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第6章 〜 重なり合う艶華(つやばな)たち 〜

※ 第6章 〜 重なり合う艶華たち 4 〜

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 佳苗の淫らな身体を文字通り『しゃぶり尽くしている』清美は、彼女の敏感なところは、いくらでも知っている。
 乳首はもっとも感じるところの一つと言っていい。
 この娘の敏感な乳首を甘噛みして、初めてイカせたのはいつだっただろう。豊満な乳房を捏ね回しながら、甘噛みし、吸い、舐め回す。

「あっはぁぁぁぁぁっ!!!! しゅごい、ヨミィっ!!!!! おっぱいだけなのにっ……うにゃぁぁぁぁっ……ふにゃぁぁぁぁ……あっあっあっあっ……はあぁぁぁ!!!!……あっ!!!! あぐぅっ!!!!」

 カチカチの乳首を口に含み、ふにふにと甘噛みすると、たまらず佳苗は淫らな叫びを上げ、大きく身体を痙攣させた。清美が愛撫を止めると、荒い吐息で腰をビクンビクンとうねらせながら、絶頂の強張りが少しずつ解かれていく。

「あらら、お胸でイッちゃったね……黙ってイッちゃうなんて、いけない猫ちゃん……」

 清美はちゅぷりと乳首から唇を外すと、佳苗のグレーシュの髪を愛おしそうに撫で、おでこ、喉元、頬にチュッチュと味わうようにキスをしてから、深く唇を吸った。そのたびに牝猫は甘美な嬌声をあげて身体をうねらせる。 
 荒い息を付きながら、牝猫と化した佳苗は舐めまわっている愛する親友に声をかける。

「……よ……ヨミィ……と、戸塚くん……そろそろ……」

「大丈夫よ、結構酔ってたし、しばらく外で酔いを醒ましているわよ……それに……」

 少し赤らんだ清美の手が、ルームウェアのズボンにそっと入り込む。びちょびちょのパンティに指が触れると、ビクビクッと佳苗は打ち震えた。

「こんなにびっちょりなのに、おしまいにしちゃうの?」

 牝猫はイヤイヤをして、愛撫の続行をねだった。目が合うと清美はにっこりと微笑んで佳苗のルームウェアをスルスルと脱がせると、ブラジャーと同色のレモンイエローのパンティが現れた。
 ブラジャーと違うのは、シミが出来て秘所の部分の色がレモンイエローから濃いハニーイエローに変色していることである。
 にんまりとした清美は、濡れそぼった佳苗の女陰を、パンティ越しに撫で回す。
 嬌声を上げた牝猫の蜜壺から愛液がどぷどぷと溢れ、びしょ濡れの下着から滲み出て、早くも床に淫ら汁溜まりを作った。

「私……久しぶりにカナのエッチ顔見てたら……止まらなくなっちゃった……あなた下着上下お揃いだし……今日、シたかったんでしょ?」

「うん……ヨミィ、だぁいしゅき……」

 清美は粘液でてらてらと光る手を佳苗に見せながら、淫靡な笑みを浮かべると、唇を吸って、舌を絡めた。ねっとりした唾液を交換すると、フェロモンが溶けたような甘い香りと味がする。

 くちゅっ、ちゅっ、ちゅぱっ、ちゅちゅちゅっ。

 濃厚な口づけをしながら、清美の左手は乳房と乳首を捏ね回し、右手は濡れきった下着を手慣れた手つきでずらし始めると、佳苗が腰を浮かして、自分でパンティをずらし始めた。

「よ……ヨミィ……き、今日は……すごい気持ちいいにゃぁ……ああっ、我慢できない……おま○こ、さわってほしい……」

 佳苗がびしょ濡れたハニーイエローのパンティを脱ぎ捨てると、清美の前に丁寧に手入れされた陰毛と、薄いピンク色の肉ひだが、女汁に浸されて鈍い光を放っていた。
 磁石に惹かれるように、ぬるぬるとした蜜壺の入り口を撫で回し、内ももを指の腹のフェザータッチでツツツと這わせる。

「ひにゃん!!!  き、気持ちいい……いいの……早く……早く触って……ヨミィのいじわるぅ……」

 焦らされて、息も絶え絶えとなった佳苗は、猫のように手を折り曲げてポスッと清美の肩を叩いた。
 叩かれた清美は苦笑いしながら、胸、脇、おへその順についばむようなキスを浴びせ、徐々に愛撫を下半身に集めていく。
 太ももにキスの雨が迫ると、キスの音が愛液を吸い取る音に変わった。佳苗の部屋に卑猥なバキューム音が響く。

 じゅぶっ、じゅるるるっ、じゅじゅじゅっ。

「あああっ……す、すごい音っ……にゃん、はずかしいっ……いやぁぁぁ……」

 いやらしい音に感じているのか、吸ったそばから、泉のように愛液がごぽごぽと溢れ出る。
 粘液にまみれた女唇のひだを、舌先でなぞるように舐めあげると、佳苗は腰をグラインドさせて身悶えた。

「あひぃっ!!!! な、舐めてもらうと……頭が真っ白になりそぉっ……なんでこんなに気持ちいいにゃぁ……あああんっ」

「まだ、大事な所、舐めてないわよ……さあ、もっと気持ちよくしてあげるね……」

 舌先で肉のひだを分け入り、怒張した女核をノックすると、膣口から乳白色の淫液がごぼっと噴き出し、牝猫は感電したかのように腰を突き出した。

「にゃあぁぁぁぁぁっ!!! く、クリ……クリをちょっと触られただけなのに……あああっ……はぁぁぁぁぁっ!!! ……あんあんあん……うくぅぅっ!!」

 愛液と唾液をたっぷり含んだ舌先で、包皮をめくりあげると、クリトリスを引っ張り出すように口で吸い出しつつ、舌で絡め取った。
 怒張した女の芽が、清美の舌に包まれて脈動する。唾液たっぷりの口で敏感な肉アンテナを含みながら、舌で左右にレロレロとスライドさせる。

(カナはこれ、すごく感じるのよね……)

 予想通り、佳苗は大きく仰け反り、膣口から淫らな粘液をぶじゅぶじゅとまき散らした。
 フェロモンが溶けた汗にまみれた牝猫の身体が卑猥にうねると、部屋の明かりに照らされて、見事なボディラインに淫靡な影を作る。

「はぁぁぁぁっ……気持ちいいっ……もっと、もっと……めちゃくちゃにしてほしいにゃあ……」

 ちゅぷちゅぷちゅぷっ、はふはふはふっ、れろれろっ、ちゅちゅっ。

「あああっ!!!!!  それ、それすごいぃぃぃぃっ!!!! また……またイッちゃうよぅ……うにゃぁぁぁぁっ……ヨミィ、ヨミィっ!!!!……はぁぁぁぁぁぁっ!!!!」

 佳苗は再び腰を緊張させ、愛液を泉のようにどぷりどぷりと噴き出しながら、イヤイヤをしながら身をよじり、うねらせ、波打たせた。
 清美は悶え狂う愛する牝猫の身体を愛おしいかのように、激しく波打つ身体の動きに合わせて、舌で、口で、手で絶え間ない文字通りの『愛撫』を続けると、ついに佳苗は感電したかのように腰を突き上げた。

「あはぁっ!!!!!  イクイクイクっ!!!!  ……ふにゅうぅぅぅぅっ!!!!  ……はぁぁぁぁぁぁっ!!!!! ……もうっ、もう……あああああっ!!! ……ダメぇっ!!!! ……イクっ、イクぅぅぅぅぅぅぅっ!!!!!」

 大きく痙攣を繰り返した後、腰を跳ね上げて、佳苗の身体はストンと落ちた。
 泳いでいた虚ろな目が閉じられると、荒い息を付きながらゴロゴロと喉を鳴らして、満足げな笑みを浮かべる。

「ふっ……ふっ……んはぁっ……んんんっ……あぁ……まだ、ピクピクするぅ……え、ヨミィ?」

 脱力して股が大開きとなり、秘所丸出しとなった佳苗の股間。
 清美はぬめぬめとした女唇を撫で回し、牝猫の耳元で淫靡に囁く。

「まだまだ……ここも気持ちよくしてあげる……」

 悦楽で強張った膣口に中指押し当てると、くにくにとほぐしはじた。
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