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第十九話 日常
しおりを挟む後期が始まった。
エレネは編入試験で良い成績を残し、Aクラスに入れた。
多分あちらの貴族学院でも成績が良かったのだろう。
もしかしたら、この頭の良さが無罪の罪を掛けられた要因かもしれない。
今は確かめるすべはないけど。
朝を起きた俺は身支度を整え、忘れ物がないかを確認し、戸締りをして家を出る。
ここから王立学院は近いので徒歩で行く。
20分ぐらいで王立学院に到着した。
王立学院に到着した俺は授業まで時間があるので、図書室に向かった。
図書室に到着した俺は興味がありそうな分野の本を読んで過ごした。
授業開始の20分前までには本を片付け、Aクラスに向かった。
Aクラスに到着したリリアとエレネはAクラスにいて、友人と話していた。
入って来た俺にリリアとエレネは気付いて、小さく手を振ってくれた。
俺は手を振り返した。
ちなみに、リリアとエレネはベンネット伯爵家の屋敷から俺がプレゼントした魔導馬車を使って、王立学院に通っている。
俺は自分の席に向かい、男の友人達と話して、授業開始まで時間を潰した。
授業を始まると授業内容はほとんど聞き流した。
前世はそれなりの大学を出て、部長になったのでそれなりに頭がいいのだ。
授業内容は配られた教科書を読んで、全て理解してしまった。
リリアとエレネはそうでは無いので真面目に聞いていた。
午前の授業も終わり、昼食の時間になった。
昼食はリリアとエレネと一緒に食べている。
昼食を食べた後はリリアとエレネとお茶を飲みながら、午後の授業が始まるまで会話を交わした。
午後の授業を受けた後は男の友人達と少しだけ話し、家に帰る。
王立学院にいる時は出来るだけ互いの友人と過ごすようにしている。
家に帰った俺は荷物を置き、着替えてからベンネット伯爵家の屋敷に向かった。
ベンネット伯爵家の屋敷に着いた俺はいつも通り庭の東屋に向かった。
東屋にはお茶を飲みながら、会話しているリリアとエレネがいた。
俺はそこに合流して会話に参加した。
そこで1時間ぐらい過ごしてから転移魔法を使用し、領地の屋敷に転移した。
領地の屋敷で執務室にいるゲナバと打ち合わせをし、書類を処理した。
それらをしていると夕方になっていた。
ゲナバに帰ることを伝え、転移魔法を使い、ベンネット伯爵家の屋敷に戻った。
ベンネット伯爵家でリリアとエレネとベンネット伯爵と一緒に夕食を食べた。
夕食を食べた後、俺は家に帰った。
家に帰った俺は課題をしてから、風呂に入って、本を読んでからいつも寝ている。
こんな感じで俺は過ごしている。
とても充実している日々を過ごしている。
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