君が消えてゆく

「どうせセックスするだけだろ?」

恋愛を、そんなふうに思っていた

情熱も欲望も何もなく
ただ退屈な毎日を送っていた

でも

間違っていたんだ、俺たちは
間違っていたんだ、何もかも

消えてゆく記憶を、必死に手繰り寄せて

俺は君を、愛した
ただ、ひたすらに。

※続編「あの秋の日に別れを」からはR18要素があります。ご了承くださいませ。
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