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第四十七話 新たな日常
しおりを挟む朝日が私のことを起こす。
私は背伸びをしてから、ベッドから起き上がる。
起上がった私は着替えてから庭に向かう。
庭に出た私は後ろに装備している魔法袋の中から訓練に必要な物を取り出し、私はいつもの訓練を始める。
訓練は1時間ぐらいで終え、全ての物をしまってから私は屋敷に帰ったのだ。
屋敷に到着した私は体を綺麗にしてから、リリ達のところに向かう。
リリ達がいる場所に到着すると既に朝食が並んでいたのだ。
朝の挨拶を終えた後、私達は朝食を食べる。
朝食を食べた終わったら、リリとノラは準備をするために1度自室に戻っていく。
私はもう準備は終わっているので、そのまま待つことにしたのだ。
ただ、待つのは暇なので、私は雫ちゃんと話すことにする。
「雫ちゃん。どうだ、最近の進捗は?」
「結構順調ですよ。最近は発注部数も増えました」
それから、私達はリリとノラが来るまで話し続ける。
雫ちゃんは王立学園に学ぶことは出来ないので、時間を有効に使うために本を書き始めたのだ。
勿論、匿名で。
雫ちゃんは昔から自分が書いた小説を出したいという夢があったので、それが叶った感じだ。
まぁ、雫ちゃんが嬉しそうにしているからいいが。
大体30分ぐらい経つと準備を終えたリリとノラがやってきたのだ。
「来たか。じゃあ、行ってくる。雫ちゃん」
「はい、いってらしゃい、ロガーさん、バースナさん、リバスタさん」
「う、うん。行ってくる、雫」
「はい、行ってきます、雫さん」
そう挨拶を終えた私達は馬車に乗り込み、王立学園に向かう。
王立学園に到着した私はリリとノラのことをエスコートして馬車から降り、そのまま教室に向かって歩き始める。
最初はリリをBクラスまで送り、次にノラをAクラスまで送り届けたのだ。
2人をそれぞれのクラスに送り届けたら、私は自分のクラスに向かう。
クラスに到着した私は朝だけ顔を出し、それ以外は図書館で過ごしている。
全ての授業の試験のテストを合格したので、もう受ける必要は無いのだ。
そして、実技も不要と王立学園側で判断されている。
まぁ、上級悪魔を倒される者には必要無いからな。
昼食の時間になったら、リリとノラを迎えに行き、昼食を一緒に食べている。
昼食を食べたら、リリとノラが午後の授業を受けた後、一緒にバースナ子爵家の屋敷に帰る。
その後はリリ達といつもの日常を過ごしたのだ。
一緒に夜食を食べたり、一緒に紅茶を飲みながら話したりしている。
リリ達が寝た後に私は夜の訓練を行い、私は眠る。
これが私の新しい日常だ。
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