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雪女の庵にて
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俺の足の間で白い肢体が蠢いている。
ちゅく、ちゅく……
雪に包まれた庵の中で、彼女が俺の男根を舐る音だけが聞こえる。彼女の口内の柔らかさと温かさに身を震わせていると、柔らかく湿った舌がまた俺の男根をぬるりと撫でた。
これと術とで男をその気にさせるのが、雪女の『やりかた』なのだそうだ。しかし、彼女は俺に術を使わなかった。
ひたすら自身を愛撫される快感と、ずっと願っていた彼女とのまぐわいに期待する気持ちで、頭に血が上ったかのようにくらくらとしている。
「す……すまない。あまり長くは耐えられそうにない……」
詫びの言葉を吐き出すと、彼女がそっと口を離し身を起こした。
彼女のぬくもりから引き離された寂しさと、この先を期待する気持ちが混乱を誘う。
もっと、彼女の温かさが欲しい。ああ、頼むから、早く彼女の中に……
気持ちばかりが急く俺の耳元に、彼女はそっと口を寄せた。
「頂いても、よろしいのでしょうか?」
「ああ……」
返事かため息かわからぬ声が俺の口から漏れる。
その言葉を聞いた彼女は、そのまま俺の上に跨ると、潤んだ花弁を俺の楔に擦りつけた。
柔らかいものに押し当てられた感触と、彼女から溢れた蜜のぬるりとした感覚とで、俺の男根が待ちきれぬように跳ねようとする。
彼女はそれに構う様子もなく、ゆっくりと腰を動かし、まるでその蜜をまぶすように、腰を動かし、さらに擦り付けていく。
自身が撫でられ、じらされているような感覚に、また男根が跳ねた。
「あ……」
彼女が小さく声を上げる。
そしてもう一度彼女が腰を俺に押し付けると、男根の先が今までと違う感触にぬぷりと包まれていった。
彼女の…… 中に……
彼女はそのままゆっくりと俺を受け入れながら腰を落としてゆく。俺自身が根元までぬくもりに包まれると、彼女ははぁと熱の籠ったため息を吐いた。そしてそのまま、ゆっくりと腰を前後に動かし始めた。
俺の上に跨がる彼女が、腰の動きと共にああと甘い声を漏らす。さっきの彼女の言葉通りに、俺は抱かれている。
先ほどの口淫とはまた違った温かさと感触が、俺自身を包みながら揉みしだく。
ゆっくりと、でも深く包み込む腰の動きで、じわりじわりと快感が湧き上がってくる。
目の前で誘うように揺れる白い胸の膨らみに、つい手を伸ばした。
両の掌でそれを覆うと、彼女の体がぴくりと震えた。その乳房の柔らさを確かめながら指先で乳首を擦る。それが硬さを持ち始めると、彼女のため息の熱さも変わっていく。
俺を包み込む彼女の膣内がビクビクと震え、彼女が感じているのがわかる。
熱を持つ潤みにやわやわと扱かれていくのが、気持ちよく――
「ううっ……」
思わず声が漏れた。
たまらず彼女の白い体の、その細い腰を、両の手で抱えて腰を突き上げた。
「ああっ」
今までより一層高い声が、彼女の口から放たれる。
もう我慢ができない。構わず腰をずんずんと突き上げると、己の先が彼女の腹の中に当たり擦れ、そのたびに彼女が身を震わせ、鳴く。
「だめです…… 私……もう…… ああっ」
激しく喘ぐ、今まで見たことのない彼女の様子に、さらに気持ちが湧き立つ。
自身を彼女の身で包まれ、扱かれ、快感と共に内から何かが上がってくる。
「もう止まらない…… このまま、出していいか?」
俺の言葉に、彼女は潤んだ瞳をうっすらとあけて、俺を見た。
「お、お願い……します……」
熱く震えるような彼女の声を聞いて、さらに腰を強く深く突き上げる。それに合わせて、彼女の中も俺自身を抱きしめるようにきゅうと締まった。
「くっ……」
たまらず俺が彼女の奥深くに精を吐き出すと、彼女も高く声を上げて果てた。
ちゅく、ちゅく……
雪に包まれた庵の中で、彼女が俺の男根を舐る音だけが聞こえる。彼女の口内の柔らかさと温かさに身を震わせていると、柔らかく湿った舌がまた俺の男根をぬるりと撫でた。
これと術とで男をその気にさせるのが、雪女の『やりかた』なのだそうだ。しかし、彼女は俺に術を使わなかった。
ひたすら自身を愛撫される快感と、ずっと願っていた彼女とのまぐわいに期待する気持ちで、頭に血が上ったかのようにくらくらとしている。
「す……すまない。あまり長くは耐えられそうにない……」
詫びの言葉を吐き出すと、彼女がそっと口を離し身を起こした。
彼女のぬくもりから引き離された寂しさと、この先を期待する気持ちが混乱を誘う。
もっと、彼女の温かさが欲しい。ああ、頼むから、早く彼女の中に……
気持ちばかりが急く俺の耳元に、彼女はそっと口を寄せた。
「頂いても、よろしいのでしょうか?」
「ああ……」
返事かため息かわからぬ声が俺の口から漏れる。
その言葉を聞いた彼女は、そのまま俺の上に跨ると、潤んだ花弁を俺の楔に擦りつけた。
柔らかいものに押し当てられた感触と、彼女から溢れた蜜のぬるりとした感覚とで、俺の男根が待ちきれぬように跳ねようとする。
彼女はそれに構う様子もなく、ゆっくりと腰を動かし、まるでその蜜をまぶすように、腰を動かし、さらに擦り付けていく。
自身が撫でられ、じらされているような感覚に、また男根が跳ねた。
「あ……」
彼女が小さく声を上げる。
そしてもう一度彼女が腰を俺に押し付けると、男根の先が今までと違う感触にぬぷりと包まれていった。
彼女の…… 中に……
彼女はそのままゆっくりと俺を受け入れながら腰を落としてゆく。俺自身が根元までぬくもりに包まれると、彼女ははぁと熱の籠ったため息を吐いた。そしてそのまま、ゆっくりと腰を前後に動かし始めた。
俺の上に跨がる彼女が、腰の動きと共にああと甘い声を漏らす。さっきの彼女の言葉通りに、俺は抱かれている。
先ほどの口淫とはまた違った温かさと感触が、俺自身を包みながら揉みしだく。
ゆっくりと、でも深く包み込む腰の動きで、じわりじわりと快感が湧き上がってくる。
目の前で誘うように揺れる白い胸の膨らみに、つい手を伸ばした。
両の掌でそれを覆うと、彼女の体がぴくりと震えた。その乳房の柔らさを確かめながら指先で乳首を擦る。それが硬さを持ち始めると、彼女のため息の熱さも変わっていく。
俺を包み込む彼女の膣内がビクビクと震え、彼女が感じているのがわかる。
熱を持つ潤みにやわやわと扱かれていくのが、気持ちよく――
「ううっ……」
思わず声が漏れた。
たまらず彼女の白い体の、その細い腰を、両の手で抱えて腰を突き上げた。
「ああっ」
今までより一層高い声が、彼女の口から放たれる。
もう我慢ができない。構わず腰をずんずんと突き上げると、己の先が彼女の腹の中に当たり擦れ、そのたびに彼女が身を震わせ、鳴く。
「だめです…… 私……もう…… ああっ」
激しく喘ぐ、今まで見たことのない彼女の様子に、さらに気持ちが湧き立つ。
自身を彼女の身で包まれ、扱かれ、快感と共に内から何かが上がってくる。
「もう止まらない…… このまま、出していいか?」
俺の言葉に、彼女は潤んだ瞳をうっすらとあけて、俺を見た。
「お、お願い……します……」
熱く震えるような彼女の声を聞いて、さらに腰を強く深く突き上げる。それに合わせて、彼女の中も俺自身を抱きしめるようにきゅうと締まった。
「くっ……」
たまらず俺が彼女の奥深くに精を吐き出すと、彼女も高く声を上げて果てた。
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