勇者と妖精の恋と冒険

ヨッシー

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勇者と妖精と猫の生活

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エウレカ「ただいまー!」
アレス「よっw」
ミリア「ぃよーう٩(*❛⊰❛)۶」
エウレカ「アレス!ミリアちゃん!…ギュ」
アレス「あはははw…ポンポン…お前はいつ会っても嬉しそうだなw」
ミリア「あはははww」
エウレカ「嬉しいよ~そりゃw」
ノトス「おかえりなさいw」
エウレカ「ただいま///」
エウロス「まあ、あがれや」
エウレカ「うん」

アレス「早速だけど、エウレカ…」
エウレカ「うん?」
アレス「今日はノトスの悩み相談をしててな?」
エウレカ「えっ?!…なんだろう…」
ノトス「あ、あのね…」
エウレカ「うん…ドキドキ」
ノトス「その…怒らないでほしいんだけどね…」
エウレカ「う、うん」
ノトス「わ、わたしね…結婚してね…」
エウレカ「…まさか結婚は嫌とか?!」
アレス「落ち着け!」
ノトス「…結婚はしたいよ…あなたをその…愛してるし」
エウレカ「あ、うん///」
ノトス「でね…その…結婚してから働き続けるか、専業主婦になるか…なんだけど」
エウレカ「ああ、うん…好きな方でいいよ?」
ノトス「うん…でもね、わたし、家にいるのはすごく好きなんだけどね」
エウレカ「ああうん…じゃあ、仕事辞める?」
アレス「まあ、聞けって」
エウレカ「ご、ごめん」
ノトス「…わたし、家事が嫌だとかそういうわけじゃないけど…この先ずっと家事を頑張らないとって思って暮らすの…ちょっと辛いと思ってて…」
エウレカ「うん…」
ノトス「あなたがお仕事頑張るのに、こんな事言うの情けないけどね…わたし、実はけっこう怠け者でね…家で過ごしてたら、そのうちおっくうになっちゃうと思うのね…」
エウレカ「うんうん」
ノトス「それで今日はアレスさんが来てくれたから、その悩みを打ち明けて…そしたらおかあさんに相談した方がいいってなってね…」
エウレカ「ああ、うん」
ノトス「えと…おかあさんは、おとうさんにね、『時間を決めてやればいい』って言ってもらってね…その…」
エウレカ「うん?」
アレス「…ノトス…オレが話そうか?」
ノトス「で、でも自分の事だし…そのくらい自分で話さないと…」
アレス「けど、話しにくいだろ?…エウレカもノトスのその気持ちが伝わってればオレが話してもいいだろ?」
エウレカ「あ、うん…ノトスちゃんがそれでいいなら」
ノトス「…ごめんなさい、アレスさん…お願いします…グス」
アレス「うん…ほら泣かないのw…ナデナデ…言ったろ、オレはノトスの味方だって」
ノトス「うん…グス」
エウレカ「どういうこと??…オレなんか悪い事したの?」
アレス「いいや、全然w……ノトスはね…

オレはノトスが家でジッとしてるのが好きな事、ダラダラしてると腰が重くなる事、ツツジさんも同じ事で悩んで、それをエウロスさんの対処法で解決した事、その対処法について、エウレカに説明した

エウレカ「…なぁるほどw…それを悩んでたんだね…ノトスちゃん、オレはまた気付いてあげれなくてごめんね」
ノトス「ううん!…ブンブン…わたしだって気付かれないようにしちゃったから」
エウレカ「ノトスちゃん、オレは家事を全部ノトスちゃんに押し付けるつもりなんか、元からないよw…そりゃあ、なんにもしなかったらそれも困っちゃうけどw…でも、オレも父さんのそのやり方はすごく良いと思うよ…それでノトスちゃんが笑顔で暮らせるなら、そうすればいいよw…オレは家政婦を雇うわけじゃないんだから」
ノトス「エウレカさん…グス…ギュ!」
エウレカ「ノ、ノトスちゃん///」
エウロス「フワッフゥww」
ミリア「ゲラゲラ(* ≧▽≦)ノ=3」
ツツジ「お父さんw…ダメよ、茶化しちゃ」
アレス「ブフw」
ノトス「あ…ご、ごめんなさい///…モジモジ」
アレス「エウレカ、全然それでいいよな?」
エウレカ「うん…全然」
アレス「二言はないな?」
エウレカ「う、うん…そこまで言われると怖いけど…うん…それでノトスちゃんが幸せなら」
アレス「よし…良かったな、ノトス」
ノトス「はい!…グス…ほんとにありがとう…アレスさん」
アレス「礼ならエウレカに言えよ」
ノトス「ありがとう!…エウレカさん!…こんなわたしでごめんなさい…でもわたし、良い妻でいられるようにする」
エウレカ「そんな意気込まなくていいから…ノトスちゃんはノトスちゃんでさw…笑顔で居てくれれば」
エウロス「フワッフゥ~♪」
ミリア「フワッフゥ~♪」
アレス「ぶはww」
エウレカ「あははははww」

アレス「は~…でさ、ノトスは仕事を辞める方向なんだけどね」
エウレカ「うん」
アレス「次の大会を最後にして、それを区切りにして辞めるっていうのが、さっき出た結論なんだけど…どう思う?」
エウレカ「それが良いと思う…ノトスちゃんが今までお世話になった会社への義理も立つと思うし」
アレス「だよなw…よし、じゃあそういう事だ」
エウレカ「うんw…ごめんね、アレス…いろいろとお世話かけて…」
ノトス「ほんと…この恩はいつか必ず返すから…」
アレス「ミリア、言ってやれ」
ミリア「気にするな…いつか困ってる奴、泣いてる奴を見たら、オレの代わりに助けてやってくれ…それでいい」
ノトス「…そんなのでいいの?」
ミリア「それがいつかオレに返ってくる…世の中はそういうモンだ」
アレス「ブフw…そうそうw」
エウロス「やっぱ神様は違うなぁ」
ツツジ「本当ね…拝まないと」

そう言ってまた、神棚にみんなして手を合わせた

オレ、ここに居るのになぁ…

アレス「でさ…今日オレがここに来た目的なんだけどさ…」
ノトス「あっ!そうよね…ご、ごめんなさい、ほんと…わたし、自分の事ばっかりで…」
アレス「ああ、いや、いいんだよそれはw…あれさ、コラーゲンの湯の粉がなくなりかけてるからさ、買いたいんだな」
エウレカ「ああ~w…え?…もうなくなるの?」
アレス「うんw…あとさ~、シャンプーだっけ?…あれとかも」
エウレカ「わかったw…買いに行こう」
アレス「うんw…そういや、キャリアは?」
エウレカ「あ、もう乗ってるよ!…一週間くらい前に届いた!」
エウロス「早いよなあ…」
アレス「あ、そうなの?…普通はもっとかかるの?」
エウレカ「かかるねぇ…」
ノトス「でもこの龍はほら…大企業の役員さんだから…キャリア会社の人も頑張って早くしてくれたのよ」
エウロス「なんかそういうのズルいよなあ」
ツツジ「おほほほw…わたしは少し優越感ですけどw」
ノトス「わたしも///」
エウレカ「オレはそんな焦らなくてもいいって言ったんだけどね///…なんか優遇されたw…でも、アレスに今日乗らせられるから良かった」
アレス「はははw…いや、嬉しいけど、お前…オレの事好きだなぁw」
ミリア「ゲラゲラ(* ≧▽≦)ノ=3…ほんと!」
ノトス「妬いちゃう!」
エウレカ「ええ~!…ご、ごめん///」

オレはやっぱり、この一家が好きだな

この一家見てると、世の中に汚ねえ奴がいるのが信じられなくなる

オレはエウレカの後をついて、表に出た

エウレカの新しいキャリアは、丸みを帯びたデザインで、一体どうやったらこんなデザインを思いつくのか、こんなふうに作れるのか、オレには想像もつかない

だけど、不思議とすごくカッコいいと思うし、見てるだけでワクワクする

アレス「かっけぇ~…すげぇなあ」
ミリア「カッコいいねえ!」
エウレカ「えへへ///…まぁ、乗ってよ」

ほんと、ビリーには悪いけど、技術も性能も人間の世界よりも数段進んでると思う

店に行くのは、オレとミリアとエウレカの三人だった
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