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もっと、もっと【有希】
しおりを挟む「もっとして欲しい?」
「もっとして…。」
「もっと何して欲しい?」
「なにって…。」
「言ってみてごらん。」
蓮也先輩に責められて、僕は黙ってしまった。
言わなきゃいけないんだろうか。
そんなこと、恥ずかしくって言えないよ…。
「気持ちいいこと、してほしいでしょう?」
僕は頷く。
「どこ触って欲しいか言ってみて。」
蓮也先輩の微笑みは優しいのに、言っている事はちょっといじわるだ…。
「下、触ってください…。」
「下って?」
下、だけじゃ許してもらえないみたいだ。
触って欲しい。言いたい。
けど、言えない…。
「下の…。」
「下の?」
蓮也先輩が、僕の目を覗き込んでニヤニヤしている。
この状況を楽しんでいるんだろう。
先輩、実はドSなんだ…。
いつも優しいから知らなかった…。
「硬くなってるの…。」
「硬くなってる、なぁに?」
先輩が、僕がウジウジしているからか、更に攻め立ててくる。
蓮也先輩がこんなにもドSだったなんて…。
いつもの優しい蓮也先輩からは想像もつかない。
「ほら、言ってごらん。」
なんて言えばいいのか…。
「あ、あの…。蓮也先輩…。僕のおちんぽ、触って…?」
「よく言えたね。有希くんは、お利口さんだね。」
そういいながら、僕の胸に当てていた手を、下に伸ばす。
そっと下に手を触れる。
「ん…。気持ちい…。」
硬くなったいる形に沿って、手のひらで包んで上下に擦られる。
布越しでも気持ちがいい。
僕は自分の顔の近くにある蓮也先輩の顔に向かって唇を近づける。
キスの続きもして欲しい。
「有希くん、可愛いね。」
「蓮也先輩…。気持ちいいです…。」
蓮也先輩の手の動きが早くなる。
(だめ…。服着たままで、逝っちゃったら…。)
「脱がせて…。」
「うん、可愛い体、俺に見せて?」
僕のお願いに答えながら、蓮也先輩の手が僕の制服のベルトを器用に外す。
ズボンのチャックも素早く下ろされてしまう。
体を持ち上げられて、制服のズボンもトランクスもいっぺんに脱がされてしまった。
僕を持ち上げたままで、蓮也先輩も制服のズボンを脱いでしまった。
そのまま僕を膝に乗せて机に腰掛ける。
さっきまでは床に座っていたのに、これじゃあ、廊下から僕たちの姿が丸見えになってしまう…。
恥ずかしくて蓮也先輩の胸に顔を埋める。
蓮也先輩はそんなことお構いなしに、僕のペニスを蓮也先輩のペニスに重ねていっぺんにしごき始めた。
「せんぱい…。恥ずかしいよ…。」
「大丈夫。どうせ誰も来やしないよ。」
蓮也先輩は、この状況を楽しんでいるらしい。
恥ずかしいけれど、僕も…。
蓮也先輩のペニスに自分のペニスが擦れて、ペニスの先っちょがジンジンする。
それに、だんだん濡れてきてしまっている。
蓮也先輩の親指が、濡れてきた僕のペニスの先端をグリグリ擦る。
「あっ…。それっっ…。」
「気持ちいい?」
「うんっ!気持ちいい…。」
だめ、このまま逝かされてしまう…。
僕の様子を察したのか先輩は両手を使って僕のペニスを刺激し始めた。
片手は上下にペニスをしごきあげて、もう片方の手は先端をグリグリ擦って刺激してくる。
僕は、快感に耐えながら、蓮也先輩の腰に回した手に力を入れるしかなかった。
「これ、気持ちいい?」
「きもちいです。」
グジュグジュグジュグジュ…
いやらしい音が教室に響く。
僕が先輩に与えられる刺激で感じるたびに、音が大きくなる。
「逝く…」
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