ちょっと気持ち良くなっちゃう魔装備に手を出した勇者が、魔王に快楽堕ちさせられる話。

あかさたな!

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勇者リオン参上‼︎

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やはり中庭からベランダに、見えた人影は魔王ルルだった。


スライムに飛ばしてもらい、勇者リオンはベランダにかっこよく着地を決めた。

「驚いたかっ‼︎魔王ルルよ!今日のオレは一味違うから覚悟しておけ!」

「リオンか…!?こんなところになぜ??」

魔王ルルは困っていた。
吸血鬼にとってのご馳走が空から降って来たからだった。


勇者リオンは自慢げに曰く付きの指輪と首飾りとマントを魔王ルルに見せつけた。

「どこでそれを…??」

「おー、これらを知ってるのか!これは王宮からぬすん…ゴホンッ、借りて来たものだ!」

なるほど無断で持ち出して来たのかと魔王ルルは納得した。
彼はその魔装備の力のことは知って今日来たのだろうか。
いや、彼のことだからきっと偶然今日辿り着いただけかもしれないと魔王は思い直した。

「長旅で疲れただろ、よかったら中で温まりながらその装備の力を見せてくれるか」

「たしかに、夜は冷えるな。しかたない、案内したまえ魔王ルルよ」

魔王にこれほど偉そうに口を聞けるのは、この世で彼一人くらいではないだろうか。
多くのものは普通もっと恐れて萎縮するというのに、勇者リオンだけは相変わらず、勝つ気で挑んでくる。


うーん…。自ら捕食されに来たなら、どうなっても自己責任で処理されるだろうな勇者リオンよ。

魔王ルルは勇者をどう美味しくいただくか、頭を巡らせ始めた。
極上のご馳走が、1番お腹を空かせてる時に、自らやって来たのだ。食べないわけにはいかないんじゃないか。
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