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第68話 アリアとのデート
しおりを挟むアリアと話し合い、王都で色々な場所を回るデートすることにした。
今日は、アリアとのデートの日だ。
「じゃあ、アリア、行こうか」と、手をアリアに差し伸べた。
「はい、行きましょう」と、手を取ってくれた。
そして、手を繋ぎながら、王都を回った。
最初は、昼時だったので、昼食を取ることにした。
入った店は、行きつけのケーキ屋に行った。
アリアは、婚約者の中で、1番甘い物好きであり、特にケーキが1番好きである。
店の中に入ると、僕はケーキを1個と紅茶を頼んだ。アリアは、ケーキを3個と甘い紅茶を頼んだ。
来るまで話をしながら、待っていた。
ケーキが来て、食べ始めた。
「やっぱり、ここのケーキは、美味しいです」と、満面の笑みを浮かべていた。
「アリア、ここのケーキが好きだよね」と、言った。
「はい、とても美味しいですから」と、答えた。
アリアの口元にクリームがついてるのを見つけて、「アリア、ちょっと」と言い、アリアの口元に手を伸ばした。
「え、アレクくんどうしたんですか?」と、可愛く首を傾げた。
口元のクリームを取って、「クリームがついていたよ」と、言った。
「え、そうだったんですか。は、恥ずかしいです」と、顔を赤くした。
ケーキと紅茶を食べ終え、会計を済ませ、店を出た。
次は、花屋さんを訪れた。
「この花、可愛いです」と、水色の花を見ながら言った。
「確かに、可愛いな。買っていくか?」と、聞いた。
「はい、欲しいです。自室に飾ってみたいです」と、答えた。
アリアに水色の花を買い、デートを続けた。
最後に、王都の景色を一望出来る場所に来ていた。
いつもは、人が少しいるのだが、今日は、風が強く、人が居なかった。
「風が、強いですけど、綺麗ですね」と、水色の髪を風に揺らせながら、言った。
「うん、綺麗だね」と、答えた。
「でも、これだけ風が強かったら、スカートがめくれそうで怖いです」と、言った。
「まぁ、そこまで強い風が吹かなかったら大丈夫だと思うよ」と、言った。
「そうですね」と、アリアが笑顔を浮かべたら、突然強い風が吹いた。
吹いた風は、アリアのスカートをめくり、薄い水色の下着が丸見えになった。
僕は、直ぐに顔を逸らした。でも、少し見てしまった。
アリアは、直ぐに手でスカートを抑え、下着を隠し、顔を真っ赤にした。
「ア、アレクくん、その、見ちゃた?」と、真っ赤な顔で聞いて来た。
「見てないよ。直ぐに顔を逸らしたから」と、答えた。
「それなら、良かったです」と、まだ少し赤い顔で言った。
その後は、2人で夕日を見てから、今回のデートを終えた。
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