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元カテキョ・元生徒@酔うとエスになる恋人
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元家庭教師_忠典(のり)×元生徒_竜一
「りゅ~!ただいま~」
のりが帰ってきた。
俺がのりと同じ大学に通うことになってから、ルームシェアを始めたんだから、帰ってくるのは別に変なことじゃない。
今日ゼミの忘年会があるって言ってたし、結構機嫌が良さそうな声色だ。
カテキョしてた時ののりは
2歳差しかないのに、なんであんなに大人っぽく見えたんだろうな。
でもそんな完璧で優しいお兄さんみたいなのりにも一つだけ欠点があった。
酔っ払ったのりはタチが悪くなるんだ。
普段恥ずかしくて嫌がってるあんなことや、こんなことも、強制して逃してくれなくなるんだ。
だから、絶対起きてるってバレるわけにはいかないんだ。
「りゅ~、あ、もうねっちゃったか~」
少しつまらなさそうに声が遠ざかって、少し安堵した。
「なんてね、起きてるの知ってるからね」
ひっ!?いやバレてないバレてない。
バサッと布団が捲られる。
俺は壁の方を向いて丸まったまま、どうにか穏やかそうな寝息を出す。実際は心臓がバクバクしてるけどな。
「ふーん、」
のりはそのままベッドに上がって、俺をすっぽり包むようにして抱きついてきた。
これはどっちなんだ!?セーフか!?
「…スー…スー…っ…スー」
彼の息が頸をくすぐっても、我慢した。
そのままチュッと小さな音を立てながら、キスマークをつけられた可能性にも今は目を瞑ろう。
早く飽きて寝てくれ。
「…ッ…スー…スー」
まだ冷えているのりの手が入ってきて、
お腹をするすると撫でながらそのままその冷たさのせいで立ち上がった胸の敏感なところまで上がってくる。
「期待しちゃった?かわいいねりゅう」
「…っはぁ…ふぅ…ふぅ…スー…スー」
やばい、一瞬持ってかれそうになったが、どうにか息を落ち着かせて耐えた。
「今日は特別にりゅうの大好きな触り方してあげるね」
やばい、優しいのりになら、いつも少し物足りないくらいなのに、
あれは焦らされてただけなのか。
たしかに、いつ知ったのってくらい酔ってる時は気持ちいいことばっかされるから。
「…ッ…はぁ…はっ…」
耳たぶを食まれ、そのまま舌がそこをグチュグチュと犯す。
手はギュッとひねるように引っ張ったり、押し込むように捏ねたり、爪先で弾かれたりする。
あ…やばいっ…思考が溶けそう。
「寝てるなら、何してもいいよね」
そう囁かれた声にゾクゾクした。
普段よりオクターブ低いその心地いい声に、俺の本能が刺激される。
「…んっ……はんっ…あっ…」
「あ、ズボンの染み広がっちゃうから脱がすね」
やっと耳と胸が解放された安堵とズボンを抜き取られた下半身への不安が募る。
そのままくるっと仰向けにされて、足をM字で開かれて鑑賞される。
「すごいヒクヒクしてるよ。りゅーは見られて感じちゃう変態さんになっちゃったのか~」
「…ッ…」
無意識に膝を寄せて隠そうとするが、動いたら起きてるのがバレてもっと恥ずかしいことをやらされそうで、どうにか落ちかけていた理性を拾い集める。
でもその抵抗はあまり意味を持たないようだった。
のりの手が膝の間に入って、そのままパタッと脚を割り開かれた。
「寝てるりゅうが悪いんだからね」
そう言って、隠しきれなかった弱点を舌で嬲られる。
「…んんっ…はあ…んん…」
いつも申し訳なくて頑固拒否してるその行為を仕返しとばかりに好き放題される。
嫌がるけど、この行為が気持ち良くないわけじゃないから、
声も抑える余裕がなくなるくらいそこは弱点だったようだ。
のりの口は温かくて、すごくぬるぬるでえっちい。
そのまま、出そうになって無意識に腰がもっととねだるように浮き始める。
「んっ…ぁあっ…うっ…」
閉じてる瞼の裏がチカチカするくらいの快感と共に、俺はのりの口の中で絶頂を迎えた。
「んふぁ…あっ…だめぇ…」
そのままぺろぺろっと全部綺麗に舐めとられるようにお掃除をされて、
寝てるフリをしていたことを忘れるくらい気持ちよさに流されかけていた。
そしてあろうことか、俺の出したものをおへそのちょっとしたや胸に垂らされて、カシャッとカメラの音がした。
「やっ…撮らないで」
「いつから起きてたの??」
全てを知ってるかのような顔でニヤニヤと聞かれる。
これは絶対確信犯だ。
「…っ…それより、のり!写真!」
「あ、何?もっと撮って欲しい?」
寝てたフリをしていた罰と称して、その日は撮影会という名目のお仕置きが行われることが決まってしまったようだ…。
「りゅ~!ただいま~」
のりが帰ってきた。
俺がのりと同じ大学に通うことになってから、ルームシェアを始めたんだから、帰ってくるのは別に変なことじゃない。
今日ゼミの忘年会があるって言ってたし、結構機嫌が良さそうな声色だ。
カテキョしてた時ののりは
2歳差しかないのに、なんであんなに大人っぽく見えたんだろうな。
でもそんな完璧で優しいお兄さんみたいなのりにも一つだけ欠点があった。
酔っ払ったのりはタチが悪くなるんだ。
普段恥ずかしくて嫌がってるあんなことや、こんなことも、強制して逃してくれなくなるんだ。
だから、絶対起きてるってバレるわけにはいかないんだ。
「りゅ~、あ、もうねっちゃったか~」
少しつまらなさそうに声が遠ざかって、少し安堵した。
「なんてね、起きてるの知ってるからね」
ひっ!?いやバレてないバレてない。
バサッと布団が捲られる。
俺は壁の方を向いて丸まったまま、どうにか穏やかそうな寝息を出す。実際は心臓がバクバクしてるけどな。
「ふーん、」
のりはそのままベッドに上がって、俺をすっぽり包むようにして抱きついてきた。
これはどっちなんだ!?セーフか!?
「…スー…スー…っ…スー」
彼の息が頸をくすぐっても、我慢した。
そのままチュッと小さな音を立てながら、キスマークをつけられた可能性にも今は目を瞑ろう。
早く飽きて寝てくれ。
「…ッ…スー…スー」
まだ冷えているのりの手が入ってきて、
お腹をするすると撫でながらそのままその冷たさのせいで立ち上がった胸の敏感なところまで上がってくる。
「期待しちゃった?かわいいねりゅう」
「…っはぁ…ふぅ…ふぅ…スー…スー」
やばい、一瞬持ってかれそうになったが、どうにか息を落ち着かせて耐えた。
「今日は特別にりゅうの大好きな触り方してあげるね」
やばい、優しいのりになら、いつも少し物足りないくらいなのに、
あれは焦らされてただけなのか。
たしかに、いつ知ったのってくらい酔ってる時は気持ちいいことばっかされるから。
「…ッ…はぁ…はっ…」
耳たぶを食まれ、そのまま舌がそこをグチュグチュと犯す。
手はギュッとひねるように引っ張ったり、押し込むように捏ねたり、爪先で弾かれたりする。
あ…やばいっ…思考が溶けそう。
「寝てるなら、何してもいいよね」
そう囁かれた声にゾクゾクした。
普段よりオクターブ低いその心地いい声に、俺の本能が刺激される。
「…んっ……はんっ…あっ…」
「あ、ズボンの染み広がっちゃうから脱がすね」
やっと耳と胸が解放された安堵とズボンを抜き取られた下半身への不安が募る。
そのままくるっと仰向けにされて、足をM字で開かれて鑑賞される。
「すごいヒクヒクしてるよ。りゅーは見られて感じちゃう変態さんになっちゃったのか~」
「…ッ…」
無意識に膝を寄せて隠そうとするが、動いたら起きてるのがバレてもっと恥ずかしいことをやらされそうで、どうにか落ちかけていた理性を拾い集める。
でもその抵抗はあまり意味を持たないようだった。
のりの手が膝の間に入って、そのままパタッと脚を割り開かれた。
「寝てるりゅうが悪いんだからね」
そう言って、隠しきれなかった弱点を舌で嬲られる。
「…んんっ…はあ…んん…」
いつも申し訳なくて頑固拒否してるその行為を仕返しとばかりに好き放題される。
嫌がるけど、この行為が気持ち良くないわけじゃないから、
声も抑える余裕がなくなるくらいそこは弱点だったようだ。
のりの口は温かくて、すごくぬるぬるでえっちい。
そのまま、出そうになって無意識に腰がもっととねだるように浮き始める。
「んっ…ぁあっ…うっ…」
閉じてる瞼の裏がチカチカするくらいの快感と共に、俺はのりの口の中で絶頂を迎えた。
「んふぁ…あっ…だめぇ…」
そのままぺろぺろっと全部綺麗に舐めとられるようにお掃除をされて、
寝てるフリをしていたことを忘れるくらい気持ちよさに流されかけていた。
そしてあろうことか、俺の出したものをおへそのちょっとしたや胸に垂らされて、カシャッとカメラの音がした。
「やっ…撮らないで」
「いつから起きてたの??」
全てを知ってるかのような顔でニヤニヤと聞かれる。
これは絶対確信犯だ。
「…っ…それより、のり!写真!」
「あ、何?もっと撮って欲しい?」
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