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紅丸編
飛び交う噂 噂に釣られた人もとうとう現れた
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「伝説だぁ? どこの誰よ、そんなこと触れ回ってる奴ぁ」
「あー、伝説ってとこは、わぁしの思い込みっちゅーかなんつーか。ということで勘弁してつかーさい。でも、伝説っつーと、何となく神秘的なもん感じしませんかぁ?」
「神秘的だぁ?」
俺のどこに神秘性があるんだ。
まぁ能力には神秘性がないとは言えんが、行商自体には関係ねぇだろうが。
「いや、きっかけはほんの些細なことなんですわ。うちんとこの常連客から、アラタさんとこにはどこも敵わんねって言われましてな」
敵わない?
商売人と何かを競うつもりもないし、同業者を商売敵みたいな目で見るつもりもないが?
「何のこっちゃ思うたら、誰よりも早う魔物の出現ポイントの近くに店を構えて、他の行商が来る前に店仕舞いするて。買いたかった俺らどうすりゃいいんだと戸惑ってたら、タイミングよく他の商人さんがやってきて店を始めるて。そんなタイミングのいい行商おらんし、それだけならあんたんとこ、相手にならんなっちゅーて」
気配を感じて店を開き、気配を感じてそこから立ち去る。
その繰り返しをしてきただけ。
別にどこと競うつもりはなかったんだがな。
「けどわぁしはそんなん聞いたことも見たこともない。同業もミナミアラタって名前に心当たりない。聞こえてくるのは冒険者達の話からだけ。姿は見えぬが噂は入る。ホント何者ですかそいつはって感じでしたわ」
ギルドに加入もしてなかったしな。
そっちからは、そんな厄介者がいるって噂くらいは聞こえてこなかったんか?
「ところがある時期から、アラタさんとこの店、見なくなったっちゅー話も聞こえてきましてな。見たことがない人が見たことのない店を開いて、その店が見なくなったから残念だ、言われましてもな」
そりゃそうだろうな。
何のこっちゃ、だよな。
「で、仕事柄いろんな情報を得ることも必要でしてなぁ。商売繁盛の秘訣ですわ。その中で気になるもんがいくつか入ってきましてな」
「気になるもの?」
「へえ。その噂の内容よりも、その出どこが気になりましてん」
出どこ……っつったら、出所のことだよな。
「ここ。この村ですわ。全国各地回ってますがな、どんな場所でも一年か二年に一度周りますんや。ここもそうでした。何もないところでも得るものはありますんで。けどその量も価値も高くなければ……まぁ寂しいところとは言えるわけですがな」
暗に田舎、へき地っつってるようなもんじゃねぇか。
地元愛にあふれた人間じゃねぇから、俺は別に気にしねぇけどよ。
「そんな場所から、いくつかの噂が入ってきましてな? 質のいいいろんな素材が手に入るだの、綺麗どころがたくさんおるだの。……ホントにお綺麗な方がいらしますなー」
ファンクラブとやらか?
まさかこいつも入りたいとか言うんじゃねぇだろうな?
そんなもん、こっちは全く知らんぞ?
つか、そういうことは本人がいる前では言わんもんだろ。
「えへ。綺麗どころだってー」
ほら、これだ。
やれやれ。
「……ま、まぁそれは置いといて、そして、ミナミアラタっちゅー人物が店を始めた、という話も聞こえましてな。幻の人物が現実に存在してたっちゅーわけですわ」
おいちょっと待て。
それって……。
「幻の珍獣を見に行こう、てか?」
「いやいや、そうじゃありませんて」
俺の皮肉を全力で否定してる。
俺をヨイショしたり煽てたりするつもりはなさそうだな。
「今まで同業者の目も触れず、しかも客からの評判はいい。つまり、そんな商人から客を奪われた、なんて悪評も出るわけがない。そういう意味ではある意味行商人の在り方の理想ではありますなあ。交流を持って勉強させてもらおう思いましてな」
俺から何を学ぶってんだ。
あ、勉強っては、値引きのことだが……。
一品五百円もしない品物を勉強しろと?
勘弁しろよ。
って、そんなわきゃないか。
だがな。
「俺のことに興味があって、いろいろと調べてやってきて、俺のことをどうこう喋ってくれるのはいいが、俺にはお前の情報は何にも入ってこないんだがな。不審人物の一人としか思えん」
「あ、こりゃすんません。こういうことしておりまして……」
この世界にも名刺っての、あるんだ。
なになに?
紅丸=セイヤー
まるまる商会代表取締役社長、紅丸丸号運行責任者……。
社長さん、ねぇ。
で……。
「名刺で……誤字?」
「誤字? どこです? あぁ、紅丸丸。船の名前ですわ」
「船?」
「へえ、飛空船です。あっちの森の上。上空ですわ。飛空船で移動して行商してますわ。もし何かご用がありましたら」
「ないな、ない」
「いや、そんな」
まぁ……天馬だのスライムだのいる世界だ。
船が空飛んでても驚きはしない。
だが、米の収拾で騒がしく感じたのは、その船からだったのか。
道理で距離感がつかめないわけだ。
しかも、こいつが指差した先の空には……。
「何にも見えねぇな」
「そりゃそうですわ。とてつもなく大きいですからな。地上に近寄ったら、お天道さんが隠れてしまいますわ」
どんだけ巨大だよ。
その船長ってこと?
船から離れてどうすんだよ。
つか、その船、ほんと、どこにあるんだよ。
どうやって乗り降りするんだよ。
「まぁ現物を見てないから眉唾物っつーか、ほら吹き? そんな人にしか見えんし、何より仕事の邪魔。商会っつー位だから従業員もたくさんいるんだろうが、こっちは俺でなきゃできない仕事もあるんでな」
「あぁ、お手すきに時にお話しさせてもらえたらと思いますわ。で、もしよければ、アラタさんのお仕事、見学させてもらえます?」
「普通に米を研ぐだけだぞ?」
「まぁ、それでも何かの勉強になると思いますんで」
ライムに水を加工させる仕事は見せられないな。
だが、俺の仕事全てを見せてくれって言ってるわけじゃないし。
それにこの男……どこかで嘘をついてる。
あるいは隠し事をしてる。
俺に対してなのか、世間一般に対してなのかまでは判別不能。
ほどほどの距離感を維持すれば問題ないか。
今までの俺なら突っぱねてただろう。
だが、この世界の情報を得ることができるなら、悪くない相手だと思う。
それに、俺に接近する目的が俺になかったとしたら、米研ぎやおにぎり作りの仕事を見てるだけで飽きて、そのうちどこかに行くだろう。
「まぁ……狭い所に長時間いても平気なら」
「ありがとうございますー。じゃあ、お邪魔させていただきますねー。あ、あら? ほんとに綺麗どころがおりますなー。こちらはダークエルフさんに……ドッペルゲンガー? ですな。初めまして。紅丸いいますー」
「あ、初めまして」
「ど、どうも…‥」
俺よりもそっちが本命だったか?
……なんか気になることがあるが……仕事の邪魔しなきゃ別にいいけどよ。
「あー、伝説ってとこは、わぁしの思い込みっちゅーかなんつーか。ということで勘弁してつかーさい。でも、伝説っつーと、何となく神秘的なもん感じしませんかぁ?」
「神秘的だぁ?」
俺のどこに神秘性があるんだ。
まぁ能力には神秘性がないとは言えんが、行商自体には関係ねぇだろうが。
「いや、きっかけはほんの些細なことなんですわ。うちんとこの常連客から、アラタさんとこにはどこも敵わんねって言われましてな」
敵わない?
商売人と何かを競うつもりもないし、同業者を商売敵みたいな目で見るつもりもないが?
「何のこっちゃ思うたら、誰よりも早う魔物の出現ポイントの近くに店を構えて、他の行商が来る前に店仕舞いするて。買いたかった俺らどうすりゃいいんだと戸惑ってたら、タイミングよく他の商人さんがやってきて店を始めるて。そんなタイミングのいい行商おらんし、それだけならあんたんとこ、相手にならんなっちゅーて」
気配を感じて店を開き、気配を感じてそこから立ち去る。
その繰り返しをしてきただけ。
別にどこと競うつもりはなかったんだがな。
「けどわぁしはそんなん聞いたことも見たこともない。同業もミナミアラタって名前に心当たりない。聞こえてくるのは冒険者達の話からだけ。姿は見えぬが噂は入る。ホント何者ですかそいつはって感じでしたわ」
ギルドに加入もしてなかったしな。
そっちからは、そんな厄介者がいるって噂くらいは聞こえてこなかったんか?
「ところがある時期から、アラタさんとこの店、見なくなったっちゅー話も聞こえてきましてな。見たことがない人が見たことのない店を開いて、その店が見なくなったから残念だ、言われましてもな」
そりゃそうだろうな。
何のこっちゃ、だよな。
「で、仕事柄いろんな情報を得ることも必要でしてなぁ。商売繁盛の秘訣ですわ。その中で気になるもんがいくつか入ってきましてな」
「気になるもの?」
「へえ。その噂の内容よりも、その出どこが気になりましてん」
出どこ……っつったら、出所のことだよな。
「ここ。この村ですわ。全国各地回ってますがな、どんな場所でも一年か二年に一度周りますんや。ここもそうでした。何もないところでも得るものはありますんで。けどその量も価値も高くなければ……まぁ寂しいところとは言えるわけですがな」
暗に田舎、へき地っつってるようなもんじゃねぇか。
地元愛にあふれた人間じゃねぇから、俺は別に気にしねぇけどよ。
「そんな場所から、いくつかの噂が入ってきましてな? 質のいいいろんな素材が手に入るだの、綺麗どころがたくさんおるだの。……ホントにお綺麗な方がいらしますなー」
ファンクラブとやらか?
まさかこいつも入りたいとか言うんじゃねぇだろうな?
そんなもん、こっちは全く知らんぞ?
つか、そういうことは本人がいる前では言わんもんだろ。
「えへ。綺麗どころだってー」
ほら、これだ。
やれやれ。
「……ま、まぁそれは置いといて、そして、ミナミアラタっちゅー人物が店を始めた、という話も聞こえましてな。幻の人物が現実に存在してたっちゅーわけですわ」
おいちょっと待て。
それって……。
「幻の珍獣を見に行こう、てか?」
「いやいや、そうじゃありませんて」
俺の皮肉を全力で否定してる。
俺をヨイショしたり煽てたりするつもりはなさそうだな。
「今まで同業者の目も触れず、しかも客からの評判はいい。つまり、そんな商人から客を奪われた、なんて悪評も出るわけがない。そういう意味ではある意味行商人の在り方の理想ではありますなあ。交流を持って勉強させてもらおう思いましてな」
俺から何を学ぶってんだ。
あ、勉強っては、値引きのことだが……。
一品五百円もしない品物を勉強しろと?
勘弁しろよ。
って、そんなわきゃないか。
だがな。
「俺のことに興味があって、いろいろと調べてやってきて、俺のことをどうこう喋ってくれるのはいいが、俺にはお前の情報は何にも入ってこないんだがな。不審人物の一人としか思えん」
「あ、こりゃすんません。こういうことしておりまして……」
この世界にも名刺っての、あるんだ。
なになに?
紅丸=セイヤー
まるまる商会代表取締役社長、紅丸丸号運行責任者……。
社長さん、ねぇ。
で……。
「名刺で……誤字?」
「誤字? どこです? あぁ、紅丸丸。船の名前ですわ」
「船?」
「へえ、飛空船です。あっちの森の上。上空ですわ。飛空船で移動して行商してますわ。もし何かご用がありましたら」
「ないな、ない」
「いや、そんな」
まぁ……天馬だのスライムだのいる世界だ。
船が空飛んでても驚きはしない。
だが、米の収拾で騒がしく感じたのは、その船からだったのか。
道理で距離感がつかめないわけだ。
しかも、こいつが指差した先の空には……。
「何にも見えねぇな」
「そりゃそうですわ。とてつもなく大きいですからな。地上に近寄ったら、お天道さんが隠れてしまいますわ」
どんだけ巨大だよ。
その船長ってこと?
船から離れてどうすんだよ。
つか、その船、ほんと、どこにあるんだよ。
どうやって乗り降りするんだよ。
「まぁ現物を見てないから眉唾物っつーか、ほら吹き? そんな人にしか見えんし、何より仕事の邪魔。商会っつー位だから従業員もたくさんいるんだろうが、こっちは俺でなきゃできない仕事もあるんでな」
「あぁ、お手すきに時にお話しさせてもらえたらと思いますわ。で、もしよければ、アラタさんのお仕事、見学させてもらえます?」
「普通に米を研ぐだけだぞ?」
「まぁ、それでも何かの勉強になると思いますんで」
ライムに水を加工させる仕事は見せられないな。
だが、俺の仕事全てを見せてくれって言ってるわけじゃないし。
それにこの男……どこかで嘘をついてる。
あるいは隠し事をしてる。
俺に対してなのか、世間一般に対してなのかまでは判別不能。
ほどほどの距離感を維持すれば問題ないか。
今までの俺なら突っぱねてただろう。
だが、この世界の情報を得ることができるなら、悪くない相手だと思う。
それに、俺に接近する目的が俺になかったとしたら、米研ぎやおにぎり作りの仕事を見てるだけで飽きて、そのうちどこかに行くだろう。
「まぁ……狭い所に長時間いても平気なら」
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