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第二章
26
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あれからカール様にたっぷり小言を浴びせられたグランツ様はげっそりしながらも謝ってくれた。
なんかカール様ってグランツ様には特に口悪くなるよね。相性悪いんかな。
こんこんと説教されるグランツ様を傍に変人が絡んできたけど、こっちは兄貴が止めてくれた。
「君を可愛いと思えば条件を満たしていると言う事ですよね?でしたら今度僕としましょう」
「テメェはなに言ってんだ…っ、駄目に決まってんだろ!」
わざわざソファーから立ってこっちに来ようとするのを背中から羽交締めにされて、不満そうに兄貴を振り返る変人。
「僕はマシロ君に聞いているんです」
「ダメです」
「ほらな」
「えー、どうしてです?僕美しいでしょう?司教で地位もありますし、お買い得ですよ」
「変態はちょっと…」
「日頃の行いが悪すぎるんだよ」
「それを言うならカールもでしょう?ネチネチとしつこそうです」
カール様に飛び火した。
「時と場合によります」
「それは肯定しているのと同じです。納得いきません。何故カールは良くて僕は駄目なのですか」
ジリジリと兄貴を引き摺りながら圧を掛けてくる変人。
この変人デカくて顔が良いから迫られるとめちゃくちゃ怖い。
そういうところが無理なんです…っ。
「話から察するにそこの団長殿やレイヴァン殿下ともそういう関係なのでしょう?まさか3人とも恋人というわけでも無いですよね?だったら僕もその中に入れてくれても良いじゃ無いですか」
うわ…すげぇぐいぐいくる…。
「あの、3人は…おれが死んじゃうから協力してくれてて…」
「では僕も協力します」
「いや、その…」
全然諦めないんだけど!?
恐るべきイケメンフェロモン…。
そうだ、こういう時こそ兄貴の強烈な喝を一発お願いします!
…あれ?そう言えば兄貴は?
さっきまで止めてくれてた兄貴が何故か黙って見てる。
表情だけはすごく申し訳なさそうだけど、助けてくれる気は無くなったらしい。何故だ…っ。
兄貴の突然の裏切りにショックを受けつつも、こうなったらまだ説教してるカール様に助けを…。
呼ぼうと傾けた顔をガシッと両手で掴まれた。
う、動けない…っ。
「今は僕と話しています。僕も仲間に入れてくれますよね」
怖い怖い…っ!!
こいつおれとえっちした過ぎじゃない…!?
もう脅しじゃん!
こいつ本当に教会の偉い人なの?賊じゃなくて?
「お、おれ…男だし…」
「問題無いです」
どうしてみんな問題ないのぉ!?
寧ろ1番の問題じゃない!?
全然諦めない変態にもうどうしたらいいか分からない。
兄貴もなんでか助けてくれないし、逃げ道も封じられて…おれは冷静じゃなかったんだ。
だから部屋の扉が開いたのも、誰かが入ってきた事にも気が付かなかった。
「おれは…そう!好きな人としかえっちしないの…っ!」
「でも3人とは恋人では無いでしょう?なら浮気じゃ無いですし良いじゃ無いですか」
「恋人じゃ無いけど…っ、えと、に、似たようなもんだし!」
「きっと満足させられますよ」
こ、こいつ…っ!言わせておけば、男だったら誰でもいいみたいに言いやがって…っ!
カッと頭に血が昇って変態を睨みつけた。
掴まれている手を逆に掴み返して至近距離で吠える。
「馬鹿にすんなよ!おれは誰でも気持ち良くなるわけじゃ無いんだからな!レイヴァン様もカール様もグランツ様も好きだから気持ち良くなってんの!あんたじゃ満足できるわけないだろ!」
「でもアレクセイ殿下ともお酒の勢いでしたらしいじゃ無いですか。まさかこれも好きだったからなんて言いませんよね?」
「ア、アレク王子の事も好きだからに決まってるだろ…!」
もう売り言葉に買い言葉だ。
正直自分でも何言ってるのか分かんなくなっていた。
けど、もう後戻り出来なかった。
「レイヴァン様もカール様もグランツ様もアレク王子も触られたって全然嫌じゃないし、寧ろ気持ちいいし!ちゅーも優しいし、いっぱいしたくなるし、…とにかくあんたとは違うの!この4人は特別なの!分かったかばーか!」
はあはあと肩で息をしながらも、謎の達成感におれは高揚していた。
言った。言ってやったぜ。
流石にここまで言えばしつこい変態も諦めるだろう。
「…では君と行為が出来るのは特別な人だけ、という事ですね」
「当たり前だ!おれだって男だぞ。本当に嫌なら殴ってでも逃げてるっつーの!」
ふんふんっ、と息巻くおれをじっと見てから、変態はふむと頷いた。
掴まれていた顔が解放されて変態が離れていく。
やった!勝ったぞ!おれだってやれば変態1人くらい自分でなんとか出来るんだからな!
と得意げになっていた、次の瞬間。
「まあ!なんと情熱的な愛の告白なのでしょう。素晴らしいですわ!」
聞こえてきた声に硬直した。
え、なんでここにいるの?さっき帰ったんじゃ…。
ギギギ…っ、と壊れたおもちゃみたいにゆっくりと声のした方を見た。
そこにはニコニコと満面の笑みを浮かべたアイリーン様と、…目を見開いて真っ赤になっている双子の王子がいた。
なんでいるの?いつからいたの?
そういえば忘れてたけど、ずっと部屋に居たカール様もグランツ様もおれ達をガン見してる。
え、グランツ様泣いてない?
というかみんなここにいるって事は、今の聞かれたの?本人達に?嘘でしょ?
さっきまでの高揚感が一変し、血の気がさーっと引いていく。冷や汗が滝のように噴き出た。
マズい、これはマズい。
どことなく既視感があるのは思い過ごしだろうか。
そう言えばアレク王子とえっちした事なんで変態が知ってたの?
さっきカール様が説明してくれた時にはアレク王子ともした、なんて一言も言ってない。
それもお酒の勢いでなんて詳しく知ってるのも変だ。
「偶然アレクセイ様とレイヴァン様にお会いして、偶然戻ってきましたら、偶然こんなに熱烈な告白の場面に立ち会えるなんて。うふふっ、マシロ様も隅に置けませんわね」
大満足です、と顔面に書いてあるアイリーン様を見て全てを悟った。
は、ハメられたー!!
何が『偶然』だ!
通りで意味不明なくらいしつこい訳だ。あの変態、アイリーン様と組んでやがったな!
変態はニヤニヤした笑みを浮かべておれを見ている。
むかつくぜ!
いつから?いつからおれは誘導されてたの!?
この兄妹怖過ぎない…っ?
「マシロが僕の事を特別だと思ってくれていたなんて…夢のようだ!」
恍惚とした表情のレイヴァン様が変態を押し退けておれの指先に口付けた。
まるで王子様みたい、…いや、本物の王子様だった。
「余興のつもりで好きだと言わせてたけど、まさか本当に両思いになっていたなんて嬉しいよ」
絶対言わされた事だと分かっていながら乗ってくるカール様。
さすが幼馴染、ニヤニヤ顔が変態とそっくりですぜ。殴りたい。
「私も…マシロの想いに全力で応えよう…っ、うぅ…幸せにする…っ!」
厳ついイケオジが号泣してるのが1番どうしたらいいか困る。
でも、泣くほど喜ぶなんて…勢いで言いました、なんて今更言えない…。
変態とアイリーン様はいつの間にか一緒にいてコソコソと話しているが内容までは聞こえなかった。
どうせ碌な事じゃないだろうけど、お願いどうにかして下さいこの状況。
おれの『えっちする=特別な人』発言に想像の10倍喜んでいる様子のレイヴァン様とグランツ様に、今更訂正する勇気はおれには無い。
というかこの場合3人ともって事になるけど…そこのところはいいんだろうか…。
この空間がカオス過ぎて、もうよくわかんない。
…とにかく早く1人になりたい。
ぼーっと遠くを見て現実逃避をしていると、なんだか険しい表情のアレク王子がおれの前に膝をついた。
今度はなに?
あー、そう言えば流れでアレク王子も特別認定です。な感じになっちゃてたな。
他の3人と違ってアレク王子はあの告白大会の時も嫌そうだったし、しちゃったのも酔った勢いでだったから不本意なんだろう。
アレク王子は性格もいいし、頼りになるし、庶民のおれでも話しやすくて何よりキラキライケメンリアル王子様だ。
他3人の癖ありイケメンと違って純粋にモテるに決まってる。
それなのにちんちくりん平民男に特別な人です、なんて思われてるのはかなり不満だろう。おれならキレる。
ここは素直に謝っておこう。
「あー…アレク王子、特別っていうのはその…」
「…俺も」
「え?」
「俺も…マシロちゃんの特別な人になってもいいの?」
いつもの陽気な雰囲気がスッパリ無くなって、不安そうにおれを見上げるアレク王子に目が飛び出るくらい驚いた。
え、どうしたの…?
なんかカール様ってグランツ様には特に口悪くなるよね。相性悪いんかな。
こんこんと説教されるグランツ様を傍に変人が絡んできたけど、こっちは兄貴が止めてくれた。
「君を可愛いと思えば条件を満たしていると言う事ですよね?でしたら今度僕としましょう」
「テメェはなに言ってんだ…っ、駄目に決まってんだろ!」
わざわざソファーから立ってこっちに来ようとするのを背中から羽交締めにされて、不満そうに兄貴を振り返る変人。
「僕はマシロ君に聞いているんです」
「ダメです」
「ほらな」
「えー、どうしてです?僕美しいでしょう?司教で地位もありますし、お買い得ですよ」
「変態はちょっと…」
「日頃の行いが悪すぎるんだよ」
「それを言うならカールもでしょう?ネチネチとしつこそうです」
カール様に飛び火した。
「時と場合によります」
「それは肯定しているのと同じです。納得いきません。何故カールは良くて僕は駄目なのですか」
ジリジリと兄貴を引き摺りながら圧を掛けてくる変人。
この変人デカくて顔が良いから迫られるとめちゃくちゃ怖い。
そういうところが無理なんです…っ。
「話から察するにそこの団長殿やレイヴァン殿下ともそういう関係なのでしょう?まさか3人とも恋人というわけでも無いですよね?だったら僕もその中に入れてくれても良いじゃ無いですか」
うわ…すげぇぐいぐいくる…。
「あの、3人は…おれが死んじゃうから協力してくれてて…」
「では僕も協力します」
「いや、その…」
全然諦めないんだけど!?
恐るべきイケメンフェロモン…。
そうだ、こういう時こそ兄貴の強烈な喝を一発お願いします!
…あれ?そう言えば兄貴は?
さっきまで止めてくれてた兄貴が何故か黙って見てる。
表情だけはすごく申し訳なさそうだけど、助けてくれる気は無くなったらしい。何故だ…っ。
兄貴の突然の裏切りにショックを受けつつも、こうなったらまだ説教してるカール様に助けを…。
呼ぼうと傾けた顔をガシッと両手で掴まれた。
う、動けない…っ。
「今は僕と話しています。僕も仲間に入れてくれますよね」
怖い怖い…っ!!
こいつおれとえっちした過ぎじゃない…!?
もう脅しじゃん!
こいつ本当に教会の偉い人なの?賊じゃなくて?
「お、おれ…男だし…」
「問題無いです」
どうしてみんな問題ないのぉ!?
寧ろ1番の問題じゃない!?
全然諦めない変態にもうどうしたらいいか分からない。
兄貴もなんでか助けてくれないし、逃げ道も封じられて…おれは冷静じゃなかったんだ。
だから部屋の扉が開いたのも、誰かが入ってきた事にも気が付かなかった。
「おれは…そう!好きな人としかえっちしないの…っ!」
「でも3人とは恋人では無いでしょう?なら浮気じゃ無いですし良いじゃ無いですか」
「恋人じゃ無いけど…っ、えと、に、似たようなもんだし!」
「きっと満足させられますよ」
こ、こいつ…っ!言わせておけば、男だったら誰でもいいみたいに言いやがって…っ!
カッと頭に血が昇って変態を睨みつけた。
掴まれている手を逆に掴み返して至近距離で吠える。
「馬鹿にすんなよ!おれは誰でも気持ち良くなるわけじゃ無いんだからな!レイヴァン様もカール様もグランツ様も好きだから気持ち良くなってんの!あんたじゃ満足できるわけないだろ!」
「でもアレクセイ殿下ともお酒の勢いでしたらしいじゃ無いですか。まさかこれも好きだったからなんて言いませんよね?」
「ア、アレク王子の事も好きだからに決まってるだろ…!」
もう売り言葉に買い言葉だ。
正直自分でも何言ってるのか分かんなくなっていた。
けど、もう後戻り出来なかった。
「レイヴァン様もカール様もグランツ様もアレク王子も触られたって全然嫌じゃないし、寧ろ気持ちいいし!ちゅーも優しいし、いっぱいしたくなるし、…とにかくあんたとは違うの!この4人は特別なの!分かったかばーか!」
はあはあと肩で息をしながらも、謎の達成感におれは高揚していた。
言った。言ってやったぜ。
流石にここまで言えばしつこい変態も諦めるだろう。
「…では君と行為が出来るのは特別な人だけ、という事ですね」
「当たり前だ!おれだって男だぞ。本当に嫌なら殴ってでも逃げてるっつーの!」
ふんふんっ、と息巻くおれをじっと見てから、変態はふむと頷いた。
掴まれていた顔が解放されて変態が離れていく。
やった!勝ったぞ!おれだってやれば変態1人くらい自分でなんとか出来るんだからな!
と得意げになっていた、次の瞬間。
「まあ!なんと情熱的な愛の告白なのでしょう。素晴らしいですわ!」
聞こえてきた声に硬直した。
え、なんでここにいるの?さっき帰ったんじゃ…。
ギギギ…っ、と壊れたおもちゃみたいにゆっくりと声のした方を見た。
そこにはニコニコと満面の笑みを浮かべたアイリーン様と、…目を見開いて真っ赤になっている双子の王子がいた。
なんでいるの?いつからいたの?
そういえば忘れてたけど、ずっと部屋に居たカール様もグランツ様もおれ達をガン見してる。
え、グランツ様泣いてない?
というかみんなここにいるって事は、今の聞かれたの?本人達に?嘘でしょ?
さっきまでの高揚感が一変し、血の気がさーっと引いていく。冷や汗が滝のように噴き出た。
マズい、これはマズい。
どことなく既視感があるのは思い過ごしだろうか。
そう言えばアレク王子とえっちした事なんで変態が知ってたの?
さっきカール様が説明してくれた時にはアレク王子ともした、なんて一言も言ってない。
それもお酒の勢いでなんて詳しく知ってるのも変だ。
「偶然アレクセイ様とレイヴァン様にお会いして、偶然戻ってきましたら、偶然こんなに熱烈な告白の場面に立ち会えるなんて。うふふっ、マシロ様も隅に置けませんわね」
大満足です、と顔面に書いてあるアイリーン様を見て全てを悟った。
は、ハメられたー!!
何が『偶然』だ!
通りで意味不明なくらいしつこい訳だ。あの変態、アイリーン様と組んでやがったな!
変態はニヤニヤした笑みを浮かべておれを見ている。
むかつくぜ!
いつから?いつからおれは誘導されてたの!?
この兄妹怖過ぎない…っ?
「マシロが僕の事を特別だと思ってくれていたなんて…夢のようだ!」
恍惚とした表情のレイヴァン様が変態を押し退けておれの指先に口付けた。
まるで王子様みたい、…いや、本物の王子様だった。
「余興のつもりで好きだと言わせてたけど、まさか本当に両思いになっていたなんて嬉しいよ」
絶対言わされた事だと分かっていながら乗ってくるカール様。
さすが幼馴染、ニヤニヤ顔が変態とそっくりですぜ。殴りたい。
「私も…マシロの想いに全力で応えよう…っ、うぅ…幸せにする…っ!」
厳ついイケオジが号泣してるのが1番どうしたらいいか困る。
でも、泣くほど喜ぶなんて…勢いで言いました、なんて今更言えない…。
変態とアイリーン様はいつの間にか一緒にいてコソコソと話しているが内容までは聞こえなかった。
どうせ碌な事じゃないだろうけど、お願いどうにかして下さいこの状況。
おれの『えっちする=特別な人』発言に想像の10倍喜んでいる様子のレイヴァン様とグランツ様に、今更訂正する勇気はおれには無い。
というかこの場合3人ともって事になるけど…そこのところはいいんだろうか…。
この空間がカオス過ぎて、もうよくわかんない。
…とにかく早く1人になりたい。
ぼーっと遠くを見て現実逃避をしていると、なんだか険しい表情のアレク王子がおれの前に膝をついた。
今度はなに?
あー、そう言えば流れでアレク王子も特別認定です。な感じになっちゃてたな。
他の3人と違ってアレク王子はあの告白大会の時も嫌そうだったし、しちゃったのも酔った勢いでだったから不本意なんだろう。
アレク王子は性格もいいし、頼りになるし、庶民のおれでも話しやすくて何よりキラキライケメンリアル王子様だ。
他3人の癖ありイケメンと違って純粋にモテるに決まってる。
それなのにちんちくりん平民男に特別な人です、なんて思われてるのはかなり不満だろう。おれならキレる。
ここは素直に謝っておこう。
「あー…アレク王子、特別っていうのはその…」
「…俺も」
「え?」
「俺も…マシロちゃんの特別な人になってもいいの?」
いつもの陽気な雰囲気がスッパリ無くなって、不安そうにおれを見上げるアレク王子に目が飛び出るくらい驚いた。
え、どうしたの…?
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