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第一章 そぼ降る雨のいとこたち
※第五話
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(ついでだ、僕も脱いじゃえ)
ワイシャツとアンダーシャツを脱ぎ捨てた翔太は、そのままスラックスも脱いだ。
あかねも翔太に合わせてスカートを手際よく脱いでいた。
向かい合った二人は、股間の下着以外は身につけていない。
ごくり。
目の前にあらわれた、あかねの艶めいた身体を目の当たりにして、翔太は粘り気のある生唾を飲み込んだ。
身体の奥から淫らな欲望があふれ出て、ボクサーブリーフがいきり立った男根でパンパンに膨らむ。
「あぁ……翔ちゃんの身体って、いつ見てもいやらしい……」
「そう言ってるあかねぇちゃんの身体だって、いつ見てもいやらしくて……綺麗だ」
「あら、翔ちゃんにそんな事言われると、キュンってしちゃうよ」
ちょこんとソファに腰掛けたあかねは、上目遣いに翔太を見つめた。
恥ずかしそうなつぶやきとともに、舐めるような視線を全身に感じる。
翔太はソワソワしているあかねの隣に座ると、肩に手を回して引き寄せた。
びくんと反応した肌伝いに、《《雌の火照り》》を感じる。
あん、という声を上げて、恋人である従姉は、従弟の胸元にしなだれかかった。
「あかねぇちゃん、最近、旦那さんと……した?」
「やぁん、なんでそんなこと聞くの?」
あかねがむくれた顔で翔太を見上げる。
結婚指輪を外したら、お互いのことは立ち入らない、というのが暗黙のルールであった。
指輪を外す時は、セックスする時くらいしかないし、だいいち、二人で肌を重ねてる時の気持ちや雰囲気を台無しにしたくない、というお互いの気遣いから出来たものであった。
ただし、やんわりとしたルールなので、あかねがむくれるくらいで済んでいた。
「なんか、肌がすべすべしてる……前にしたときより」
「そうかな……久しぶりに翔ちゃんに会うからだと思う……んんんっ」
翔太はあかねの肩をさすりながら、サラサラとした黒髪に顔をうずめ、アンダーバストを指で撫であげた。
シャンプーと香水、あかね自身の色香が入り混じった匂いで、翔太の身体は刺激に疼いて火照り、海綿体がみるみる充血していく。
数ヶ月前に肌を重ねた時は、少しカサついていて今のように撫でると、少し『ひっかかり』があったのだ。
しかし、今日のあかねの肌は、すべすべとしていて、興奮のためか程よい湿り気を帯びている。
ぷちゅり、ぷちゅっ、ちゅちゅっ。
唾液が混じった音とともに胸元に唇を感じた。
あかねは我慢できなかったのか、すぐそばに来た翔太の身体を味わい始めた。ぴちゃぴちゃと音を立てながら、鎖骨、喉元とついばみつづける。
「ううっ」
翔太は思わず呻いて、あかねの黒髪に顔を深く埋める。
吐息が従姉の耳に触れ、彼女がぴくんと反応する。しかし、それは一瞬で、すぐに口の愛撫に戻った。
そればかりか、股間の屹立を撫で始め、うっとりとしたため息をつく。
「翔ちゃん……感じてる声も、ここも、すごいエッチよ」
「うくぅっ……ひ、久しぶりだから……すげぇ気持ちいい」
翔太の乳首にあかねの唇が触れる。ぞくぞくとした快感が身体に拡がり、火照りが高まっていく。
股間はしなやかな手の絶妙な愛撫を受けて、男根はガチガチに硬化し、ますます充血していく。
(あかねぇちゃん……今日はグイグイくる……)
翔太もあかねの火照った乳房を両手におさめながら、もみくだし、勃起した二つの乳首をつまんでクリクリとこねていく。
びくっ、とあかねの身体が跳ね上がり、翔太の股間を撫でる速度が上がっていく。
翔太は左の乳房から手をあかねの下半身に伸ばすことにした。
くびれた脇腹を経由してむちむちとした内ももに至り、クロッチ付近に指を這わせたあと、膝と内股を手のひらを使って撫で回した。
太ももの付け根に指を運ぶと、びくんびくんとあかねは反応して身悶えする。
あかねの快楽を一気に増幅させようと、左の乳房に顔を寄せ、音を立てて乳首を吸った。
ちゅぷっ、じゅぷちゅっ、ちゅちゅちゅっ。
「あぅぅぅっ!! 感じちゃう、感じちゃうよぉ……」
「乳首がカチカチ……」
「やぁぁぁ……あああ……」
うわ言のように喘ぎ声をあげて、あかねが仰け反る。
両乳首と内ももを責められて、従姉の身体が淫らに波打つ様子を見ながら、翔太はさらに愛撫を続けた。
指はクロッチ付近をわざと避けて、太ももの付け根と膝頭をフェザータッチで撫で回し、唇は勃起した花芯を含み、舌先でからめとる。
じゅるっ、じゅじゅじゅっ、ぴちっ。
「うくぅっ……翔ちゃん……さわさわだけじゃ、いやぁ……」
「だめ。久しぶりなんだから、じっくり味わうよ、ねぇちゃんの身体」
「んんんっ、やぁん……我慢できなくなっちゃうよぉ」
あかねは妖しく腰をうねらせながら、秘所の愛撫をねだった。
クロッチのあたりに手が近づくと、いっそう強い熱気が感じられる。
それだけではない。彼女に触れている肌から、快楽を求める熱気が伝わる。
「ねえ、翔ちゃん、もっと……んーっ!! ……んんんっ」
それ以上のおねだりはキスで唇をふさいで続けなくする。
舌であかねの上唇をノックした瞬間、従姉の舌が飛び出て絡めとられる。
(まだ、おねだりに乗るタイミングじゃないんだよね)
焦らすとあかねの感度がめちゃくちゃにあがることを、翔太は知っている。
何度も『秘密のデート』を重ねた経験から得たことであった。
ワイシャツとアンダーシャツを脱ぎ捨てた翔太は、そのままスラックスも脱いだ。
あかねも翔太に合わせてスカートを手際よく脱いでいた。
向かい合った二人は、股間の下着以外は身につけていない。
ごくり。
目の前にあらわれた、あかねの艶めいた身体を目の当たりにして、翔太は粘り気のある生唾を飲み込んだ。
身体の奥から淫らな欲望があふれ出て、ボクサーブリーフがいきり立った男根でパンパンに膨らむ。
「あぁ……翔ちゃんの身体って、いつ見てもいやらしい……」
「そう言ってるあかねぇちゃんの身体だって、いつ見てもいやらしくて……綺麗だ」
「あら、翔ちゃんにそんな事言われると、キュンってしちゃうよ」
ちょこんとソファに腰掛けたあかねは、上目遣いに翔太を見つめた。
恥ずかしそうなつぶやきとともに、舐めるような視線を全身に感じる。
翔太はソワソワしているあかねの隣に座ると、肩に手を回して引き寄せた。
びくんと反応した肌伝いに、《《雌の火照り》》を感じる。
あん、という声を上げて、恋人である従姉は、従弟の胸元にしなだれかかった。
「あかねぇちゃん、最近、旦那さんと……した?」
「やぁん、なんでそんなこと聞くの?」
あかねがむくれた顔で翔太を見上げる。
結婚指輪を外したら、お互いのことは立ち入らない、というのが暗黙のルールであった。
指輪を外す時は、セックスする時くらいしかないし、だいいち、二人で肌を重ねてる時の気持ちや雰囲気を台無しにしたくない、というお互いの気遣いから出来たものであった。
ただし、やんわりとしたルールなので、あかねがむくれるくらいで済んでいた。
「なんか、肌がすべすべしてる……前にしたときより」
「そうかな……久しぶりに翔ちゃんに会うからだと思う……んんんっ」
翔太はあかねの肩をさすりながら、サラサラとした黒髪に顔をうずめ、アンダーバストを指で撫であげた。
シャンプーと香水、あかね自身の色香が入り混じった匂いで、翔太の身体は刺激に疼いて火照り、海綿体がみるみる充血していく。
数ヶ月前に肌を重ねた時は、少しカサついていて今のように撫でると、少し『ひっかかり』があったのだ。
しかし、今日のあかねの肌は、すべすべとしていて、興奮のためか程よい湿り気を帯びている。
ぷちゅり、ぷちゅっ、ちゅちゅっ。
唾液が混じった音とともに胸元に唇を感じた。
あかねは我慢できなかったのか、すぐそばに来た翔太の身体を味わい始めた。ぴちゃぴちゃと音を立てながら、鎖骨、喉元とついばみつづける。
「ううっ」
翔太は思わず呻いて、あかねの黒髪に顔を深く埋める。
吐息が従姉の耳に触れ、彼女がぴくんと反応する。しかし、それは一瞬で、すぐに口の愛撫に戻った。
そればかりか、股間の屹立を撫で始め、うっとりとしたため息をつく。
「翔ちゃん……感じてる声も、ここも、すごいエッチよ」
「うくぅっ……ひ、久しぶりだから……すげぇ気持ちいい」
翔太の乳首にあかねの唇が触れる。ぞくぞくとした快感が身体に拡がり、火照りが高まっていく。
股間はしなやかな手の絶妙な愛撫を受けて、男根はガチガチに硬化し、ますます充血していく。
(あかねぇちゃん……今日はグイグイくる……)
翔太もあかねの火照った乳房を両手におさめながら、もみくだし、勃起した二つの乳首をつまんでクリクリとこねていく。
びくっ、とあかねの身体が跳ね上がり、翔太の股間を撫でる速度が上がっていく。
翔太は左の乳房から手をあかねの下半身に伸ばすことにした。
くびれた脇腹を経由してむちむちとした内ももに至り、クロッチ付近に指を這わせたあと、膝と内股を手のひらを使って撫で回した。
太ももの付け根に指を運ぶと、びくんびくんとあかねは反応して身悶えする。
あかねの快楽を一気に増幅させようと、左の乳房に顔を寄せ、音を立てて乳首を吸った。
ちゅぷっ、じゅぷちゅっ、ちゅちゅちゅっ。
「あぅぅぅっ!! 感じちゃう、感じちゃうよぉ……」
「乳首がカチカチ……」
「やぁぁぁ……あああ……」
うわ言のように喘ぎ声をあげて、あかねが仰け反る。
両乳首と内ももを責められて、従姉の身体が淫らに波打つ様子を見ながら、翔太はさらに愛撫を続けた。
指はクロッチ付近をわざと避けて、太ももの付け根と膝頭をフェザータッチで撫で回し、唇は勃起した花芯を含み、舌先でからめとる。
じゅるっ、じゅじゅじゅっ、ぴちっ。
「うくぅっ……翔ちゃん……さわさわだけじゃ、いやぁ……」
「だめ。久しぶりなんだから、じっくり味わうよ、ねぇちゃんの身体」
「んんんっ、やぁん……我慢できなくなっちゃうよぉ」
あかねは妖しく腰をうねらせながら、秘所の愛撫をねだった。
クロッチのあたりに手が近づくと、いっそう強い熱気が感じられる。
それだけではない。彼女に触れている肌から、快楽を求める熱気が伝わる。
「ねえ、翔ちゃん、もっと……んーっ!! ……んんんっ」
それ以上のおねだりはキスで唇をふさいで続けなくする。
舌であかねの上唇をノックした瞬間、従姉の舌が飛び出て絡めとられる。
(まだ、おねだりに乗るタイミングじゃないんだよね)
焦らすとあかねの感度がめちゃくちゃにあがることを、翔太は知っている。
何度も『秘密のデート』を重ねた経験から得たことであった。
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