公爵令嬢に転生したけど友達づくりに励もうと思います。

ゆのん

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トモダチづくりのはじまり☆

了承を得ました!

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「勉強やマナーレッスンの時間を少し減らして、又は、ぎゅうぎゅうに詰めていただいて毎日街に行く時間をください!お願いします!」
一生のお願い!
「ちょっとお待ちください、お嬢様。我々をここに呼んだのは、多用無言の話をするためではなかったのですか?」



やべ、この短時間で忘れてた。マリナに指摘されて思い出したけど。


「あぁ、前世の記憶が戻りましたー!」





そのとき、その場にいた一同はこう思った。





軽すぎだろ!



「お嬢様。もう一度行ってもらってもいいですか?」
マリナは、聞き取れなかったよう。が、みんな同じような顔をしていた。


「だから、前世の記憶が戻った」



ちょっとちょっとー
なんでみんな微妙な顔してんのさ。
ただ事実を告げただけじゃんか
ちょっといやかなり軽かったかもしれないけどさ。



「あっ、もしかして。前世がある人は罪人とかいう変な言い伝えみたいなのこの国にありました?」
「いやそんなものは一切無いが......」
父様曰くそれはないらしい。なんかたまにファンタジーとかの設定で見るから聞いてみたけど。
「なら、なぜみんな微妙な顔を?」
「それは……」
「やっぱり、軽すぎましたか?」
話を遮る天才にでもなろうかな?今回は父様の話を遮った。

「......」

みんなに無言で頷かれた。


やっぱりか。


話が進まないから
「ところで、なにか質問ある?」
という私の問いかけから始まって

・・・数時間後・・・

「というのが前世でした」
やっと説明終わったー!

   驚かれた点は
・魔法がない
・識字率が高い(といっても私の国だけだけど)
・人口が多い(だが、そろそろトップ10から抜けそう)
・面積がとても広い(といっても私の国は、だいたい60位くらい)
そのくらいかな?

「でねでね」
目的はここから、
「勉強やマナーの勉強を押す代わりに、お外に行く時間を作ってください!」
大事なのはここ!テストには、出ないけど大事!
「わかった。そのかわりちゃんと勉強など、頑張れよ。」
父様あざっす!まじ神!神様より神!(それは神様に失礼かな?)
「了解っす!」
「お嬢様。キャラが崩れておりますよ」
やっべ、マリナに呆れられた。まいっか。
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