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第7章 〜 駆け出す恋人たち 〜
※ 第7章 〜 駆け出す恋人たち 5 〜
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戸塚隼人は、蕩けた表情で自身の肉棒を受け入れる八重樫清美を見つめながら、腰をゆっくり突き出した。
「あはぁ……挿入って……来たぁ……あぅぅっ……いつもより……硬い……あっ……やん」
ギシギシとモノトーンのベッドが軋む。
目を閉じたまま、スレンダーな身体を仰け反らせて、清美が呻くようにつぶやいた。
はぁぁ、という湿ったため息を聞きながら、眉根を悩ましく寄せる恋人を眺める。
美形の顔立ちであるが、誰もが振り返るような美人ではない。
しかし、隼人には、この顔が好ましく、愛らしいと感じるのであった。
「清美のオ○ンコ、熱い……でも、気持ちよくて……」
「ううう……だってぇ……あああっ、いっぱい入ってきたぁ……」
いきり立った怒張が、ヌチャリと粘っこい音を響かせながらズブズブと押し入っていく。
投げ出していた清美の手が、シーツをギュッと握りしめ、ベッドに官能的な影を作る。
まるで引き入れるかのように膣肉に絡め取られた男根は、ゆっくりと子宮奥へ分け入っていく。それに呼応するように清美は自らの淫体をくねらせるのであった。
肉筒が根本まで挿入されると、お互いの股間が触れた。膣口から溢れる愛液が隼人の陰毛を濡らし、清美が満足げに大きく艶息をついた。
「あんんんんっ!! ……ぜ、全部挿入った……あんっ、おっきく……膨らんでるぅ」
「今日もすごくエッチな顔だ、清美」
「好きな人の前で、裸になって……エッチになるのは自然でしょ? ……あああっ! ず、ズルいよっ、そこぉっ……あくぅっ!!」
亀頭が最奥に達すると、ぐい、と腰をさらに押し出して、男根をめり込ませる。清美は華奢だが魅惑的な身体を躍らせ、ひときわ大きく喘いだ。
子宮奥は彼女の快感ポイントの一つであった。快楽で波打つ牝の柔肌から、ねっとりとした汗が飛び散る。部屋は愉悦の熱気に満ちており、隼人の身体からも汗が滴り落ちる。
清美が迎え入れるように両手を広げた。密着してグラインドして欲しいのだ。彼女はお互いの心身で対話する緩やかで優しいセックスが好みであった。
隼人が覆いかぶさると、すかさず細く肉付きの良い腕が背中にまわり、ギュッと抱きしめられる。汗まみれの肌が重なったが、不快感はない。
しっとりとした清美の髪に顔を埋めると、隼人の耳に喘いだ息を吹きかけながら、彼女が囁く。
「だって……だって……私、いっぱい頑張ったんだよ……」
「……知ってる。清美が悩んでたこと……迷いながら決断したこと……前に踏み出したこと。俺、ずっとそばで見てた」
「うん……だから、隼人くんに……大切な人に……いっぱい愛してもらう」
ちゅぅぅっ、と音を立てて清美の唇が隼人の頬に吸い付いた。ちゅぱっと唇が離れると、お返しに短いキスを返す。
押し当てた腰を引き、再び押し入る。耳元に艷やかな吐息を感じながら「の」を書くように腰をうねるように動かして膣内をかき混ぜる。
投げ出されていた清美のしなやかな足が、するりと隼人の腰に絡まった。もっと動かして欲しい、という清美の無言の意思表示であった。
『身体の会話』を重ねながら、グラインドのペースを少しずつ早めていく。亀頭に媚肉の絡まる感触や子宮口の柔らかで包まれるような感触に、隼人の身体の奥底から熱く心地よい快感が拡がる。
にちゅっ……ずちゅっ……ずずっ……ずぶちゅっ。
「あっ、あっ、ああっ……んっ、んんんっ、あぅぅぅっ……気持ち……あぅぅっ……いいっ」
「清美の腟内……あったかくて……チ○コがふやけそうなくらい……ぐじゅぐちゅだ……あああ」
しだいに背中に回った腕と絡まった足に力が入り、腰を押し入れるたびにグイグイと締め上げてきた。
腟内を肉棒が泳ぎ回るようなストロークで、上に下に、そして円を描くように腰を動かし続ける。
ずっ、ずっ、ずずっ……ずちゅっ……ずちゅっ。
「もっと、もっとちょうだい……隼人くぅん……あううっ、はうぅぅっ……身体が隼人くんを……欲しがってるの……んくぅっ」
「俺……君にそう言われて……嬉しくて……すごく感じるっ」
「今はいっしょに……いっしょに気持ちよくなることで頭いっぱいにしたい……あああん!!」
ぐるん、と円を描くように腰を回しながら押し出したので、亀頭が子宮口の肉壁をなぞるようにめり込んだ。
快感ポイントをいつもと違った圧迫を受けて、清美の腰は快感でビクンビクンと跳ね回った。
顔を横に向けると、目を閉じたまま恍惚とした表情で隼人を受け入れている、牝の本能をむき出しにした恋人の横顔が見える。
前例のない組織、しかも所長という地位に大抜擢された清美。同じ職場でナンバー2というべき隼人には想像もつかない重圧がのしかかってくるのは容易に想像できた。
就任までの葛藤や決断の過程も、彼女のそばで見ていた。必要であれは手を貸して、寄り添った。安っぽい打算など、微塵もないしそんなことが出来る隼人ではなかった。
ただ、清美の愛らしい笑顔をたくさん見たい、そして彼女が充実した生活を送ることを応援したいと強く願っていただけである。
自分に出来ることなど限られているのは、隼人自身がよくわかっている。しかし、限られた中で、彼女のために尽くしていきたい。
今は、一人の恋人として、自分自身の愛情を、男根を通じて注ぐだけだ。
ずちゅっずちゅっ……ずちゅっ……ずちゅっずちゅっ……ずちゅっ。
にちゃっ、にちゃっ……ぱちゅぱちゅん。
「ひあぁぁっ!! ……奥が当たって……んふぅっ!! ……ああんっ、あああっ!!」
「くぅぅぅっ……清美っ……すごい締まるっ」
背中に清美の指が食い込み、腰に巻き付いた足の力が強くなる。腰がビクビクと波打ち、膣肉が肉棒から精を搾り取ろうと絡まり蠢く。
硬く膨らんだペニスに更に血液が流入し、無意識にグラインドが早く深く強くなっていくのであった。
「あはぁ……挿入って……来たぁ……あぅぅっ……いつもより……硬い……あっ……やん」
ギシギシとモノトーンのベッドが軋む。
目を閉じたまま、スレンダーな身体を仰け反らせて、清美が呻くようにつぶやいた。
はぁぁ、という湿ったため息を聞きながら、眉根を悩ましく寄せる恋人を眺める。
美形の顔立ちであるが、誰もが振り返るような美人ではない。
しかし、隼人には、この顔が好ましく、愛らしいと感じるのであった。
「清美のオ○ンコ、熱い……でも、気持ちよくて……」
「ううう……だってぇ……あああっ、いっぱい入ってきたぁ……」
いきり立った怒張が、ヌチャリと粘っこい音を響かせながらズブズブと押し入っていく。
投げ出していた清美の手が、シーツをギュッと握りしめ、ベッドに官能的な影を作る。
まるで引き入れるかのように膣肉に絡め取られた男根は、ゆっくりと子宮奥へ分け入っていく。それに呼応するように清美は自らの淫体をくねらせるのであった。
肉筒が根本まで挿入されると、お互いの股間が触れた。膣口から溢れる愛液が隼人の陰毛を濡らし、清美が満足げに大きく艶息をついた。
「あんんんんっ!! ……ぜ、全部挿入った……あんっ、おっきく……膨らんでるぅ」
「今日もすごくエッチな顔だ、清美」
「好きな人の前で、裸になって……エッチになるのは自然でしょ? ……あああっ! ず、ズルいよっ、そこぉっ……あくぅっ!!」
亀頭が最奥に達すると、ぐい、と腰をさらに押し出して、男根をめり込ませる。清美は華奢だが魅惑的な身体を躍らせ、ひときわ大きく喘いだ。
子宮奥は彼女の快感ポイントの一つであった。快楽で波打つ牝の柔肌から、ねっとりとした汗が飛び散る。部屋は愉悦の熱気に満ちており、隼人の身体からも汗が滴り落ちる。
清美が迎え入れるように両手を広げた。密着してグラインドして欲しいのだ。彼女はお互いの心身で対話する緩やかで優しいセックスが好みであった。
隼人が覆いかぶさると、すかさず細く肉付きの良い腕が背中にまわり、ギュッと抱きしめられる。汗まみれの肌が重なったが、不快感はない。
しっとりとした清美の髪に顔を埋めると、隼人の耳に喘いだ息を吹きかけながら、彼女が囁く。
「だって……だって……私、いっぱい頑張ったんだよ……」
「……知ってる。清美が悩んでたこと……迷いながら決断したこと……前に踏み出したこと。俺、ずっとそばで見てた」
「うん……だから、隼人くんに……大切な人に……いっぱい愛してもらう」
ちゅぅぅっ、と音を立てて清美の唇が隼人の頬に吸い付いた。ちゅぱっと唇が離れると、お返しに短いキスを返す。
押し当てた腰を引き、再び押し入る。耳元に艷やかな吐息を感じながら「の」を書くように腰をうねるように動かして膣内をかき混ぜる。
投げ出されていた清美のしなやかな足が、するりと隼人の腰に絡まった。もっと動かして欲しい、という清美の無言の意思表示であった。
『身体の会話』を重ねながら、グラインドのペースを少しずつ早めていく。亀頭に媚肉の絡まる感触や子宮口の柔らかで包まれるような感触に、隼人の身体の奥底から熱く心地よい快感が拡がる。
にちゅっ……ずちゅっ……ずずっ……ずぶちゅっ。
「あっ、あっ、ああっ……んっ、んんんっ、あぅぅぅっ……気持ち……あぅぅっ……いいっ」
「清美の腟内……あったかくて……チ○コがふやけそうなくらい……ぐじゅぐちゅだ……あああ」
しだいに背中に回った腕と絡まった足に力が入り、腰を押し入れるたびにグイグイと締め上げてきた。
腟内を肉棒が泳ぎ回るようなストロークで、上に下に、そして円を描くように腰を動かし続ける。
ずっ、ずっ、ずずっ……ずちゅっ……ずちゅっ。
「もっと、もっとちょうだい……隼人くぅん……あううっ、はうぅぅっ……身体が隼人くんを……欲しがってるの……んくぅっ」
「俺……君にそう言われて……嬉しくて……すごく感じるっ」
「今はいっしょに……いっしょに気持ちよくなることで頭いっぱいにしたい……あああん!!」
ぐるん、と円を描くように腰を回しながら押し出したので、亀頭が子宮口の肉壁をなぞるようにめり込んだ。
快感ポイントをいつもと違った圧迫を受けて、清美の腰は快感でビクンビクンと跳ね回った。
顔を横に向けると、目を閉じたまま恍惚とした表情で隼人を受け入れている、牝の本能をむき出しにした恋人の横顔が見える。
前例のない組織、しかも所長という地位に大抜擢された清美。同じ職場でナンバー2というべき隼人には想像もつかない重圧がのしかかってくるのは容易に想像できた。
就任までの葛藤や決断の過程も、彼女のそばで見ていた。必要であれは手を貸して、寄り添った。安っぽい打算など、微塵もないしそんなことが出来る隼人ではなかった。
ただ、清美の愛らしい笑顔をたくさん見たい、そして彼女が充実した生活を送ることを応援したいと強く願っていただけである。
自分に出来ることなど限られているのは、隼人自身がよくわかっている。しかし、限られた中で、彼女のために尽くしていきたい。
今は、一人の恋人として、自分自身の愛情を、男根を通じて注ぐだけだ。
ずちゅっずちゅっ……ずちゅっ……ずちゅっずちゅっ……ずちゅっ。
にちゃっ、にちゃっ……ぱちゅぱちゅん。
「ひあぁぁっ!! ……奥が当たって……んふぅっ!! ……ああんっ、あああっ!!」
「くぅぅぅっ……清美っ……すごい締まるっ」
背中に清美の指が食い込み、腰に巻き付いた足の力が強くなる。腰がビクビクと波打ち、膣肉が肉棒から精を搾り取ろうと絡まり蠢く。
硬く膨らんだペニスに更に血液が流入し、無意識にグラインドが早く深く強くなっていくのであった。
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