星物語

秋長 豊

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登場人物全録

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■登場人物録■

【エシルバ|スー】
この物語の主人公。大悪人ガンフォジリーの末裔。ブユの鍵の保有者。両親はシクワ=ロゲンの元役人で、父親が大反乱の首謀者としてジリー軍の統領に就く。

【リフ|イルヴィッチ】
8才でロラッチャー世界競技大会の王者に輝いた若き天才パイロット。ジグの熱烈な大ファンで、周囲が呆れるほど。やんちゃな性格で、師のルゼナンを度々困らせる。ツンツン頭で、筋の通った鼻はジャンプ台のよう。

【カヒィ|レフタ】
使節団の記録係。ダントが師。機械いじりが大好きでよく基板をいじったり、分解したりする。有望な博士として使節団に特別指名を受けた。団内では問題児扱い。異様なほどの虫嫌い。両耳が大きく猫っ毛で、所作はさながら舞台俳優のよう。

【ポリンチェロ|モンドン】
上記3人のよき親友。正義感がある。使節団の水壁師見習い。少し天然で忘れっぽい。口元に大きな黒々としたホクロ。まつ毛が長く、目がガラスのように透き通っている。


【ジュビオレノーク|ロゲン】   
かつてブユの暴走を阻止した英雄シクワ=ロゲンの子孫。お金持ちの家系。垂れ目で一見優しそうに見えるが、実は言葉を吐けば毒が出るタイプ。

【ジグ|コーカイス】
19歳で歴代最少年パナン=シハンに抜擢された秀才。10年前の反乱で死んだといわれていた。

【ルウジ|シィーダー】    
ジグ|コーカイスと同期。彼とは犬猿の仲として知られている。使節団の中では”鬼の教官””と呼ばれ恐れられている。

【サイゴス|ルゼナン】
ジグ、シィーダーの同期。使節団の専属パイロット。2人の弟子をもつ。メカニック技術に精通した腕っ節でもあり、団のムードメーカー。

【ウリーン|ファーアエル】
ジュビオの許嫁。ツタが絡みつくような話し方。髪は美しい天然パーマで、顔はとげのある花のように凛としている。

【ジャキリーン|アータナムキン】 
ジュビオの専属執事。すらりと背が高く、穏やかな性格。あだ名は腰巾着。

【ルシカ|ボッソ】         
9歳。シィーダーのお気に入り。誰に対しても態度が悪い。髪がハリネズミのように真っすぐ。左側の口角が不自然につり上がっている。

【ウルベータ|ファーアエル】
ウリーンの兄。あの妹の兄とは思えないほどに好青年。

【エーニヒィ|ドートゥ】
使節団のムードメーカー。お調子者で、口癖はねむたい。やる気のない部下としていじられキャラとなることが多いが、実は上司から可愛がられている。

【ムレイ|ラスコンシーズ】
いつもエーニヒィにこきつかわれるおひとよしの部下。彼とよく行動することから、二人は「イチ・レイ」コンビとよばれる。

【パーギソン|パージンゴップ】
使節団の記録係。使節団の歴史について詳しいが、多くを語らない。

【アーガネル|サボヴァネ】
使節団の専属水壁師。

【アダ|シューレ】        
ルゼナンの一番弟子。ほとんど表情を変えないポーカーフェイス。

【ブルウンド|ルズイーイ】
使節団の専属料理人。人のよさそうな笑顔。大柄で、お人よし。ジグと大親友。

【ダント|パネット】
 絵に描いたような好青年。使節団の記録係。環境省トロレル環境課虫研究センターで働いていた。相当の虫好き。人の顔を一度で記憶してしまう能力がある。

【スピーゴ|メダス】
使節団の使用人。猫族で、猫耳。

【モストラ|エヴィントラ】
スピーゴと同い年の使用人。元ホテルマン。

【ソルビア|ダダビス】
使節団で記録係兼事務をしている女性。

【ゴズ|ルバーグ】       
 前任のパトラン。グリニアのことを尊敬しており、現在は使節団の若手団員の教育係として他の仕事と兼任しながら働いている。

【グリニア|ソーソ】
使節団の最高責任者。生まれつきの盲目で、9歳の時に「百眼」に覚醒する。裸眼では目が見えず、いつも目を閉じている。

【ペオラ|オウネイ】       
随分長いこと使節団にいる女性。シハンと同格の、女性に与えられる称号ギノエを保有する才色兼備の女性。

【ナシュ|エレクン】
使節団の一員で、現役のパナロン。争いごとは避ける傾向があり、上司には忠実。

【ユリフス|アウタジーン】
エシルバの家族。

【メフォー】
エシルバの訪問医。

【アソワール|ガーマアスパル】
ガンフォジリー家の隠れ家「蛙里」に暮らすガーマアスパル家の主人。

【カリィパム|ガーマアスパル】
旧姓レセンシー。ルダの実の姉。10年前に死んだ。

【エルマーニョ|ガーマアスパル】
2人の一人息子。

【ゴドラン|スー】
エシルバの父親。大樹堂内部反乱の首謀者。前ガンフォジリーガンフォジリーの王位につく。かつてはシクワ|ロゲンの英雄とまでよばれた人格者。ブユ=ブーとしての資質にも恵まれる。

【ルダ|スー】
エシルバの母親。不治の病で亡くなったとされているが、真実は謎に包まれている。
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