イザナと氷の壁

 火の力をもつ10歳の男の子イザナ。
 村の意地悪な男によって地下室に閉じこめられ、家を暖める暖炉として使われる日々を送っていた。
 ある時、イザナは剣士のトウヤンに助けられ、初めて外の世界へ飛び出す。しかし、自然豊かだった四つの領地は、氷男によって千年続く氷河期に閉ざされていた。
 谷と北領地を囲う、高さ300メートルの巨大な氷の壁。氷男を倒すためには、この壁を越えた北領地へ行かなければならなかった。
 イザナは氷の壁を解かすため、仲間とともに立ち向かう。
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