悪役令嬢シルベチカの献身
この物語は、気が付かなかった王太子と、ただひたすらに献身を捧げた公爵令嬢の物語。
王太子、ユリウス・アラウンド・ランフォールドは1年前、下級貴族の子爵令嬢に非道な行いをしたとして、悪役令嬢シルベチカ・ミオソティス・マスティアートに婚約破棄を言い渡し、国外追放の刑を受けた彼女を見送った。
1年後、新たな婚約者となった子爵令嬢の不調をきっかけに、王太子は真実を知る。
何も気が付かなかった王太子が
誰が被害者で、
誰が加害者で、
誰が犠牲者だったのかを知る話。
悲恋でメリバで切なくてしんどいだけ。
“誰も悪くない”からこそ“誰も救われない”
たったひとつ、決められた希望を求めた結果、救いがない物語。
かなり人を選ぶ話なので、色々と許せる方向け。
*なろう、pixivに掲載していたものを再掲載しています。
既に完結済みの作品です。
*10の編成からなる群像劇です。
1日に1視点公開予定です。
王太子、ユリウス・アラウンド・ランフォールドは1年前、下級貴族の子爵令嬢に非道な行いをしたとして、悪役令嬢シルベチカ・ミオソティス・マスティアートに婚約破棄を言い渡し、国外追放の刑を受けた彼女を見送った。
1年後、新たな婚約者となった子爵令嬢の不調をきっかけに、王太子は真実を知る。
何も気が付かなかった王太子が
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良かったです,素晴らしかった。
合間に挟まれる一人称の心情吐露も良かった。
最近は執筆されていないようですが,また再開されるのを楽しみにしています。
号泣でした
読み返してました。
幼き日の決断や思いも。
後悔と反省と気付きも。
悲しいさもあるけど温かい。
最後は償いと感謝に前を向いて自身で努力をして。
素敵な作品を有難うございます😊
読み応えあったー
ユリウスは自分が生きていた間、シルベチカの評価を地に下げたまま何もしなかったんですか………?
それをシルベチカ本人が望んでしたことでも、懺悔だけして何もしなかったユリウスも、手記から真実を知り手のひらを返したこの国の人間全てが気持ち悪かったです。
皆様と一緒で申し訳ないのですが、泣きました!!夜寝る前に読みました。読み終えても中々寝つけませんでした。作者様ありがとうございます!一言ですみませんm(_ _)m
泣きました。
素敵な作品に会えたことに
感謝です。
泣きました…久しぶりに
号泣しました…。
悪役令嬢から聖女に見方が変わって
良かったです…
色々な意味で感涙しました。
素敵なお話をありがとうございました。
泣きました!
報われない、気がついた時にはもう取り返しがつかない、相手の幸せを願う愛。
いっぱい詰まってました!
感動、ありがとうございました。
悪役令嬢ものが大好物な私でタイトルみて一気読みしましたが、目から水が出すぎて水分不足になりました(笑)
もぅ~いい話すぎです!!!
泣きすぎで頭痛い(´×ω×`)
ハッピーエンドでは無い。
胸糞でもない。
ユリウスが愚かだった事を除けば、悪意を持った人も居ない。
心から幸せになった人も居ない。
ざまぁも無い。
でも、読了感はスッキリしている。
メリーバッドエンドって、こういう事なんでしょうねぇ。
1番最後の「その後」のエピソードが、100年以上経ってから文献等で調べて語っている風になっているのが、また良かったです。
素敵なお話をありがとうございました。
あとは私の瞼を冷やして明日の仕事に差支えない様にするだけです(笑)
私はハッピーエンド物しか読まないのですが、たまには違うジャンルと思って軽い気持ちで読み始めたら、ボロ泣きしながら一気読みしてしまった😭
切な過ぎて、思い出すだけで涙が…😥
かなり涙腺が弱くなってしまった😥
泣きたい時、読みたい小説…第一位です‼️
ユリウス愚かですね😠
今までシルベチカの何を見ていたんだ😠
可笑しいな、何かあるって気付いて欲しかった😖
そして、残りの時間をシルベチカを支えて欲しかったな😭
番外編で、シルベチカとユリウスが国王と王妃になったお話を書いて頂けないでしょうか🙇
泣いた。泣きました。
たしかに人を選ぶ作品だと思います。
残酷だけど、綺麗で切ない。
もう一度読めと言われたら読めないでしょう。
この作品が、公爵令嬢の視点のみで語られるのではなく、周囲の人々の立場からのものであるからこそ、心が揺さぶられるのだと思いますし、それらをまとめ上げ、一つの真実に向かって収斂させていった作者様のお力が素晴らしいと思います。
良い作品をありがとうございました。
めっちゃ泣きました
素晴らしい作品でした
何回読んでもきっと泣いてしまうでしょう
今日この作品を見つけて一気に読ませていただきました。
涙、涙ですね。
素敵なお話をありがとうございます。
見たもの全てを虜にして、最後には悲しませて傷つける、なんて残酷なことなのかと。
全員が些細なことでもできる限りを尽くした結果の最も幸せな結末なのだろうと思いました。
ありがとう
なろうでも読んでいましたが、再度読み嗚咽をあげながら泣きました。シルベチカの笑顔が想像出来ました。素敵な作品ありがとうございます。
読み終わった時、単純に物語の感想として
「ステキだな☆」と思ってましたが、
最後の最後にお花の学名を拝見して
シルベチカの名前に込められた想いを
少し垣間見る事ができた今は、
凄いとしか言い様がありません!!
本当にいい作品をありがとうございました♪
さっきまでシルベチカちゃんが大好きな
青いお花をGoogleで眺めてました♪
きっとこれからも青いお花を見ると
この作品を思い出すでしょう。
今はこの余韻に浸っていたいと思います♪
ありがとうございました!
夜中にこの作品を見つけ何気なく読んでいましたが…
今は涙が止まらず止めどなく流れて画面が滲んで見えます
素敵な作品をありがとうございました。
とても素敵なお話ありがとうございました。泣けて泣けて泣けて。涙が止まらず泣きながら一気に読ませて貰いました。
シルベチカ様の愛が深く、それを思うだけでまた涙が止まらず。
こんなに泣ける作品初めてでした。
ありがとうございましたm(_ _)m
こんばんは。
めちゃくちゃ泣きながら読み切りました!
ティッシュじゃ足りなかったです。
ズビズビ鼻を啜りながら読んでました。
とても素敵な作品でした。涙で読み進められなくなりました。久しぶりに泣きながら小説を読みました。応援してます。これからも頑張って下さい。
泣きました。知られることを拒み、抗えない『運命』を受け入れてしまったシルベチカと、最後まで知らされることなく、いわば『無知の罪』を押し付けられてしまった人々と、知りながらも何も出来ないという『無力感』に翻弄された人々の、少しずつのすれ違いが生んだ悲劇。
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ユリウスとマーガレットは夫婦以上に同志だったのでしょう。シルベチカの事を知り、世間の「シルベチカは悪役令嬢」だったとの、シルベチカの命を懸けた誤解を解くことも許されない、王と王妃として悔恨を見せることも出来ない、2人で支えあっていくしかない同志。ここに詳細を知る側近が居れば良かったのですが、表立ってはそれが出来ない立場の人ばかりで、頼ることは出来なかったのでしょうね。
悲しい、哀しい、物語でした。でも、感情を揺さぶられる良い話でした。ありがとうございました。
今日初めて見つけて、涙が止まらないまま一気に読みました。
最初の救いのないという説明に、不安もありましたが、とても読みやすくて、途中からはもう手が止まらなくなってました💦
洗濯機が止まっても、キリがいいところまで、と放置してしまったほどです😓
たしかに好き嫌いのある内容だと思いますが、私は、とても素敵だと思いました。
好きといえなくてごめんなさい🙏
後半はもうひざにティッシュの箱を抱えて読んでました。
号泣です。
シルベチカちゃん可哀想でもなく、誰かの陰謀でもなく、ただよかったでもないですが、書き切っていただいてありがとうございました。
とても素敵な作品に出会えてすごく幸せです。
泣きました、罪な書き手ですねーん。久しぶりだなあ、作品を4泣いたのは(鬼の目にも涙)しくしく(T_T)
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