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第 1 章 〜 侍(はべ)る人妻 〜

※ 第 1 章 〜 侍る人妻 4 〜

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「ご、ごめんね、隼人くん……」

「……いいんだ。気持ちよかった証拠じゃないか。嬉しいよ」

(ああ、隼人くんの顔に、出しちゃった……)

 そう思いつつ、かおりは右手で、自分の唾液と粘液にまみれた隼人のペニスをゆっくりしごき始めた。まだ身体の奥底が沸騰したように熱く収縮している。快感の波にのまれて、潮を吹いてしまった。

 いや、『吹けるようになった』という方が正しい。
 
 一週間前、かおりは夫も息子も出かけた後の誰もいない自宅でオナニーし、初めて『潮を吹いた』のだった。
 夫以外の男性とのセックスを経験したことで、俄然、性の興味が湧いてきた。かおりはテキパキと主婦業をこなす一方で、性に関する情報を仕入れては、自分の感じるところやテクニックを『開発』していた。そんな中で、潮を吹いてしまったのである。
 その日……疼いた身体を鎮めるために、誰もいない自宅のリビングのソファに全裸で寝転んだかおりは、見つけたばかりの自分のGスポットを刺激していた。
 ただ、その日はいつもと違って『何か波のようなもの』が身体の中から湧いてきたのだった。少し怖かったが、性欲と好奇心が勝り、そのまま指で膣壁を愛撫し続けた。
 すると子宮が熱く疼き、波はどんどん大きく広がった。愛液まみれの指で、自分の中の膣壁をかき出すように撫でてみると、絶頂の快感とともに大量の白濁液を噴出してしまった。
 白濁液まみれになったソファを見て「失禁したか」と驚いたかおりだったが、スマホで調べると『潮吹き』だとわかり、新たな性の領域を『開拓』出来たこと達成感と女の悦びを感じ、一人満足したのだった。

 快楽のもやに支配されて、意識がぼぅっするが、次に欲しいものは決まっている。かおりは濡れた声で隼人におねだりした。

「ねぇ……今度こそ、指じゃなくてオチ◯チンを挿れてほしいの……いじわるしないで……」

 隼人の剛棒を丁寧に手でしごきながら、カウパー液にと唾液にまみれた亀頭をついばむようにキスをする。

「わかった、もういじわるしないよ。四つん這いになって」

「はぁん……嬉しい……」

 かおりはゆっくりと腰を上げて、隼人を迎える体勢になった。まだ、男根が触れてもいないのに、腰がうねって、牝汁をポタポタ垂らす。

 隼人のペニスを身体全体で欲しているのだ。

(早くきて……早く……)

 欲望の虜になったかおりが、じれったく腰を振る。隼人は弾力のある臀部を優しく手で掴みながら、そそり勃った肉柱をかおりの秘部にあてがい、ずぶずぶと侵入する。

「うぐぅぅっ!!!  これが欲しかったのっ……あああっ!!!  気持ちいぃぃぃっ!!!!」

「あああっ、かおりちゃん……めちゃくちゃ気持ちいい……」

 みっしりとした媚肉が、隼人の逸物を絡め取る。かおりはためらくことなく、腰を押し付けて隼人のペニスを根元まで子宮の奥に埋め込んだ。爆発するような熱い快感が、かおりの下腹部を満たした。

「ああん、奥まで入ってるぅ……いいっ、いいよっ」

 隼人はそのまま、ぬちゃぬちゃと男根を動かし始めた。隼人の動きに合わせてかおりの腰も波打つように動き、隼人は思わず悦楽のうめき声を発した。

「ううっ、すこく締まる」

 膣道が波打って、隼人の腰が打ち付けられる度に愛液が溢れ出す。
 お互いの腰が呼応して、パンパンと打ち付ける音が部屋中に響き渡った。

「あっ、あっ、ああああっ、奥にあたるぅ!  やん、壊れちゃうよぉっ」

「あっ、くぅぅっ、かおりちゃんっ!!!!」

 かおりの中で隼人の猛り狂う分身が動くたびに、電流のような快感が子宮から脳天を駆け抜ける。だんだんと隼人の動きがスローペースになる代わりに、奥にねじ込むような動きに変わった。陰毛がシャリシャリとこすれる音がした。カチカチの亀頭で子宮口が圧迫されると、頭の中が真っ白になる。

「はぁん、あん、あん、あああん……奥に来ている、すごい来てるぅ、はぁぁぁ……」

 隼人が後ろから覆いかぶさり、かおりの柔らかな双丘を揉みしだきながらペニスを出し入れしている。指が固くなった乳首をコリコリとこね回すと、びくんと背中が跳ね上がる。

「いやぁ……乳首も感じちゃう、ひあああっ!!!!」

 かおりの首筋に隼人の舌がネロネロと這い回る。耳を甘噛みされて、吐息を吹きかけられる。かおりは顔が沸騰するくらい上気していくのを感じた。そして、腰をしゃくりあげて隼人の男根を甘く絞りあげる。

「くぅぅ、かおりちゃん、中で絡みついて、すごく……き、気持ちいいっ」

 隼人の喘ぎ声が、息遣いとともにはっきりと聞こえる。夫以外に好きになった男性を感じていることで、かおりの子宮は激しく疼いた。

「あっ……ああっ……お、奥にずんずん当たっている……すごいっ、すごいよぉっ……」

 暴れまわる砲身に、蜜壺を思い切りかき回される。
 かおりはシーツを握りしめ、昂りまくった意識の中で、淫らな声を上げ続けた。
 隼人の腰の動きが早くなってくる。肉棒がビクビクと痙攣してきた。きっと射精をこらえているに違いない。かおりも限界が近かった。腰をより激しくしゃくりあげて、隼人の精液を漏らすまいと男根をグイグイと締め上げる。

「ああん、隼人くんの熱くて激しい……あううっ、もう、もうイッちゃいそう……あああん!!」

「お、俺も……かおりちゃん、かおりちゃんっ!!!  うぉぉぉっ」

 激しく腰を振り合い、背中越しにキスをする。粘り気を帯びた唾液を交換しながら、隼人の男根はかおりの子宮をえぐるように突きまくった。

(隼人くん、この間より激しい……気持ちよすぎて、もうダメ……)

 隼人がスパートをかけてきた。いきり立つ亀頭に女体の奥を蹂躙され、かおりも一気に快感に上り詰めていく。

「あふぅっ、あああっ……あっあっああああっ、いいっ、い、イク、イッちゃ……ああああっ!!」

「かおりちゃん、きついっ、おおおっ!!」

 隼人は思い切り叫ぶと、ペニスを膣口根元にめり込ませた。
 男根がブルンと脈動すると、大量の精液が噴射されてかおりの子宮に勢いよく広がっていった。

「うぅ、隼人くんのがいっぱい……ん……ん……ふぁ……んっ…ん……」

 中出しの衝撃で、かおりは絶頂の痙攣を十数回繰り返し、荒い息をつきながらベッドに落ちた。
 その表情は男の精を吸い上げて、本能を満足させた牝の淫靡な笑みであった。
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