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◇◆……なにこれ?2◇◆
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◇◆……なにこれ?2◇◆
和樹side
夕食を食べ、俺達は宿に戻ってきた。
「ふにゃぁ~今日は楽しかったぴょん~でも疲れたぴょん~」
と部屋に着くなりラビはベッドにダイブした。
耳がしなぁ~と垂れている。可愛いな。
「ほぼ一日中歩き回ってましたからね(笑)」
「ですね(笑)」
リリオネとチサはソファーに座り一休みしている。こちらも相当疲れたようだ。
「キュイ~~!」(≧ω≦)
クアリスは…凄く楽しかったようだ。元気すぎないか?
「明日に備えて今日は風呂に入って寝るか?」
と俺は提案する。
「リリオネ!チサ!一緒に入るぴょん!」
「キュイ!」
「いいぴょんよ!クアリスも一緒に入るぴょん!」
とラビはリリオネとチサに一緒に入ろうと誘うとクアリスも一緒に入りたいらしく”一緒に入る!“と鳴いた。そしてラビはクアリスも一緒に入る事にした。
なんと俺以外の全員がお風呂に行くそうだ。
まぁ…デカい風呂場だから問題ないか。
しばらくは風呂場からきゃっきゃっと騒ぐ声とバシャバシャと水を掛け合っている音が聞こえてきた。
あれだけ歩いて食べたのにまだ遊ぶ元気があるとは…すごいな(笑)
「ふぅ~気持ちよかったぴょん~そして勝利したぴょん!」
「次は負けませんよ~!」
「リリオネさん、クアリスちゃん、今度は三人で協力し合いましょう!」
「キュイ!「はい!」」
「それはずるいぴょん!?二人ずつにするぴょん!」
「では後でじゃんけんしましょうか」
「分かったぴょん!」
そんな会話が聞こえ、お風呂場の扉が開く。
パジャマに着替えた三人と一匹が出てきた。
「声が聞こえたけどなんの勝負してたんだ?」
「水の掛け合い合戦ぴょん!私が勝ったぴょん!」
と腰に手を当てドヤ顔でラビが言う。
予想はしていたがやはりか(笑)
「それにしても長く入ってたから暑かっただろ?«微風(ライト・ウィング)»」
「「「涼しいです(ぴょん!)!」」」「キュゥ~」
涼んでいるとチサが何か閃き、キッチンにあった少し深めの小皿を持ってきた。
「«氷の結晶(アイス・クリスタル)»」
そうチサが唱えると小皿に細かくなった氷が盛られる。
「かき氷だな」
「そうです!マスター。後はここにこれを乗せて…完成です!」
とチサは言い予め用意してあった苺の様な味の果物で作ったジャムを乗せる。
「美味しそうぴょん」
とラビは目をキラキラさせている。
「師匠…ふわふわのキラキラな食べ物が…ありますよ!」
とリリオネはかき氷が乗った皿を手に持ち色々な方向から眺める。
「キュイ!キュイ!」
クアリスは早く頂戴と手足をバタバタさせる。
めっちゃ可愛いぞ!
「クアリスちゃん慌てないでください、ちゃんと渡しますから(笑)」
そう言ってチサはかき氷の乗った皿を行き渡らせる。
「マスターの故郷の“かき氷”です!」
「食べるぴょん!パク…ん゛~~美味しぴょ~ん!」
「ふわふわで冷たくて甘くて、不思議なんですけどすっごく美味しいです!師匠!」
「キュイ!キュイ!」
「頭がーーキーンってきたぴょん~!」
勢い良く食べ過ぎてラビはキーンと来たようだ。
確か─アイスクリーム頭痛だったな。
「キュ……キュイ~~」
クアリスが頭を押さえて目をぐっと閉じ鳴いている。クアリスも起きたな(笑)
「じゃあ俺は風呂に入ってくるから、その後食べるよチサ。」
俺がそう言うとチサは“行ってらっしゃいませ”と答えまた皆と話しながら食べ始めた。
その後───。
俺が風呂に入って出てくると何故か俺のベッドでリリオネ達が寝ていた…(笑)
「全く…部屋を間違えたのか?」
仕方ない─ソファーで寝るとするか。
まぁ…流石にベッドには劣るが、いつものベッドより柔らかいから文句をつけるとバチが当たりそうだけどな(笑)
リビングに戻るとチサが作ったかき氷を食べてから眠った。
かき氷は美味かった──。
◇◆……なにこれ?2◇◆
和樹side
夕食を食べ、俺達は宿に戻ってきた。
「ふにゃぁ~今日は楽しかったぴょん~でも疲れたぴょん~」
と部屋に着くなりラビはベッドにダイブした。
耳がしなぁ~と垂れている。可愛いな。
「ほぼ一日中歩き回ってましたからね(笑)」
「ですね(笑)」
リリオネとチサはソファーに座り一休みしている。こちらも相当疲れたようだ。
「キュイ~~!」(≧ω≦)
クアリスは…凄く楽しかったようだ。元気すぎないか?
「明日に備えて今日は風呂に入って寝るか?」
と俺は提案する。
「リリオネ!チサ!一緒に入るぴょん!」
「キュイ!」
「いいぴょんよ!クアリスも一緒に入るぴょん!」
とラビはリリオネとチサに一緒に入ろうと誘うとクアリスも一緒に入りたいらしく”一緒に入る!“と鳴いた。そしてラビはクアリスも一緒に入る事にした。
なんと俺以外の全員がお風呂に行くそうだ。
まぁ…デカい風呂場だから問題ないか。
しばらくは風呂場からきゃっきゃっと騒ぐ声とバシャバシャと水を掛け合っている音が聞こえてきた。
あれだけ歩いて食べたのにまだ遊ぶ元気があるとは…すごいな(笑)
「ふぅ~気持ちよかったぴょん~そして勝利したぴょん!」
「次は負けませんよ~!」
「リリオネさん、クアリスちゃん、今度は三人で協力し合いましょう!」
「キュイ!「はい!」」
「それはずるいぴょん!?二人ずつにするぴょん!」
「では後でじゃんけんしましょうか」
「分かったぴょん!」
そんな会話が聞こえ、お風呂場の扉が開く。
パジャマに着替えた三人と一匹が出てきた。
「声が聞こえたけどなんの勝負してたんだ?」
「水の掛け合い合戦ぴょん!私が勝ったぴょん!」
と腰に手を当てドヤ顔でラビが言う。
予想はしていたがやはりか(笑)
「それにしても長く入ってたから暑かっただろ?«微風(ライト・ウィング)»」
「「「涼しいです(ぴょん!)!」」」「キュゥ~」
涼んでいるとチサが何か閃き、キッチンにあった少し深めの小皿を持ってきた。
「«氷の結晶(アイス・クリスタル)»」
そうチサが唱えると小皿に細かくなった氷が盛られる。
「かき氷だな」
「そうです!マスター。後はここにこれを乗せて…完成です!」
とチサは言い予め用意してあった苺の様な味の果物で作ったジャムを乗せる。
「美味しそうぴょん」
とラビは目をキラキラさせている。
「師匠…ふわふわのキラキラな食べ物が…ありますよ!」
とリリオネはかき氷が乗った皿を手に持ち色々な方向から眺める。
「キュイ!キュイ!」
クアリスは早く頂戴と手足をバタバタさせる。
めっちゃ可愛いぞ!
「クアリスちゃん慌てないでください、ちゃんと渡しますから(笑)」
そう言ってチサはかき氷の乗った皿を行き渡らせる。
「マスターの故郷の“かき氷”です!」
「食べるぴょん!パク…ん゛~~美味しぴょ~ん!」
「ふわふわで冷たくて甘くて、不思議なんですけどすっごく美味しいです!師匠!」
「キュイ!キュイ!」
「頭がーーキーンってきたぴょん~!」
勢い良く食べ過ぎてラビはキーンと来たようだ。
確か─アイスクリーム頭痛だったな。
「キュ……キュイ~~」
クアリスが頭を押さえて目をぐっと閉じ鳴いている。クアリスも起きたな(笑)
「じゃあ俺は風呂に入ってくるから、その後食べるよチサ。」
俺がそう言うとチサは“行ってらっしゃいませ”と答えまた皆と話しながら食べ始めた。
その後───。
俺が風呂に入って出てくると何故か俺のベッドでリリオネ達が寝ていた…(笑)
「全く…部屋を間違えたのか?」
仕方ない─ソファーで寝るとするか。
まぁ…流石にベッドには劣るが、いつものベッドより柔らかいから文句をつけるとバチが当たりそうだけどな(笑)
リビングに戻るとチサが作ったかき氷を食べてから眠った。
かき氷は美味かった──。
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