92 / 135
第八章
8-8 魔獣の巣穴
しおりを挟む
穴から飛び出してきたネズミのような小動物たちは、倒れているヴィーさんに次々と襲いかかった。10匹以上は居るようだ。
「ラウル、アリアを連れて離れろ」
突然の出来事に茫然としていた僕は、ジャウマさんの声で自分を取り戻した。
「アリアちゃんこっちに!」
僕と同じく、隣で立ち尽くしているアリアちゃんの腕を引っ張る。
「はーい」
慌てる僕と対照的に、気の抜けるような平和な返事が返ってくる。
「あれ?」
アリアちゃんだけじゃない。後ろにいるセリオンさんに目を向けると、彼も静かにヴィーさんの様子を見ている。
「大丈夫だ。私たちはこの程度では殆どダメージは受けない。まあ、あいつは自業自得だ」
セリオンさんが冷たい表情で言った。
「くそっ! 痛てえ!!」
ヴィーさんは叫びながらも、体に群がるネズミを掴んでは投げ、振り払っている。確かにネズミはヴィーさんに噛み付いてはいるけれど、僕が心配するほどには傷ついてはいないようだ。
「『穴ぐらネズミ』はさほど強くはない魔獣だが、群れをなして数で襲ってくるのと、毒があるのが厄介なんだ。まあ、アレにはネズミの歯はたたないだろうが、アリアに傷を付けさせるわけにはいかない。君やクーも毒は堪えるだろう」
とうとうセリオンさんが、ヴィーさんをアレと呼んだ。そういえば、ジャウマさんたちに毒は効かないと、確かに以前に聞いていた。
「おい! お前ら手伝え!」
そんな話をしている間にも、ヴィーさんは腕をぶんぶんと振り回してネズミを振り払っている。振り払われたネズミは再びヴィーさんに襲いかかるものだから、振り払ってもきりがないみたいだ。
「ヴィーパパー、ネズミさんを苛めちゃダメよー」
アリアちゃんの言葉を聞いて、ふぅとセリオンさんがため息を吐いた。
「しかたないな。ラウルくん、魔獣を追い払うあの袋を持っているな。あれを撒いてやってくれ」
「え? は、はい!」
セリオンさんが言ったのは、あのからい実の粉が入っている袋のことだ。いつも懐に必ず入れているから、確かに持っている。でもいいんだろうか?
「えっと…… ヴィーさん、目を瞑ってってくださいね」
「へ!? お、おい! ちょっと待て!」
「行きますよ!!」
ヴィーさんが目を瞑るのを確認して、思いっきり袋を投げる。狙ったつもりはないのに、袋はヴィーさんの顔面にヒットした。
「ぶは!?」
袋から赤い粉が飛び散ると、それを浴びたネズミたちは、キーキーと鳴き声を上げながらようやくヴィーさんから離れていった。
「くっそ!!」
ようやくネズミたちから解放されたヴィーさんが立ち上がる。
「ふーー。死ぬかと思ったぜ」
「ヴィーさん。だ、大丈夫……ですか?」
死ぬとか言っているけれど、齧られた跡は赤くなっているだけで出血している様子はない。でも、着ていた服はボロボロになっていた。
「うわ! かれぇ!」
ヴィーさんが頭を振ると、僕が投げた袋の赤い粉がはらはらと周りに落ちてきて、咄嗟にそれを避けた。
「きゃっ」
流石に、アリアちゃんもヴィーさんから一歩離れる。
「ヴィー、まず体を洗え」
セリオンさんがそう言って杖を振り上げると、ヴィーさんの頭上にゆらゆらと水球が現れる。水球がぱしゃりと弾けると、まるで大きなバケツをひっくりかえしたような水がヴィーさんの頭上から降り注いだ。
「くそっ! お前らひでえぞ!」
「す、すみませんっ!!」
ヴィーさんの怒号に反射的に謝ってしまった。でも確かに僕もちょっとひどいなとは思った。
ヴィーさんがタオルで体を拭き、ボロボロの服から着替えている間に、ジャウマさんが『穴ぐらネズミ』の出てきた穴を覗き込む。
それからセリオンさんを呼ぶと、何か相談しているようだ。
「ここは『穴ぐらネズミ』の巣穴の様です。さっきのネズミたちは巣穴を守ろうとしていたんでしょう」
そう言えば、さっきのネズミたちは簡単には逃げようとしなかったし、襲いかかった相手もヴィーさんだけだった。ヴィーさんを巣を荒らす侵略者とでも思ったのだろう。
「さらに奥に向かって続いている。ここから進めそうだ」
「でも、ジャウマさんたちが通るには狭くないですか?」
僕やアリアちゃん、ヴィーさんくらいならなんとかなりそうだけど、体格の良いジャウマさんにこの穴は狭いだろう」
「あいつらには悪いが、掘りながら進もう」
「こういうのはジャウの役目だな」
着替えを終えたヴィーさんが、意地悪そうに笑いながら言った。
* * *
獣化したジャウマさんを先頭に、『穴ぐらネズミ』の巣を掘り進んで抜けると、その先はまた同じような遺跡の廊下になっていた。
でも辺りに漂う気配が今までとは明らかに違うのが、僕にでもわかる。
これは『黒い魔力』だろう。そして今までの旅の最中で感じていたものとは比べものにならないくらい、強い。
そして奥へと進む毎に、僕らの行く手を邪魔する魔獣の強さは増していった。
でも彼ら3人にとっては問題になるような相手ではないらしい。僕らのマジックバッグには、3人が倒した魔獣が次々と詰め込まれていった。
「でも、なんかおかしいな」
ヴィーさんが言った。
「そうですね。本来なら魔獣が人を襲うのは、食らおうとするか、縄張りを守ろうとするか。ですが、この魔獣たちはそうではないようです」
「どういうことですか?」
セリオンさんの言葉に、疑問を投げかける。それに答えたのはジャウマさんだった。
「おそらくだが、こいつらは何かを恐れている。その原因になるものが、この奥に居るんだろう」
「まぁ、この魔力じゃ『大当たり』だろうな」
「ああしかも、こいつはでかい」
「そうですね」
3人はそう言って頷き合うと、僕らの方……いや、僕と手を繋いでいるアリアちゃんの方を見た。
「ラウル、アリアを連れて離れろ」
突然の出来事に茫然としていた僕は、ジャウマさんの声で自分を取り戻した。
「アリアちゃんこっちに!」
僕と同じく、隣で立ち尽くしているアリアちゃんの腕を引っ張る。
「はーい」
慌てる僕と対照的に、気の抜けるような平和な返事が返ってくる。
「あれ?」
アリアちゃんだけじゃない。後ろにいるセリオンさんに目を向けると、彼も静かにヴィーさんの様子を見ている。
「大丈夫だ。私たちはこの程度では殆どダメージは受けない。まあ、あいつは自業自得だ」
セリオンさんが冷たい表情で言った。
「くそっ! 痛てえ!!」
ヴィーさんは叫びながらも、体に群がるネズミを掴んでは投げ、振り払っている。確かにネズミはヴィーさんに噛み付いてはいるけれど、僕が心配するほどには傷ついてはいないようだ。
「『穴ぐらネズミ』はさほど強くはない魔獣だが、群れをなして数で襲ってくるのと、毒があるのが厄介なんだ。まあ、アレにはネズミの歯はたたないだろうが、アリアに傷を付けさせるわけにはいかない。君やクーも毒は堪えるだろう」
とうとうセリオンさんが、ヴィーさんをアレと呼んだ。そういえば、ジャウマさんたちに毒は効かないと、確かに以前に聞いていた。
「おい! お前ら手伝え!」
そんな話をしている間にも、ヴィーさんは腕をぶんぶんと振り回してネズミを振り払っている。振り払われたネズミは再びヴィーさんに襲いかかるものだから、振り払ってもきりがないみたいだ。
「ヴィーパパー、ネズミさんを苛めちゃダメよー」
アリアちゃんの言葉を聞いて、ふぅとセリオンさんがため息を吐いた。
「しかたないな。ラウルくん、魔獣を追い払うあの袋を持っているな。あれを撒いてやってくれ」
「え? は、はい!」
セリオンさんが言ったのは、あのからい実の粉が入っている袋のことだ。いつも懐に必ず入れているから、確かに持っている。でもいいんだろうか?
「えっと…… ヴィーさん、目を瞑ってってくださいね」
「へ!? お、おい! ちょっと待て!」
「行きますよ!!」
ヴィーさんが目を瞑るのを確認して、思いっきり袋を投げる。狙ったつもりはないのに、袋はヴィーさんの顔面にヒットした。
「ぶは!?」
袋から赤い粉が飛び散ると、それを浴びたネズミたちは、キーキーと鳴き声を上げながらようやくヴィーさんから離れていった。
「くっそ!!」
ようやくネズミたちから解放されたヴィーさんが立ち上がる。
「ふーー。死ぬかと思ったぜ」
「ヴィーさん。だ、大丈夫……ですか?」
死ぬとか言っているけれど、齧られた跡は赤くなっているだけで出血している様子はない。でも、着ていた服はボロボロになっていた。
「うわ! かれぇ!」
ヴィーさんが頭を振ると、僕が投げた袋の赤い粉がはらはらと周りに落ちてきて、咄嗟にそれを避けた。
「きゃっ」
流石に、アリアちゃんもヴィーさんから一歩離れる。
「ヴィー、まず体を洗え」
セリオンさんがそう言って杖を振り上げると、ヴィーさんの頭上にゆらゆらと水球が現れる。水球がぱしゃりと弾けると、まるで大きなバケツをひっくりかえしたような水がヴィーさんの頭上から降り注いだ。
「くそっ! お前らひでえぞ!」
「す、すみませんっ!!」
ヴィーさんの怒号に反射的に謝ってしまった。でも確かに僕もちょっとひどいなとは思った。
ヴィーさんがタオルで体を拭き、ボロボロの服から着替えている間に、ジャウマさんが『穴ぐらネズミ』の出てきた穴を覗き込む。
それからセリオンさんを呼ぶと、何か相談しているようだ。
「ここは『穴ぐらネズミ』の巣穴の様です。さっきのネズミたちは巣穴を守ろうとしていたんでしょう」
そう言えば、さっきのネズミたちは簡単には逃げようとしなかったし、襲いかかった相手もヴィーさんだけだった。ヴィーさんを巣を荒らす侵略者とでも思ったのだろう。
「さらに奥に向かって続いている。ここから進めそうだ」
「でも、ジャウマさんたちが通るには狭くないですか?」
僕やアリアちゃん、ヴィーさんくらいならなんとかなりそうだけど、体格の良いジャウマさんにこの穴は狭いだろう」
「あいつらには悪いが、掘りながら進もう」
「こういうのはジャウの役目だな」
着替えを終えたヴィーさんが、意地悪そうに笑いながら言った。
* * *
獣化したジャウマさんを先頭に、『穴ぐらネズミ』の巣を掘り進んで抜けると、その先はまた同じような遺跡の廊下になっていた。
でも辺りに漂う気配が今までとは明らかに違うのが、僕にでもわかる。
これは『黒い魔力』だろう。そして今までの旅の最中で感じていたものとは比べものにならないくらい、強い。
そして奥へと進む毎に、僕らの行く手を邪魔する魔獣の強さは増していった。
でも彼ら3人にとっては問題になるような相手ではないらしい。僕らのマジックバッグには、3人が倒した魔獣が次々と詰め込まれていった。
「でも、なんかおかしいな」
ヴィーさんが言った。
「そうですね。本来なら魔獣が人を襲うのは、食らおうとするか、縄張りを守ろうとするか。ですが、この魔獣たちはそうではないようです」
「どういうことですか?」
セリオンさんの言葉に、疑問を投げかける。それに答えたのはジャウマさんだった。
「おそらくだが、こいつらは何かを恐れている。その原因になるものが、この奥に居るんだろう」
「まぁ、この魔力じゃ『大当たり』だろうな」
「ああしかも、こいつはでかい」
「そうですね」
3人はそう言って頷き合うと、僕らの方……いや、僕と手を繋いでいるアリアちゃんの方を見た。
0
お気に入りに追加
23
あなたにおすすめの小説
レベルが上がらない【無駄骨】スキルのせいで両親に殺されかけたむっつりスケベがスキルを奪って世界を救う話。
玉ねぎサーモン
ファンタジー
絶望スキル× 害悪スキル=限界突破のユニークスキル…!?
成長できない主人公と存在するだけで周りを傷つける美少女が出会ったら、激レアユニークスキルに!
故郷を魔王に滅ぼされたむっつりスケベな主人公。
この世界ではおよそ1000人に1人がスキルを覚醒する。
持てるスキルは人によって決まっており、1つから最大5つまで。
主人公のロックは世界最高5つのスキルを持てるため将来を期待されたが、覚醒したのはハズレスキルばかり。レベルアップ時のステータス上昇値が半減する「成長抑制」を覚えたかと思えば、その次には経験値が一切入らなくなる「無駄骨」…。
期待を裏切ったため育ての親に殺されかける。
その後最高レア度のユニークスキル「スキルスナッチ」スキルを覚醒。
仲間と出会いさらに強力なユニークスキルを手に入れて世界最強へ…!?
美少女たちと冒険する主人公は、仇をとり、故郷を取り戻すことができるのか。
この作品はカクヨム・小説家になろう・Youtubeにも掲載しています。
どうしよう私、弟にお腹を大きくさせられちゃった!~弟大好きお姉ちゃんの秘密の悩み~
さいとう みさき
恋愛
「ま、まさか!?」
あたし三鷹優美(みたかゆうみ)高校一年生。
弟の晴仁(はると)が大好きな普通のお姉ちゃん。
弟とは凄く仲が良いの!
それはそれはものすごく‥‥‥
「あん、晴仁いきなりそんなのお口に入らないよぉ~♡」
そんな関係のあたしたち。
でもある日トイレであたしはアレが来そうなのになかなか来ないのも気にもせずスカートのファスナーを上げると‥‥‥
「うそっ! お腹が出て来てる!?」
お姉ちゃんの秘密の悩みです。
百合ランジェリーカフェにようこそ!
楠富 つかさ
青春
主人公、下条藍はバイトを探すちょっと胸が大きい普通の女子大生。ある日、同じサークルの先輩からバイト先を紹介してもらうのだが、そこは男子禁制のカフェ併設ランジェリーショップで!?
ちょっとハレンチなお仕事カフェライフ、始まります!!
※この物語はフィクションであり実在の人物・団体・法律とは一切関係ありません。
表紙画像はAIイラストです。下着が生成できないのでビキニで代用しています。
クラスメイトの美少女と無人島に流された件
桜井正宗
青春
修学旅行で離島へ向かう最中――悪天候に見舞われ、台風が直撃。船が沈没した。
高校二年の早坂 啓(はやさか てつ)は、気づくと砂浜で寝ていた。周囲を見渡すとクラスメイトで美少女の天音 愛(あまね まな)が隣に倒れていた。
どうやら、漂流して流されていたようだった。
帰ろうにも島は『無人島』。
しばらくは島で生きていくしかなくなった。天音と共に無人島サバイバルをしていくのだが……クラスの女子が次々に見つかり、やがてハーレムに。
男一人と女子十五人で……取り合いに発展!?

最強無敗の少年は影を従え全てを制す
ユースケ
ファンタジー
不慮の事故により死んでしまった大学生のカズトは、異世界に転生した。
産まれ落ちた家は田舎に位置する辺境伯。
カズトもといリュートはその家系の長男として、日々貴族としての教養と常識を身に付けていく。
しかし彼の力は生まれながらにして最強。
そんな彼が巻き起こす騒動は、常識を越えたものばかりで……。
スライム10,000体討伐から始まるハーレム生活
昼寝部
ファンタジー
この世界は12歳になったら神からスキルを授かることができ、俺も12歳になった時にスキルを授かった。
しかし、俺のスキルは【@&¥#%】と正しく表記されず、役に立たないスキルということが判明した。
そんな中、両親を亡くした俺は妹に不自由のない生活を送ってもらうため、冒険者として活動を始める。
しかし、【@&¥#%】というスキルでは強いモンスターを討伐することができず、3年間冒険者をしてもスライムしか倒せなかった。
そんなある日、俺がスライムを10,000体討伐した瞬間、スキル【@&¥#%】がチートスキルへと変化して……。
これは、ある日突然、最強の冒険者となった主人公が、今まで『スライムしか倒せないゴミ』とバカにしてきた奴らに“ざまぁ”し、美少女たちと幸せな日々を過ごす物語。
とあるおっさんのVRMMO活動記
椎名ほわほわ
ファンタジー
VRMMORPGが普及した世界。
念のため申し上げますが戦闘も生産もあります。
戦闘は生々しい表現も含みます。
のんびりする時もあるし、えぐい戦闘もあります。
また一話一話が3000文字ぐらいの日記帳ぐらいの分量であり
一人の冒険者の一日の活動記録を覗く、ぐらいの感覚が
お好みではない場合は読まれないほうがよろしいと思われます。
また、このお話の舞台となっているVRMMOはクリアする事や
無双する事が目的ではなく、冒険し生きていくもう1つの人生が
テーマとなっているVRMMOですので、極端に戦闘続きという
事もございません。
また、転生物やデスゲームなどに変化することもございませんので、そのようなお話がお好みの方は読まれないほうが良いと思われます。

【完結】初級魔法しか使えない低ランク冒険者の少年は、今日も依頼を達成して家に帰る。
アノマロカリス
ファンタジー
少年テッドには、両親がいない。
両親は低ランク冒険者で、依頼の途中で魔物に殺されたのだ。
両親の少ない保険でやり繰りしていたが、もう金が尽きかけようとしていた。
テッドには、妹が3人いる。
両親から「妹達を頼む!」…と出掛ける前からいつも約束していた。
このままでは家族が離れ離れになると思ったテッドは、冒険者になって金を稼ぐ道を選んだ。
そんな少年テッドだが、パーティーには加入せずにソロ活動していた。
その理由は、パーティーに参加するとその日に家に帰れなくなるからだ。
両親は、小さいながらも持ち家を持っていてそこに住んでいる。
両親が生きている頃は、父親の部屋と母親の部屋、子供部屋には兄妹4人で暮らしていたが…
両親が死んでからは、父親の部屋はテッドが…
母親の部屋は、長女のリットが、子供部屋には、次女のルットと三女のロットになっている。
今日も依頼をこなして、家に帰るんだ!
この少年テッドは…いや、この先は本編で語ろう。
お楽しみくださいね!
HOTランキング20位になりました。
皆さん、有り難う御座います。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる