君と泳ぐ空

hamapito

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 二回戦をあっさりとコールド勝ちした俺たちは三回戦へと駒を進めた。
 三回戦の相手は、うちと同じ公立高校で何度か練習試合もしたことのあるところだった。相手チームの顔を知っているので変な緊張感はなかったが、お互いに個々の選手の特徴を知り尽くしてもいるので、戦いづらいとも言えた。ここ最近の対戦成績は二勝二敗でチームの力は互角と言えた。
「今日はおそらく一番やりづらい相手だと思う。俺たちが相手チームの特徴を知り尽くしている様に、俺たちの特徴も知り尽くされているからな。簡単に点はもらえないだろうから、一点で試合が決まると思って気を引き締めよう」
「はいっ!!」
 兵頭主将の言葉に俺たちは気合を入れて大きく返事をした。
 太陽に熱せられた空気が肌にまとわりつく。
 吹き抜ける風が火照った肌を撫でていく。
 じっとしていても汗が浮かぶような気温。
 試合開始時刻は午後一時。
 一日の中でも一番気温の高い試合時間だった。
 シートノックを終えただけで、身体中から汗が吹き出る。
 胸の中でジリジリと湧いてくる緊張感を抑えようと俺は喉を鳴らすようにポカリを飲み込んだ。
 スタンドからは吹奏楽部のチューニングの音が響いている。
 同時に観客のざわめきが大きくなっていく。
「今日、応援多いよな」
「日曜日だからな」
 俺の声に隣に座る香川が答えた。
「藤倉のところも家族来てるだろ?」
 香川の隣に座る安田がタオルで汗を拭きながら、こちらに顔を向ける。
「来てる。家族総出で」
 今朝の光景が頭に蘇る。
 朝早くから張り切っておにぎりを握る母さん。
 大会のトーナメント表を何度も眺める父さん。
 翔太はいつも通りだったけど。
 ひかりは「部活休んじゃおうかなぁ」と出来もしないのに呟いてはため息ばかりついていた。
 いつもの食卓だけれど、ちょっと違う。
 どこかソワソワと落ち着かない感じ。
 まるで家族で遊園地にでも出かける日の朝みたいだ。
 応援してもらえるのは嬉しいが、普段家では見せない自分を家族に見られること、反対に同級生に自分の家族が見られることに変な気恥ずかしさが混じってしまい、素直には喜べない。
「だよな。うちも。しかも、俺の応援っていうより、遠足とかピクニックとかに出かける感じなんだよな」
「やっぱり?どこも同じだなぁ」
 三人それぞれに自分の家族の顔を思い浮かべて苦笑いする。
「円陣組むぞ!」
 兵頭主将の声に全員が立ち上がり、ベンチから出る。
 強い日差しが目に突き刺さり、心臓が大きく音を立てた。
「全員、目を閉じろ」
 円陣を組んだまま、俺たちは静かに目を閉じた。
 目を閉じると自然と聴覚が研ぎ澄まされる。
 初めは、自分の心臓の音。
 それから、吹き付ける風の音。
 そして、吹奏楽部の楽器の音に観客のざわめき。
 俺たちは今、そういう音に、空気に、包まれている。
「よし!」
 兵頭主将の声で目を開けると、視界に仲間の顔が広がる。
「俺たちがやるべきことはひとつ!今日も感謝を忘れずに野球を楽しむこと!勝つぞ!!」
「おぉ!!」
 俺たちの声にスタンドの声援がさらに大きく膨らんだ。

 一回、二回とランナーは出るものの、お互いに点を取れずに迎えた三回表。
 ワンアウト一塁で、打順は二巡目に入った。
 先制点を取れれば、気持ちが軽くなる。
 猫田監督が一塁ランナーの田中たなか先輩と一番バッターの小野おの先輩にサインを送る。
 小野先輩がバントの構えを見せる。
 まだ出番のない俺はベンチからスタンドの応援に合わせて声を張り上げる。
 相手ピッチャーからボールが放たれる。
 田中先輩が二塁に向かって走り出す。
 小野先輩がバントの構えを変え、ボールを捕らえにいく。
 キィン。
 バントに備えて少しだけ前に構えていたサードの真横を抜き、ボールが走る。
 早めにスタートを切っていた田中先輩は二塁を蹴って、三塁へ。
 レフトからの返球は間に合わず、田中先輩は三塁に進んだ。
「よっしゃー!!」
 ベンチでガッツポーズをしあう俺たちよりも、もっと大きなスタンドの歓声が球場を包み込む。
 先ほどよりもまっすぐ力強く吹奏楽部の楽器の音が響く。
 先ほどよりもスタンドの声援が大きく聞こえる。
 先制点への期待が高まる。
 ワンアウト、ランナー一塁、三塁。
 外野フライでも一点。
 俺たちの声も自然と大きくなる。
 打席に入った鳥谷とりたに先輩が初球から振りにいく。
 それを見越して、相手バッテリーは少しコースを外していた。
 1ストライク。
「力むなー!いつも通りやれー!」
「鳥谷先輩!!」
 二球目は見送りボール。
 1ボール1ストライク。
 三球目。
 田中先輩がスタートを切った。
 鳥谷先輩が構えを変えた。
 バットに当たったボールがサードの前へと転がる。
 サードがボールを掴もうと前に走る。
 田中先輩がホームを狙って加速する。
 ボールを拾ったサードがキャッチャーへ投げる。
 キャッチャーの後ろをすり抜けるように田中先輩がホームベースに触った。
「セーフ!」
 球審の振り切られた腕に歓声が爆発した。
「!!」
 先制点はスクイズだった。
「っしゃー!!」
 俺と安田は思いっきり腕を振り上げ、田中先輩を出迎えた。
 スクイズを決めた鳥谷先輩は一塁に、小野先輩は三塁まで進んでいて、再びワンアウト、ランナー一塁、三塁。
 続く三番の佐々木ささき先輩が外野フライを放ち、小野先輩がホームを踏んだ。
 2対0。
 ツーアウト一塁。
 打席には四番の渡辺わたなべ先輩。
 心なしかスタンドの黄色い声援が大きくなる。
 渡辺先輩にはファンクラブまであると言う噂だ。
 身長は俺よりもさらに高く、チームで一番の長身。ポジションはサード。渡辺先輩がエラーをするところなんて想像ができないくらい守備への信頼感は厚い。そして、四番を任される打撃センス。さらには、最近よくテレビで見かける若手俳優に似ていると言うイケメンぶり。
 ちょっとくらい、やっかみとかありそうだけど、渡辺先輩は天才型では決してなく、努力型の人間で、それを見てきたチームメイトにそんな感情は持ち合わせていない。何より当の渡辺先輩が女子に不慣れすぎて、周りが思わず助けたくなるようなシャイなタイプだった。
 そこがまた女子の心をくすぐるらしかったが。
 初球を見送り、1ストライク。
 渡辺先輩の視線が鋭くなる。
 スタンドの応援曲がグラウンドに響き渡る。
 二球目。
 バットがボールを捕らえ、強い打球が返る。
 抜けるかと思われた当たりだったが、ライトの好守備により渡辺先輩は一塁止まり。鳥谷先輩は二塁に進んだ。
 五番の岡野おかの先輩もヒットを打ち、ツーアウト満塁でバッターボックスには兵頭主将が立った。
 流れは完全にうちに来ていた。
 まだ三回だったが、ここで一気に流れを掴んでしまいたい。
 しかし相手チームも流れを掴まれるものかと、ピッチャーの交代が告げられる。
「主将!!」
「打て!!兵頭!!」
 高まる熱気。
 響き渡る応援曲。
 スタンドの声援は膨らんでいく。
 初球。
 球威に押され、ファール。
 二球目。
 ボール球を見送る。
 三球目。
 際どいコースだったが、ストライク。
 1ボール2ストライク。
 追い込まれる。
 四球目。
 見送り、ボール。
 2ボール2ストライク。
 五球目。
 バットがボールを捕らえる鋭い音が響いた。
 しかし、わずかに一塁線を超え、ファール。
 いつのまにか騒がしかったベンチが静まり返る。
 声を出すことも忘れて、見入ってしまっていた。
 六球目。
 兵頭主将は、ストライクを取りに来たボールを見逃さなかった。
 打球はセンターの前に落ちた。
 この日一番の声が、音が、熱気が、球場を包んだ。
 鳥谷先輩と佐々木先輩がホームを踏んだ。
 4対0。
 沸き立つスタンドとベンチ。
 そして打った兵頭主将は二塁ベースの上で、腕を振り上げた。
 そのガッツポーズにチーム全員が同じガッツポーズで応えた。
 いつも厳しい兵頭主将も思わず笑っていた。
 その後、続く香川が先ほど代わったばかりのピッチャーをとらえきれずにアウトとなり、三回表の攻撃は終わった。
 ベンチに帰って来た兵頭主将を三年生が手荒く迎える。
「まだ、三回だってこと忘れるなよ」
 笑いながらも、そこは兵頭主将なので、みんなを引き締めることも忘れない。
「おうっ!!」
 守備へと向かう仲間たちに背中を叩かれながら、兵頭主将も準備を終えて、ベンチを出ていく。
 その大きな背中を俺は自然と目で追っていた。
 ——三回裏。
 攻撃で流れを掴んだ俺たちは守備でもいいリズムを作れていた。
 先頭バッターをかじ先輩が三振に仕留め、続くバッターにはヒットを許したものの、次のバッターの当たりに香川が素早く反応し、ダブルプレーであっさりとその回を終わらせた。
 ——四回表。
 勢いに乗る俺たちは先頭バッターの梶先輩がフォアボールで出塁し、続く田中先輩のヒットで、ノーアウト一塁、二塁と、またしてもチャンスを迎えていた。この勢いでいけば、二回戦同様にコールド勝ちもあるのではないかと期待が高まっていく。
 打順は一番に戻り、先ほどヒットを打った小野先輩がバッターボックスに入る。
 小野先輩がバントの構えを見せた。
 ノーアウト一塁、二塁。
 猫田監督もバントのサインを出している。
 ただ、先ほどの回でバントの構えからヒットを放った小野先輩に相手チームには少しばかり緊張感が流れているように見える。
 キャッチャーのサインに首を振るピッチャー。
 スタンドから響き渡る声援。
 何度目かのやりとりでようやく頷くピッチャー。
 ジリジリとグラウンドを照らす太陽に雲がかかる。
 ピッチャーが投球モーションに入る。
 太陽の日差しが遮られ、肌に突き刺さる熱が和らぐ。
 ピッチャーの指先からボールが放たれる。
 小野先輩が今度は姿勢を崩すことなく、バットにボールを当てにいく。
 ボールが転がる。
 ピッチャーが素早く反応し、一塁に送球した。
 ワンアウト二塁、三塁。
 送りバントは成功した。
 小野先輩の見事な仕事ぶりにベンチも沸き立つ。
 しかし、続いてバッターボックスに入った鳥谷先輩は外野フライを狙ったのか、力みすぎてしまったのか、ボール球をふらされてしまい、あっさりと三振してしまった。
 ツーアウト二塁、三塁。
 それでもチャンスであることに変わりはない。
 ここから打順はクリーンナップだ。
「ツーアウト!」
 相手チームのキャッチャーが声を張り上げる。
 その声に汗を拭いながら、ピッチャーが軽く頷く。
 守備につくチームメイトも声を掛け合って応える。
 太陽が雲に隠れたことで、グラウンドの空気も少しばかり軽くなったようだった。
 佐々木先輩がバッターボックスに入り、大きく息を吸い込んだ。
 キャッチャーが構える。
 ピッチャーが頷く。
 今度は迷いもなく、ボールが放たれた。
 そのボールを佐々木先輩のバットが捕らえにいく。
 キィン。
 打球はライトの頭上を越えようと伸びていく。
 超えさせてなるものかとライトが追っていく。
 観客は、その小さく白いボールの行方を、息を飲んで見守る。
 やがてボールは吸い寄せられるようにグラウンドに向かって落下していく。
 走っていたライトが地面を蹴った。
 グラウンドに飛び込むように全身を伸ばし、腕を突き出した姿に重なり、白いボールが視界から消える。
 そして、グラウンドにダイブしたライトが高々とグラブを突き上げた。
 そのグラブの中にしっかりとボールは収まっていた。
 弾けるような歓声が球場に響いた。
 相手チームのスタンドはもちろん、どちらのチームの応援というわけでもない人たちもそのプレイに拍手を送っていた。
 笑顔でベンチに走っていく相手チームのメンバー。
 俺たちが攻撃から守備へと流れを作ったように、今度は相手チームが守備から攻撃への流れを作り出そうとしていた。
 ——四回裏。
 先頭バッターがヒットで出塁すると、早くも相手の監督が動いてきた。
 ノーアウト一塁。
 梶先輩がランナーを見てから、投球モーションに入る。
 リードはそれほど大きくはなかったが、ランナーは迷わず二塁に向かって走り出した。
 兵頭主将はその盗塁を読んでいたかのように、素早く重心を移動させ、ボールを掴む。
 いち早く反応していた香川が二塁ベースで構える。
 兵頭主将がボールを香川に投げる。
 タイミング的には、アウトだった。
 けれど、兵頭主将の投げたボールはわずかに香川の構えの外だった。
 飛び上がってボールを掴んだ香川の横でランナーは盗塁を決めた。
 ノーアウト二塁。
 沸き立つ相手チームのスタンド。
 兵頭主将がすかさずタイムをとった。
 ベンチからはグラウンドのやりとりは聞こえない。
 けれど、兵頭主将が何かを言って、グラウンドに集まった仲間たちが目を閉じた。
 それは一瞬のことだったけれど、再び目を開けた仲間たちの顔は笑っていた。
 守備位置に戻る仲間たち。
 兵頭主将のサインにしっかりと頷く梶先輩。
 リードは四点ある。
 梶先輩が兵頭主将のミットへとまっすぐにボールを投げ込む。
 今日の試合で一番力強いボールだった。
 バッターは手が出ず、見送る。
 1ボール1ストライク。
 次はインコースを攻めて、ストライク。
 そして、コースを外して投げられた次のボールにバッターが手を出した。
 打球は大きく真上に打ち上がった。
 兵頭主将がマスクを外して、ボールの落下点に入ろうと構える。
 ボールの動きに合わせて、兵頭主将が数歩、後ろに下がった。
 ボールがゆっくりと落ちてくる。
 雲に隠されていた太陽が再び顔を出した。
 強い日差しがボールに重なる。
 それでも兵頭主将はボールから目を離さなかった。
 やや後ろに体勢を崩されながらも、兵頭主将はしっかりとボールを掴んでいた。
 これで、ワンアウト。
 兵頭主将がボールを手に戻る。
「ワンアウト!」
 兵頭主将が声をかけ、腰を下ろそうとした、その時。
 まるでスローモーションのように兵頭主将はそのままホームベースの上に倒れた。
「!」
「主将!」
「兵頭!」
 突然の出来事に球場全体がざわついた。
 守備位置で構えていた仲間たちも突然のことに一瞬固まり、弾けたように駆け寄る。
 梶先輩に支えられて、兵頭主将はベンチに運ばれた。
 治療のため中断を告げるアナウンスが流れる。
 兵頭主将は猫田監督に「すみません」と何度も繰り返した。荒い呼吸から繰り返されるその声には、苦痛よりも悔しさがありありと滲み出ていた。
 そして、猫田監督は小さく頷くと、まっすぐ俺に視線を向けた。
「藤倉!交代だ」
「!」
「悪いな。……頼んだぞ」
 兵頭主将が苦痛に顔を歪ませながらも、俺の瞳をしっかりと捉えて言った。
「っ、はいっ!」
 俺は急いで準備にかかる。
 安田がそんな俺を手伝ってくれた。
 場内に交代のアナウンスが流れる。
「大丈夫。お前ならできるよ」
 安田が俺の背中を叩き、送り出してくれた。
 グラウンドの熱気が熱風となって押し寄せる。
 チームメイトたちは不安の色をかき消すように声を張り上げた。
 大丈夫。
 みんなの顔はちゃんと見える。
 兵頭主将が作ってくれた流れをここで手放してたまるか。
 俺は自分を包み込む土の匂いを吸い込み、走り出した。

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