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大学後輩先輩@勘違いでも嫉妬させちゃいけないタイプの恋人におしおきされた件
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俺によく似た双子の兄貴がいて、そいつはちょっと、いや、結構チャラい。
兄貴は留学からそろそろ戻ってきて、近々俺の住んでる方まで遊びにきてくれるらしい。
しかし、まさか兄貴の火遊びのとばっちりを喰らうとは…
「ただいま~」
仕事から疲れて帰ってきた俺には、
いつも笑顔で迎えてくれる大学から付き合ってる恋人・波瑠がいる…
はず…
笑顔なんだけど…めちゃ怖いのはなんで…
「みっちゃんおかえり」
わーお、みっちゃん呼び怖い。
甘えられる時と怒られる時しか呼ばれない、
いつもは深結と呼ぶようになったのに。
でも多分今は後者の方だと思う。
「お風呂入ろうかな~」
あえて気づかないふりしてスルーすることにした。
だって波瑠を怒らせると怖いもん。
「今日遅かったね~」
「飲み会って言ってたじゃん」
「へー、女の子もいたの⁇」
「うーん、そりゃ会社だし」
「へー、飲み会の後に寄り道した⁇」
「えっ!?まっすぐ帰ってきたよー!」
実際俺は早く波瑠に会いたくてちょっと急いで帰ってきていた。
「じゃあ、これは誰⁇」
そう見せられた写真には、俺っぽい人と女の人がホテルに入ってる瞬間だった。
身に覚えが全くない…まさか…
「多分俺じゃないよ、双子の兄貴がいるんだ、それ多分あいつ」
「へー、言い訳まで用意周到だな。」
「いや、本当に…んんッ」
呼吸が苦しくなるくらいのキスをされ、
酔いと酸欠で体の力が抜けていく。
そんな俺をそのままベッドまで連れて行き、服を全部脱がし、四つん這いの状態で枷で固定され、目隠しもされた。
「ねえ、いつもは嫌がってたけど、
今日は後ろだけでイケるように頑張ってみようか」
「…っ…」
汗がじわりと流れた。
それは今夜は長いと宣言をされてしまったも同然…
「女の子と遊べなくなるくらい気持ちよくさせてあげるからね。」
「ね、波瑠…本当に違うんだって…」
「へー、まだ言い訳するんだ…」
いきなり胸の先端をつままれた。
「…ッんんッ…」
「その子とどんな風にしたの⁇」
「…あ"ぁ~…ぐりッぐり…しないッ…で~ッ…」
「彼女を攻めたの、それともいつも俺にやられるみたいにされたの⁇」
だから俺じゃないのに…
「…んッ…ねぇ…ちがッ…」
「ふーん、じゃあなんで後ろがもうとろとろなの⁇」
「…んんっ…あぁっ…」
「ほら、指も美味しそうに食べてるよ」
それは、波瑠のせいで、こんな体質されたからではないか!
「今日は後ろだけでイケるまで、入れるのおあずけね」
「…あッ…んん…」
どれくらい時間が経ったのだろう…
あのあとおもちゃを後ろに入れられたり、耳や全身を撫でられはするけど、
肝心の気持ちいい前は触ってくれなくて
いきたいのに、いけない
「どう、みっちゃん、いきそう⁇」
前を触ったらすぐイケるよ!
今逆に気持ち良すぎて辛い
「…ねがいっ…まえ…ち…ちんっ…さわっ…て…」
「お仕置きだからだーめ。今日は後ろだけで頑張ろうね~」
~♪
電話だ
「出てあげるね」
えっ誰だろう⁇
「咲結…知らない名前…
ねぇ、みっちゃんもしかしてさっきの子⁇」
俺が返事するより早く、波瑠は電話に出てしまった…
咲結が誰かって?
俺の兄貴だよ。
女の子っぽい名前だよーな、全くややこしい!
そのまま波瑠が凄い剣幕だったけど、遊び人のコミュ力のプロの兄貴にうまく宥められて落ち着いてきたらしい。
長いな、せめておもちゃを止めてくれ。
やばい、後ろだけでいきそうで怖い…
「深結おまたせ、ごめんね。」
「…んっ…っ…」
やばい声出したら、変な声出そう。
お怒りが沈んだようで何より、
やばい、あとちょっとでいけそうかも…
「ごめんねー」
そう言って波瑠は拘束を解いておもちゃも止めてくれた。
あとちょっとでいけたのに…
「深結、ごめんね、今からいっぱい甘やかすから許して~」
全身にキスをされながら向かい合うように抱っこしてくれた。
波瑠の顔が見れてちょっと涙腺が緩んでしまった。
「あ~泣かないで、今からいっぱい気持ちよくしてあげるからね」
そう言って涙を拭いてくれてるのか
キスをしてくれてるのかわからないくらい
ぐちゃぐちゃにされながら、波瑠のを入れてくれた。
すごいしあわせ。
「…んん…はる」
「深結かわいい…チュッ」
波瑠が、焦ったいくらいゆっくり動く
「…もっと…はやく…して…いき…たい」
「わかった、前触ろうか⁇自分でする⁇」
「…ううん…うしろだけ…いい…」
波瑠の腰は早くなり、とうとう俺は後ろだけでイケるようになってしまった。
そのあと意識は朦朧としていたが、すごくめちゃくちゃに気持ち良かったのだけは覚えてる。
翌日、
兄貴は家に遊びに来てくれて、
今回の騒動は一件落着。
まあ、あれだね。
俺の恋人は怒らせると怖いことを学習したかな。
兄貴は留学からそろそろ戻ってきて、近々俺の住んでる方まで遊びにきてくれるらしい。
しかし、まさか兄貴の火遊びのとばっちりを喰らうとは…
「ただいま~」
仕事から疲れて帰ってきた俺には、
いつも笑顔で迎えてくれる大学から付き合ってる恋人・波瑠がいる…
はず…
笑顔なんだけど…めちゃ怖いのはなんで…
「みっちゃんおかえり」
わーお、みっちゃん呼び怖い。
甘えられる時と怒られる時しか呼ばれない、
いつもは深結と呼ぶようになったのに。
でも多分今は後者の方だと思う。
「お風呂入ろうかな~」
あえて気づかないふりしてスルーすることにした。
だって波瑠を怒らせると怖いもん。
「今日遅かったね~」
「飲み会って言ってたじゃん」
「へー、女の子もいたの⁇」
「うーん、そりゃ会社だし」
「へー、飲み会の後に寄り道した⁇」
「えっ!?まっすぐ帰ってきたよー!」
実際俺は早く波瑠に会いたくてちょっと急いで帰ってきていた。
「じゃあ、これは誰⁇」
そう見せられた写真には、俺っぽい人と女の人がホテルに入ってる瞬間だった。
身に覚えが全くない…まさか…
「多分俺じゃないよ、双子の兄貴がいるんだ、それ多分あいつ」
「へー、言い訳まで用意周到だな。」
「いや、本当に…んんッ」
呼吸が苦しくなるくらいのキスをされ、
酔いと酸欠で体の力が抜けていく。
そんな俺をそのままベッドまで連れて行き、服を全部脱がし、四つん這いの状態で枷で固定され、目隠しもされた。
「ねえ、いつもは嫌がってたけど、
今日は後ろだけでイケるように頑張ってみようか」
「…っ…」
汗がじわりと流れた。
それは今夜は長いと宣言をされてしまったも同然…
「女の子と遊べなくなるくらい気持ちよくさせてあげるからね。」
「ね、波瑠…本当に違うんだって…」
「へー、まだ言い訳するんだ…」
いきなり胸の先端をつままれた。
「…ッんんッ…」
「その子とどんな風にしたの⁇」
「…あ"ぁ~…ぐりッぐり…しないッ…で~ッ…」
「彼女を攻めたの、それともいつも俺にやられるみたいにされたの⁇」
だから俺じゃないのに…
「…んッ…ねぇ…ちがッ…」
「ふーん、じゃあなんで後ろがもうとろとろなの⁇」
「…んんっ…あぁっ…」
「ほら、指も美味しそうに食べてるよ」
それは、波瑠のせいで、こんな体質されたからではないか!
「今日は後ろだけでイケるまで、入れるのおあずけね」
「…あッ…んん…」
どれくらい時間が経ったのだろう…
あのあとおもちゃを後ろに入れられたり、耳や全身を撫でられはするけど、
肝心の気持ちいい前は触ってくれなくて
いきたいのに、いけない
「どう、みっちゃん、いきそう⁇」
前を触ったらすぐイケるよ!
今逆に気持ち良すぎて辛い
「…ねがいっ…まえ…ち…ちんっ…さわっ…て…」
「お仕置きだからだーめ。今日は後ろだけで頑張ろうね~」
~♪
電話だ
「出てあげるね」
えっ誰だろう⁇
「咲結…知らない名前…
ねぇ、みっちゃんもしかしてさっきの子⁇」
俺が返事するより早く、波瑠は電話に出てしまった…
咲結が誰かって?
俺の兄貴だよ。
女の子っぽい名前だよーな、全くややこしい!
そのまま波瑠が凄い剣幕だったけど、遊び人のコミュ力のプロの兄貴にうまく宥められて落ち着いてきたらしい。
長いな、せめておもちゃを止めてくれ。
やばい、後ろだけでいきそうで怖い…
「深結おまたせ、ごめんね。」
「…んっ…っ…」
やばい声出したら、変な声出そう。
お怒りが沈んだようで何より、
やばい、あとちょっとでいけそうかも…
「ごめんねー」
そう言って波瑠は拘束を解いておもちゃも止めてくれた。
あとちょっとでいけたのに…
「深結、ごめんね、今からいっぱい甘やかすから許して~」
全身にキスをされながら向かい合うように抱っこしてくれた。
波瑠の顔が見れてちょっと涙腺が緩んでしまった。
「あ~泣かないで、今からいっぱい気持ちよくしてあげるからね」
そう言って涙を拭いてくれてるのか
キスをしてくれてるのかわからないくらい
ぐちゃぐちゃにされながら、波瑠のを入れてくれた。
すごいしあわせ。
「…んん…はる」
「深結かわいい…チュッ」
波瑠が、焦ったいくらいゆっくり動く
「…もっと…はやく…して…いき…たい」
「わかった、前触ろうか⁇自分でする⁇」
「…ううん…うしろだけ…いい…」
波瑠の腰は早くなり、とうとう俺は後ろだけでイケるようになってしまった。
そのあと意識は朦朧としていたが、すごくめちゃくちゃに気持ち良かったのだけは覚えてる。
翌日、
兄貴は家に遊びに来てくれて、
今回の騒動は一件落着。
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