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ルシア
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マリギナはいつものようにベンチで眠っている
オレはミリアを秘密基地に入れて、マリギナの前に立った
マリギナの眠る目尻に、涙が一粒光っていた
オレはなんだか憐れに思い、マリギナに毛布をかけた
その毛布の感触で、マリギナは目を覚ました
マリギナ「う…」
アレス「起きたか?」
マリギナ「あ…あなたは…あの時の…」
アレス「ああ…こんなとこで寝てると身体に良くないぞ?」
マリギナ「……」
アレス「隣座るぞ」
オレはマリギナを毛布でくるんでから、隣に座った
アレス「実はここ一週間ばかり、お前をずっと見張ってたんだ」
マリギナ「…え?」
アレス「すまないな…ペトロフがなんか不憫でさ…」
マリギナ「あなたはルシア人じゃないですよね?…あの人にルシア人以外の友達とか居るとは思ってなかったけど…どういう関係なんですか?」
アレス「ああ…別にそう、友達って程の仲じゃないんだけどねw…この国の人間はよそものを嫌うし、差別的だろ?」
マリギナ「ええ…まあ」
アレス「だから、オレたちもこの国に来たばかりの時さ、街の連中に囲まれたんだな」
マリギナ「ああ…」
アレス「で、オレは連中を懲らしめたわけだ」
マリギナ「ええ?!…みんな魔法使いなのに?」
アレス「うんw…オレからしたら大した事ない魔法使いだからなw…オレはみんなに火をつけたのさ」
マリギナ「…そ、それで?」
アレス「うん…ペトロフは水の魔法が使えたから、自分の火を消したわけだ」
マリギナ「ああ…」
アレス「でもペトロフは自分の火を消しただけで、他の苦しんでる奴らを助けなかった」
マリギナ「…この街じゃ、それは普通です」
アレス「そうなんだろうなw…けど、オレはそういう奴は嫌いでな…オレは水の剣って魔法で、ペトロフの足を切断したのさ」
マリギナ「な、なんですって!!…でも、あの人の足はいつも通りですよ?」
アレス「うん、またくっつけたからね…回復魔法で」
マリギナ「…本当なんですか?」
アレス「本当だよ…で、オレはね、街に着いたばかりで泊まるとこ探してたから、ペトロフを脅して泊めさせてもらったってわけ…そんな仲だよ…でも、ペトロフとお前の仲が冷え切ってるのが気になってね…」
マリギナ「…余計なお世話よ」
アレス「わかってる…でもなんとなくほっとけなくてさ…最初はお前が浮気してるんだと思ってたのさ…毎日どこか行って夜遅くにならないと帰らないからさ」
マリギナ「……」
アレス「けど、ここ一週間ずっと見てたけど、どうやら違ってたな…ひたすらに退屈な時間を過ごしてさ…なんでだ?」
マリギナ「…余計なお世話よ…でも、あの人には言わないでよ」
アレス「なぜ?」
マリギナ「あなたには関係ない事よ」
アレス「言えよ…理由があるんだろ?…それを教えてくれないと、オレはペトロフに言う」
マリギナ「どうしてよ!…大して友達でもないのに!」
アレス「そうだけど…それでもオレはお前に付き合って一週間も無駄にしちまったからな」
マリギナ「それはあなたが勝手にそうしたんでしょ?!」
アレス「まあねw…けど、それでもオレは理由を知らないと、本当にただ無駄に終わるからなw…そんなの納得出来ねえからな…もし言わないなら、オレはお前を痛めつけてでも聞くぞ」
マリギナ「なんて卑劣な人!」
アレス「ああw…言えよ…」
マリギナ「……」
アレス「お前さ…子どもが好きなんだろ」
マリギナ「…!!」
アレス「見てりゃわかるよ…子どもを見てる目は優しい感じがしたから」
マリギナ「…だったらなによ」
アレス「お前は本当は子どもが欲しいんじゃねえか?」
マリギナ「…う…ウル」
アレス「…言えよ…な?…1人で苦しむな」
マリギナ「う…う…グス…」
アレス「泣いていいよ…ギュ…ナデナデ…泣いて、落ち着いたら話してみろ」
マリギナ「ああ~…グス…ヒック」
オレはマリギナが泣き止むまで、マリギナを撫で続けた
そして、しばらくして顔を上げた
マリギナ「わたし…」
アレス「うん…」
マリギナ「子どもが好き…」
アレス「うん…」
マリギナ「だから…子どもが欲しいの…」
アレス「うん…」
マリギナ「でも…いくらやってもできなくて…医者に見てもらったらね…子どもが出来ない体質だって言われて…」
アレス「そうか…けど、そんなのはペトロフに言えば良かったじゃねえか」
マリギナ「言えないよ…あの人も欲しいって言ってるんだもん」
アレス「けど、それでも言うべきだろ…」
マリギナ「…言えないのよ…そのね…」
アレス「うん…」
マリギナ「……グス」
アレス「それだけが理由じゃないんだな?」
マリギナ「…うう…グス…」
アレス「よしよし…ナデナデ」
マリギナ「わたし…」
アレス「うん…」
マリギナ「その時にね…その医者に…診察料を言われて…それがとても信じられない値段でね…グス…」
アレス「うん」
マリギナ「わたし…そのね…診察台ってどうなってるかわかる?」
アレス「いや…」
マリギナ「こうしてね…こういうふうな姿勢で、足を固定されてるの…」
アレス「…まさか」
マリギナ「うん…その医者はね…わたしがそんな診察料は払えないって言ったら、『では代わりに一回やらせてくれ』って言って…グス…わたしは嫌だって…抵抗して…魔法を使おうとしたけど…グス…その医者は魔法封じをして…グス…わたしを無理矢理…」
アレス「なんだと?…許せねえ!」
マリギナ「うう…グス…」
アレス「久しぶりにめちゃくちゃ腹立つぜ…くそ」
マリギナ「わたしもね…ソイツが憎くて…殺してやりたいほど憎くて…グス…あの人にも申し訳なくて…グス…でも…わたしはあの人が好きで…あの人を縛るのはわかるけど、わたしから別れてって…どうしても言えなくて…グス…うっ…うっ」
アレス「かわいそうに…ナデナデ」
マリギナ「だから…わたし…あの人が求めてきても拒否して…グス…こうして夜出歩いてれば…あの人はいつか愛想つかすだろうって…グス…それで…浮気だって思われてもいいから…そうしてたの」
アレス「…そうか…かわいそうになあ…ナデナデ…あまりにも不憫だ」
マリギナ「うっ…グス…あなたの妹さん…とってもかわいくて…グス…優しそうなかわいらしい顔で…グス…わたしもあんな子どもが…欲しかった…グス」
アレス「……ギュ…ナデナデ…それでも…お前とペトロフが、この先笑って生きていくにはさ…」
マリギナ「…うん」
アレス「やっぱり正直に話し合うべきだとオレは思う…」
マリギナ「できないよ…グス」
アレス「できない気持ちはわかるけど…それでいいのか?…お前たちはいつまでも…死ぬまでそうして生きるのか?」
マリギナ「…いやだよ…」
アレス「じゃあ今からペトロフに話そう…」
マリギナ「……」
アレス「怖くても…勇気を出していかないといけない時もある…オレがついてるからさ」
マリギナ「…どうしてあなたは…そこまで関わろうとするの?…どうしてそんなに優しくするの?」
アレス「わからないw…なんかそうしようと思うからさ…どうする?…それでも無理なら、オレはもうお前たちとは関わらないけど…言うならオレがいる今がチャンスだぞ?」
マリギナ「……」
アレス「少し考えてみ?…勇気を持って」
マリギナ「……」
オレはそう言って、マリギナの肩を抱きしめ、撫でて、待った
マリギナ「わたし…勇気を出してみる」
アレス「そうか…ニコ…ミリア…」
ミリア「はあい…グス」
マリギナ「え?」
アレス「ミリアはね、こんなふうに大きさを変えられる魔法が使えるんだ…それとあと、一瞬で場所を移動出来る魔法もね」
ミリア「マリギナさん…グス…かわいそう…うう~…ギュ」
マリギナ「うう…グス…ありがとね…ミリアちゃん…ギュウ…なんてかわいいのかしら…スリスリ」
アレス「ミリア…マリギナ…2人とも落ち着いたら、家に転移するよ」
ミリア「うん…もうちょっと待って…」
アレス「ああ」
そうしてミリアも落ち着いたところで、ペトロフの家に転移した
オレはミリアを秘密基地に入れて、マリギナの前に立った
マリギナの眠る目尻に、涙が一粒光っていた
オレはなんだか憐れに思い、マリギナに毛布をかけた
その毛布の感触で、マリギナは目を覚ました
マリギナ「う…」
アレス「起きたか?」
マリギナ「あ…あなたは…あの時の…」
アレス「ああ…こんなとこで寝てると身体に良くないぞ?」
マリギナ「……」
アレス「隣座るぞ」
オレはマリギナを毛布でくるんでから、隣に座った
アレス「実はここ一週間ばかり、お前をずっと見張ってたんだ」
マリギナ「…え?」
アレス「すまないな…ペトロフがなんか不憫でさ…」
マリギナ「あなたはルシア人じゃないですよね?…あの人にルシア人以外の友達とか居るとは思ってなかったけど…どういう関係なんですか?」
アレス「ああ…別にそう、友達って程の仲じゃないんだけどねw…この国の人間はよそものを嫌うし、差別的だろ?」
マリギナ「ええ…まあ」
アレス「だから、オレたちもこの国に来たばかりの時さ、街の連中に囲まれたんだな」
マリギナ「ああ…」
アレス「で、オレは連中を懲らしめたわけだ」
マリギナ「ええ?!…みんな魔法使いなのに?」
アレス「うんw…オレからしたら大した事ない魔法使いだからなw…オレはみんなに火をつけたのさ」
マリギナ「…そ、それで?」
アレス「うん…ペトロフは水の魔法が使えたから、自分の火を消したわけだ」
マリギナ「ああ…」
アレス「でもペトロフは自分の火を消しただけで、他の苦しんでる奴らを助けなかった」
マリギナ「…この街じゃ、それは普通です」
アレス「そうなんだろうなw…けど、オレはそういう奴は嫌いでな…オレは水の剣って魔法で、ペトロフの足を切断したのさ」
マリギナ「な、なんですって!!…でも、あの人の足はいつも通りですよ?」
アレス「うん、またくっつけたからね…回復魔法で」
マリギナ「…本当なんですか?」
アレス「本当だよ…で、オレはね、街に着いたばかりで泊まるとこ探してたから、ペトロフを脅して泊めさせてもらったってわけ…そんな仲だよ…でも、ペトロフとお前の仲が冷え切ってるのが気になってね…」
マリギナ「…余計なお世話よ」
アレス「わかってる…でもなんとなくほっとけなくてさ…最初はお前が浮気してるんだと思ってたのさ…毎日どこか行って夜遅くにならないと帰らないからさ」
マリギナ「……」
アレス「けど、ここ一週間ずっと見てたけど、どうやら違ってたな…ひたすらに退屈な時間を過ごしてさ…なんでだ?」
マリギナ「…余計なお世話よ…でも、あの人には言わないでよ」
アレス「なぜ?」
マリギナ「あなたには関係ない事よ」
アレス「言えよ…理由があるんだろ?…それを教えてくれないと、オレはペトロフに言う」
マリギナ「どうしてよ!…大して友達でもないのに!」
アレス「そうだけど…それでもオレはお前に付き合って一週間も無駄にしちまったからな」
マリギナ「それはあなたが勝手にそうしたんでしょ?!」
アレス「まあねw…けど、それでもオレは理由を知らないと、本当にただ無駄に終わるからなw…そんなの納得出来ねえからな…もし言わないなら、オレはお前を痛めつけてでも聞くぞ」
マリギナ「なんて卑劣な人!」
アレス「ああw…言えよ…」
マリギナ「……」
アレス「お前さ…子どもが好きなんだろ」
マリギナ「…!!」
アレス「見てりゃわかるよ…子どもを見てる目は優しい感じがしたから」
マリギナ「…だったらなによ」
アレス「お前は本当は子どもが欲しいんじゃねえか?」
マリギナ「…う…ウル」
アレス「…言えよ…な?…1人で苦しむな」
マリギナ「う…う…グス…」
アレス「泣いていいよ…ギュ…ナデナデ…泣いて、落ち着いたら話してみろ」
マリギナ「ああ~…グス…ヒック」
オレはマリギナが泣き止むまで、マリギナを撫で続けた
そして、しばらくして顔を上げた
マリギナ「わたし…」
アレス「うん…」
マリギナ「子どもが好き…」
アレス「うん…」
マリギナ「だから…子どもが欲しいの…」
アレス「うん…」
マリギナ「でも…いくらやってもできなくて…医者に見てもらったらね…子どもが出来ない体質だって言われて…」
アレス「そうか…けど、そんなのはペトロフに言えば良かったじゃねえか」
マリギナ「言えないよ…あの人も欲しいって言ってるんだもん」
アレス「けど、それでも言うべきだろ…」
マリギナ「…言えないのよ…そのね…」
アレス「うん…」
マリギナ「……グス」
アレス「それだけが理由じゃないんだな?」
マリギナ「…うう…グス…」
アレス「よしよし…ナデナデ」
マリギナ「わたし…」
アレス「うん…」
マリギナ「その時にね…その医者に…診察料を言われて…それがとても信じられない値段でね…グス…」
アレス「うん」
マリギナ「わたし…そのね…診察台ってどうなってるかわかる?」
アレス「いや…」
マリギナ「こうしてね…こういうふうな姿勢で、足を固定されてるの…」
アレス「…まさか」
マリギナ「うん…その医者はね…わたしがそんな診察料は払えないって言ったら、『では代わりに一回やらせてくれ』って言って…グス…わたしは嫌だって…抵抗して…魔法を使おうとしたけど…グス…その医者は魔法封じをして…グス…わたしを無理矢理…」
アレス「なんだと?…許せねえ!」
マリギナ「うう…グス…」
アレス「久しぶりにめちゃくちゃ腹立つぜ…くそ」
マリギナ「わたしもね…ソイツが憎くて…殺してやりたいほど憎くて…グス…あの人にも申し訳なくて…グス…でも…わたしはあの人が好きで…あの人を縛るのはわかるけど、わたしから別れてって…どうしても言えなくて…グス…うっ…うっ」
アレス「かわいそうに…ナデナデ」
マリギナ「だから…わたし…あの人が求めてきても拒否して…グス…こうして夜出歩いてれば…あの人はいつか愛想つかすだろうって…グス…それで…浮気だって思われてもいいから…そうしてたの」
アレス「…そうか…かわいそうになあ…ナデナデ…あまりにも不憫だ」
マリギナ「うっ…グス…あなたの妹さん…とってもかわいくて…グス…優しそうなかわいらしい顔で…グス…わたしもあんな子どもが…欲しかった…グス」
アレス「……ギュ…ナデナデ…それでも…お前とペトロフが、この先笑って生きていくにはさ…」
マリギナ「…うん」
アレス「やっぱり正直に話し合うべきだとオレは思う…」
マリギナ「できないよ…グス」
アレス「できない気持ちはわかるけど…それでいいのか?…お前たちはいつまでも…死ぬまでそうして生きるのか?」
マリギナ「…いやだよ…」
アレス「じゃあ今からペトロフに話そう…」
マリギナ「……」
アレス「怖くても…勇気を出していかないといけない時もある…オレがついてるからさ」
マリギナ「…どうしてあなたは…そこまで関わろうとするの?…どうしてそんなに優しくするの?」
アレス「わからないw…なんかそうしようと思うからさ…どうする?…それでも無理なら、オレはもうお前たちとは関わらないけど…言うならオレがいる今がチャンスだぞ?」
マリギナ「……」
アレス「少し考えてみ?…勇気を持って」
マリギナ「……」
オレはそう言って、マリギナの肩を抱きしめ、撫でて、待った
マリギナ「わたし…勇気を出してみる」
アレス「そうか…ニコ…ミリア…」
ミリア「はあい…グス」
マリギナ「え?」
アレス「ミリアはね、こんなふうに大きさを変えられる魔法が使えるんだ…それとあと、一瞬で場所を移動出来る魔法もね」
ミリア「マリギナさん…グス…かわいそう…うう~…ギュ」
マリギナ「うう…グス…ありがとね…ミリアちゃん…ギュウ…なんてかわいいのかしら…スリスリ」
アレス「ミリア…マリギナ…2人とも落ち着いたら、家に転移するよ」
ミリア「うん…もうちょっと待って…」
アレス「ああ」
そうしてミリアも落ち着いたところで、ペトロフの家に転移した
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