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新しい未来へ
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桜の花びらが空中に踊っている。
桜並木に立ち、今日はいい入学式になるだろうな、と思っていたところへ、「よう」と肩を叩かれた。
「ぼーっとしてるとスリにあうぜ、春樹」
「直純」
あの事件からもうそろそろ十六年が経とうとしている。春樹は今年三十二歳になるサラリーマンだ。この直純も同じ会社に入っているのだが、今日は少し遅刻気味らしい。
「あれ? お前今日休み取ってたか? もう入学式の日か」
たずねられ、「ああ」と微笑む。直純はにやにや笑い、頬を小突いた。
「かれんちゃんはどうしてお前みたいな平凡なやつを婚約者なんかに選んだんだろうな?」
「よせっての」
今度みんなで会おうぜ、と言いながら直純は走っていく。
かれんとレントが消えたあの十六歳の冬の日から、春樹の生活は目まぐるしかった。
何度も事情聴取されたのだが「何も知らない」と白を切りとおしたのが幸いし、世間ではかれんのことはほぼ謎のままに終わった。
美野里はというとレントがいなくなったと分かってからしばらく抜け殻のようになり、やがてどこかへ転校していった。
───それから、数ヶ月の後。
学校帰りに、春樹は男女ひとりずつの赤ん坊を乳母車で連れた主婦に話しかけられた。
「あの、……すみません。おかしなことを言うようですけど、あなたは以前ベイアード……とかいうところに住んでいましたか?」
前世の関係者かと身構えた春樹に、彼女は言ったのだ。
「わたしにも何がなんだか分からないんです。この男の子のほうはわたしの子で見たとおりまだ生まれて間もないんですが、たまにこの道であなたに会うたびわたしの心に語りかけてくるんです───ベイアードでできたつながり、おれとあいつは親友だ、って……すみません、本当に変ですよね」
失礼しました、ときびすを返そうとするところを、春樹は引き止めた。
男の赤ん坊のほうをじっと見つめると、無邪気に笑いかけてきた。女の赤ん坊のほうは、すやすやとよく眠っている。
「名前、なんていうんですか。この子達」
「男の子のほうが漣斗(れんと)。女の子のほうはかれん、こっちはお隣の子供なんです。ご両親とは友達で、共働きをしている家庭なので、たまにこうしてお預かりしていて」
───間違いない。レントとかれんだ。本当に転生して、こうして出逢えたのだ。
その日から、春樹は毎日のように漣斗の母親に招かれるまま二人に会いに行った。
二人は何の疑いもなく春樹に懐き、年月を経るたびに美しく育っていった。
かれんはませていて、三歳くらいのときから「かれん、春樹のお嫁さんになるの」と言っていたが、実際にちゃんとした告白をしてきたのは中学にあがってからのことだ。
前世の記憶に関しては漣斗のほうはそれこそ赤ん坊の頃から思い出していたようだが、かれんはいまだにその兆候はない。あってもぼんやりとしたもののようだった。だが、それもいいと春樹は思っている。
二人は今十五歳。今日は高校入学の日だ。
かれんは十六になったら春樹と結婚したいと願い出て去年のうちに婚約したのだが、高校入学ともなればいよいよその時期に入るということで春樹の家に二人がくることになっていた。そのために、普段滅多に休まない会社を休み、こうして迎えに来ていたのだ。
二人のことを知っているのは昔からのつきあいである直純くらいのものだが、それとは関係なく彼らはその容姿と性格でもってわりと広く知られていた。漣斗に至っては早くも芸能界からスカウトがきたというのだから驚く。春樹にとっては、かれんもいつその手の会社から声をかけられるかと気が気ではない。
それにしても、家を早く出すぎた。しばらくどこかをぶらつこうかと考えていると、後ろから腰に抱きつかれた。殺人的な強さでしめあげられる───こんなことをするのはひとりしかいない。
「漣斗。苦しいから離せ、離しなさい」
「親友の証だ、享受しろよ」
悪戯っぽく言ってブレザーを着た漣斗が離れる。後ろから、息せき切ってかれんが走ってきた。彼女も新しい制服が、とてもよく似合っている。
「漣斗ったら信じられない。春樹、この人入学式抜け出してきたのよ」
「追いかけてきたお前も同罪だ。いいだろ? おれとお前のせっかくの晴れ姿、早く春樹に見せたかったんだよ」
かなり目を引く二人が入学式を抜け出せば、かなりの話題になるだろう。頭痛がしてきた春樹に、漣斗は笑いかけた。
「なあ、おれ久々にまた思い出した。春樹ってさ、照れると鼻の頭をかくクセがあったよな?」
「前世の話はいいから」
「ごまかすなって!」
「それより漣斗、東(ひがし)中学の女の子の話聞いたぞ。またふったんだって?」
漣斗はつまらなそうに両手を頭の上で組む。
「仕方ねえだろ、まだこれって子に会わねーんだから」
「これって子がもしかれんだったら───」
「春樹」
漣斗の瞳が真剣になった。
「前世を思い出すのはおれ、いいと思う。未来への教訓にもなるし、その記憶があるからこそ幸せになれるんだってさ、そう思う。でも引きずるのはどうだよ。かれんが前と同じくお前を愛したのだって、ちゃんと地球の人間として生まれ変わってのことだ。本物の愛だ。同じように、おれもいつか出会う伴侶を探したっていいだろ? なにもかもが前世と一緒じゃ転生した意味がないぜ」
春樹はたまに今のように、前世のことを引きずることがあった。そんなとき、いつも漣斗は叱咤したり宥めたりするのだった。
「おれの前世での報いも、いつか受けるときがくるかもしれない」
あの記憶は今もまだ春樹をくるしめていた。漣斗が顔を覗き込む。
「報いって、レキサスとかユウサのことか?」
「もう、……ふたりとも」
二人のやり取りを黙って聞いていたかれんが、恨めしそうにつぶやく。
「いつも仲がいいんだから。あんまり度を越すと、妬くから、ね?」
でも、と春樹の手を握る。
「漣斗の言うことには賛成。わたしには前世っていうものがまだよく分からないけど、同じ気持ちよ。春樹が背負ってるものだって、わたしも背負わせてもらうもの」
「異議なし。罪はひとりで背負うな。春樹の罪はこれから三人で償っていこうぜ。世間の常識なんてどうだっていい───あれ、これ前も言ったか?」
「わからないけど、漣斗。わたしも三人一緒にずっと歩いていこう、とは思うけれど」
「だからそれはおれも否定してないぜ? 今度こそ三人で笑顔の未来を築くってのは絶対条件」
前世の話になると、二人とも熱くなる。また論議が始まりそうだな、と苦笑する。
パシャ、とふいをつかれた。
気がつくと、いつの間に取り出したのか漣斗がデジカメを持ち、春樹に向けていた。にやっと悪戯っぽく笑う。
「おれ達のこと笑ってただろ、春樹。カメラは嘘つかないぜぇ」
「い、いやおれは」
「桜もきれいだし、漣斗、みんなで撮りましょうよ。向かい側のあの塀なら三脚なくても平気そうよ」
かれんの一言で決まり、デジカメをセットして三人はポーズを作る。
凄惨な過去がどれだけあったとしても、こうして未来で塗り替えられる。三人でまた同じ夢を見ることができるのだ。
当たり前のことがこんなにも嬉しい。
これから三人の歩く道にどんな障害があろうとも、きっと乗り越えていける。そんな確信があった。
目のふちに涙をためる春樹に気づいた漣斗とかれんは一瞬顔を見合わせ、うなずきあう。
シャッターがおりる瞬間を狙い、しゃがんでいる春樹の頬に両方からキスを浴びせた。
「お、まえら~~っ……!」
「あ、春樹真っ赤。マジ照れると可愛いよなお前」
「心配しなくても、ね? 春樹」
かれんは木漏れ日を受けた桜の枝を見上げた。満開の桜の花びらが惜しみなく降り注いでくる。
「わたし達、もうあなたを独りにしない。ずっと一緒よ」
そこに冷たい雪の影はない。
限りなくあたたかな青空がひろがっていた。
《完》
桜並木に立ち、今日はいい入学式になるだろうな、と思っていたところへ、「よう」と肩を叩かれた。
「ぼーっとしてるとスリにあうぜ、春樹」
「直純」
あの事件からもうそろそろ十六年が経とうとしている。春樹は今年三十二歳になるサラリーマンだ。この直純も同じ会社に入っているのだが、今日は少し遅刻気味らしい。
「あれ? お前今日休み取ってたか? もう入学式の日か」
たずねられ、「ああ」と微笑む。直純はにやにや笑い、頬を小突いた。
「かれんちゃんはどうしてお前みたいな平凡なやつを婚約者なんかに選んだんだろうな?」
「よせっての」
今度みんなで会おうぜ、と言いながら直純は走っていく。
かれんとレントが消えたあの十六歳の冬の日から、春樹の生活は目まぐるしかった。
何度も事情聴取されたのだが「何も知らない」と白を切りとおしたのが幸いし、世間ではかれんのことはほぼ謎のままに終わった。
美野里はというとレントがいなくなったと分かってからしばらく抜け殻のようになり、やがてどこかへ転校していった。
───それから、数ヶ月の後。
学校帰りに、春樹は男女ひとりずつの赤ん坊を乳母車で連れた主婦に話しかけられた。
「あの、……すみません。おかしなことを言うようですけど、あなたは以前ベイアード……とかいうところに住んでいましたか?」
前世の関係者かと身構えた春樹に、彼女は言ったのだ。
「わたしにも何がなんだか分からないんです。この男の子のほうはわたしの子で見たとおりまだ生まれて間もないんですが、たまにこの道であなたに会うたびわたしの心に語りかけてくるんです───ベイアードでできたつながり、おれとあいつは親友だ、って……すみません、本当に変ですよね」
失礼しました、ときびすを返そうとするところを、春樹は引き止めた。
男の赤ん坊のほうをじっと見つめると、無邪気に笑いかけてきた。女の赤ん坊のほうは、すやすやとよく眠っている。
「名前、なんていうんですか。この子達」
「男の子のほうが漣斗(れんと)。女の子のほうはかれん、こっちはお隣の子供なんです。ご両親とは友達で、共働きをしている家庭なので、たまにこうしてお預かりしていて」
───間違いない。レントとかれんだ。本当に転生して、こうして出逢えたのだ。
その日から、春樹は毎日のように漣斗の母親に招かれるまま二人に会いに行った。
二人は何の疑いもなく春樹に懐き、年月を経るたびに美しく育っていった。
かれんはませていて、三歳くらいのときから「かれん、春樹のお嫁さんになるの」と言っていたが、実際にちゃんとした告白をしてきたのは中学にあがってからのことだ。
前世の記憶に関しては漣斗のほうはそれこそ赤ん坊の頃から思い出していたようだが、かれんはいまだにその兆候はない。あってもぼんやりとしたもののようだった。だが、それもいいと春樹は思っている。
二人は今十五歳。今日は高校入学の日だ。
かれんは十六になったら春樹と結婚したいと願い出て去年のうちに婚約したのだが、高校入学ともなればいよいよその時期に入るということで春樹の家に二人がくることになっていた。そのために、普段滅多に休まない会社を休み、こうして迎えに来ていたのだ。
二人のことを知っているのは昔からのつきあいである直純くらいのものだが、それとは関係なく彼らはその容姿と性格でもってわりと広く知られていた。漣斗に至っては早くも芸能界からスカウトがきたというのだから驚く。春樹にとっては、かれんもいつその手の会社から声をかけられるかと気が気ではない。
それにしても、家を早く出すぎた。しばらくどこかをぶらつこうかと考えていると、後ろから腰に抱きつかれた。殺人的な強さでしめあげられる───こんなことをするのはひとりしかいない。
「漣斗。苦しいから離せ、離しなさい」
「親友の証だ、享受しろよ」
悪戯っぽく言ってブレザーを着た漣斗が離れる。後ろから、息せき切ってかれんが走ってきた。彼女も新しい制服が、とてもよく似合っている。
「漣斗ったら信じられない。春樹、この人入学式抜け出してきたのよ」
「追いかけてきたお前も同罪だ。いいだろ? おれとお前のせっかくの晴れ姿、早く春樹に見せたかったんだよ」
かなり目を引く二人が入学式を抜け出せば、かなりの話題になるだろう。頭痛がしてきた春樹に、漣斗は笑いかけた。
「なあ、おれ久々にまた思い出した。春樹ってさ、照れると鼻の頭をかくクセがあったよな?」
「前世の話はいいから」
「ごまかすなって!」
「それより漣斗、東(ひがし)中学の女の子の話聞いたぞ。またふったんだって?」
漣斗はつまらなそうに両手を頭の上で組む。
「仕方ねえだろ、まだこれって子に会わねーんだから」
「これって子がもしかれんだったら───」
「春樹」
漣斗の瞳が真剣になった。
「前世を思い出すのはおれ、いいと思う。未来への教訓にもなるし、その記憶があるからこそ幸せになれるんだってさ、そう思う。でも引きずるのはどうだよ。かれんが前と同じくお前を愛したのだって、ちゃんと地球の人間として生まれ変わってのことだ。本物の愛だ。同じように、おれもいつか出会う伴侶を探したっていいだろ? なにもかもが前世と一緒じゃ転生した意味がないぜ」
春樹はたまに今のように、前世のことを引きずることがあった。そんなとき、いつも漣斗は叱咤したり宥めたりするのだった。
「おれの前世での報いも、いつか受けるときがくるかもしれない」
あの記憶は今もまだ春樹をくるしめていた。漣斗が顔を覗き込む。
「報いって、レキサスとかユウサのことか?」
「もう、……ふたりとも」
二人のやり取りを黙って聞いていたかれんが、恨めしそうにつぶやく。
「いつも仲がいいんだから。あんまり度を越すと、妬くから、ね?」
でも、と春樹の手を握る。
「漣斗の言うことには賛成。わたしには前世っていうものがまだよく分からないけど、同じ気持ちよ。春樹が背負ってるものだって、わたしも背負わせてもらうもの」
「異議なし。罪はひとりで背負うな。春樹の罪はこれから三人で償っていこうぜ。世間の常識なんてどうだっていい───あれ、これ前も言ったか?」
「わからないけど、漣斗。わたしも三人一緒にずっと歩いていこう、とは思うけれど」
「だからそれはおれも否定してないぜ? 今度こそ三人で笑顔の未来を築くってのは絶対条件」
前世の話になると、二人とも熱くなる。また論議が始まりそうだな、と苦笑する。
パシャ、とふいをつかれた。
気がつくと、いつの間に取り出したのか漣斗がデジカメを持ち、春樹に向けていた。にやっと悪戯っぽく笑う。
「おれ達のこと笑ってただろ、春樹。カメラは嘘つかないぜぇ」
「い、いやおれは」
「桜もきれいだし、漣斗、みんなで撮りましょうよ。向かい側のあの塀なら三脚なくても平気そうよ」
かれんの一言で決まり、デジカメをセットして三人はポーズを作る。
凄惨な過去がどれだけあったとしても、こうして未来で塗り替えられる。三人でまた同じ夢を見ることができるのだ。
当たり前のことがこんなにも嬉しい。
これから三人の歩く道にどんな障害があろうとも、きっと乗り越えていける。そんな確信があった。
目のふちに涙をためる春樹に気づいた漣斗とかれんは一瞬顔を見合わせ、うなずきあう。
シャッターがおりる瞬間を狙い、しゃがんでいる春樹の頬に両方からキスを浴びせた。
「お、まえら~~っ……!」
「あ、春樹真っ赤。マジ照れると可愛いよなお前」
「心配しなくても、ね? 春樹」
かれんは木漏れ日を受けた桜の枝を見上げた。満開の桜の花びらが惜しみなく降り注いでくる。
「わたし達、もうあなたを独りにしない。ずっと一緒よ」
そこに冷たい雪の影はない。
限りなくあたたかな青空がひろがっていた。
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