突然異世界に来ましたが、自分が好きな銃と共に好きに生きます

第九話 金の林檎亭

 相乗り馬車は、馬車乗り場に着いた。

 馬車乗り場に着いた俺は、馬車を降り、王都の街の中に出掛けた。

 昼ぐらいに着いたので、街の中を見て回ることにした。

 街の中は、活気で溢れていた。

 辺境の街よりも何倍にも活気に、溢れていた。

 街の中には、辺境の街には、無いような店も多く存在していた。

 そして、様々な店を見ながら、街の中を歩き回っていると、ある宿を見つけた。

 看板には、金の林檎亭と書いてある宿を見つけた。

 俺は、その看板に釘付けにされた。

 看板には、お風呂有りますと書いてあった。

 俺は、直ぐに、この宿に泊まることを決めた。

 俺は、金の林檎亭の中に入った。

 俺が、金の林檎亭に入ると、ドアの上につけていたベルが鳴って、入店を店の人に知らせた。

 「いらしゃいませ、お食事ですか？お泊りですか？」と、赤色の髪を背中の半分まで伸ばし、赤色の瞳を持って、服の上にエプロンを着けた、15ぐらいの少女が、聞いて来た。

 「泊りです」と、答えた。

 「お泊りですね。分かりました。お父さん、お泊りのお客様だよ」と、言いながら、奥に消えって行った。

 直ぐに、奥から、さっきの少女の父親らしき人物が、出て来た。

 「いらしゃいませ、金の林檎亭に。お客様、何泊の予定ですか？」と、少女の父親が、聞いて来た。

 「取り敢えず、1週間で」と、答えた。

 少女の父親は、「はい、分かりました。この金の林檎亭は、夕食と朝食、2食付いて、1泊、60ゼネです。ですので、お客様は、420ゼネになります」

 俺は、魔法袋の中から、420ゼネを出して、支払った。

 「確かに。では、これは、鍵です」と言い、少女の父親は、鍵を出してきた。

 俺は、その鍵を受け取った。

 「すいません、宿泊の日を伸ばしたい場合は、その分の代金を支払ったら、この部屋のまま、泊まれますか？」と、聞いた。

 「ええ、泊まれますよ。予定を伸ばしたい場合は、受付の方に言ってもらえれば、大丈夫ですよ」と、少女の父親が、答えてくれた。

 俺は、「教えて下さって、ありがとうございます」

 俺は、泊まる部屋に向かって、鍵でドアを開けて、部屋の中に入った。

 部屋の中は、それなりに広く、シングルベッドと、机と椅子と、姿鏡と収納スペースが置いてあった。

 俺は、荷物を部屋に置いて、街を見て回ることにした。

 街を見て回っていると、夕方になっていた。

 俺は、金の林檎亭に戻り、夕食を食べることにした。

 少女が、俺の料理を持って来てくれた。

 俺は、その料理を食べることにした。

 俺は、その料理を食べて、驚いた。

 この料理は、しっかりと味が、付いていたので、美味しかったのだ。

 もし、お風呂も良かったら、ここを拠点にしようと考えながら、料理を完食した。

 俺が、料理を完食すると、少女が、食器を片付けに来てくれた。

 俺は、「ありがとう」

 少女は、「えっ、ど、どういたしまして」

 少女は、食器を台所の方に持って行き、何故か、俺の方に戻って来た。

 「えっと、すいません。あの、お名前を教えて下さい。あ、すいません、自己紹介が、まだでした。私は、この金の林檎亭の店主の娘のアリスと言います。今年で、15歳になります」と、アリスが、聞いて来た。

 「俺は、レオクと言います。今年で、16歳になります。よろしくお願いしますね、アリスさん」と、答えた。

 「私と1歳しか変わらないのですね。あ、私のことは、アリスと呼び捨てにしてもらって大丈夫ですよ。この宿には、私と同い年ぐらいの人が、泊まらないので、嬉しいんです」と言い、アリスは、微笑んだ。

 俺は、「じゃあ、そうさせて貰うよ。ありがとう、アリス。美味しいご飯を作ってくれて」

 「どういたしまして、レオクさん」と言い、アリスは、笑顔を浮かべた。

 俺は、さん付けしなくてもいい事を伝えようとしたが、アリスは、アリスの父親に呼ばれて、俺から離れって行った。

 アリスは、忙しそうなので、お風呂に入ることにした。

 俺は、一旦、部屋に戻り、風呂の準備をして、風呂に向かった。

 俺は、服を脱いで、裸になった。

 タオルを持って、風呂の中に入った。

 風呂は、古代ローマ風の作りのお風呂だった。

 俺は、体を洗い、風呂に浸かった。

 この世界に来てから、初めての風呂だ。

 風呂は、俺の身に染みた。

 俺は、風呂に入りながら、この宿を拠点にする事を決めた。

 だって、この宿は、それなりに値段も安く、料理も美味しくて、風呂もあって、美少女のアリスがいるからだ。

 俺は、風呂を満喫した。

 風呂を1時間ぐらい入った。

 俺の部屋は、戻る時に、食堂を通るのだ。

 俺は、風呂を出て、部屋に戻るため、食堂を通ると、アリスが、片付けをしていた。

 アリスは、俺に気付き、片付けの手を止めて、手を振ってくれた。

 俺は、手を振り返し、部屋に帰った。

 俺は、スッキリしていたので、直ぐに、ベッドの中に入り、寝てしまった。