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第五十八話 異世界の水着

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 少し前に、異世界から人が現われ、様々な物を生み出し、販売し始めた。

 その中で、海で遊ぶ用の服が売られ始めたので、それを購入して、海に行くという話になった。

 そして、その服は、水着と言うみたいだ。

 私は、セレリア達の水着姿を見せたくないので、良さそうな無人島を探すために、影の軍団に調査させた。

 それで、良さそうな無人島を見つけたので、今は、そこに来ている。

 ちなみに、安全を確保するために、この無人島の周りには、影の軍団を配置させている。

 これなら、シードラゴンが来たとしても大丈夫だろう。

 着替え終わった私は、セレリア達が、着替え終わるまで、海を見ている。

 5分ぐらいすると、後ろから、4人分の足音が聞こえてきた。

 私は、後ろを振り返った。

 後ろには、水着に身を包んだセレリア達がいた。

 セレリアは、紅色の三角ビキニと呼ばれている水着を着ていた。

 そして、セレリアは、いつもの髪型だった。

 リタは、紫色のフリルがついたディテールと呼ばれている水着を着ていた。

 そして、リタは、三つ編みにして、紫色の髪を纏めていた。

 サリラは、水色のハイネックビキニと呼ばれている水着を着ていた。

 そして、サリラは、サイドテールにして、銀色の髪を纏めていた。

 リーシアは、青色のオフショルダービキニという水着を着ていた。

 そして、リーシアは、短いポニーテールにして、黄金の髪を纏めていた。

 ちなみに、リタとサリラは、幻術の魔法具を外し、本来の姿に戻っていた。

 「どう?ニース?あんまり着たことが無い服だけど」と、セレリアが、聞いてきた。

 「ど、どうでしょうか?二、ニースさん。き、生地が、小さくては、恥ずかしいです」と、リタが、顔を赤くして、恥ずかしそうに、聞いてきた。

 「どうかしら?ニース。私は、似合っていると思うんだけど」と、サリラが、自慢有り気に聞いてきた。

 「ど、どうかな?ニース。ぼ、僕の胸は、小さいから、似合ってないと思うけど、似合っていたら、嬉しいな」と、リーシアは、顔を少し赤くして、聞いてきた。

 「4人とも似合っているよ」と、答えた。

 すると、セレリア達は、嬉しそうな表情を浮かべた。

 セレリア達が、喜びあった後に、海に入った。

 海に入ったと言ったが、膝のあたりぐらいのところまでしか入ってない。

 海を楽しんでいると、セレリアが、リタと海を楽しんでいるサリラに、後ろから、忍び寄った。

 そして、サリラに、水を掛けた。

 水を掛けられたサリラは、驚いた表情を浮かべていた。

 「あの時のお返し」と言い、セレリアは、笑顔を浮かべていた。

 「そう。なら、やり返すわ」と言い、サリラは、セレリアに、水を掛けた。

 セレリアは、上手く避けた。

 だが、小さい魚を見ていたリーシアに、水が掛かってしまった。

 「僕も参加するよ。ほら」と言い、リーシアは、サリラの方に水を掛けた。

 サリラは、上手く避けた。

 だが、水の掛け合いを見ていたリタに、水が掛かってしまった。

 「び、びっくりしました。や、やり返して頂きます」と言い、リタは、近くにいたサリラに水を掛けた。

 サリラに掛かり、水の掛け合いは、始まった。

 セレリア達は、楽しそうな表情を浮かべ、水の掛け合いをしていた。

 私は、そんなセレリア達を見て、和んでいた。

 水の掛け合いを終わる頃には、昼になっていた。

 私は、シートを引き、昼食を広げ、セレリア達を呼んだ。

 昼食を食べた後、セレリア達と海を楽しんだ。

 楽しい時間は、直ぐに過ぎ、夕方になってしまった。

 夕方になったので、そろそろ帰ろうか。

 夕日が、海に沈みそうになっていた。

 私は、先に海から上がり、セレリア達の方を向いた。

 帰る前に1つだけ聞きたかったか。

 「セレリア、リタ、サリラ、リーシア。今日は、楽しかった?」と、聞いた。

 「うん、楽しい。ニース達と一緒に来れて、嬉しい」と言い、セレリアは、沈みそうな夕日よりも眩しい笑顔を浮かべた。

 「はい、とても楽しかったです。ニースさんとセレリアさん達と来れて、本当に良かったです」と言い、リタも沈みそうな夕日よりも眩しい笑顔を浮かべた。

 「ええ、とても楽しかったわ。みんなと来れて本当に良かったわ」と言い、サリラも沈みそうな夕日よりも眩しい笑顔を浮かべた。

 「うん、とても楽しかった。ニースとセレリアとリタとサリラと海に来れて嬉しかった」と言い、リーシアも沈みそうな夕日よりも眩しい笑顔を浮かべた。

 「それなら、良かった」と言い、私は、微笑んだ。

 セレリア達は、微笑み返してくれた。

 その後、撤収は、影の軍団に任せ、私達は、古城に帰った。
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