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続き2[蓮也]
しおりを挟む「出ようか。早く続きしたいし。」
「あ、はい。」
有希くんをタオルで拭きあげて、ついでに自分を拭いた。
抱き上げた、有希くんは軽い。
ほてった体が、有希くんにくっついて、気持ちがいい。有希くんの若い肌が、俺の肌に吸い付いてくる。
有希くんはまだ勃ってないみたい。
それに対して、俺なんか。もう、勃ちすぎてちょっと痛いくらいだ。
「ローション、使ってあげるからね~。」
「は、はい。初めて…。」
「うん、楽しみだね。」
ベッドにそっと寝かせる。
(優しく、優しく…。)
有希くんの上から覆い被さる。
柔らかい髪の毛を右手で掻き分けて頭を撫でる。
有希くんが僕を見つめている。
俺も有希くんを見つめる。
目と目が合うだけでこんなに興奮するなんて。
目を合わせたまま、そっと口付けをした。
熱い唇同士が重なると気持ちがいい。
少しずつ、角度を変えながらキスを深くしていく。
「ん、っっん。ぅんんっ。」
どうやら有希くんも硬くなって来たみたい。
キスだけでこんなに感じるなんて、本当に可愛い奴だ。
「きもひい?」
「うんっ。きもち…。」
チュッチュ、と音をたてながらキスを続ける。
小さな喘ぎ声をあげながら、背中にしがみついてくる。
息ができないくらい必死に吸い付いてくる。
下手くそなキスも可愛い。
チョロリと下を出すと、それに応える様に、有希くんもこちらに舌を差し出して来た。
(キスとか、あんまりした事ないんだろうな。犯されて終わりなのかな。)
邪推は良くないと思いつつ、有希くんの日常を想像せずにはいられない。
キスが深くなればなるほどに、有希くんの体が火照り、どんどん硬くなる。
興奮して、耐えられなくなったのか、有希くんがキスから逃れようとする。
(逃がさない…。)
頭を右手でしっかりホールドして、もっともっと深いキスをした。
ついでに、可愛い頭を撫でてあげる。
そして、左手でそっと乳首に触れる。
「あっ。だめぇ…。」
知ってる。有希くんは、乳首、弱いもんね。
「あっ、せんぱぃ…。」
喘ぎと吐息が混じり合う。
半開きの目が、うるうるしている。
「うん、気持ちいね。限界だよね。」
「ぅん…。も、むりぃ、、」
でも、離すわけにはいかない。
これからもっともっと気持ちよくするんだから。
唇を離して、次は右乳首に唇を寄せる。
まだ舐めていないのに、唇を近づけただけで有希くんの体がビクッと震える。
舌先で、そっと、乳首を転がすと、気持ちよさに体をよじって快感に耐えているみたい。
「あっ、せんぱい…。そんな事したら…。」
有希くんのペニスが硬くなって、さらに、先端から汁が溢れているのがわかる。
「乳首で感じてるんだね。」
言葉にすると、恥ずかしそうに顔を赤らめる。
(早く、犯したい…。)
分かりたくないけど、無理やりにでも有希くんを犯したくなる気持ちはわかる。
有希くんには、不思議な魅力があるんだ。
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