分からず、チートスキルをもらう。 どこに転生するか、どんなスキルを貰ったのか、どんな身分に転生したのか全てを分からず転生したラインハルトが平和な?日常生活を送る話。 - カクヨム様にて、週間総合ランキングにランクインしました! - アルファポリス様にて、人気ランキング、HOTランキングにランクインしました! - この話はフィクションです。

これダメなクラス召喚だわ!物を掌握するチートスキルで自由気ままな異世界旅

聖斗煉
ファンタジー
クラス全体で異世界に呼び出された高校生の主人公が魔王軍と戦うように懇願される。しかし、主人公にはしょっぱい能力しか与えられなかった。ところがである。実は能力は騙されて弱いものと思い込まされていた。ダンジョンに閉じ込められて死にかけたときに、本当は物を掌握するスキルだったことを知るーー。

巻き込まれ召喚されたおっさん、無能だと追放され冒険者として無双する

高鉢 健太
ファンタジー
とある県立高校の最寄り駅で勇者召喚に巻き込まれたおっさん。 手違い鑑定でスキルを間違われて無能と追放されたが冒険者ギルドで間違いに気付いて無双を始める。

処理中です...