Black/White

第一部：アレックス

ここまでの登場人物１

ロイ・ベッティ
　本編の主人公。
　黒髪にペイルグリーンの瞳を持つ美少年。
　元はスラム暮らしをしていて、出自は全く不明。
　モンテカルロによって、性技と暗殺術を仕込まれていて、身体能力も高い。
　生まれてはじめて「親切に」された事で、アレックスにほのかな恋心を抱くが、彼が潜入している刑事だと知り、マコーミックに唆されて、殺害を手伝う。

アレックス・グレイス
　ライトブラウンの髪とアイスブルーの瞳を持つ、長身のイケメン。潜入時の偽名はヴァレンタイン。
　署内で犯罪者を容赦なく射殺する冷徹だと思われているが、実際は正義感と猪突猛進がミックスされた、真性のお人好しなトンデモ正義漢。
　組織を壊滅させた後、ロイの身柄を引き取ろうと考えていたが、ロイ本人に自身が潜入している警官だと打ち明ける事が出来ず、気持ちがすれ違ったまま殉職する。

ハロルド "ハリー"・マクミラン
　金髪碧眼のフツメン。潜入時の偽名はラザフォード。
　アレックスの妹と結婚しており、第一部の途中で子供が生まれる事が言及されている。

モンテカルロ
　組織のボス。ロイを仕込んだたぬきおやじ。
　小児性愛者で、子供なら男女どっちも好きだけど、大人は女性が好き。
　歴代の "愛人" は、飽きたら売春や人身売買で "処分" していたが、ロイだけは便利だったので、手放さずに手元においていた。
　人身売買・麻薬・その他手広くやってる働き者。

マコーミック
　モンテカルロ氏の部下。
　ロイに取り入って更なる出世を狙うが、無碍にされた事を根に持っている。
　なのでロイに贔屓にされているアレックスの足を引こうと身辺を調べ、潜入している刑事だと知る。
　それを使ってロイを隷属させようとしたが、結局はロイに撃たれて死亡する。