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第八十六話 混浴
しおりを挟む海に入っていたので、体がベタベタしていた。
体を洗い流すため、お風呂に入ることにした。
この宿のお風呂は、男女で分かれている。
俺は、恋人達と別れ、服を脱いで、体を洗い、風呂に入った。
風呂でゆったりとしていると、壁の一部が、急に開き始めた。
俺は、直ぐに、タオルを腰に巻いた。
開いた場所から、タオルを1枚しか巻いていない恋人達が、入って来た。
アリスが、「は、入ります、レオクさん」
クメリが、「入るよ、レオク」
セレネが、「レオク、入る」
マーレが、「し、失礼しますね、レオクさん」
エリスが、「お邪魔しますね、レオクさん」
「ちょ、え、な、何で、は、入って来てるんだ?」と、聞いた。
「それは、レオクと、一緒に、入り、たいから」と、セレネが、答えてくれた。
その言葉に続き、他の4人も頷いた。
俺は、「そ、そうか。一緒に入ることは、大丈夫だけど、タオルは、外さないでね」
5人は、体を洗い始めた。
俺は、その5人の方を向いようにしていた。
「レオク、僕達の方を向いてくれる?」と、クメリが、言ってきた。
俺は、恐る恐る5人の方に振り向いた。
そこには、タオルを手で持ち、体の前を隠し、背中が丸見えになった5人がいた。
俺は、直ぐに顔を逸らし、「ちょ、隠して、隠して、5人とも」
アリスが、「レ、レオクさん。そ、その、は、早く、お願いします」
クメリが、「レオク、僕達の背中を流してよ。いずれ、見ることになるから、遅かれ早かれだよ」
セレネが、「何で?これから、レオクに、背中を、順番に、洗って、もらう、から」
マーレが、「け、結構、は、恥ずかしいので、早くしてもらえると、助かります」
エリスが、「わ、私も恥ずかしいので、出来れば、早めにやって貰いたいです」
大切な恋人達から、そう言われ、断る事なんて出来なかった。
俺は、まず、アリスの背中から洗うことにした。
アリスの背中は、汚れのない真っ白の肌をしており、絹のように滑らかで、とても美しい肌をしている。
俺は、アリスの背中を洗った。
その時、アリスは、嬉しさよりも恥ずかしが勝っている表情を浮かべていた。
次に、クメリの背中を洗うことにした。
セレネの背中は、汚れのない真っ白の肌をしており、絹のように滑らかで、とても美しい肌をしていた。
俺は、クメリの背中を洗った。
その時、クメリは、少し照れながらも嬉しそうな表情を浮かべていた。
次は、セレネの背中を洗うことにした。
セレネの背中は、病的までに真っ白の肌をしており、絹のように滑らかで、とても美しい肌をしていた。
俺は、セレネの背中を洗った。
その時、セレネは、嬉しそうな表情を浮かべていた。
次は、マーレの背中を洗うことにした。
マーレの背中は、汚れのない真っ白の肌をしており、絹のように滑らかで、とても美しい肌をしていた。
俺は、マーレの背中を洗った。
その時、マーレは、恥ずかしさで一杯だった。
最後に、エリスの背中を洗うことにした。
エリスの背中は、汚れがない真っ白の肌をしており、絹のように滑らかで、とても美しい肌をしていた。
俺は、エリスの背中を洗った。
その時、エリスは、恥ずかしさと嬉しさが混ざった表情を浮かべていた。
5人の背中を洗った後は、混浴を楽しんだ。
のぼせるまえに、風呂を出た。
俺が、風呂を出ると、女風呂の方に戻って行った。
俺が、着替えて、風呂の入り口の前で、待って行った。
5分ぐらいすると、5人が出て来た。
5人は、風呂上がりのため、肌はツヤツヤで、血行も良かった。
そんな5人に、俺は、見惚れてしまった。
これは、手を出してしまうかもしれない。
が、頑張れ、俺の理性。
多分だが、この後、全員一緒に寝ることになるぞ。
ここのベッドは、6人が一緒に寝ても大丈夫ぐらい広かったから。
俺の予想通り、夜は、5人と一緒に寝ることになった。
俺が真ん中だった。
寝る位置は、恋人達が、決めていた。
俺の右側に、テレス、その右側に、マーレだった。
俺の左側に、クメリ、その左側側に、アリス、更に左側に、エリスだった。
こ、こんな状況で、寝る事なんて、出来るわけ無いだろ。
結構、疲れていたのに、寝ることが出来ない。
そんなこんなしていると、5人の寝息が聞こえて来た。
その寝息が、更に、俺を睡眠から遠ざけた。
結局、俺が、寝れたのは、日付が変わってからだった。
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