伯爵家の三男に転生しました。風属性と回復属性で成り上がります

第34話 奴との再会

　ゲイルが犯罪奴隷から解放してから、2ヶ月後、僕は自分の街を回っていた。

　僕は、市民達には、顔を晒したことが無いため、普通の少年として、街を歩くことができる。

　僕は、今、新しく出来たお店で、食事を食べていた。そこは、普通捨てる部位である場所を利用し、料理を出すというお店である。

　僕が料理を楽しんでいたら、店員さんが、相席大丈夫ですか？と聞いてきたので、僕は了承した。

　少し時間が経つと、1人の男が座った。「すまんな、相席して貰って」と、言ってきた。

　「いえいえ、こんなに混んでいますから」と、言葉を返して頭を上げると、角が無いが見たことがある顔だった。

　顔と顔があったときに、両方とも驚いた。その男は、王宮を襲撃した、魔族のデルクだった。

　デルクは、料理を注文をした。来るまでは、2人とも言葉が無かった。デルクの料理が来たら、僕は風の膜を張り、周りに会話が聞こえないようにした。

　「もう、しゃべて大丈夫ですよ」と、行った。

　「偶然だな、アレクよ」と、言ってきた。

　「うん、偶然だね。でも、何でここにいるの？」と、聞いた。

　「この街は、最近発展してきたという情報を聞いて、行ってみたいと思っていたんだ」と、答えた。

　「一応聞くけど、観光が目的だよね？」と、聞いた。

　「ああ、そうだ。ここは、面白い物が沢山あって楽しいな。あ、そうだ、アレクは、ここの領主何だろ案内してくれよ」と、答えた。

　「うーん、案内することはいいけど、戦うとか言わないの？」と、聞いた。

　「本音を言うと戦いたいが、アレクが16になるまで待つと言ってしまったから、戦わない。その代わり、案内をして欲しい」と、答えた。

　「うん、わかったよ。じゃあ、街を案内するね」と、言った。

　「よろしく頼むぞ」と、言ってきた。

　その後、店を出て、市民浴場や市民プールやリゾートホテルなどを案内した。案内しているうちに、夕方になった。

　「これで、大体案内が終わったよ」と、言った。

　「面白い物が沢山あって、いいなここは。ありがとな、アレクよ。では、私はこれでお暇するとしよう」と言い、宿街の方に向かった。

　「お気をつけて」と、デルクに言った。

　その言葉を聞き、驚いた顔した。すぐに笑い、「ハハハハハ、面白いことを言う、そちらこそ、お気をつけて」と、返してくれた。

　その後、デルクは人混みに消えっていった。