モテたかったがこうじゃない

なん

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第一章

30*

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はあはあとお互いの荒い息が部屋に響き、甘い疲労を味わっていた。暫くするとアレクが起き上がり、おれにキスをして微笑む。

「はぁー…最高に気持ちよかったよマシロちゃん。ありがとう、可愛かったよ。俺でドロドロになった姿も素敵だけど、綺麗にしてもう休もうか」

気遣うようにゆっくりとアレクがおれの中から抜けていく。引き抜かれる寂しさに中がきゅんきゅんと泣いているようだ。どうして出ていくの…?まだ中にいて?気持ちいいの欲しいの。

「お湯準備してくるから待っててね」

「あれくぅ…」

「ん?どうしたの?」

離れて行こうとするアレクを呼ぶと、甘い笑顔で答えてくれる。ガクガク震える身体を何とか起こして手を伸ばすと、アレクが握ってくれた。ゴツゴツと筋張って格好いい手。おれの中に入って、いっぱい気持ちよくしてくれる大きな手。

美味しそう。

「あー…うぶぅ…ふっ…んちゅ…はぁぅ…うん…」

「マシロちゃん…っ、なにしてるの?」

「あぶぅ…れろ…ぅんっ…じゅるぅ…じゅるっ…んあ…はむ…」

大きな格好いい手、美味しい…。ずっと舐めてられる。2本纏めて咥えるともう口の中がいっぱいで気持ちいい。喉まで咥えるともっと気持ちいい。

夢中で指を頬張るおれをまた熱を帯び始めた橙色の瞳が食い入るように見る。されるがままだった指がいたずらに上顎を撫でた。瞬間、痺れる甘さが広がる。なにそれもっとしてほしい…。

「うぅ~あっ、うぶぅ…っ、あ"ーっんちゅ…っ、ほれぇ…きもひぃ…っぁ、きもひぃ…」

「…もしかして足りなかった?まだしたいの…?」

「あー…ぅ、うん…まらしらいぃ…っ、ひもひぃ…ちゅぱっ…ぁん…っ」

「…っ、へー…えっちだね」

「えっひらろぉ…っ、えっひ、やぁ…?」

「ううん、好きだよ」

「うう"ぅん…っ、ふぅぅ…っんーっ、ふぅぅー…っ!!」

アレクの甘い言葉と表情に腰に電流が走り、上顎を攻められながらイってしまった。ふーふーと息を吐き、生理的な涙と涎で酷い顔になっているだろう。おしりがむずむずする。

「…お口の中だけでイっちゃったの?本当に可愛いね…。マシロちゃん身体全部性感帯なんじゃないの?乳首だけでもイケるんじゃない?…うわぁ、想像しただけで可愛い」

涙を舐め取られながら、口から引き抜かれた涎まみれの指でおれの乳首を擦られ、びくんっと跳ねる。優しい触り方がもどかしくて触れている指を誘導した。

「んっ、もっろぉ…ちゃんろしゃわってよぉ…、ぎゅってしれぇ…っおくちでしゅってぇ…」

「…それがいいの?」

「うん…っ、おくちでじゅるじゅるされるとぉ…びくびくってなっれぇ、きもひぃのぉ…」

「マシロちゃん…それ、誰かにしてもらったことあるのかな?」

「あうよぉ、かーるしゃまにいっぱいしてもらったのぉ」

「・・・へえ」

それまでくりくりと撫でるだけだった指がキュッと乳首を摘み上げた。びりびりっと刺激が走る。

「あ”あぁぁ…んっ!あ”っあ”あっ、きもひぃよぉ…っ」

摘んだままぐりぐりと潰され、痛いのに気持ちいい。腰がへこへこと勝手に動く。

「腰が揺れてる…、いやらしいね。気持ちよさそうだけど、カールのとどっちが気持ちいい?」

「あうっ、はっ、あ”あぁぁ…っ、ろっちもぉ…っどっちもぉきもひぃ…っ」

「…そっか、どっちもか」

ぱっと突然指が離れて刺激が止まる。せっかく気持ちよかったのに、途中で放置された乳首がジンジンと痺れて震えている。

「やぁ…っ、なんでぇ…っ!」

「マシロちゃんさ、フェラしたことある?」

ふぇら…?

「ふぇら?なに?わからない。しょれより、ちくびこすこすしてよぉ…っ!」

「フェラはないのか…。ふふっ、マシロちゃんさ、乳首も良いけど本当はおしりの中また突いて欲しいんでしょ?凄い腰揺れてたし、おしりの中、また俺の太くて熱いのでぐちゃぐちゃにされたいんでしょ?」

ふとくて…あちゅいので…ぐちゃぐちゃに…。お腹の奥が期待で脈打った。

「されたい…っおしり…ぐちゃぐちゃにされたいぃ…っ」

「…いいよ。たくさんぐちゃぐちゃに突いて上げるから…マシロちゃんのお口で俺の大きくしてくれる?」

「するぅ…っあれくのおおきくするぅ…っ」

「じゃあ、頑張ってね♪」

ベッドの下に座らされ、アレクがちんこを見せつけるように足を広げてベッドに座った。目の前に少し持ち上がっているが完全には勃起していないちんこが揺れている。
もう充分にデカいこれを、大きくしないとおしりに挿れて貰えない。

先ずはそっと握ってみる。熱い…硬い…。

ぴくんっと反応したがまだのようで、そのまま上下に擦ってみた。おれのおしりに1回出したからか、全体的にぬめりが残っていてよく滑る。その内先端の穴がくぱくぱと開いたり閉じたりして、透明な液体が溢れてきた。ぬめりけが増し、ぬちゃぬちゃと卑猥な音が大きくなる。

一連の光景を目の前で見て、あまりのいやらしさにおれのちんこも硬く持ち上がってきた。

「…っ、マシロちゃん…っはぁ、気持ちいいけど、ふっ、そろそろお口でして欲しいな…」

おくちで…。そうか、これを咥えるのか。

先走りでぬらぬらとてかり、血管浮かんでバキバキのそれをぺろっと舐めてみる。

「ーーっ!!」

衝撃だった。少し生臭さを感じる匂いに反して凄く美味い…っ。思い切って口に咥える。既に出ている先走りを舐るとやっぱり美味い。なんだこれ。ちゅーしてる時みたい、いや、それ以上に美味くて温かい、気持ちいい…。

他人のちんこなんて、ましてやおれの2倍はあるだろガチガチのちんこを夢中で頬張る。口の中も擦られて堪らない。

「んちゅっじゅるぅ…っん、れろ、じゅるじゅる…っふぅ…ちゅ…っんぅ、ふぅ…っじゅる…」

「はっ、あっ、マシロ、ちゃん…っ、は…っ、すごい…っ」

舐ったり上下に擦ったりして出てくる先走りをひたすら堪能する。飲み込む度に食道から胃に掛けて甘い熱が通り抜け心地いい。精子を飲んだらどうなるんだろう。きっとすごく美味いに決まってる。想像してしまい喉が動く。すると、ちんこを締め付けてしまい、口の中でびくびくと波打つのが分かった。…もうすぐ出るかもしれない。

一層硬く膨らむ肉棒に食らいつく。アレクの太ももを掴んで首を激しく上下に動かした。太ももからも快感を感じているのが分かる程痙攣していた。はあはあと息遣いが荒くなる。

ちらりと目線だけ上げると、快楽に濡れる橙色の瞳と目があった。

両頬を掴まれ、少し上向きにされると膨らんだ亀頭が気持ちよかった上顎に当たり震える。

「うぶぅ…っう"う”ぅぅう…っんぅ、じゅる…っう、ちゅ…う”う”う”ぅ…っん!」

「はー、はーっ、ん、はーっ、俺のペニス、美味しそうに食べるね…っかわいい、はーっ、うっ、かわいい…っ」

そのまま上下に動かされて喉奥まで突かれた。苦しいのに気持ちいい。

「っんぶ、ぐっ、う”ぶぅ…もごっ…う”…っ」

「はっ、はっ、後で…っちゃんと、おしりにも挿れて上げるから…っ、マシロちゃんのお口に、出してもいい…?」

「ふぅ…っ、むごぉ…っだしれ…っうちゅっ…おれのぉ…く、ちに…んぐっ、らしてぇ…っ」

「はっはっは、ーーっ!、マシロ…っ」

「う”ぶぅぅぅ…っむぐぅ…ん"ん"んぅぅーーっ!!」

パンパンに膨らんだ亀頭が喉奥に押し込められ、直接精液が勢い良く流れこんで腹に納まる。喉が激しく痙攣し、更に亀頭を押し潰した。あまりの快感におれも射精し、大量の精液を全て飲み込み悦に浸る。

口移しでお酒を飲まされた時の様だ。いや、それ以上か。とにかく美味しい。

押さえつける様に掴まれていた手から力が抜け、頬を撫でられる。まだ少し出る精子を残らず舐める。完全に綺麗にしてから口を離した。

「ふーふー、はぁ…マシロ、ちゃん…、全部飲んだの…っ?見せて…?」

口内にへばりつく残滓も味わい飲み込んでから、口を開けて中を見せる。

「おいひはったぁ…」

「…うはぁ、…えっろぉ…っ」

ぐっと両脇に手を入れられて引き上げられる。

腿の上に座らされると、舐め尽くすようなディープキスをされた。












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