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二章 二度目の人生
88【黒魔法のクローディス家】
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侯爵家がそのようなことをしなければ、癒しの能力を受け継ぐ人は大勢いたのでは……。そして、他の人たちも魔力を失うことはなかった。
「能力を持った人が……もっと多くいれば……」
【何が、とは言いたくないがこれまでに救えたものが多くあっただろう。当時は魔物による被害も多ければ、病気や怪我の治療も今より遅れていたからな。それまでしてきた事の大きさを考えれば、人生を変えられてしまった人間は大勢いたはずだ】
「どう……したら……」
「それはお前が考えることではない」
お父様も話を聞いて動揺しているはずなのに、私を真っ直ぐ見たままその瞳が揺れることはなかった。
【気になることといえば、私が知る限りでは当時の侯爵家は皇家と懇意にしていたはずだ。都合の悪い人間、か。考えたくもないな。それが今や侯爵家は皇家に目の敵にされているとは】
「……あいつらのことはどうでもいい」
「レオ、仮にも忠誠を誓った……いや、誓ってないか。まぁ、今の皇家と六家は互いに牽……こほん。あまり仲が良くないのは事実だからな」
皇家、か。
フレイアさんが目的としていたのはソフィアを皇太子妃にすることだと言っていたけれど、今となっては本当にそれだけなのかも怪しい。
「シアに起きたことが、その消えたはずの傍系がしてきたことと同じ……ということなんだな?」
【あぁ。同じだと判断したのは使われているのが黒魔法だからだ】
「なんだ……? 黒魔法だと……?」
【簡単に言えば、魔物の魔力と自身の魔力を掛け合わせて黒魔力を生成することだ。黒魔力となってしまえば気が付ける者はほとんどいない。この子のことも直接見て確信が持てたからな】
黒魔法などという言葉は初めて聞いた。それはお父様も公爵様も同じだったらしく驚いている。
「黒魔法だの黒魔力だの……そんなものは聞いたことがない」
【当たり前だ、そんなもの知られている方がまずい。魔物の黒く穢れた魔力から生成されたものだから黒魔力、それを生成する魔法を黒魔法と呼んでいたのがその傍系だ。黒魔法を唯一使えたのがコンフォート侯爵家の傍系――、クローディス家だ】
「クローディス……? 知らないな」
現当主であるお父様でも知らない家門を私が知っているわけがないのだけれど、十八歳になってもクローディスという名の家門は聞いたことがない。
【明るみにならないよう、全ての痕跡が消されたはずだ】
「なぁ、デオン。レオでさえ知らないことをなぜお前がそこまで知っているんだ?」
【何百年も生きていれば聖獣の知り合いがいてもおかしくないだろ? この目で見てきたこともあれば、そいつらから聞いた話もある】
「まじか……デオン、なぜ今までその話をしなかった?」
【なぜする必要が? そもそもそんな話をする機会もなかっただろう】
「それでも――、いや……」
公爵様はそれでも話してほしかった、と言いたかったんだろう。でもそれを言ってしまえばデオンさんを責めているように聞こえかねない。そもそも、人と魔獣では価値観が違う。相手のために自分だったら話していた、というのは人間の考えでしかない。
こうして話をしてくれるだけでも感謝しなければいけない。
「あの、デオンさん。そのクローディス家とはどのような家門だったのですか? 自身の魔力を使ったというのは、クローディス家の人たちの魔力に特別な何かがあったのでしょうか? でもそれだとコンフォートの……魔力は……」
【いや、魔力ではなく魔法陣の方だ。だからコンフォートの魔力は関係ないから安心したらいい。……そういえば、クローディス家の者たちは薬学に精通していたな】
え……?
【植物についても詳しかったことは覚えている。それに黒魔力を生成できるぐらいだから魔力の扱い方も他家よりも優れていた。それに、魔物に対する好奇心――、とでも言うのか? あれもひどいものだった。まぁ、だからこそ黒魔法などというものに手を出したんだろうが】
薬学に、植物……?
【クローディス家に与えられた土地は小さかったが、薬草を多種多様に育てていたぞ。まぁ、全て燃やされてしまったがな】
たったこれだけの話を聞いて頭に浮かんでしまう人物がいるのは私だけだろう。
ソフィアの母親であるフレイアさんだ。
フレイアさんはソフィアは侯爵家の血筋だと間違いなく言っていた。そして"領地で薬草が"という話も。
そして何より、私へしたこととデオンさんから聞いた話。
そこから考えられるのは、フレイアさんはクローディス家と何かしらの関係があるのではないかということ。考えたくはないが、クローディス家の生き残りなのでは――、と。
そう考えれば、ソフィアが侯爵家の血筋だと言ったことと話が繋がってしまう。ただ、ソフィアの瞳が金色だということに疑問が残ってしまう。二百年以上前から存在していた傍系に、金色の瞳を持った子どもが生まれるのだろうか、と。
私はソフィアのあの純粋で綺麗な金色の瞳は本物だと思っている。私たちと同じ、疑いようのない金色の瞳。
疑われるということがどれだけ傷付つくことなのか私は身を持って知っているから、ソフィアの瞳そのものに疑念を持ったわけではない。
なら、何に疑念がうまれたのか。
それは私たちの知らない、お父様でさえ把握していない侯爵家の血筋がいるのでは? ということだ。
ソフィアの父親か祖父なのか、それともフレイアさん自身なのか……それはまだわからないけれど、確実に近しい血縁者のはずだ。
侯爵家にそういった人がいないか調べることを私ができない、かな――。そうすれば、そこからソフィアたちにたどり着くことができるのでは……?
こんなこと、私の考えすぎかもしれないけれど。
このことを今ここでお父様たちに話すべきなのか一瞬だけ悩んでしまった。でも、まだ会ってもいない人たちのことをどう説明すれば信じてもらえるのか考え、口には出せなかった。
「シア――? 何をそれほど考え込んでいるんだ?」
お父様に声をかけられてハッとした。トワラさんも、公爵様もみんな私の方を見ていた。
「私には話せないことか?」
「いえ、ただ……少し時間が欲しいです」
「そうか、わかった」
フレイアさんのことはまだここでは話せないけれど、そこに繋がる手がかりがあるかもしれないならクローディス家のことについて他にも聞いてみた方がいい。
「デオンさん、クローディス家の人は本当に一人もいないのでしょうか……? それと、その土地は今はどうなっていますか?」
【私の知る限りではいないはずだ。それと、その土地はもう侯爵家とは何の関係もなくなっているんだ。あの辺りはすっかり変わってしまってクローディス家に関するものは何も残っていないはずだ】
「そう、ですか……教えていただいてありがとうございます」
私たちよりも詳しいデオンさんも知らないし、その土地にも手がかりがなさそうということに先行きが不安になる。フレイアさんまで辿り着くのは少し時間がかかってしまうかもしれない。
「能力を持った人が……もっと多くいれば……」
【何が、とは言いたくないがこれまでに救えたものが多くあっただろう。当時は魔物による被害も多ければ、病気や怪我の治療も今より遅れていたからな。それまでしてきた事の大きさを考えれば、人生を変えられてしまった人間は大勢いたはずだ】
「どう……したら……」
「それはお前が考えることではない」
お父様も話を聞いて動揺しているはずなのに、私を真っ直ぐ見たままその瞳が揺れることはなかった。
【気になることといえば、私が知る限りでは当時の侯爵家は皇家と懇意にしていたはずだ。都合の悪い人間、か。考えたくもないな。それが今や侯爵家は皇家に目の敵にされているとは】
「……あいつらのことはどうでもいい」
「レオ、仮にも忠誠を誓った……いや、誓ってないか。まぁ、今の皇家と六家は互いに牽……こほん。あまり仲が良くないのは事実だからな」
皇家、か。
フレイアさんが目的としていたのはソフィアを皇太子妃にすることだと言っていたけれど、今となっては本当にそれだけなのかも怪しい。
「シアに起きたことが、その消えたはずの傍系がしてきたことと同じ……ということなんだな?」
【あぁ。同じだと判断したのは使われているのが黒魔法だからだ】
「なんだ……? 黒魔法だと……?」
【簡単に言えば、魔物の魔力と自身の魔力を掛け合わせて黒魔力を生成することだ。黒魔力となってしまえば気が付ける者はほとんどいない。この子のことも直接見て確信が持てたからな】
黒魔法などという言葉は初めて聞いた。それはお父様も公爵様も同じだったらしく驚いている。
「黒魔法だの黒魔力だの……そんなものは聞いたことがない」
【当たり前だ、そんなもの知られている方がまずい。魔物の黒く穢れた魔力から生成されたものだから黒魔力、それを生成する魔法を黒魔法と呼んでいたのがその傍系だ。黒魔法を唯一使えたのがコンフォート侯爵家の傍系――、クローディス家だ】
「クローディス……? 知らないな」
現当主であるお父様でも知らない家門を私が知っているわけがないのだけれど、十八歳になってもクローディスという名の家門は聞いたことがない。
【明るみにならないよう、全ての痕跡が消されたはずだ】
「なぁ、デオン。レオでさえ知らないことをなぜお前がそこまで知っているんだ?」
【何百年も生きていれば聖獣の知り合いがいてもおかしくないだろ? この目で見てきたこともあれば、そいつらから聞いた話もある】
「まじか……デオン、なぜ今までその話をしなかった?」
【なぜする必要が? そもそもそんな話をする機会もなかっただろう】
「それでも――、いや……」
公爵様はそれでも話してほしかった、と言いたかったんだろう。でもそれを言ってしまえばデオンさんを責めているように聞こえかねない。そもそも、人と魔獣では価値観が違う。相手のために自分だったら話していた、というのは人間の考えでしかない。
こうして話をしてくれるだけでも感謝しなければいけない。
「あの、デオンさん。そのクローディス家とはどのような家門だったのですか? 自身の魔力を使ったというのは、クローディス家の人たちの魔力に特別な何かがあったのでしょうか? でもそれだとコンフォートの……魔力は……」
【いや、魔力ではなく魔法陣の方だ。だからコンフォートの魔力は関係ないから安心したらいい。……そういえば、クローディス家の者たちは薬学に精通していたな】
え……?
【植物についても詳しかったことは覚えている。それに黒魔力を生成できるぐらいだから魔力の扱い方も他家よりも優れていた。それに、魔物に対する好奇心――、とでも言うのか? あれもひどいものだった。まぁ、だからこそ黒魔法などというものに手を出したんだろうが】
薬学に、植物……?
【クローディス家に与えられた土地は小さかったが、薬草を多種多様に育てていたぞ。まぁ、全て燃やされてしまったがな】
たったこれだけの話を聞いて頭に浮かんでしまう人物がいるのは私だけだろう。
ソフィアの母親であるフレイアさんだ。
フレイアさんはソフィアは侯爵家の血筋だと間違いなく言っていた。そして"領地で薬草が"という話も。
そして何より、私へしたこととデオンさんから聞いた話。
そこから考えられるのは、フレイアさんはクローディス家と何かしらの関係があるのではないかということ。考えたくはないが、クローディス家の生き残りなのでは――、と。
そう考えれば、ソフィアが侯爵家の血筋だと言ったことと話が繋がってしまう。ただ、ソフィアの瞳が金色だということに疑問が残ってしまう。二百年以上前から存在していた傍系に、金色の瞳を持った子どもが生まれるのだろうか、と。
私はソフィアのあの純粋で綺麗な金色の瞳は本物だと思っている。私たちと同じ、疑いようのない金色の瞳。
疑われるということがどれだけ傷付つくことなのか私は身を持って知っているから、ソフィアの瞳そのものに疑念を持ったわけではない。
なら、何に疑念がうまれたのか。
それは私たちの知らない、お父様でさえ把握していない侯爵家の血筋がいるのでは? ということだ。
ソフィアの父親か祖父なのか、それともフレイアさん自身なのか……それはまだわからないけれど、確実に近しい血縁者のはずだ。
侯爵家にそういった人がいないか調べることを私ができない、かな――。そうすれば、そこからソフィアたちにたどり着くことができるのでは……?
こんなこと、私の考えすぎかもしれないけれど。
このことを今ここでお父様たちに話すべきなのか一瞬だけ悩んでしまった。でも、まだ会ってもいない人たちのことをどう説明すれば信じてもらえるのか考え、口には出せなかった。
「シア――? 何をそれほど考え込んでいるんだ?」
お父様に声をかけられてハッとした。トワラさんも、公爵様もみんな私の方を見ていた。
「私には話せないことか?」
「いえ、ただ……少し時間が欲しいです」
「そうか、わかった」
フレイアさんのことはまだここでは話せないけれど、そこに繋がる手がかりがあるかもしれないならクローディス家のことについて他にも聞いてみた方がいい。
「デオンさん、クローディス家の人は本当に一人もいないのでしょうか……? それと、その土地は今はどうなっていますか?」
【私の知る限りではいないはずだ。それと、その土地はもう侯爵家とは何の関係もなくなっているんだ。あの辺りはすっかり変わってしまってクローディス家に関するものは何も残っていないはずだ】
「そう、ですか……教えていただいてありがとうございます」
私たちよりも詳しいデオンさんも知らないし、その土地にも手がかりがなさそうということに先行きが不安になる。フレイアさんまで辿り着くのは少し時間がかかってしまうかもしれない。
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