1 / 1
ヒグマが高校に通うまで。
あらすじ
しおりを挟む
ここは島国、ヒグマ島。
はるか昔、人が住んでいた時は、ヒグマたちとの戦いが長引いていた。
しかし、戦時中のある時、一人のヒグマの子供が竹槍を捨てて、人の将軍の前でこう言った。
「もうこんなことはやめましょう。もっと良い方法があるはずです。争う必要のない方法が。」
そうして、ヒグマと人々の戦いは終わりを迎える。
宴をしたり、楽しく暮らす。
だが、世界大戦などの時もあった。
その時は、みんな気持ちは一緒。戦争はしないと決めた。
かつて僕たちが、ヒグマたちが争っていたかのように。
人々は分かり合える。島の住民たちがそうだったから。
人とヒグマだと、やはり時間はかかるかもしれない。
しかし、世界大戦は、人と人だ。
そして国連の会議では、戦争を反対した。
だが、その意見は通らなかった。
すると、
「では、僕たちは独立します。」
そう、あの時、島国での争いを止めたヒグマの子供だった。
今は、島国の代表である。
このヒグマの名前はヒグマキッド。
ヒグマキッドはそう発言した。
そこからは、衣食住は全部自分達で確保する。
飢えるときもあった。
食糧がつき、もうだめだ。
と思ったその時、ようやく終戦を迎える。
餓死者は奇跡的にいなかった。
そうしてヒグマ島は生き延びた。
終戦後、医療技術の革新により、
ヒグマたちは、僕たちヒグマを、
近くの日本の国の人と暮らすことはできないか、という案があり、
「熊×日本人」
平和プロジェクト
という計画や実験が行われていた。
ようやく、人型になれる薬が完成し、
僕が飲む、とヒグマキッド。
ヒグマキッドはそれを飲んだ。
そうすると、瞬く間に毛深い男性に変身した。
ヒグマから人間への転生実験が成功した。
ヒグマキッドは大喜び。
いつもはクールなヒグマキッドは
飛んだり跳ねたり、研究室を走り回ったり。
よほど嬉しかったのだろう。
そうして、それを日本の政府に連絡すると、
じゃあ、日本の普通科高校に来ないか?
最初は見にくるだけでも構わない。
普通科高校の生徒にもなれたらいいねえ。
・・・いや、冗談だよ。気にしないでくれ。
と言われたが、ヒグマキッドは
「いや、その冗談。全然ありだと思います。」
「僕が高校に通ったらどのような結果になるのか。」
「これ、やってみる価値ありますよ。」
そうして、高校に入学することとなった。
ヒグマはあまりクラスに馴染めなかったりと大変な思いをするが、
段々と彼自身の優しさや誠実さが評価され、段々と打ち解けていく。
クラスメートとも、学校の先生とも打ち解けていく。
とあるクラスメートの女子に心惹かれ、恋心を持つように。
その子をちょっとずつ好きになる毎日の日々。
ヒグマと恋する女子高生。
学園系恋愛小説と学園系日常コメディのハイブリット。
はるか昔、人が住んでいた時は、ヒグマたちとの戦いが長引いていた。
しかし、戦時中のある時、一人のヒグマの子供が竹槍を捨てて、人の将軍の前でこう言った。
「もうこんなことはやめましょう。もっと良い方法があるはずです。争う必要のない方法が。」
そうして、ヒグマと人々の戦いは終わりを迎える。
宴をしたり、楽しく暮らす。
だが、世界大戦などの時もあった。
その時は、みんな気持ちは一緒。戦争はしないと決めた。
かつて僕たちが、ヒグマたちが争っていたかのように。
人々は分かり合える。島の住民たちがそうだったから。
人とヒグマだと、やはり時間はかかるかもしれない。
しかし、世界大戦は、人と人だ。
そして国連の会議では、戦争を反対した。
だが、その意見は通らなかった。
すると、
「では、僕たちは独立します。」
そう、あの時、島国での争いを止めたヒグマの子供だった。
今は、島国の代表である。
このヒグマの名前はヒグマキッド。
ヒグマキッドはそう発言した。
そこからは、衣食住は全部自分達で確保する。
飢えるときもあった。
食糧がつき、もうだめだ。
と思ったその時、ようやく終戦を迎える。
餓死者は奇跡的にいなかった。
そうしてヒグマ島は生き延びた。
終戦後、医療技術の革新により、
ヒグマたちは、僕たちヒグマを、
近くの日本の国の人と暮らすことはできないか、という案があり、
「熊×日本人」
平和プロジェクト
という計画や実験が行われていた。
ようやく、人型になれる薬が完成し、
僕が飲む、とヒグマキッド。
ヒグマキッドはそれを飲んだ。
そうすると、瞬く間に毛深い男性に変身した。
ヒグマから人間への転生実験が成功した。
ヒグマキッドは大喜び。
いつもはクールなヒグマキッドは
飛んだり跳ねたり、研究室を走り回ったり。
よほど嬉しかったのだろう。
そうして、それを日本の政府に連絡すると、
じゃあ、日本の普通科高校に来ないか?
最初は見にくるだけでも構わない。
普通科高校の生徒にもなれたらいいねえ。
・・・いや、冗談だよ。気にしないでくれ。
と言われたが、ヒグマキッドは
「いや、その冗談。全然ありだと思います。」
「僕が高校に通ったらどのような結果になるのか。」
「これ、やってみる価値ありますよ。」
そうして、高校に入学することとなった。
ヒグマはあまりクラスに馴染めなかったりと大変な思いをするが、
段々と彼自身の優しさや誠実さが評価され、段々と打ち解けていく。
クラスメートとも、学校の先生とも打ち解けていく。
とあるクラスメートの女子に心惹かれ、恋心を持つように。
その子をちょっとずつ好きになる毎日の日々。
ヒグマと恋する女子高生。
学園系恋愛小説と学園系日常コメディのハイブリット。
0
お気に入りに追加
1
この作品の感想を投稿する
あなたにおすすめの小説
女子高生は卒業間近の先輩に告白する。全裸で。
矢木羽研
恋愛
図書委員の女子高生(小柄ちっぱい眼鏡)が、卒業間近の先輩男子に告白します。全裸で。
女の子が裸になるだけの話。それ以上の行為はありません。
取って付けたようなバレンタインネタあり。
カクヨムでも同内容で公開しています。
放課後の生徒会室
志月さら
恋愛
春日知佳はある日の放課後、生徒会室で必死におしっこを我慢していた。幼馴染の三好司が書類の存在を忘れていて、生徒会長の楠木旭は殺気立っている。そんな状況でトイレに行きたいと言い出すことができない知佳は、ついに彼らの前でおもらしをしてしまい――。
※この作品はpixiv、カクヨムにも掲載しています。
My Doctor
west forest
恋愛
#病気#医者#喘息#心臓病#高校生
病気系ですので、苦手な方は引き返してください。
初めて書くので読みにくい部分、誤字脱字等あると思いますが、ささやかな目で見ていただけると嬉しいです!
主人公:篠崎 奈々 (しのざき なな)
妹:篠崎 夏愛(しのざき なつめ)
医者:斎藤 拓海 (さいとう たくみ)
隣の人妻としているいけないこと
ヘロディア
恋愛
主人公は、隣人である人妻と浮気している。単なる隣人に過ぎなかったのが、いつからか惹かれ、見事に関係を築いてしまったのだ。
そして、人妻と付き合うスリル、その妖艶な容姿を自分のものにした優越感を得て、彼が自惚れるには十分だった。
しかし、そんな日々もいつかは終わる。ある日、ホテルで彼女と二人きりで行為を進める中、主人公は彼女の着物にGPSを発見する。
彼女の夫がしかけたものと思われ…
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる