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勇者と妖精と猫の生活
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ジャン「アレスさん、ミリアちゃんおはようです」
ミリア「おはよー٩(*❛⊰❛)۶」
アレス「ああ、おはよう…ジャンはいつも丁寧で偉いな…ナデナデ」
ジャン「ありがとうございます///…アレスさん、今日もどこかに行くのですか?」
アレス「んー…後で昼過ぎに行くかも」
ジャン「毎日どこに行くのですか?」
アレス「いろいろだよw」
ジャン「あの…」
アレス「ん?」
ジャン「アレスさんはその…頭も良いってお父さんが言ってて…良かったら、勉強教えて欲しいです///」
アレス「ああ、いいよw…オレも嫌いじゃないんだ実はw」
ジャン「…すごいなあ///…あんなに強くて運動も出来るのに、勉強も出来るなんて///」
アレス「はははw…たしかに運動とか出来ると相対的に頭は悪く思われがちだけどさw…でも、本当に強い奴ってのは実は頭が良くないとなれないんだぜ?…戦闘ってのは7割は頭使ってやるもんさ」
ジャン「へぇぇ!!///…すっごいなあ!」
アレス「じゃあ何やる?」
ジャン「算数を教えてください///」
アレス「うん」
今日は午後7時にサラと会うから、昼過ぎて2時か3時くらいにノトスのところに行こうと思ってる
そのくらいに行けば、ドラゴニアは夕方過ぎくらいになってるはずだ
だからそれまでは時間がある
ジャンに算数を教えるついでに、ミリアも一緒にやっていた
ジャンはやっぱり賢くて、自分の年齢で習うより先の勉強を教える事になった
ビリー「アレスさん、勉強見てくれてありがとね」
アレス「いや、オレも久しくやってないから、復習出来て嬉しいよ…ジャンはさ」
ジャン「はい」
アレス「何かやりたい事とか…夢とか?…それとか得意な事とかある?」
ジャン「…わからないです…ごめんなさい」
アレス「謝る事はないって…当たり前だよなぁ…その歳ではさ」
ビリー「オレはもうそのくらいの時は、物作りの仕事したいって思ってたw」
アレス「いや、お前は特殊だからw」
ミリア「あはははw」
ジャン「ボクは…とりあえず勉強しとけば…何かやりたい事見つかった時に役に立つと思って///」
アレス「ジャンは偉すぎるな…」
ビリー「誰に似たんだか…」
マノン「お父さんじゃない?…お父さんはジャンみたいに真面目だったよ」
アレス「ほぉぉ…けど、じいじに似てるからジャンは頑張ってるわけじゃないぜ…ジャンはジャンの意思で、自分の考えで努力してんだから」
ビリー「そうだね…ごめんよ、ジャン」
ジャン「ううんw…ありがとう、アレスさん///」
アレス「かわいいな、ジャンは」
ジャン「えへへ///」
ビリー「ジャンはよっぽどアレスさんが好きになったんだなぁ」
マノン「そりゃそうだろw」
ミリア「お兄ちゃん…」
アレス「んー?」
ミリア「アタシ、眠くなってきちゃったのよ…( *A*)」
アレス「寝てていいよw…ほら…」
ミリアはオレの太腿を枕にして、寝転んだ
アレス「…ナデナデナデナデ」
ビリー「ミリアちゃんはかわいいねえ」
アレス「うん…とても大切だよ」
ビリー「うん、見てればわかるよw」
アレス「イザベルは?」
ビリー「おつかいに行ってるよ」
アレス「道に迷ったりしてないかな…ここいらは地元じゃないし」
ビリー「たぶん、大丈夫だと思うけど…」
アレス「……」
オレはいちおうイザベルの視界をのぞいてみた
イザベルは野菜売り場を見ていた
まあ、そうそうワルに絡まれたりはしないよな
アレス「ジャン、悪いけど…オレはイザベルさんのとこ行くわ…手伝いに」
ジャン「あ、じゃあボクも!」
アレス「うんw…一緒に迎えに行って、荷物持ってあげよう」
ジャン「はい!」
アレス「よーし、ミリア行こう」
ミリア「はーい」
そうして、オレたちはイザベルの元へ歩いた
ジャン「アレスさんは優しいなあ」
アレス「そうお?…メシ作ってもらうのにおつかいまで一人で行かせるのかわいそうじゃない?…普通に考えて」
ミリア「そうよー」
ジャン「…たしかにそうです…」
アレス「それに、ここはイザベルさんの知ってる土地じゃないからさ…万一何かあったら心配だろ?」
ジャン「ああ…本当ならお父さんが行くべきですよね」
アレス「まぁねえw…いや、でも、オレが心配症なだけかもねw」
ジャン「ありがとう、アレスさん…ギュ」
ジャンは顔を赤くして、オレの手を握ってきた
そのまましばらく歩いてると、何やら騒ぎが起こっていた
見ると、男二人にボコられてる男がいた
その見物の中にイザベルもいる
そんでもってよく見ると、ボコられてるのは牛のモーちゃんの主人のアーダンだ
オレはすかさず、そのボコしてる男共に強烈な蹴りを入れて吹っ飛ばした
アレス「アーダン…大丈夫か?…オレを覚えているか?」
アーダン「あ…アレスさん…グフ…ど、どうして…」
アレス「たまたまだよw…ほら…」
オレはアーダンに回復をかけた
アーダン「わ!…すごい!…もうどこも痛くない!」
アレス「ああ、すごいだろ?w…回復の魔法だよ」
アーダン「ありがとうありがとう!!」
アレス「いいよ別に…それよりなんでこうなってたの?…何か悪いことしたの?」
アーダン「してない!…オレはただ畑でとれた作物を売ってただけで、そこへアイツらがやってきて、売り物を勝手に食い始めたんだよ…だから金払ってくれって言ったら、殴ってきたんだ」
アレス「なに?…ピキ…ミリア…アイツらはどうだ?」
ミリア「死んだ方がいい奴らよ」
アレス「アーダン…お前もムカついてるだろ?…スカッとしようぜ」
アーダン「え?」
オレは悶絶してる二人の足を掴んで、アーダンの前に引きずってきた
アレス「アーダン、ほら…コイツら踏み潰してやれよ」
アーダン「え?…え?」
アレス「こうやってさ…ボキ!」
男1「ぎゃあああ!!」
アレス「こんなふうに…グギ!!」
男2「いだあああ!!」
アーダン「うわわ」
アレス「おい、お前ら…金持ってるんだろうな?」
男1「は、はいぃ…ガタガタ…」
男二人は有り金を全部差し出してきた
アレス「これっぽっちか?…全然足りねえだろうが!…ゲシ!」
男二人「「ぐえ!!…ぎゃ!…やめて!」
アレス「お前たちが今こうして痛い思いしてるのは、それだけの事をしたからだ…当然の報いってやつだ…おい、わかってんのか?」
男二人「「は、はいぃ…」」
アレス「なら、今から一緒に金貸しのとこ行こうか…一人10万、この人に払ってもらう」
男1「か、勘弁してください!」
男2「む、無理です…」
アレス「虫のいい事言ってんじゃねえぞ!…ボゴ!…ドカ!」
アーダン「あ、アレスさん!…あの…もうオレはいいから…」
アレス「本当に?…いいの?…許してあげる?」
アーダン「うん…もうだいぶスカッとしたし…大丈夫…でもその金はもらっとく」
アレス「ああw…いいよw…ほら」
アーダン「ありがとう…じゃあ、オレからアレスさんにこの金を払うから、コイツらを回復してあげてください…」
アレス「アーダン…優しいな…わかった…その心に免じて、回復かけるよ」
アーダン「うん、ありがとう」
そして、男二人を回復した
男1「あ、ありがとうございます!」
男2「ありがとうございます!!」
アレス「お前たちさ…なんも悪くねえこの人をボコしたのに、この人はお前らを助けた…それがどんだけすごいかわかってるのか?」
男二人「「は、はい!」」
アレス「だったらこの人に謝罪と感謝を示せよ…心を込めてな」
男二人「「は、はい!!」」
男たちはアーダンの前に土下座して、謝って、お礼を言った
アレス「…オレが怖いからやってるんじゃねえだろうな?…え?」
男1「ち、ちがいます…ブルブル…」
男2「決してそんな…ガクガク…」
アレス「もう二度と、こういうことしないって誓え」
男二人「「もう二度としません!!…誓います!!」」
アレス「もしまた悪さしてるの見たら…わかるな?」
男二人「「は、はい…ブルブル」」
アレス「よし…もう行けや」
オレがそう言うと、二人はオレにおじぎをして、スタコラと走り去っていった
アレス「あ、イザベルさん!…迎えに来たよーw」
イザベル「あ…はい!…タタタ…」
アレス「ごめんね…怖いの見せて…」
ジャン「はい…怖かったです…」
アレス「ごめんよ…」
ジャン「でもなぜかカッコ良かったです…」
イザベル「ほんと!」
アーダン「あの…アレスさん、お金…」
アレス「いらないよw…オレはアーダンの美しい心が見れたからさ…それはそんな金なんかより価値があったからさ」
アーダン「アレスさん…グス…オレなんかの為にありがと…」
アレス「気にするなよ…アーダンがケガして帰ったら、モーちゃんが悲しむだろ?」
アーダン「…グス…オレはなんて恩を返せばいい?」
アレス「いいって…じゃあ帰る前にアーダンとこ寄るから、メシでも食わせてよ…な?」
アーダン「うん!!…絶対に来ておくれよ!!」
アレス「約束するよ…オレは約束は破らない」
アーダン「うん!…ガシ!…待ってる!」
それから、アーダンと別れ、イザベルの買い物の荷物を持って、ママさんの家に帰った
アレス「やっぱ迎えに行って良かったな」
ミリア「ね!…良かったあ」
アレス「でもまた暴れちゃった…」
ミリア「カッコいいのよ」
イザベル「はい、カッコ良かったですよ!」
ジャン「尊敬します!」
アレス「いや…ああいう暴力は尊敬しなくていいからw」
ミリア「ゲラゲラ(* ≧▽≦)ノ=3」
ジャン「でも、暴力かもしれないけど、アーダンさんは助かりましたもの」
イザベル「そうですよ!…それに、あそこで見てた人たちだって、みんなスカッとしたと思うし」
アレス「そ、そうお?」
ジャン「はいw…ボクにはあんなの絶対出来そうにないから、すごくカッコ良かったです///」
アレス「出来なくてもいいからな」
家に着き、食事を済ませ、ジャンの勉強をまた少し見てから、ボスを預けてノトスの修行をつけに、エウレカの家に転移した
ミリア「おはよー٩(*❛⊰❛)۶」
アレス「ああ、おはよう…ジャンはいつも丁寧で偉いな…ナデナデ」
ジャン「ありがとうございます///…アレスさん、今日もどこかに行くのですか?」
アレス「んー…後で昼過ぎに行くかも」
ジャン「毎日どこに行くのですか?」
アレス「いろいろだよw」
ジャン「あの…」
アレス「ん?」
ジャン「アレスさんはその…頭も良いってお父さんが言ってて…良かったら、勉強教えて欲しいです///」
アレス「ああ、いいよw…オレも嫌いじゃないんだ実はw」
ジャン「…すごいなあ///…あんなに強くて運動も出来るのに、勉強も出来るなんて///」
アレス「はははw…たしかに運動とか出来ると相対的に頭は悪く思われがちだけどさw…でも、本当に強い奴ってのは実は頭が良くないとなれないんだぜ?…戦闘ってのは7割は頭使ってやるもんさ」
ジャン「へぇぇ!!///…すっごいなあ!」
アレス「じゃあ何やる?」
ジャン「算数を教えてください///」
アレス「うん」
今日は午後7時にサラと会うから、昼過ぎて2時か3時くらいにノトスのところに行こうと思ってる
そのくらいに行けば、ドラゴニアは夕方過ぎくらいになってるはずだ
だからそれまでは時間がある
ジャンに算数を教えるついでに、ミリアも一緒にやっていた
ジャンはやっぱり賢くて、自分の年齢で習うより先の勉強を教える事になった
ビリー「アレスさん、勉強見てくれてありがとね」
アレス「いや、オレも久しくやってないから、復習出来て嬉しいよ…ジャンはさ」
ジャン「はい」
アレス「何かやりたい事とか…夢とか?…それとか得意な事とかある?」
ジャン「…わからないです…ごめんなさい」
アレス「謝る事はないって…当たり前だよなぁ…その歳ではさ」
ビリー「オレはもうそのくらいの時は、物作りの仕事したいって思ってたw」
アレス「いや、お前は特殊だからw」
ミリア「あはははw」
ジャン「ボクは…とりあえず勉強しとけば…何かやりたい事見つかった時に役に立つと思って///」
アレス「ジャンは偉すぎるな…」
ビリー「誰に似たんだか…」
マノン「お父さんじゃない?…お父さんはジャンみたいに真面目だったよ」
アレス「ほぉぉ…けど、じいじに似てるからジャンは頑張ってるわけじゃないぜ…ジャンはジャンの意思で、自分の考えで努力してんだから」
ビリー「そうだね…ごめんよ、ジャン」
ジャン「ううんw…ありがとう、アレスさん///」
アレス「かわいいな、ジャンは」
ジャン「えへへ///」
ビリー「ジャンはよっぽどアレスさんが好きになったんだなぁ」
マノン「そりゃそうだろw」
ミリア「お兄ちゃん…」
アレス「んー?」
ミリア「アタシ、眠くなってきちゃったのよ…( *A*)」
アレス「寝てていいよw…ほら…」
ミリアはオレの太腿を枕にして、寝転んだ
アレス「…ナデナデナデナデ」
ビリー「ミリアちゃんはかわいいねえ」
アレス「うん…とても大切だよ」
ビリー「うん、見てればわかるよw」
アレス「イザベルは?」
ビリー「おつかいに行ってるよ」
アレス「道に迷ったりしてないかな…ここいらは地元じゃないし」
ビリー「たぶん、大丈夫だと思うけど…」
アレス「……」
オレはいちおうイザベルの視界をのぞいてみた
イザベルは野菜売り場を見ていた
まあ、そうそうワルに絡まれたりはしないよな
アレス「ジャン、悪いけど…オレはイザベルさんのとこ行くわ…手伝いに」
ジャン「あ、じゃあボクも!」
アレス「うんw…一緒に迎えに行って、荷物持ってあげよう」
ジャン「はい!」
アレス「よーし、ミリア行こう」
ミリア「はーい」
そうして、オレたちはイザベルの元へ歩いた
ジャン「アレスさんは優しいなあ」
アレス「そうお?…メシ作ってもらうのにおつかいまで一人で行かせるのかわいそうじゃない?…普通に考えて」
ミリア「そうよー」
ジャン「…たしかにそうです…」
アレス「それに、ここはイザベルさんの知ってる土地じゃないからさ…万一何かあったら心配だろ?」
ジャン「ああ…本当ならお父さんが行くべきですよね」
アレス「まぁねえw…いや、でも、オレが心配症なだけかもねw」
ジャン「ありがとう、アレスさん…ギュ」
ジャンは顔を赤くして、オレの手を握ってきた
そのまましばらく歩いてると、何やら騒ぎが起こっていた
見ると、男二人にボコられてる男がいた
その見物の中にイザベルもいる
そんでもってよく見ると、ボコられてるのは牛のモーちゃんの主人のアーダンだ
オレはすかさず、そのボコしてる男共に強烈な蹴りを入れて吹っ飛ばした
アレス「アーダン…大丈夫か?…オレを覚えているか?」
アーダン「あ…アレスさん…グフ…ど、どうして…」
アレス「たまたまだよw…ほら…」
オレはアーダンに回復をかけた
アーダン「わ!…すごい!…もうどこも痛くない!」
アレス「ああ、すごいだろ?w…回復の魔法だよ」
アーダン「ありがとうありがとう!!」
アレス「いいよ別に…それよりなんでこうなってたの?…何か悪いことしたの?」
アーダン「してない!…オレはただ畑でとれた作物を売ってただけで、そこへアイツらがやってきて、売り物を勝手に食い始めたんだよ…だから金払ってくれって言ったら、殴ってきたんだ」
アレス「なに?…ピキ…ミリア…アイツらはどうだ?」
ミリア「死んだ方がいい奴らよ」
アレス「アーダン…お前もムカついてるだろ?…スカッとしようぜ」
アーダン「え?」
オレは悶絶してる二人の足を掴んで、アーダンの前に引きずってきた
アレス「アーダン、ほら…コイツら踏み潰してやれよ」
アーダン「え?…え?」
アレス「こうやってさ…ボキ!」
男1「ぎゃあああ!!」
アレス「こんなふうに…グギ!!」
男2「いだあああ!!」
アーダン「うわわ」
アレス「おい、お前ら…金持ってるんだろうな?」
男1「は、はいぃ…ガタガタ…」
男二人は有り金を全部差し出してきた
アレス「これっぽっちか?…全然足りねえだろうが!…ゲシ!」
男二人「「ぐえ!!…ぎゃ!…やめて!」
アレス「お前たちが今こうして痛い思いしてるのは、それだけの事をしたからだ…当然の報いってやつだ…おい、わかってんのか?」
男二人「「は、はいぃ…」」
アレス「なら、今から一緒に金貸しのとこ行こうか…一人10万、この人に払ってもらう」
男1「か、勘弁してください!」
男2「む、無理です…」
アレス「虫のいい事言ってんじゃねえぞ!…ボゴ!…ドカ!」
アーダン「あ、アレスさん!…あの…もうオレはいいから…」
アレス「本当に?…いいの?…許してあげる?」
アーダン「うん…もうだいぶスカッとしたし…大丈夫…でもその金はもらっとく」
アレス「ああw…いいよw…ほら」
アーダン「ありがとう…じゃあ、オレからアレスさんにこの金を払うから、コイツらを回復してあげてください…」
アレス「アーダン…優しいな…わかった…その心に免じて、回復かけるよ」
アーダン「うん、ありがとう」
そして、男二人を回復した
男1「あ、ありがとうございます!」
男2「ありがとうございます!!」
アレス「お前たちさ…なんも悪くねえこの人をボコしたのに、この人はお前らを助けた…それがどんだけすごいかわかってるのか?」
男二人「「は、はい!」」
アレス「だったらこの人に謝罪と感謝を示せよ…心を込めてな」
男二人「「は、はい!!」」
男たちはアーダンの前に土下座して、謝って、お礼を言った
アレス「…オレが怖いからやってるんじゃねえだろうな?…え?」
男1「ち、ちがいます…ブルブル…」
男2「決してそんな…ガクガク…」
アレス「もう二度と、こういうことしないって誓え」
男二人「「もう二度としません!!…誓います!!」」
アレス「もしまた悪さしてるの見たら…わかるな?」
男二人「「は、はい…ブルブル」」
アレス「よし…もう行けや」
オレがそう言うと、二人はオレにおじぎをして、スタコラと走り去っていった
アレス「あ、イザベルさん!…迎えに来たよーw」
イザベル「あ…はい!…タタタ…」
アレス「ごめんね…怖いの見せて…」
ジャン「はい…怖かったです…」
アレス「ごめんよ…」
ジャン「でもなぜかカッコ良かったです…」
イザベル「ほんと!」
アーダン「あの…アレスさん、お金…」
アレス「いらないよw…オレはアーダンの美しい心が見れたからさ…それはそんな金なんかより価値があったからさ」
アーダン「アレスさん…グス…オレなんかの為にありがと…」
アレス「気にするなよ…アーダンがケガして帰ったら、モーちゃんが悲しむだろ?」
アーダン「…グス…オレはなんて恩を返せばいい?」
アレス「いいって…じゃあ帰る前にアーダンとこ寄るから、メシでも食わせてよ…な?」
アーダン「うん!!…絶対に来ておくれよ!!」
アレス「約束するよ…オレは約束は破らない」
アーダン「うん!…ガシ!…待ってる!」
それから、アーダンと別れ、イザベルの買い物の荷物を持って、ママさんの家に帰った
アレス「やっぱ迎えに行って良かったな」
ミリア「ね!…良かったあ」
アレス「でもまた暴れちゃった…」
ミリア「カッコいいのよ」
イザベル「はい、カッコ良かったですよ!」
ジャン「尊敬します!」
アレス「いや…ああいう暴力は尊敬しなくていいからw」
ミリア「ゲラゲラ(* ≧▽≦)ノ=3」
ジャン「でも、暴力かもしれないけど、アーダンさんは助かりましたもの」
イザベル「そうですよ!…それに、あそこで見てた人たちだって、みんなスカッとしたと思うし」
アレス「そ、そうお?」
ジャン「はいw…ボクにはあんなの絶対出来そうにないから、すごくカッコ良かったです///」
アレス「出来なくてもいいからな」
家に着き、食事を済ませ、ジャンの勉強をまた少し見てから、ボスを預けてノトスの修行をつけに、エウレカの家に転移した
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