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無理ですね
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「どうしても駄目ですか~?」
「駄目じゃ」
「ど~~~しても~~~~?」
「どうしてもじゃ!」
「いや、難しいのは分かってますけどぉ…ほんのちょっとだけ…ほんのちょこ~~~っとだけ…」
「……お主、微妙に言い方がエロくないか?」
「エロ無くして、何の人生か!」
「やかましーわ! これ以上、お主のボディはいじくらん!」
「身長とか胸のサイズとか、ほんのちょこ~っとだけでいいんですよぉぉぉぉ! あれじゃ、今と全然変わらないじゃないですかぁ!」
「ならば、そんなツルペタロリボディにしか適応できん、お主の魂と精神体の方を何とかせい!」
皆様、誰と誰が怒鳴り合っているのか、すでにお分かりだろう。
新しいボディを前にしたサラが、身長とか胸のサイズとかをもう少し大きくしろと、ボーディに対して未だに駄々を捏ねているのだ。
このやり取り、実に1ヶ月以上の間、毎日の様に続けられている。
サラとリリアのボディ製作は、実はすでに1ヶ月以上も前に完成をしてる。
ただ、魂と精神体を今の身体から新たな身体へと移す時に、管理局の影響というか束縛というか、そういった類の物を極力排除するために、色々な状況を想定した検査を繰り返し行っているため、どうしても時間が掛かってしまっている。
となると、検査が長引けば長引くほどに、サラもリリアも完成済みの自分の新ボディを目にする機会も増えるのは道理だ。
すでに、あの無数に立ち並ぶ水槽群があった部屋から、選りすぐられた2人の為の新たなるボディは、別の部屋に移されていた。
宇宙貨物船ノスト〇モ号に搭載されている様なハイパースリープのカプセルに似た物の中に横たえられ、大切に保管されているのだ。
リリアのボディは、それほどグラマスというわけでも無いのだが、それでも今の彼女よりもアダルティな感じの物に仕上がっている。
対してサラのボディは、今の彼女との差異を探す方が難しいぐらいにそっくりだ。
つまりは、小学生の高学年から中学生の低学年…とりわけ発育は少しだけ遅れている少女型である。
ずっと出るところは出て、引っ込むところは引っ込んでいる体型…肉感的で性的な魅力を持った女性に憧れを持っているサラにとって、また同じボディに入らねばならないなど、かなり悔しくも悲しい出来事なのである。
「私が魂と精神体をどうこうできるわけ無いでしょうが!」
「なら、すっぱり諦めろ」
サラの抗議を軽く聞き流すボーディ。
「ぢぐじょう…私よりもツルペタのじゃロリのくせに…」
むぐぐぐぐ…と唸りながらボーディを睨み付けるサラ。
確かにサラの言う通り、ボーディは幼女と言っても過言でない肉体なのだが…。
「妾がこのボディなのは、単に省エネで便利だからじゃぞ? 妾はサイズなど必要に応じてどうとで帰る事が出来るぞ。お主と違ってな」
ふんっ! と、サラの失礼な発言を花で笑いながら簡単にあしらう。
「ゑ…嘘でしょ? ちょ、モフリーナさんや、コレ本当なの?」
ボーディの言葉の真偽を、近くを通りかかったモフリーナに訊ねると、
「え、何の事ですか? はい…ええ…あぁ、なるほど。それは本当ですよ。私達に決められたボディサイズはありません。多少手間はかかりますが、好きなサイズのボディへ移り変わる事は可能です」
モフリーナに事情を説明すると、実にあっさりとボーディの言葉を肯定した。
「ま…マジっすか?」
「マジです」
まあ、ここでモフリーナが嘘を吐く理由がない。
あんぐりと口を開けて呆けていたサラであったが、それでも視界の中に大きく映っているモフリーナのナイスなボディを見てしまうと、言いたくもなるのだ。
「でもでもでも、サラちゃんもモフリーナみたいな、ボンキュッボンになりたいんですよぉぉぉぉぉーー!」
諦めきれないサラが絶叫するが、
「無理じゃろ?」「はい、無理ですね」
速攻で2人のダンジョンマスターに、言い切られた。
その後、部屋の隅っこで壁に向かってブツブツと何かを話しかけているサラの姿が見受けられたが、この場の誰も…もふりんとカジマギーすらも、一切気にも留めなかったそうだ。
こう駄々を捏ねる子供っぽい性格を直さない限り、成熟した女性型のボディに入る事は難しいんじゃないだろうか?
そう誰もが思ったそうだが、そんな心優しくも厳しいアドバイスを、サラにしてやるものはこの場には誰も居なかった。
「駄目じゃ」
「ど~~~しても~~~~?」
「どうしてもじゃ!」
「いや、難しいのは分かってますけどぉ…ほんのちょっとだけ…ほんのちょこ~~~っとだけ…」
「……お主、微妙に言い方がエロくないか?」
「エロ無くして、何の人生か!」
「やかましーわ! これ以上、お主のボディはいじくらん!」
「身長とか胸のサイズとか、ほんのちょこ~っとだけでいいんですよぉぉぉぉ! あれじゃ、今と全然変わらないじゃないですかぁ!」
「ならば、そんなツルペタロリボディにしか適応できん、お主の魂と精神体の方を何とかせい!」
皆様、誰と誰が怒鳴り合っているのか、すでにお分かりだろう。
新しいボディを前にしたサラが、身長とか胸のサイズとかをもう少し大きくしろと、ボーディに対して未だに駄々を捏ねているのだ。
このやり取り、実に1ヶ月以上の間、毎日の様に続けられている。
サラとリリアのボディ製作は、実はすでに1ヶ月以上も前に完成をしてる。
ただ、魂と精神体を今の身体から新たな身体へと移す時に、管理局の影響というか束縛というか、そういった類の物を極力排除するために、色々な状況を想定した検査を繰り返し行っているため、どうしても時間が掛かってしまっている。
となると、検査が長引けば長引くほどに、サラもリリアも完成済みの自分の新ボディを目にする機会も増えるのは道理だ。
すでに、あの無数に立ち並ぶ水槽群があった部屋から、選りすぐられた2人の為の新たなるボディは、別の部屋に移されていた。
宇宙貨物船ノスト〇モ号に搭載されている様なハイパースリープのカプセルに似た物の中に横たえられ、大切に保管されているのだ。
リリアのボディは、それほどグラマスというわけでも無いのだが、それでも今の彼女よりもアダルティな感じの物に仕上がっている。
対してサラのボディは、今の彼女との差異を探す方が難しいぐらいにそっくりだ。
つまりは、小学生の高学年から中学生の低学年…とりわけ発育は少しだけ遅れている少女型である。
ずっと出るところは出て、引っ込むところは引っ込んでいる体型…肉感的で性的な魅力を持った女性に憧れを持っているサラにとって、また同じボディに入らねばならないなど、かなり悔しくも悲しい出来事なのである。
「私が魂と精神体をどうこうできるわけ無いでしょうが!」
「なら、すっぱり諦めろ」
サラの抗議を軽く聞き流すボーディ。
「ぢぐじょう…私よりもツルペタのじゃロリのくせに…」
むぐぐぐぐ…と唸りながらボーディを睨み付けるサラ。
確かにサラの言う通り、ボーディは幼女と言っても過言でない肉体なのだが…。
「妾がこのボディなのは、単に省エネで便利だからじゃぞ? 妾はサイズなど必要に応じてどうとで帰る事が出来るぞ。お主と違ってな」
ふんっ! と、サラの失礼な発言を花で笑いながら簡単にあしらう。
「ゑ…嘘でしょ? ちょ、モフリーナさんや、コレ本当なの?」
ボーディの言葉の真偽を、近くを通りかかったモフリーナに訊ねると、
「え、何の事ですか? はい…ええ…あぁ、なるほど。それは本当ですよ。私達に決められたボディサイズはありません。多少手間はかかりますが、好きなサイズのボディへ移り変わる事は可能です」
モフリーナに事情を説明すると、実にあっさりとボーディの言葉を肯定した。
「ま…マジっすか?」
「マジです」
まあ、ここでモフリーナが嘘を吐く理由がない。
あんぐりと口を開けて呆けていたサラであったが、それでも視界の中に大きく映っているモフリーナのナイスなボディを見てしまうと、言いたくもなるのだ。
「でもでもでも、サラちゃんもモフリーナみたいな、ボンキュッボンになりたいんですよぉぉぉぉぉーー!」
諦めきれないサラが絶叫するが、
「無理じゃろ?」「はい、無理ですね」
速攻で2人のダンジョンマスターに、言い切られた。
その後、部屋の隅っこで壁に向かってブツブツと何かを話しかけているサラの姿が見受けられたが、この場の誰も…もふりんとカジマギーすらも、一切気にも留めなかったそうだ。
こう駄々を捏ねる子供っぽい性格を直さない限り、成熟した女性型のボディに入る事は難しいんじゃないだろうか?
そう誰もが思ったそうだが、そんな心優しくも厳しいアドバイスを、サラにしてやるものはこの場には誰も居なかった。
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