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歳の差幼馴染@遊びと罰ゲームは切っても切れぬ縁
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俺は恋人の真斗と同棲中だ。
俺たちは幼い頃から一緒に遊んで、
喧嘩した時はゲームで決着をつけることが当たり前だった。
真斗は俺よりも3歳年上だから、殴り合いでは当然勝てなかった。
でも不思議なことに、真斗はゲームがものすごーく、弱い。
そしてその自覚があまりない。
まあ俺が意図的に手を抜いていることもしばしばだけどね。
付き合ってから初夜を迎える時も喧嘩になった。
どっちが上になるか問題。
もちろん真斗が下になる方が力関係的には自然なんじゃないかな。
でも負けず嫌いの真斗はどうもそこが不服らしく、
俺に勝負を挑んできて見事負けた。
まあ、俺も譲る気がないからね。
ゲームでの勝負の決定は絶対的だ。
まあ、しばらくは文句言われないように、
とろとろに攻めて体力の限界まで遊んであげていた。
行為の最中はもう思考が停止しているくらい、
素直で可愛いんだけど、
朝起きるとね、恥ずかしかったからか、
なんかいつも拗ねちゃうんだよね。
そして今日、晩御飯の後、
晩酌を楽しんでいる時に下剋上の勝負が申し込まれた。
3本勝負でゲームに勝ったら、夜の主導権をもらえるというルールで…
「ぜってー勝つからな!!!!」
「シューティングかー」
一本目はシューティングゲーム。
いつもめんどくさいから、勝負は五分五分のことが多いけど、
今日は譲るわけにはいかない。
そうだ!
「ねー真斗。勝負一本ごとに罰ゲームつけない⁇」
「うーん、いいね!どんな罰ゲーム?」
「そうだな…負けた方が勝った方の命令をなんでも一つ聞くとかは⁇」
「面白そうだな!乗ったーー!!」
うーん、罰ゲーム何にしようかなー。
それか、わざと負けても面白いかも、
その方が真斗が熱くなりそうだな~。
拗ねられるのもなんだし…
「よーし、いざ勝負!!」
「さぁーかかってこい!」
よし適度にいい勝負で
「よっしゃーー!!勝った!!俺柚木に圧勝!!」
「あ~負けちゃった~」
あほの子ってなんでこんなに可愛いんだろうね~
「よっしゃあ!罰ゲームはそうだな…」
どこからか取り出してきたメイド服
「それいつのまに…⁇」
ちょっと手を抜いたことを後悔した。
「いやいや、これはこの前のクリスマス会の景品だから、たまたまだよ!!」
「へーそうなんだー。まあ、負けたもんは仕方ない」
メイド服はまあ…
「…ブハッ…アハハハハ~」
「おいこら~、笑いすぎだろ」
「いや、だって、アハハハハハ、似合わなさ過ぎて」
「仕方ないだろ、着せた方が悪いぞ」
「アハハハハ、まあまあ、次の勝負いきましょうや、俺が勝ったら今日はお前が下な!」
「望むところだ!」
二戦目は神経衰弱。
これは運ゲーのようで、結構記憶力の差が出やすいゲームじゃないかな。
「オレは運がいいからな、みとけよ柚木!!」
そう高らかに宣言して、真斗の先手で勝負が始まった。
「メイド服の恨みはらしてやる!!」
とオレがちょっと本気を出し過ぎて9割くらいのカードをゲットしてしまった。
「ちくしょー、今日は運の女神が微笑んでくれなかったぜ!さあ、来い!どんな罰ゲームだ」
「まあ、今のところ1勝1敗でいい勝負だけどな」
罰ゲームかー、
どうしようか…
「メイドさん、慈悲深い罰ゲームでお願いします」
メイドか…
そうだ!
「じゃあお腹出して横になってて」
俺は冷蔵庫から残り少ない生クリームとアイスボールを持ってきた。
先週作ったパンケーキのあまりだ。
「えっ、何するの!?」
「うーん、メイドらしく可愛く飾り付け?」
「まあ、いいでしょう。受けてたとう」
そして真斗のお腹にクリームでハートを書いてみる。
うん!我ながら上手いなー
「ねぇ、書きにくいから上全部脱いで」
「えっ、まぁいいけど」
「手伝ってやるよ、ほらばんざーい」
あまり体を立ててしまうと、せっかくのクリームが崩れてしまう。
そして、胸の飾りの上にもクリームでデコレーションする。
その上には、アイスボールをちょこんと乗せる。
「よし、完成!」
「おー、すごいな。でもこれじゃあ動けないんだけど…」
「あっ、待って!食べるから。」
アイスボールを口に含み、
生クリームを舐めとりながら、
時々アイスを真斗の体で溶かす。
「…っんひゃ…」
冷たいものと熱いもので交互に真斗の胸やお腹をなぶっていく。
ちなみに一番反応が良かったのはアイスボールを胸の敏感なところで溶かすときだ。
いつもは感じないひんやりした刺激への反応はなかなかだった。
「はい、ごちそうさま。」
そして一通り真斗をきれいにして解放した。
「柚木って…やっぱ、変態だよ」
「その変態に感じていた真斗も人のこと言えないだろ。さあ、決勝をしようぜ」
そうはぐらかして、
3戦目に誘導する。
「じゃあ、オレがゲーム決めていいよな!決勝は格ゲーだ!」
ふーん、なるほど。
真斗は勝つ気満々だな~
格ゲーはまあいつも互角ぐらいの結果だしな。あんまり油断でない。
「よし、オレが勝ってやる!」
「いや、今日こそ、お前が下になるんだ!!」
そんな熱い宣誓で始まった勝負は白熱した。
いや、ちょっと危なかった。
真斗は結構練習してたのかな。
だが、まあ当然オレの勝ちだけどね。
「あ~ちくしょー…」
「仕方ないよ、結構接戦だったし」
「あ~お願い、もう一回!もう一回勝負しよう!」
「え~それはずるいぞー。大人しく罰ゲーム受けとけー」
「ッチ。わかったよ~、何をして欲しいのさ??」
「…じゃあ、ビール口移しで飲ませて」
「…いや、いいけど…」
としぶしぶ真斗がお酒の缶を持つ。
「目をつぶれよな。」
そうして待っていると、唇を奪われ、
冷たい液体が入ってきた。
ちらっと真斗の顔を見たら、真っ赤でちょっと可愛いと思ってしまった。
「っぷはー、ほらよ」
「ーん。よし、じゃあ優勝のご褒美ももらおうか…」
勝負に勝ったオレは楽しい一晩を過ごした。
あのあと負けた方がお酒を口移しで飲ませる罰ゲームルールで真斗と再戦していた。
勝っても美味しい、負けても美味しい。割とオレにとって満足するルールだけどな~。
結局勝負が白熱して、飲み過ぎてしまい。この夜更かしは寝落ちして幕を閉じることとなった。
まあ、今度絶対メイド服の件、
仕返しするけどな。
…ゲームでの勝負の決定は絶対的だ。
俺たちは幼い頃から一緒に遊んで、
喧嘩した時はゲームで決着をつけることが当たり前だった。
真斗は俺よりも3歳年上だから、殴り合いでは当然勝てなかった。
でも不思議なことに、真斗はゲームがものすごーく、弱い。
そしてその自覚があまりない。
まあ俺が意図的に手を抜いていることもしばしばだけどね。
付き合ってから初夜を迎える時も喧嘩になった。
どっちが上になるか問題。
もちろん真斗が下になる方が力関係的には自然なんじゃないかな。
でも負けず嫌いの真斗はどうもそこが不服らしく、
俺に勝負を挑んできて見事負けた。
まあ、俺も譲る気がないからね。
ゲームでの勝負の決定は絶対的だ。
まあ、しばらくは文句言われないように、
とろとろに攻めて体力の限界まで遊んであげていた。
行為の最中はもう思考が停止しているくらい、
素直で可愛いんだけど、
朝起きるとね、恥ずかしかったからか、
なんかいつも拗ねちゃうんだよね。
そして今日、晩御飯の後、
晩酌を楽しんでいる時に下剋上の勝負が申し込まれた。
3本勝負でゲームに勝ったら、夜の主導権をもらえるというルールで…
「ぜってー勝つからな!!!!」
「シューティングかー」
一本目はシューティングゲーム。
いつもめんどくさいから、勝負は五分五分のことが多いけど、
今日は譲るわけにはいかない。
そうだ!
「ねー真斗。勝負一本ごとに罰ゲームつけない⁇」
「うーん、いいね!どんな罰ゲーム?」
「そうだな…負けた方が勝った方の命令をなんでも一つ聞くとかは⁇」
「面白そうだな!乗ったーー!!」
うーん、罰ゲーム何にしようかなー。
それか、わざと負けても面白いかも、
その方が真斗が熱くなりそうだな~。
拗ねられるのもなんだし…
「よーし、いざ勝負!!」
「さぁーかかってこい!」
よし適度にいい勝負で
「よっしゃーー!!勝った!!俺柚木に圧勝!!」
「あ~負けちゃった~」
あほの子ってなんでこんなに可愛いんだろうね~
「よっしゃあ!罰ゲームはそうだな…」
どこからか取り出してきたメイド服
「それいつのまに…⁇」
ちょっと手を抜いたことを後悔した。
「いやいや、これはこの前のクリスマス会の景品だから、たまたまだよ!!」
「へーそうなんだー。まあ、負けたもんは仕方ない」
メイド服はまあ…
「…ブハッ…アハハハハ~」
「おいこら~、笑いすぎだろ」
「いや、だって、アハハハハハ、似合わなさ過ぎて」
「仕方ないだろ、着せた方が悪いぞ」
「アハハハハ、まあまあ、次の勝負いきましょうや、俺が勝ったら今日はお前が下な!」
「望むところだ!」
二戦目は神経衰弱。
これは運ゲーのようで、結構記憶力の差が出やすいゲームじゃないかな。
「オレは運がいいからな、みとけよ柚木!!」
そう高らかに宣言して、真斗の先手で勝負が始まった。
「メイド服の恨みはらしてやる!!」
とオレがちょっと本気を出し過ぎて9割くらいのカードをゲットしてしまった。
「ちくしょー、今日は運の女神が微笑んでくれなかったぜ!さあ、来い!どんな罰ゲームだ」
「まあ、今のところ1勝1敗でいい勝負だけどな」
罰ゲームかー、
どうしようか…
「メイドさん、慈悲深い罰ゲームでお願いします」
メイドか…
そうだ!
「じゃあお腹出して横になってて」
俺は冷蔵庫から残り少ない生クリームとアイスボールを持ってきた。
先週作ったパンケーキのあまりだ。
「えっ、何するの!?」
「うーん、メイドらしく可愛く飾り付け?」
「まあ、いいでしょう。受けてたとう」
そして真斗のお腹にクリームでハートを書いてみる。
うん!我ながら上手いなー
「ねぇ、書きにくいから上全部脱いで」
「えっ、まぁいいけど」
「手伝ってやるよ、ほらばんざーい」
あまり体を立ててしまうと、せっかくのクリームが崩れてしまう。
そして、胸の飾りの上にもクリームでデコレーションする。
その上には、アイスボールをちょこんと乗せる。
「よし、完成!」
「おー、すごいな。でもこれじゃあ動けないんだけど…」
「あっ、待って!食べるから。」
アイスボールを口に含み、
生クリームを舐めとりながら、
時々アイスを真斗の体で溶かす。
「…っんひゃ…」
冷たいものと熱いもので交互に真斗の胸やお腹をなぶっていく。
ちなみに一番反応が良かったのはアイスボールを胸の敏感なところで溶かすときだ。
いつもは感じないひんやりした刺激への反応はなかなかだった。
「はい、ごちそうさま。」
そして一通り真斗をきれいにして解放した。
「柚木って…やっぱ、変態だよ」
「その変態に感じていた真斗も人のこと言えないだろ。さあ、決勝をしようぜ」
そうはぐらかして、
3戦目に誘導する。
「じゃあ、オレがゲーム決めていいよな!決勝は格ゲーだ!」
ふーん、なるほど。
真斗は勝つ気満々だな~
格ゲーはまあいつも互角ぐらいの結果だしな。あんまり油断でない。
「よし、オレが勝ってやる!」
「いや、今日こそ、お前が下になるんだ!!」
そんな熱い宣誓で始まった勝負は白熱した。
いや、ちょっと危なかった。
真斗は結構練習してたのかな。
だが、まあ当然オレの勝ちだけどね。
「あ~ちくしょー…」
「仕方ないよ、結構接戦だったし」
「あ~お願い、もう一回!もう一回勝負しよう!」
「え~それはずるいぞー。大人しく罰ゲーム受けとけー」
「ッチ。わかったよ~、何をして欲しいのさ??」
「…じゃあ、ビール口移しで飲ませて」
「…いや、いいけど…」
としぶしぶ真斗がお酒の缶を持つ。
「目をつぶれよな。」
そうして待っていると、唇を奪われ、
冷たい液体が入ってきた。
ちらっと真斗の顔を見たら、真っ赤でちょっと可愛いと思ってしまった。
「っぷはー、ほらよ」
「ーん。よし、じゃあ優勝のご褒美ももらおうか…」
勝負に勝ったオレは楽しい一晩を過ごした。
あのあと負けた方がお酒を口移しで飲ませる罰ゲームルールで真斗と再戦していた。
勝っても美味しい、負けても美味しい。割とオレにとって満足するルールだけどな~。
結局勝負が白熱して、飲み過ぎてしまい。この夜更かしは寝落ちして幕を閉じることとなった。
まあ、今度絶対メイド服の件、
仕返しするけどな。
…ゲームでの勝負の決定は絶対的だ。
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