209 / 493
店の日常編
緩衝材なんて真っ平ご免 その2
しおりを挟む
「薄暗いダンジョンの中、巨大モンスターのドラゴン種と戦って……。とても太刀打ちできませんでした。装備もガラクタになり、武器も本来の役目を果たせないほど無残な形になり……。魔物の目を盗んで安全地帯の小部屋に飛び込んで、何とか息を整えて……。持っていたアイテムはおにぎり一個だけでした。それをあの人と半分こして食べて……」
どうすんだよこの雰囲気。
重っ苦しいじゃねぇか。
うちのドラゴン亜種は……目の届くところで双子たちと遊んでやがる。
まぁ、大雑把に言えば同属ってことなんだよな。
こっちじゃ仲良し。
そちらは戦闘相手。
なんだかなぁ。
「モンスターがいたのは大広間でした。その小部屋は広間から出た廊下の先にありました。なので、そのドラゴンにはその廊下はとても狭く、私達を追いかけることはできませんでした」
「……命からがら、ってわけですね?」
「はい、私は……私だけでしたが」
「あなた……えっと、イールさんだけ?」
「えぇ。リュールーは、ひょっとしたら爪とか伸ばしてくるかもしれないから、と言って、その廊下でドラゴンの方を向いて警戒してました。私を先に逃がしてあとから追いかけるから、と……」
男が我が身を挺して女を逃がして、自分は絶命する話だこれ。
慰めの言葉かけても無駄だろ。
俺にどうしろと。
「ドラゴンの炎のブレスで一瞬でした。私は先に出口を目指して駆けだしてたので……」
「逃げられたんですね……?」
「……背中一面に、治ることのない大やけどを負いましたが……」
無事では、ただでは済まなかった、か。
とは言え……。
「いいんじゃないですか?」
「ちょっと、アラタっ」
「別にいいじゃねぇかよ、ヨウミ。彼氏さんの本懐は遂げられたんだから。先に逃がす。そして逃げ切った、だろ? この人が幽霊でない限り」
「え? あは。私は……しっかり生きてますよ?」
「す、すいませんっ。アラタが変なことを……」
物事をこねくり回して考えるからあれこれと気を遣って気疲れを起こすんだよ。
二人とも絶命したってんなら……って、そんな悲惨な話は、それ自体耳に入ることはねぇか。
「いえ、いいんです。でも……ずっと変わらない味ですよね。おにぎり」
いや、そりゃシンプルな構造だしよ。
味付けなんて塩と具だけだもん。
褒められても実感わかねぇよ。
「まぁ……作るに際し、心掛けてることは行商時代から変わってないから……」
「そうですか……。彼と楽しく過ごしてた日々を思い出せるんですよ。お金がなくて苦しい日々でしたけど、それでも……。このおにぎりも、その苦しい私達の生活を支えてくれたものの一つでした。彼もきっと、この店とアラタさん達に感謝してることでしょう」
「……そりゃ、どうも」
としか言えねぇよ。
誰かが昔を懐かしんでるその時間は、ほかの誰かにとって多忙で一瞬にして過ぎていく時間かもしれねぇし、何の思い入れもなく、淡々と過ぎていく時間かもしれん。
そして俺には……米研ぎの時間にしたいんだが……。
「そんな思いも、その人にとっての供養になるかもしれませんね」
「……そうですね。有り難うございます。えっと……ヨウミさん、でしたっけ?」
「はい」
「あ……あの……、またここで買い物していいでしょうか……?」
あ、ちょっと和んだ雰囲気になったか?
重苦しい雰囲気は、ほんとに気を遣うんだよ。
軽くなって何よりだ。
さて……。
「買い占めなきゃな。他にも客は来るんで。油を売るばかりってのも困る。最近はそんな連中が増えてきて閉口してるとこ」
「あは……、それはたいへんそうですね。私、魔物退治は引退しましたけど、アイテム採集などの仕事は続けてるので……。またお世話になります」
悪質な客よりは、まぁ有り難い客だよな。
雰囲気に流されちゃいない。
彼女の気配を感じると、物静かな口調は彼女の性格をそのまま反映してるように見える。
「またのお越しをお待ちしてますっ、イールさんっ」
ヨウミさん、俺にはもうすっかり見せることがなくなった、そのさわやかな笑顔、俺にも向けてほしいんですがね。
「はい、ありがとうございますっ。では……きゃっ」
「あ、ごめんなさい、お姉ちゃんっ」
「ごめんなさいっ」
「ミーッ」
こっちに来る双子とサミーがイールにぶつかりそうになった。
無邪気っつーか、周りを見ずに走って突進してくるとこはまだ子供だよなぁ。
双子はともかく、姿かたちが変わったサミーもだ。
鳴き声も全く変わらん。
変声期ってねぇのかな。
まぁ変わらないままでも構わねぇけど。
「あ、こっちこそごめんね。それは……」
「サミーだよ。アラタお兄ちゃんのペット」
「ペットじゃなくて仲間でしょ、ロウレ」
「へぇ、そうなんだ。アラタさん、いろんなお仲間がいらっしゃるんですねー。この子の種族は何です?」
「えっと、これはねー」
「たしかねー」
おい。
黙れ、双子!
「見ての通り、魚……水棲生物の魔物ですよ。話によれば、亜種はたくさんいて、これと決めつけられづらいそうですよ」
「そうなんですかぁ。サミーちゃんだっけ? かわいくてかっこいいねー」
「ミィ」
大声出すのも疲れるわ。
双子が何を言い出すかと冷や冷やしたからか?
「またのお越しをー」
「はい、失礼しますねー」
今度こそ……うん。ニコニコしながら去っていった。
「アラタお兄ちゃん。サミーはギョリュウ族だよね?」
「すいせいせいぶつって、なに?」
双子がサミーを連れて戻るなり、すぐに質問を投げてくる。
大人にゃ大人の事情と都合ってもんがあるんだよ。
ま、子供にゃ空気を読む機能はねぇだろうから仕方がねぇよな。
「あのお姉ちゃんね、竜関係の魔物と知ったらちょっとどうなるか分からないから、ちょっと言葉を変えてるの。それに、すいせいってのは、水に住むってことだから、嘘とか間違いじゃないでしょ?」
「うーん、まぁ、そうだね」
「なるほどなー」
こうして双子は、ヨウミの入れ知恵によって大人の暗黒面を知っていくのでしたっと。
「……アラタ。今変なこと考えてなかったでしょうね?」
「ナ、ナニモカンガエテナイデスヨー」
ヨウミ、時々鋭いんだよな、まったく……。
どうすんだよこの雰囲気。
重っ苦しいじゃねぇか。
うちのドラゴン亜種は……目の届くところで双子たちと遊んでやがる。
まぁ、大雑把に言えば同属ってことなんだよな。
こっちじゃ仲良し。
そちらは戦闘相手。
なんだかなぁ。
「モンスターがいたのは大広間でした。その小部屋は広間から出た廊下の先にありました。なので、そのドラゴンにはその廊下はとても狭く、私達を追いかけることはできませんでした」
「……命からがら、ってわけですね?」
「はい、私は……私だけでしたが」
「あなた……えっと、イールさんだけ?」
「えぇ。リュールーは、ひょっとしたら爪とか伸ばしてくるかもしれないから、と言って、その廊下でドラゴンの方を向いて警戒してました。私を先に逃がしてあとから追いかけるから、と……」
男が我が身を挺して女を逃がして、自分は絶命する話だこれ。
慰めの言葉かけても無駄だろ。
俺にどうしろと。
「ドラゴンの炎のブレスで一瞬でした。私は先に出口を目指して駆けだしてたので……」
「逃げられたんですね……?」
「……背中一面に、治ることのない大やけどを負いましたが……」
無事では、ただでは済まなかった、か。
とは言え……。
「いいんじゃないですか?」
「ちょっと、アラタっ」
「別にいいじゃねぇかよ、ヨウミ。彼氏さんの本懐は遂げられたんだから。先に逃がす。そして逃げ切った、だろ? この人が幽霊でない限り」
「え? あは。私は……しっかり生きてますよ?」
「す、すいませんっ。アラタが変なことを……」
物事をこねくり回して考えるからあれこれと気を遣って気疲れを起こすんだよ。
二人とも絶命したってんなら……って、そんな悲惨な話は、それ自体耳に入ることはねぇか。
「いえ、いいんです。でも……ずっと変わらない味ですよね。おにぎり」
いや、そりゃシンプルな構造だしよ。
味付けなんて塩と具だけだもん。
褒められても実感わかねぇよ。
「まぁ……作るに際し、心掛けてることは行商時代から変わってないから……」
「そうですか……。彼と楽しく過ごしてた日々を思い出せるんですよ。お金がなくて苦しい日々でしたけど、それでも……。このおにぎりも、その苦しい私達の生活を支えてくれたものの一つでした。彼もきっと、この店とアラタさん達に感謝してることでしょう」
「……そりゃ、どうも」
としか言えねぇよ。
誰かが昔を懐かしんでるその時間は、ほかの誰かにとって多忙で一瞬にして過ぎていく時間かもしれねぇし、何の思い入れもなく、淡々と過ぎていく時間かもしれん。
そして俺には……米研ぎの時間にしたいんだが……。
「そんな思いも、その人にとっての供養になるかもしれませんね」
「……そうですね。有り難うございます。えっと……ヨウミさん、でしたっけ?」
「はい」
「あ……あの……、またここで買い物していいでしょうか……?」
あ、ちょっと和んだ雰囲気になったか?
重苦しい雰囲気は、ほんとに気を遣うんだよ。
軽くなって何よりだ。
さて……。
「買い占めなきゃな。他にも客は来るんで。油を売るばかりってのも困る。最近はそんな連中が増えてきて閉口してるとこ」
「あは……、それはたいへんそうですね。私、魔物退治は引退しましたけど、アイテム採集などの仕事は続けてるので……。またお世話になります」
悪質な客よりは、まぁ有り難い客だよな。
雰囲気に流されちゃいない。
彼女の気配を感じると、物静かな口調は彼女の性格をそのまま反映してるように見える。
「またのお越しをお待ちしてますっ、イールさんっ」
ヨウミさん、俺にはもうすっかり見せることがなくなった、そのさわやかな笑顔、俺にも向けてほしいんですがね。
「はい、ありがとうございますっ。では……きゃっ」
「あ、ごめんなさい、お姉ちゃんっ」
「ごめんなさいっ」
「ミーッ」
こっちに来る双子とサミーがイールにぶつかりそうになった。
無邪気っつーか、周りを見ずに走って突進してくるとこはまだ子供だよなぁ。
双子はともかく、姿かたちが変わったサミーもだ。
鳴き声も全く変わらん。
変声期ってねぇのかな。
まぁ変わらないままでも構わねぇけど。
「あ、こっちこそごめんね。それは……」
「サミーだよ。アラタお兄ちゃんのペット」
「ペットじゃなくて仲間でしょ、ロウレ」
「へぇ、そうなんだ。アラタさん、いろんなお仲間がいらっしゃるんですねー。この子の種族は何です?」
「えっと、これはねー」
「たしかねー」
おい。
黙れ、双子!
「見ての通り、魚……水棲生物の魔物ですよ。話によれば、亜種はたくさんいて、これと決めつけられづらいそうですよ」
「そうなんですかぁ。サミーちゃんだっけ? かわいくてかっこいいねー」
「ミィ」
大声出すのも疲れるわ。
双子が何を言い出すかと冷や冷やしたからか?
「またのお越しをー」
「はい、失礼しますねー」
今度こそ……うん。ニコニコしながら去っていった。
「アラタお兄ちゃん。サミーはギョリュウ族だよね?」
「すいせいせいぶつって、なに?」
双子がサミーを連れて戻るなり、すぐに質問を投げてくる。
大人にゃ大人の事情と都合ってもんがあるんだよ。
ま、子供にゃ空気を読む機能はねぇだろうから仕方がねぇよな。
「あのお姉ちゃんね、竜関係の魔物と知ったらちょっとどうなるか分からないから、ちょっと言葉を変えてるの。それに、すいせいってのは、水に住むってことだから、嘘とか間違いじゃないでしょ?」
「うーん、まぁ、そうだね」
「なるほどなー」
こうして双子は、ヨウミの入れ知恵によって大人の暗黒面を知っていくのでしたっと。
「……アラタ。今変なこと考えてなかったでしょうね?」
「ナ、ナニモカンガエテナイデスヨー」
ヨウミ、時々鋭いんだよな、まったく……。
0
お気に入りに追加
1,586
あなたにおすすめの小説
異世界でのんびり暮らしてみることにしました
松石 愛弓
ファンタジー
アラサーの社畜OL 湊 瑠香(みなと るか)は、過労で倒れている時に、露店で買った怪しげな花に導かれ異世界に。忙しく辛かった過去を忘れ、異世界でのんびり楽しく暮らしてみることに。優しい人々や可愛い生物との出会い、不思議な植物、コメディ風に突っ込んだり突っ込まれたり。徐々にコメディ路線になっていく予定です。お話の展開など納得のいかないところがあるかもしれませんが、書くことが未熟者の作者ゆえ見逃していただけると助かります。他サイトにも投稿しています。
今さら帰ってこいなんて言われても。~森に移住した追放聖女は快適で優雅に暮らす~
ケンノジ
ファンタジー
「もうお前は要らない女だ!」
聖女として国に奉仕し続けてきたシルヴィは、第一王子ヴィンセントに婚約破棄と国外追放を言い渡される。
その理由は、シルヴィより強い力を持つ公爵家のご令嬢が現れたからだという。
ヴィンセントは態度を一変させシルヴィを蔑んだ。
王子で婚約者だから、と態度も物言いも目に余るすべてに耐えてきたが、シルヴィは我慢の限界に達した。
「では、そう仰るならそう致しましょう」
だが、真の聖女不在の国に一大事が起きるとは誰も知るよしもなかった……。
言われた通り国外に追放されたシルヴィは、聖女の力を駆使し、
森の奥で出会った魔物や動物たちと静かで快適な移住生活を送りはじめる。
これは虐げられた聖女が移住先の森の奥で楽しく幸せな生活を送る物語。
「クズスキルの偽者は必要無い!」と公爵家を追放されたので、かけがえのない仲間と共に最高の国を作ります
古河夜空
ファンタジー
「お前をルートベルク公爵家から追放する――」それはあまりにも突然の出来事だった。
一五歳の誕生日を明日に控えたレオンは、公爵家を追放されてしまう。魔を制する者“神託の御子”と期待されていた、ルートベルク公爵の息子レオンだったが、『継承』という役立たずのスキルしか得ることができず、神託の御子としての片鱗を示すことが出来なかったため追放されてしまう。
一人、逃げる様に王都を出て行くレオンだが、公爵家の汚点たる彼を亡き者にしようとする、ルートベルク公爵の魔の手が迫っていた。「絶対に生き延びてやる……ッ!」レオンは己の力を全て使い、知恵を絞り、公爵の魔の手から逃れんがために走る。生き延びるため、公爵達を見返すため、自分を信じてくれる者のため。
どれだけ窮地に立たされようとも、秘めた想いを曲げない少年の周りには、人、エルフ、ドワーフ、そして魔族、種族の垣根を越えたかけがえの無い仲間達が集い―― これは、追放された少年が最高の国を作りあげる物語。
※他サイト様でも掲載しております。
だから聖女はいなくなった
澤谷弥(さわたに わたる)
ファンタジー
「聖女ラティアーナよ。君との婚約を破棄することをここに宣言する」
レオンクル王国の王太子であるキンバリーが婚約破棄を告げた相手は聖女ラティアーナである。
彼女はその婚約破棄を黙って受け入れた。さらに彼女は、新たにキンバリーと婚約したアイニスに聖女の証である首飾りを手渡すと姿を消した。
だが、ラティアーナがいなくなってから彼女のありがたみに気づいたキンバリーだが、すでにその姿はどこにもない。
キンバリーの弟であるサディアスが、兄のためにもラティアーナを探し始める。だが、彼女を探していくうちに、なぜ彼女がキンバリーとの婚約破棄を受け入れ、聖女という地位を退いたのかの理由を知る――。
※7万字程度の中編です。
《勘違い》で婚約破棄された令嬢は失意のうちに自殺しました。
友坂 悠
ファンタジー
「婚約を考え直そう」
貴族院の卒業パーティーの会場で、婚約者フリードよりそう告げられたエルザ。
「それは、婚約を破棄されるとそういうことなのでしょうか?」
耳を疑いそう聞き返すも、
「君も、その方が良いのだろう?」
苦虫を噛み潰すように、そう吐き出すフリードに。
全てに絶望し、失意のうちに自死を選ぶエルザ。
絶景と評判の観光地でありながら、自殺の名所としても知られる断崖絶壁から飛び降りた彼女。
だったのですが。
追放されたテイマー半年後に従魔が最強になったのでまた冒険する
Miiya
ファンタジー
「テイマーって面白そうだったから入れてたけど使えんから出ていって。」と言われ1ヶ月間いたパーティーを追放されてしまったトーマ=タグス。仕方なく田舎にある実家に戻りそこで農作業と副業をしてなんとか稼いでいた。そんな暮らしも半年が経った後、たまたま飼っていたスライムと小鳥が最強になりもう一度冒険をすることにした。そしてテイマーとして覚醒した彼と追放したパーティーが出会い彼の本当の実力を知ることになる。
異世界転移したけど、果物食い続けてたら無敵になってた
甘党羊
ファンタジー
唐突に異世界に飛ばされてしまった主人公。
降り立った場所は周囲に生物の居ない不思議な森の中、訳がわからない状況で自身の能力などを確認していく。
森の中で引きこもりながら自身の持っていた能力と、周囲の環境を上手く利用してどんどん成長していく。
その中で試した能力により出会った最愛のわんこと共に、周囲に他の人間が居ない自分の住みやすい地を求めてボヤきながら異世界を旅していく物語。
協力関係となった者とバカをやったり、敵には情け容赦なく立ち回ったり、飯や甘い物に並々ならぬ情熱を見せたりしながら、ゆっくり進んでいきます。
貴族に生まれたのに誘拐され1歳で死にかけた
佐藤醤油
ファンタジー
貴族に生まれ、のんびりと赤ちゃん生活を満喫していたのに、気がついたら世界が変わっていた。
僕は、盗賊に誘拐され魔力を吸われながら生きる日々を過ごす。
魔力枯渇に陥ると死ぬ確率が高いにも関わらず年に1回は魔力枯渇になり死にかけている。
言葉が通じる様になって気がついたが、僕は他の人が持っていないステータスを見る力を持ち、さらに異世界と思われる世界の知識を覗ける力を持っている。
この力を使って、いつか脱出し母親の元へと戻ることを夢見て過ごす。
小さい体でチートな力は使えない中、どうにか生きる知恵を出し生活する。
------------------------------------------------------------------
お知らせ
「転生者はめぐりあう」 始めました。
------------------------------------------------------------------
注意
作者の暇つぶし、気分転換中の自己満足で公開する作品です。
感想は受け付けていません。
誤字脱字、文面等気になる方はお気に入りを削除で対応してください。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる