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第23話
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「シャツの上からでも、乳首がカッチカチなの判っちゃうぐらいツンって尖ってますよ? ふふ…食べちゃいたいくらいカワイイ」
「…んあっ!」
神巫が動く気配がして、不意にシャツの上から乳首を口唇に挟まれる。
柔らかく激しく、神巫の口唇がそこを弄ぶ感触がたまらない。
「や……あぁっ」
「そんなに声出しちゃダメですよ~? 他の部屋に誰もいないって、保証はないんですからね?」
クスクスと低く笑いながら囁かれた言葉に、柊一はそこがオフィスであった事を思い出した。
「…ふ………う……」
「声…、我慢すると余計に感じる?」
ベルトを外され、ファスナーを降ろされ、神巫の手が下着の中に滑り込んでくる。
「バ……カ………ッ! これ……以上よせっ!」
「こんなにしてて、止められちゃったら柊一サンがツライだけですよ?」
衣服の下で張りつめている部分を握り、神巫はワザと裏側の1番鋭敏な部分を乱暴に擦り上げた。
「ひ………んんっ!」
そこに刺激を加えられる事は、柊一にとってなによりの快楽であり、同時に涙が出るほど屈辱的な気分になる。
「泣いてる柊一サン、すごく魅力的」
男の指先が、容赦なく最奥の花弁と芽を蹂躙し、柊一の快楽を煽り立てる。
「い………やだ………」
声を抑えると、それはもうひたすら啜り泣くような声になって。
それが柊一には、余計に屈辱だった。
「イヤって、言ってる時が1番感じてる時だよね?」
低く笑う男の声に、柊一は身を竦ませる。
囁かれた言葉は、あまりに衝撃的だった。
「だって、ホラ。こんなに堅くなってるの、自分でも判るでしょ?」
下着ごとスラックスを引き下ろされて、解放された屹立している部分を男の指先が形をなぞるように滑っていく。
容赦のない指先が淫猥な音を立てて、尖端に溜まった透明な雫を塗り伸ばす。
それから体液を纏った指先は、屹立したソレの裏側を辿り根本の鋭敏な部分に至る手前でピタリと止まった。
「…自分で俺の指に擦り付けてるの、ワザと?」
己の身体が無意識のうちに浅ましく先をねだっている事に、柊一は身を強張らせた。
「そんなに焦らないでも、柊一サンの欲しいだけ優しくしてあげるってば」
両手が膝に掛かり、足を広げられる。
椅子の前に跪いた神巫は、途中で放り出され悶えるようにヒクついている花弁に熱い舌を押し当ててきた。
「ふあっ!」
見えない柊一には、火種のように熱い灼熱の蛇が、襞の間に突然押し入ってきたような錯覚を起こさせる。
腰を押さえ込まれ、存分に舌先で犯され、そこが人気のないオフィスだと解っていても、啜り泣くような嗚咽を止める事など出来ない。
否、そこが「人気のないオフィス」だと解っているからこそ、余計に感じている事を柊一は自覚し始めていた。
「……かん…なぎ………」
身体を起こした男が、後頭部の戒めをスルリと解く。
「呼びました?」
サディスティックに柊一を責め苛んでいた男は、まるでそれとは無縁な顔で穏やかに微笑む。
「も………やめ……」
「最後まで素直じゃないなぁ。欲しくなっちゃったんでしょう?」
突きつけられた選びようのない選択肢に、柊一は微かに身を強張らせたが。
緩やかに目を伏せると、小さく頷くように頭を垂れる。
柊一の快感も屈辱もすっかり理解している男は、柊一の身体を抱き上げると、自分が椅子に腰を降ろして柊一を膝に抱いた。
「ほら、解る? 俺、柊一サンを見てるだけでこんなになっちゃうンですよ」
手早く己の前をくつろがせた神巫は、熱く猛っているソレを柊一の小さな入り口に押し当てる。
「や…あっ!」
何度繰り返されても、未発達のその場所に成熟した神巫を迎え入れるのは酷い痛みを伴った。
それでも……。
「ああっ………あ……っ!」
挿入され、またそれを引き出され…、繰り返される度に最も鋭敏な場所を執拗に擦り上げられる。
痛みと一緒に柊一を支配するのは、紛れもない強烈な快感だった。
「…………クゥ…っ!」
まるで下半身から脳に向かって稲妻が駆け上っていくような感覚に見舞われ、目の前が真っ白になる。
ぐったりと自分に寄り添ってきた柊一を愛しげに眺めて、神巫は側のティッシュボックスを引き寄せると柊一のソレを綺麗に拭った。
柊一の身体を抱いたまま立ち上がり、熱を放った余韻に意識も曖昧な柊一をそっと椅子の上に降ろす。
着衣を簡単に整え、未だ拘束したままの柊一の両腕からネクタイを取り戻すと、給湯室に向かった。
「…んあっ!」
神巫が動く気配がして、不意にシャツの上から乳首を口唇に挟まれる。
柔らかく激しく、神巫の口唇がそこを弄ぶ感触がたまらない。
「や……あぁっ」
「そんなに声出しちゃダメですよ~? 他の部屋に誰もいないって、保証はないんですからね?」
クスクスと低く笑いながら囁かれた言葉に、柊一はそこがオフィスであった事を思い出した。
「…ふ………う……」
「声…、我慢すると余計に感じる?」
ベルトを外され、ファスナーを降ろされ、神巫の手が下着の中に滑り込んでくる。
「バ……カ………ッ! これ……以上よせっ!」
「こんなにしてて、止められちゃったら柊一サンがツライだけですよ?」
衣服の下で張りつめている部分を握り、神巫はワザと裏側の1番鋭敏な部分を乱暴に擦り上げた。
「ひ………んんっ!」
そこに刺激を加えられる事は、柊一にとってなによりの快楽であり、同時に涙が出るほど屈辱的な気分になる。
「泣いてる柊一サン、すごく魅力的」
男の指先が、容赦なく最奥の花弁と芽を蹂躙し、柊一の快楽を煽り立てる。
「い………やだ………」
声を抑えると、それはもうひたすら啜り泣くような声になって。
それが柊一には、余計に屈辱だった。
「イヤって、言ってる時が1番感じてる時だよね?」
低く笑う男の声に、柊一は身を竦ませる。
囁かれた言葉は、あまりに衝撃的だった。
「だって、ホラ。こんなに堅くなってるの、自分でも判るでしょ?」
下着ごとスラックスを引き下ろされて、解放された屹立している部分を男の指先が形をなぞるように滑っていく。
容赦のない指先が淫猥な音を立てて、尖端に溜まった透明な雫を塗り伸ばす。
それから体液を纏った指先は、屹立したソレの裏側を辿り根本の鋭敏な部分に至る手前でピタリと止まった。
「…自分で俺の指に擦り付けてるの、ワザと?」
己の身体が無意識のうちに浅ましく先をねだっている事に、柊一は身を強張らせた。
「そんなに焦らないでも、柊一サンの欲しいだけ優しくしてあげるってば」
両手が膝に掛かり、足を広げられる。
椅子の前に跪いた神巫は、途中で放り出され悶えるようにヒクついている花弁に熱い舌を押し当ててきた。
「ふあっ!」
見えない柊一には、火種のように熱い灼熱の蛇が、襞の間に突然押し入ってきたような錯覚を起こさせる。
腰を押さえ込まれ、存分に舌先で犯され、そこが人気のないオフィスだと解っていても、啜り泣くような嗚咽を止める事など出来ない。
否、そこが「人気のないオフィス」だと解っているからこそ、余計に感じている事を柊一は自覚し始めていた。
「……かん…なぎ………」
身体を起こした男が、後頭部の戒めをスルリと解く。
「呼びました?」
サディスティックに柊一を責め苛んでいた男は、まるでそれとは無縁な顔で穏やかに微笑む。
「も………やめ……」
「最後まで素直じゃないなぁ。欲しくなっちゃったんでしょう?」
突きつけられた選びようのない選択肢に、柊一は微かに身を強張らせたが。
緩やかに目を伏せると、小さく頷くように頭を垂れる。
柊一の快感も屈辱もすっかり理解している男は、柊一の身体を抱き上げると、自分が椅子に腰を降ろして柊一を膝に抱いた。
「ほら、解る? 俺、柊一サンを見てるだけでこんなになっちゃうンですよ」
手早く己の前をくつろがせた神巫は、熱く猛っているソレを柊一の小さな入り口に押し当てる。
「や…あっ!」
何度繰り返されても、未発達のその場所に成熟した神巫を迎え入れるのは酷い痛みを伴った。
それでも……。
「ああっ………あ……っ!」
挿入され、またそれを引き出され…、繰り返される度に最も鋭敏な場所を執拗に擦り上げられる。
痛みと一緒に柊一を支配するのは、紛れもない強烈な快感だった。
「…………クゥ…っ!」
まるで下半身から脳に向かって稲妻が駆け上っていくような感覚に見舞われ、目の前が真っ白になる。
ぐったりと自分に寄り添ってきた柊一を愛しげに眺めて、神巫は側のティッシュボックスを引き寄せると柊一のソレを綺麗に拭った。
柊一の身体を抱いたまま立ち上がり、熱を放った余韻に意識も曖昧な柊一をそっと椅子の上に降ろす。
着衣を簡単に整え、未だ拘束したままの柊一の両腕からネクタイを取り戻すと、給湯室に向かった。
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