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着ぐるみ?
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「とりま、本日ここにお越しいただいたのは、コクマーに関して色々と話を聞きたいからだ」
俺はモフリーナとボーディへと用件を切り出した。
「ええ、そうでしょうね」「まあ、そうじゃろうな」
2人の返答は想定通り。
あいつが来たって聞けば、こういう話の流れになるのは分かってたろうし。
「まあ、話とは言ったが、結局は分からん事が多いんで、質問責めになるかもしれないんだけど…」
「うむ、それは仕方ない事じゃろう。妾達で答える事が出来る事ならば、全て答えてやるで、疑問に感じた事は話してみるがよい」
さすがボーディさん、男前なお言葉ですなぁ!
「…おい、お主。かなり失礼な事を考えとるじゃろぅ?」
何でこの世界の住人は、みんな勘が鋭いんだ?
「いや? 何でも知ってるボーディは凄いなぁって感心してただけだぞ?」
俺の言葉に、めっちゃ疑いの眼差しを向ける、のじゃペチャ幼女。
「…そうかや?」
隣のモフリーナさんは、立派な物をお持ちなのに、残念な奴だ。
「そうですとも!」
だが、ここは勢いで押し切る!
「では、何でモフリーナの胸を見た後、妾を見て鼻で笑った?」
そりゃ男なら見るでしょうよ、あのネコ耳さんの爆乳を!
だが、ここは得意のポーカーフェイスで乗り切るのだ。
「そ、そんな事は無いぞ! そんなまな板ロリなのに凄いなぁっと…あっ!」
思わず本音が!
「お、おま! いうに事欠いて、まな板ロリじゃとぉ!?」
「いや、そんな事は言って無い!」
言ったけど。
「思いっきり言うとったわ! 言っとくが、妾の方がこ奴より年上なんじゃぞ!」
「へぇ~」
んじゃ、合法ロリ?
「その顔、めっちゃ腹立つのぉ!」
「あ、っそ? …の小さい奴は心も狭いのか?」
モフリーナさんは、こんな事じゃ怒らないぞ? 別に貶して無いけど。
「ぬおぉぉぉ! こいつマジで泣かしたろか!」
とうとう、ボーディは両手をグルグル回し始めた。ガキか?
「やれるもんなら、やってみな~」
「うがぁぁぁぁぁ! モフリーナよ、こ奴をシバキ倒せ!」
「…いえ、それはちょっと遠慮したいかなぁっと…」
困り顔の爆乳ネコ耳お姉さん。
一回、こう…顔をパフパフしてくんないかなぁ?
もしかしたらモフリーナなら、頼めばしてくれるかもしれないけど。
まあ、その後の嫁ーずが怖いから頼まないよ? 本当だよ?
「何でじゃ! 妾の言う事が聞けぬのか!」
「お子ちゃまの命令には従えないらしいぞ?」
「マジか、モフリーナ?」
「いえ、そういう事では無いのですが…」
本日の会談は、とても賑々しく開始されましたとさ。
「誰のせいじゃーーーーーーーーーーー!」
俺のせいですが、何か?
「はぁはぁはぁはぁ…」
別にいやらしい息遣いとかじゃないよ?
ボーディが呼吸を整えてるだけだよ?
俺は別にロリっ子の荒い息遣いで興奮する様な変態じゃ…無いからね?
「さて、場も温まってきた所で、話を続けましょうか」
『…………………』
この場の全員から白い目で睨まれた気がするが、華麗にスルー。
「まず最初の疑問は、何であいつは前世の俺と同じ顔だったのか…だ」
これは最大の疑問…って程じゃないけど、気になる部分だ。
「お主の前世の顔と一緒? それがどうかしたかや?」
「それのどこが疑問なのですか?」
俺の問いかけに、ダンジョンマスターの2人は首を傾げた。
「えっと…自分の過去の顔が目の前にあったら、気持ち悪くないか?」
え、俺がおかしいの?
「そうは言うてものぉ。あ奴とお主は元は同じ存在じゃったはずじゃしのぉ」
「ええ。異次元同位体同士であれば、外見が似ていてもおかしくは無いですし」
………。
「いやいや、ちょっと待ってくれ! ならば、あのひよこ師匠達はどうなんだよ。 見た目って完全に別物やんけ!」
見た目、完全にひよこだぞ? 俺の前世は人であって、ひよこでは無い!
「ん? あれは被り物じゃが?」「あれは着ぐるみです」
はっ?
「何と言ったかのぉ…? ああ、確か完全耐性スーツじゃったか?」
「はい、私もそう伺っております」
え、あれって着ぐるみ?
「行ってみれば、お主が変身したのと同じ状態じゃぞ? 別に脱ごうと思えばいつでも脱げる。もっとも、中身が前世のお主の顔と似ているのかは見た事が無い故、妾は知らんが」
「そ、そうだったのか…」
ひよこ師匠達も、俺と同じ顔…想像したら、ちょい怖いかも。
「まあ、解脱前の環境によっても変わるがのぉ」
ん?
「いや、当然じゃろう? 極寒や灼熱の惑星や、大気の成分が違う惑星や、重力の違う惑星など、環境は様々じゃ。そんな惑星で前世のお主と同じ様な姿なわけ無いじゃろう? そもそも爬虫類や魚類や植物類から進化した種族やもしれんのじゃぞ? 同じ顔をしていると考える方がおかしいじゃろ?」
…なるほど、言われてみれば確かに。
前世でも、地球と似た環境の惑星って、見つける事すら出来なかったもんな。
って事は、副局長は俺の前世とかなり似た環境に居たって事か。
俺はモフリーナとボーディへと用件を切り出した。
「ええ、そうでしょうね」「まあ、そうじゃろうな」
2人の返答は想定通り。
あいつが来たって聞けば、こういう話の流れになるのは分かってたろうし。
「まあ、話とは言ったが、結局は分からん事が多いんで、質問責めになるかもしれないんだけど…」
「うむ、それは仕方ない事じゃろう。妾達で答える事が出来る事ならば、全て答えてやるで、疑問に感じた事は話してみるがよい」
さすがボーディさん、男前なお言葉ですなぁ!
「…おい、お主。かなり失礼な事を考えとるじゃろぅ?」
何でこの世界の住人は、みんな勘が鋭いんだ?
「いや? 何でも知ってるボーディは凄いなぁって感心してただけだぞ?」
俺の言葉に、めっちゃ疑いの眼差しを向ける、のじゃペチャ幼女。
「…そうかや?」
隣のモフリーナさんは、立派な物をお持ちなのに、残念な奴だ。
「そうですとも!」
だが、ここは勢いで押し切る!
「では、何でモフリーナの胸を見た後、妾を見て鼻で笑った?」
そりゃ男なら見るでしょうよ、あのネコ耳さんの爆乳を!
だが、ここは得意のポーカーフェイスで乗り切るのだ。
「そ、そんな事は無いぞ! そんなまな板ロリなのに凄いなぁっと…あっ!」
思わず本音が!
「お、おま! いうに事欠いて、まな板ロリじゃとぉ!?」
「いや、そんな事は言って無い!」
言ったけど。
「思いっきり言うとったわ! 言っとくが、妾の方がこ奴より年上なんじゃぞ!」
「へぇ~」
んじゃ、合法ロリ?
「その顔、めっちゃ腹立つのぉ!」
「あ、っそ? …の小さい奴は心も狭いのか?」
モフリーナさんは、こんな事じゃ怒らないぞ? 別に貶して無いけど。
「ぬおぉぉぉ! こいつマジで泣かしたろか!」
とうとう、ボーディは両手をグルグル回し始めた。ガキか?
「やれるもんなら、やってみな~」
「うがぁぁぁぁぁ! モフリーナよ、こ奴をシバキ倒せ!」
「…いえ、それはちょっと遠慮したいかなぁっと…」
困り顔の爆乳ネコ耳お姉さん。
一回、こう…顔をパフパフしてくんないかなぁ?
もしかしたらモフリーナなら、頼めばしてくれるかもしれないけど。
まあ、その後の嫁ーずが怖いから頼まないよ? 本当だよ?
「何でじゃ! 妾の言う事が聞けぬのか!」
「お子ちゃまの命令には従えないらしいぞ?」
「マジか、モフリーナ?」
「いえ、そういう事では無いのですが…」
本日の会談は、とても賑々しく開始されましたとさ。
「誰のせいじゃーーーーーーーーーーー!」
俺のせいですが、何か?
「はぁはぁはぁはぁ…」
別にいやらしい息遣いとかじゃないよ?
ボーディが呼吸を整えてるだけだよ?
俺は別にロリっ子の荒い息遣いで興奮する様な変態じゃ…無いからね?
「さて、場も温まってきた所で、話を続けましょうか」
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この場の全員から白い目で睨まれた気がするが、華麗にスルー。
「まず最初の疑問は、何であいつは前世の俺と同じ顔だったのか…だ」
これは最大の疑問…って程じゃないけど、気になる部分だ。
「お主の前世の顔と一緒? それがどうかしたかや?」
「それのどこが疑問なのですか?」
俺の問いかけに、ダンジョンマスターの2人は首を傾げた。
「えっと…自分の過去の顔が目の前にあったら、気持ち悪くないか?」
え、俺がおかしいの?
「そうは言うてものぉ。あ奴とお主は元は同じ存在じゃったはずじゃしのぉ」
「ええ。異次元同位体同士であれば、外見が似ていてもおかしくは無いですし」
………。
「いやいや、ちょっと待ってくれ! ならば、あのひよこ師匠達はどうなんだよ。 見た目って完全に別物やんけ!」
見た目、完全にひよこだぞ? 俺の前世は人であって、ひよこでは無い!
「ん? あれは被り物じゃが?」「あれは着ぐるみです」
はっ?
「何と言ったかのぉ…? ああ、確か完全耐性スーツじゃったか?」
「はい、私もそう伺っております」
え、あれって着ぐるみ?
「行ってみれば、お主が変身したのと同じ状態じゃぞ? 別に脱ごうと思えばいつでも脱げる。もっとも、中身が前世のお主の顔と似ているのかは見た事が無い故、妾は知らんが」
「そ、そうだったのか…」
ひよこ師匠達も、俺と同じ顔…想像したら、ちょい怖いかも。
「まあ、解脱前の環境によっても変わるがのぉ」
ん?
「いや、当然じゃろう? 極寒や灼熱の惑星や、大気の成分が違う惑星や、重力の違う惑星など、環境は様々じゃ。そんな惑星で前世のお主と同じ様な姿なわけ無いじゃろう? そもそも爬虫類や魚類や植物類から進化した種族やもしれんのじゃぞ? 同じ顔をしていると考える方がおかしいじゃろ?」
…なるほど、言われてみれば確かに。
前世でも、地球と似た環境の惑星って、見つける事すら出来なかったもんな。
って事は、副局長は俺の前世とかなり似た環境に居たって事か。
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