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本編
二人の時間※
しおりを挟む鑑定が終わりレオンさんと邸に帰ってきてすぐにお風呂に入った。国の重鎮に囲まれ緊張していた僕は思ったより疲れていたらしく湯船で寝落ちてしまった。もちろんレオンさんが後ろから抱きしめるように一緒に湯船に浸かっていたから溺れることは無かった。
ふと目を覚ますと部屋は暗く窓から月明かりが見えた。僕はお風呂で寝落ちたあとベットに寝かせてもらったらしく隣にはレオンさんがすやすや寝ている。
サラサラの銀髪、長いまつげ、筋の通った鼻…寝ていてもかっこいい。
すぐ隣に最愛の人の無防備な姿を見てとても心がぽかぽかしてくる。無性に嬉しくなって僕は舞い上がりレオンさんの逞しい胸にぎゅっと抱きつきおでこをぐりぐり擦り付ける。
「…すき…だいすき」
つい口から出てしまった…でも寝てるから大丈夫か、と思っているとぎゅっと僕をレオンさんが抱きしめた。
「ふふ、なに可愛いことしているんだ」
「お、起きてたんですか?」
「あぁ。アサヒが俺を抱き締めてくれたあたりから」
「はじめからじゃないですか!」
「ははっ可愛かったぞ」
「うぅ…」
まさかはじめから起きていたなんて…恥ずかしすぎてレオンさんをぽかぽか叩くけど全然効いてないみたい…くそぉ…。
照れているとレオンさんが僕の上に覆い被さるように体勢を変えキスの雨を降らす。
おでこ、まぶた、ほっぺた、鼻先、…だんだん上から下へ降りてきて最後は唇に深いキスをする。いつまで経っても慣れなくて息継ぎするのでいっぱいいっぱいになる。舌を絡め取られ吸われ喘ぎ声が出てしまう。
「んっふぁっ…あふっんんっ」
「目がとろけてきた…気持ちいかアサヒ?」
「んっひもちぃ…んんっ」
「ちゃんと言えたな…いい子だ」
「んんんんっ」
ちゃんと言葉にして伝えることができ、ご褒美とばかりに思いっきり舌を吸われた。
ちゅぱっと音を立ててお互いの唇が離れる。
はふはふと肩で息をする僕はもう完全に出来上がってしまった。激しめのキスで僕のおちんちんが緩く勃ちあがっていることに気づいたレオンさんは手を滑らせ僕のおちんちんを扱く。
「ひゃんっ…な、なんでぇ…あっんぁっ」
いきなり直接触られびっくりした。レオンさんが僕のズボンもパンツも下ろした記憶はない…そう、僕は下半身丸出しで寝ていたのだ。
「うぅっぱ…ぱんちゅ…はぁ、あっあひっ」
おちんちん全体をレオンさんの大きな手で扱かれ、ぷりぷりの2つの袋もむにむにと優しく揉まれる。いやいやと首を振って抵抗してもやめてくれない。
レオンさんは僕のいい所を完全熟知しているからどうすれば僕が気持ちよくなるか知っている。逆に言うとイク寸前で止めることも出来るのだ。
気持ちよすぎて舌っ足らずに喋る僕をレオンさんは愛おしそうに眺める。
「履かせようと思ったが、どうせすぐ脱がすつもりだったしシャツ1枚で十分だったからやめた」
「あんっ…あっ…そんなぁ…んひっ」
絶えず扱き続けられイク寸前で止められる事を何度もくり返される。過ぎた快感で頭が回らなくなっていき僅かに残ってた羞恥心や理性がぶっ飛びレオンさんに懇願する。
「あぁんっイきたぃ…あっ…んっひんっ」
「ん?」
レオンさんは聞こえないふりをして意地悪く亀頭をより強くくちゅくちゅ音が聞こえるように弄り出し鈴口を指で広げ、くぱくぱ開閉を繰り返しエッチな汁を溢れださせる。溢れた汁はおしりの穴の方まで垂れてきた。
「あぁっあっあっイキたいぃ…んんっ」
「出したいか?」
「うんっ…だひたいぃいっあっあぁんっ」
レオンさんは僕の答えに嬉しそうに微笑みぱくんとおちんちんを口に咥えじゅるじゅる吸い上げる。垂れた僕の先走りでおしりの穴に指を入れ前立腺を的確に刺激する。
限界寸前で何度も寸止めを食らわされていた僕のおちんちんは呆気なくレオンさんの口に白濁液を弾けさせた。おしりの穴もイクのと同時にきゅんきゅんと指を締め付ける。
「ひゃあああぁあっあっあぁっ」
今日1番の喘ぎ声が部屋に響く。出し切ってもいまだに咥えられ残った残滓も吸い出される。
ちゅぽんっと口が離され柔らかくなった僕のおちんちんにレオンさんがキスをする。
「ひんっ…もぅだめぇ…あんっ」
「美味しかった」
そう言ってレオンさんはベットサイドに置いてあった冷えた果実水を口移しで飲ませてくれた。でも僕だけ気持ちよくなってはい終わり…はなんか嫌でレオンさんはしないのかって聞いてみたら…
「疲れただろう?だから今日は入れない。その代わりここを借りる」
なんて言って足をひとまとめにされ上に持ち上げられて僕の恥ずかしい所が晒される。ひくひくと入れてもらえる事に期待したお尻の穴を視姦され恥ずかしくて腰が揺れる。そんな光景をうっとりした顔で見ながらレオンさんは僕の太ももに大きなおちんちんを擦り付ける。僕とレオンさんの先走りが混ざり合いヌルヌルと動きレオンさんの亀頭がてらてら光っているのが見える。
先程出したばかりの僕のおちんちんが擦れ合う快感によって再び頭を持ち上げ始める。
「ひんっ…あっあぁぅっんっあっあっ」
「腰が揺れてるぞアサヒ」
「んひっいやぁ…みないでぇ…あんっ」
「いやらしいアサヒも可愛い…」
ぱちゅんぱちゅんと音を立てながら僕の太ももの間をレオンさんの熱いおちんちんがいったりきたり…ただの素股なのに呆気なく2度目の絶頂を迎え自分のお腹に白濁液を飛ばすと、脚に力が入りぎゅっとレオンさんを締め付けてレオンさんの絶頂も誘う。
「あっあぁぅっん…いっちゃうぅっふぁっ」
「アサヒ…うぐっ」
2人分の白濁液をお腹に感じながらはぁはぁと荒い息を整えているとレオンさんがベットサイドに置いてあったタオルとお湯を使い後始末をしてくれる。
気持ちよすぎて力が入らずぽわぽわしているとおでこにちゅっと軽くキスをされた。
「可愛かったぞアサヒ…さぁもう今日は何もしない。ゆっくりおやすみ」
甘い声で僕を眠りに誘う…気づいた時にはもう夢の中だった。
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