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新婚初夜!?
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食事のあいだは、椛さんはおとなしかったのだけれど……。
「りんごちゃん、食べっぷりがいいね。見ていて気持ちがいいな」
お上品にナイフとフォークを使いながら、椛さんがにこにことそう言ってくれる。
わたしなんて、ただおいしいからがつがつと食べているだけなんだけど……でも、そんなふうに思ってもらえるなんて嬉しい。
デザートには、レアチーズケーキをいただいた。
ああ、ケーキなんて食べるのいつぐらいぶりだろう?
しかもこのレアチーズケーキ、いままで食べたどのレアチーズケーキよりもとろりと濃厚でものすごくおいしい!
感激!
「椛さま。りんごが……りん子さまがただ住んでいるだけじゃイヤというのなら、椛さまの専属秘書にでもさせちまったらどうですか? 社長の特権で。そうすればずっと一緒にいられますよ」
水口夏斗が、ワイングラスに赤ワインを注ぎながら椛さんに提案する。
「ずっと一緒にいられるっていうのは、いいね。そうしよう」
えっ。
「面接とかしなくてもいいんですか?」
「うん、いいよ。りんごちゃんだったら。ずっと一緒にいたいし」
いや、それ動機が不純すぎると思うんですけど。
でも……わたしもただお屋敷でごろごろするだけの生活よりは、働いているほうがずっとマシだと思ったから、承諾することにした。
「ありがとうございます。がんばります」
「適当でいいからね。あくまでもぼくのそばにいるために秘書にするんだから」
いやいや、そういうわけにはいきませんから!
そんなこんなで食事が終わり、水口夏斗が「お風呂が沸いています」とわたしと椛さんをうながした。
「せっかく新婚初夜なんですし、一緒に入ったらどうですか?」
と。
いったいなにを言い出すんだあんたはっ!?
目をむいたわたしだったけど、椛さんはといえば──
「うん、いいね。一緒に入ろう、りんごちゃん」
だからレベルが高すぎですってば、椛さんっ!
涙目のわたしを見て、椛さんが提案する。
「1、一緒にお風呂に入って身体を洗いっこする。2、一緒にお風呂はあきらめて一緒のベッドでイチャイチャする。3、この際だからお風呂もベッドも一緒にする。さあどれがいい?」
「どれも却下ですっ!」
「4、お風呂とベッドで別々にイチャイチャする」
なんだかハードルが上がっているのはなぜですかっ!?
そこへ水口夏斗が、わたしに耳打ちした。
「どれかで妥協しないと、どんどんパワーアップしていくぜ、椛さまは」
いったいどんな人間なんだ、椛さんてっ!
五本目の指を立てようとした椛さんに向かって、「わかりました」とわたしはしくしくと泣きながら妥協した。
「2番目でお願いします……」
2番目ならお風呂はあきらめてくれるみたいだし、一緒のベッドに寝るのはまだいいとして……イチャイチャされる前に寝たフリでもすればいいことだと思ったから。
椛さんは、
「了解。お風呂先に入っていいよ、りんごちゃん」
にっこりと、ご満悦だった。
◇
お風呂から上がったわたしは、カチンコチンになってソファに座っていた。
いま、椛さんがお風呂に入っているところだ。
男の人と満足にキスもしてこなかったわたしが、出逢ったばかりの男の人と一緒のベッドに寝るだなんて……ほんとに、かなりハードルが高い。
意識しすぎて、少しでもいままでの臭いにおいが残っていたらイヤだ、と思って、必要以上に身体をごしごし赤くなるまでスポンジで洗ってしまった。
うまく寝たフリできるかなあ……。
あ、もしかして先にベッドに入ってたほうがいいのかな。
そのほうが、「もう寝ちゃいましたよ」アピールできるかもしれない。
うん、我ながら名案!
思い立ったが吉で、わたしは急いで寝室の扉を開け、ベッドにもぐりこんだ。
「うわあ、ふかふか」
ソファもふかふかだったけれど、このベッドはさらにふかふかだ。
これ、羽根布団かな?
軽くてふわふわであたたかくて、気持ちいい。
寝心地を楽しんでいると、
「りんごちゃん?」
椛さんの声がして、慌てて身体の動きをとめて寝たふりを決め込んだ。
椛さんが、歩み寄ってくる気配がする。
「りんごちゃん……寝ちゃったの?」
はい、そうです。りんごは……もとい、七瀬りん子は本日就寝いたしました。
だからイチャイチャするのはあきらめて、椛さん!
祈りをこめて目を閉じていると、ふいに椛さんが近づく気配がして……
唇に、あたたかくてやわらかいものが触れた。
あ……はちみつの味……。
って、これってもしかして
椛さんに、キスされてる!?
「んん……っ!」
慌てて両手を突き出して、わたしに覆いかぶさっていた椛さんの胸板を突き飛ばそうとする。
だけど、その手はやすやすと椛さんの片手に絡め取られてしまった。
「しゃ、社長っ……寝てる人間にキスするなんて、卑怯じゃないですかっ!」
「約束を破るほうも卑怯だと思うけど?」
にこにこと、ベッドサイドの灯りに照らされる椛さんの整った笑顔。
なんて、きれい……。
って、見惚れている場合じゃなかった!
「や、約束って、あれって約束って言えるんですかっ!?」
「ぼくの中では、言える」
「なんでもかんでも社長の掟で縛りつけないでください! ジャイアンじゃないんですから!」
「だって、りんごちゃん。新婚初夜だよ?」
椛さんは、さらにわたしに覆いかぶさってくる。
椛さんの身体の重みが……なぜか、心地いい。
ドキドキして……なのに、首筋にキスをされればふわふわして、身体の芯が甘く痺れて……わたし、どうなっちゃったんだろう。
「新婚初夜は、大切にしないとね?」
「で、でも……ン……っ……」
なおも反論しようとするわたしの唇を、またも椛さんの唇がふさぐ。
角度を変えて、何度も何度も……味わうかのように。
唇の隙間を熱い舌でノックされるように舐められて、それがあり得ないくらいに気持ちがいい。
うっかり甘い声を出してしまったわたしの開いた唇の中に、椛さんの甘い舌が入ってくる。
「ん……やっ……しゃ、ちょ……」
「かわいい、りん子」
あれ……?
椛さん、いま……わたしのこと、名前で呼んだ……?
とろんとしながら椛さんの顔を見上げると、彼は優しく微笑んでいた。
「社長……はちみつの味がします……」
自分でも、なにを言っているのかわからない。
それくらい、椛さんのキスは中毒性があった。
もっと。もっと、してほしい。
そんな、はしたないことを思ってしまうくらいに。
そんなわたしの額に、椛さんはキスを落とす。
「社長じゃないでしょ?」
「え……?」
「ベッドでは、名前で呼んで? りん子」
あ、また……。
そうか、ベッドの中だから……椛さんはわたしのことを、名前で呼んでくれているのか。
なんだかわからないけれど、そのことがすごくうれしい。
名前で呼んでもらえていることが、すごくうれしい。
だけど……おなじくらい
涙が出るくらい、恥ずかしくて……。
「りん子?」
わたしの首筋から鎖骨にかけてくちづけを送っていた椛さんの動きが、ふと止まった。
「ごめん。そんなに嫌だった?」
「え……」
気がつけば、わたしの目尻から涙があふれてこめかみを伝っていた。
椛さんが、心配そうに顔を覗き込んでくる。
わたしは、焦った。
「ち、違うんです。全然イヤなんかじゃなくて……」
「でも、泣いてる」
「これは……その……」
ええい、言うのも恥ずかしいけど仕方ない。
「恥ずかしすぎて……だから……」
ちいさなちいさな声でしか言えなかったけれど、椛さんの耳にはちゃんと聞こえたみたい。
椛さんは、ほっとしたように笑みをこぼした。
「よかった。嫌われちゃうんじゃないかって心配だった」
「決してそういう涙ではないですから……」
「恥ずかしすぎて泣いちゃうなんて、ほんとに可愛いね。りんごちゃん」
椛さんがそう言って、頬にキスをしてくれる。
あ……呼び方、元に戻ってる。
ちょっと淋しいけど、仕方ないかな。
わたしが拒絶しちゃったようなものだもの。
「いつか、これもいい思い出って思えるような素敵な初夜を過ごそうね」
「え……う……」
「ね?」
ううっ椛さんってばやっぱり強引っ。
嫌じゃなかったのに泣いてしまった手前、強くも出られずに
わたしは、「ハイ……」とうなずいた。
そして結局その夜は、椛さんに優しく抱きしめられながら、わたしは眠りに落ちたのだった。
「りんごちゃん、食べっぷりがいいね。見ていて気持ちがいいな」
お上品にナイフとフォークを使いながら、椛さんがにこにことそう言ってくれる。
わたしなんて、ただおいしいからがつがつと食べているだけなんだけど……でも、そんなふうに思ってもらえるなんて嬉しい。
デザートには、レアチーズケーキをいただいた。
ああ、ケーキなんて食べるのいつぐらいぶりだろう?
しかもこのレアチーズケーキ、いままで食べたどのレアチーズケーキよりもとろりと濃厚でものすごくおいしい!
感激!
「椛さま。りんごが……りん子さまがただ住んでいるだけじゃイヤというのなら、椛さまの専属秘書にでもさせちまったらどうですか? 社長の特権で。そうすればずっと一緒にいられますよ」
水口夏斗が、ワイングラスに赤ワインを注ぎながら椛さんに提案する。
「ずっと一緒にいられるっていうのは、いいね。そうしよう」
えっ。
「面接とかしなくてもいいんですか?」
「うん、いいよ。りんごちゃんだったら。ずっと一緒にいたいし」
いや、それ動機が不純すぎると思うんですけど。
でも……わたしもただお屋敷でごろごろするだけの生活よりは、働いているほうがずっとマシだと思ったから、承諾することにした。
「ありがとうございます。がんばります」
「適当でいいからね。あくまでもぼくのそばにいるために秘書にするんだから」
いやいや、そういうわけにはいきませんから!
そんなこんなで食事が終わり、水口夏斗が「お風呂が沸いています」とわたしと椛さんをうながした。
「せっかく新婚初夜なんですし、一緒に入ったらどうですか?」
と。
いったいなにを言い出すんだあんたはっ!?
目をむいたわたしだったけど、椛さんはといえば──
「うん、いいね。一緒に入ろう、りんごちゃん」
だからレベルが高すぎですってば、椛さんっ!
涙目のわたしを見て、椛さんが提案する。
「1、一緒にお風呂に入って身体を洗いっこする。2、一緒にお風呂はあきらめて一緒のベッドでイチャイチャする。3、この際だからお風呂もベッドも一緒にする。さあどれがいい?」
「どれも却下ですっ!」
「4、お風呂とベッドで別々にイチャイチャする」
なんだかハードルが上がっているのはなぜですかっ!?
そこへ水口夏斗が、わたしに耳打ちした。
「どれかで妥協しないと、どんどんパワーアップしていくぜ、椛さまは」
いったいどんな人間なんだ、椛さんてっ!
五本目の指を立てようとした椛さんに向かって、「わかりました」とわたしはしくしくと泣きながら妥協した。
「2番目でお願いします……」
2番目ならお風呂はあきらめてくれるみたいだし、一緒のベッドに寝るのはまだいいとして……イチャイチャされる前に寝たフリでもすればいいことだと思ったから。
椛さんは、
「了解。お風呂先に入っていいよ、りんごちゃん」
にっこりと、ご満悦だった。
◇
お風呂から上がったわたしは、カチンコチンになってソファに座っていた。
いま、椛さんがお風呂に入っているところだ。
男の人と満足にキスもしてこなかったわたしが、出逢ったばかりの男の人と一緒のベッドに寝るだなんて……ほんとに、かなりハードルが高い。
意識しすぎて、少しでもいままでの臭いにおいが残っていたらイヤだ、と思って、必要以上に身体をごしごし赤くなるまでスポンジで洗ってしまった。
うまく寝たフリできるかなあ……。
あ、もしかして先にベッドに入ってたほうがいいのかな。
そのほうが、「もう寝ちゃいましたよ」アピールできるかもしれない。
うん、我ながら名案!
思い立ったが吉で、わたしは急いで寝室の扉を開け、ベッドにもぐりこんだ。
「うわあ、ふかふか」
ソファもふかふかだったけれど、このベッドはさらにふかふかだ。
これ、羽根布団かな?
軽くてふわふわであたたかくて、気持ちいい。
寝心地を楽しんでいると、
「りんごちゃん?」
椛さんの声がして、慌てて身体の動きをとめて寝たふりを決め込んだ。
椛さんが、歩み寄ってくる気配がする。
「りんごちゃん……寝ちゃったの?」
はい、そうです。りんごは……もとい、七瀬りん子は本日就寝いたしました。
だからイチャイチャするのはあきらめて、椛さん!
祈りをこめて目を閉じていると、ふいに椛さんが近づく気配がして……
唇に、あたたかくてやわらかいものが触れた。
あ……はちみつの味……。
って、これってもしかして
椛さんに、キスされてる!?
「んん……っ!」
慌てて両手を突き出して、わたしに覆いかぶさっていた椛さんの胸板を突き飛ばそうとする。
だけど、その手はやすやすと椛さんの片手に絡め取られてしまった。
「しゃ、社長っ……寝てる人間にキスするなんて、卑怯じゃないですかっ!」
「約束を破るほうも卑怯だと思うけど?」
にこにこと、ベッドサイドの灯りに照らされる椛さんの整った笑顔。
なんて、きれい……。
って、見惚れている場合じゃなかった!
「や、約束って、あれって約束って言えるんですかっ!?」
「ぼくの中では、言える」
「なんでもかんでも社長の掟で縛りつけないでください! ジャイアンじゃないんですから!」
「だって、りんごちゃん。新婚初夜だよ?」
椛さんは、さらにわたしに覆いかぶさってくる。
椛さんの身体の重みが……なぜか、心地いい。
ドキドキして……なのに、首筋にキスをされればふわふわして、身体の芯が甘く痺れて……わたし、どうなっちゃったんだろう。
「新婚初夜は、大切にしないとね?」
「で、でも……ン……っ……」
なおも反論しようとするわたしの唇を、またも椛さんの唇がふさぐ。
角度を変えて、何度も何度も……味わうかのように。
唇の隙間を熱い舌でノックされるように舐められて、それがあり得ないくらいに気持ちがいい。
うっかり甘い声を出してしまったわたしの開いた唇の中に、椛さんの甘い舌が入ってくる。
「ん……やっ……しゃ、ちょ……」
「かわいい、りん子」
あれ……?
椛さん、いま……わたしのこと、名前で呼んだ……?
とろんとしながら椛さんの顔を見上げると、彼は優しく微笑んでいた。
「社長……はちみつの味がします……」
自分でも、なにを言っているのかわからない。
それくらい、椛さんのキスは中毒性があった。
もっと。もっと、してほしい。
そんな、はしたないことを思ってしまうくらいに。
そんなわたしの額に、椛さんはキスを落とす。
「社長じゃないでしょ?」
「え……?」
「ベッドでは、名前で呼んで? りん子」
あ、また……。
そうか、ベッドの中だから……椛さんはわたしのことを、名前で呼んでくれているのか。
なんだかわからないけれど、そのことがすごくうれしい。
名前で呼んでもらえていることが、すごくうれしい。
だけど……おなじくらい
涙が出るくらい、恥ずかしくて……。
「りん子?」
わたしの首筋から鎖骨にかけてくちづけを送っていた椛さんの動きが、ふと止まった。
「ごめん。そんなに嫌だった?」
「え……」
気がつけば、わたしの目尻から涙があふれてこめかみを伝っていた。
椛さんが、心配そうに顔を覗き込んでくる。
わたしは、焦った。
「ち、違うんです。全然イヤなんかじゃなくて……」
「でも、泣いてる」
「これは……その……」
ええい、言うのも恥ずかしいけど仕方ない。
「恥ずかしすぎて……だから……」
ちいさなちいさな声でしか言えなかったけれど、椛さんの耳にはちゃんと聞こえたみたい。
椛さんは、ほっとしたように笑みをこぼした。
「よかった。嫌われちゃうんじゃないかって心配だった」
「決してそういう涙ではないですから……」
「恥ずかしすぎて泣いちゃうなんて、ほんとに可愛いね。りんごちゃん」
椛さんがそう言って、頬にキスをしてくれる。
あ……呼び方、元に戻ってる。
ちょっと淋しいけど、仕方ないかな。
わたしが拒絶しちゃったようなものだもの。
「いつか、これもいい思い出って思えるような素敵な初夜を過ごそうね」
「え……う……」
「ね?」
ううっ椛さんってばやっぱり強引っ。
嫌じゃなかったのに泣いてしまった手前、強くも出られずに
わたしは、「ハイ……」とうなずいた。
そして結局その夜は、椛さんに優しく抱きしめられながら、わたしは眠りに落ちたのだった。
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