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第十話 ニアのトラウマ
しおりを挟む街に移り住んでから、2ヶ月が経った。
俺達は、今、盗賊討伐の依頼のため、盗賊の根城に来ていた。
盗賊の根城は、洞窟を改造したものだった。
俺達は、まずは、見張りの盗賊を倒した。
俺達は、盗賊達の根城に潜入した。
潜入していると、1つの場所から、楽しげな声が聞こえて来た。
どうやら、盗賊達は、広い空間で、酒盛りをしているようだ。
俺とニアは、広い空間の入り口の壁に、背中をつけた。
俺は、スキルで、光魔法を手に出し、中に投げ込んだ。
投げ込まれた光魔法は、眩しい光を放ち、盗賊達の視界を奪った。
俺とニアは、広い空間に突撃して、盗賊達の命を奪った。
盗賊達は、何もできずに、命を落とした。
3分もしないで、全ての盗賊を殺すことが出来た。
俺達は、盗賊達の生き残りがいないか確認してから、根城に何かあるか調べることにした。
調べている途中で、ニアが何かを見つけた。
「ヒツヤ、何か、ここにある」と言い、ニアは、毛皮が敷かれている地面を指差した。
俺は、そこに近づき、何があるか確認することにした。
スキルで、罠が無いことを確認してから、毛皮を捲った。
すると、そこには、地下に続く階段があった。
俺は、「どうやら、地下に続く階段ようだ」
「どうするの、ヒツヤ?」と、ニアが、聞いて来た。
「行こう。一応、スキルを使って、人がいるか確認してから、調べよう」と、答えた。
俺は、スキルを使って、人が居ないか確認した。
「どうやら、人は、居ないようだ。じゃあ、行こうか」と言い、スキルで、光魔法で、光源を確保した。
俺は、ニアと一緒に階段を降り始めた。
階段降りていくにつれて、血の匂いが、匂ってきた。
俺は、警戒しながら、下に降りた。
1番下には、結構広い空間があり、何かしらの施設があった。
その施設からは、怨念を感じた。
俺は、何かを感じ、ニアの方を向いた。
ニアは、顔を真っ青にして、耳を寝かせ、尻尾の先端を隠していた。
ニアは、怖がっていた。
「ごめんなさい、ごめなさい、もう、失敗しないから」と、ニアは、体を震わせながら、繰り返し呟いていた。
俺は、ニアを少しでも安心させようと思って、抱きしめたい。
抱きしめたお陰なのか、ニアの体の震えは収まった。
だが、ニアは、安心したのか気を失ってしまった。
俺は、早くニアを休ませるため、スキルで家まで転移した。
家に転移した俺は、ニアをニアの自室に寝かせた。
後始末をしようと思い、部屋から出ようしたら、ニアに手を掴まれた。
俺は、ニアのことを少しでも安心できるように、ニアの手を繋ぎながら、隣に居続けることにした。
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