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サラ無視宣言
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「私達が…?」
あまりの事実にまたもや言葉を失ったリリアであったが、
「えっ!?それじゃ~サラちゃんってば、ずっと昔から大河さんと一つになる運命だったって事!?」
それに対して、壮絶に斜め上方へと飛んで行った、お馬鹿なサラ。
「そう、お主等が…じゃ」
もちろん、ボーディがサラの言葉にいちいち反応したりはしない。
サラというお馬鹿キャラに慣れたとも言う。
「でも、私達は彼の側に居ても何も感じませんでしたが?」
「サラちゃんは、もうビンビンに感じまくって…はっ! もしかしたら、リリアは不感症 !? なるほど、ドSの鬼畜様は、実は自分では感じないのですかぁ…。だから他人が痛がっても苦しんでも、全然表情が変わらない鬼畜野郎だったんですねぇ…納得」
「そうかもしれん。何せ、お主等はあ奴に洗脳されておったのじゃからのぉ…」
完全にサラは無視されていた。
「ちょっとお待ちください。では、私達が本体だと思ってた、管理局に置いてある私達は…」
「これは憶測じゃが…すでにあ奴に吸収されていると考えるのが普通じゃろうな」
「!! サラちゃん、吸い尽くされるの!? やだぁ~あんな雰囲気の無い場所でなんて、サラちゃん濡れないんだからぁ~」
真面目な話に雑音がちょいちょい混じる。
「なるほど…。そうであれば、尚更新しい肉体に移った方が良さそうですね」
「うむ。すでに通信不能という事は、もしもの時でもあちらからのエネルギー供給は途絶えるはずじゃからのぉ。まあ、しかし吸収されておるかも…というのは、あくまでも憶測じゃぞ?」
「あ、新しい肉体!? ならば、膜も再生して新品のぴっかぴか? じゃなくて、濡れ濡れ? あ、まだ処女だった」
雑音が下品になって来た。
「どちらにしても、私達はすでに局に切り捨てられた存在。遅かれ早かれ…ですね」
「うむ、遅いか早いかの違いじゃな」
「え~? サラちゃん的にはぁ~、あんまり遅いと乾いていたくなっちゃうからぁ、適度に早めがいいなぁ。でも、すぐに復活して欲しいぞ? うふっ♡」
「「さっきから、やかまし-わ!」」
とうとう、ボーディとリリアがキレた。
「わぁ! ど、そうしたんですか、いきなり!」
もの凄く心外そうな顔のサラ。
「お主がゴチャゴチャ五月蠅いからじゃぁぁぁ!」
「誰が不感症のドSの鬼畜様かぁぁぁ!」
2人共、ブチ切れである。
「起きよ、モフレンダ! こ奴のツルペタボディを燃やしてしまえ!」
「いいえ、素粒子レベルまで分解しましょう!」
今までうとうとしつつ、ちょっと夢まで見ていたモフレンダ。
それが、いきなりたたき起こされると同時に、場がバイオレンスな展開になっている事に目を白黒させてた。
「だめだめだめだめだめだーーめーーでーーすーー!」
またまた自らの新たな肉体存亡の危機に瀕したサラは、モフレンダが動くより早く自らの新たな肉体の前に走り、両手を広げてモフレンダが通れない様にと、必死に通せんぼをした。
「…もうそんなの良いから、さっさと話を進めて…長い!」
だが、瞬時にこのどうでもいい状況を理解したモフレンダは、面倒くさそうにそう言うと、またもや両目を閉じて旅立った…夢の中へ。
「はぁァァァ…もう良いわ。お主…いやサラの事は無視じゃ」
本当に疲れたという深い溜息を吐いたボーディは、ここにサラ無視宣言をした。
「ええ、それには同意です。真面目な話に、サラは邪魔ですから」
その言葉に、リリアも大きく頷いた。
「なんでぇぇぇぇぇぇぇぇぇ!!!」
サラが叫ぶが、まあ…そう言われても仕方ないのは、誰の目にも明らかだろう。
あまりの事実にまたもや言葉を失ったリリアであったが、
「えっ!?それじゃ~サラちゃんってば、ずっと昔から大河さんと一つになる運命だったって事!?」
それに対して、壮絶に斜め上方へと飛んで行った、お馬鹿なサラ。
「そう、お主等が…じゃ」
もちろん、ボーディがサラの言葉にいちいち反応したりはしない。
サラというお馬鹿キャラに慣れたとも言う。
「でも、私達は彼の側に居ても何も感じませんでしたが?」
「サラちゃんは、もうビンビンに感じまくって…はっ! もしかしたら、リリアは不感症 !? なるほど、ドSの鬼畜様は、実は自分では感じないのですかぁ…。だから他人が痛がっても苦しんでも、全然表情が変わらない鬼畜野郎だったんですねぇ…納得」
「そうかもしれん。何せ、お主等はあ奴に洗脳されておったのじゃからのぉ…」
完全にサラは無視されていた。
「ちょっとお待ちください。では、私達が本体だと思ってた、管理局に置いてある私達は…」
「これは憶測じゃが…すでにあ奴に吸収されていると考えるのが普通じゃろうな」
「!! サラちゃん、吸い尽くされるの!? やだぁ~あんな雰囲気の無い場所でなんて、サラちゃん濡れないんだからぁ~」
真面目な話に雑音がちょいちょい混じる。
「なるほど…。そうであれば、尚更新しい肉体に移った方が良さそうですね」
「うむ。すでに通信不能という事は、もしもの時でもあちらからのエネルギー供給は途絶えるはずじゃからのぉ。まあ、しかし吸収されておるかも…というのは、あくまでも憶測じゃぞ?」
「あ、新しい肉体!? ならば、膜も再生して新品のぴっかぴか? じゃなくて、濡れ濡れ? あ、まだ処女だった」
雑音が下品になって来た。
「どちらにしても、私達はすでに局に切り捨てられた存在。遅かれ早かれ…ですね」
「うむ、遅いか早いかの違いじゃな」
「え~? サラちゃん的にはぁ~、あんまり遅いと乾いていたくなっちゃうからぁ、適度に早めがいいなぁ。でも、すぐに復活して欲しいぞ? うふっ♡」
「「さっきから、やかまし-わ!」」
とうとう、ボーディとリリアがキレた。
「わぁ! ど、そうしたんですか、いきなり!」
もの凄く心外そうな顔のサラ。
「お主がゴチャゴチャ五月蠅いからじゃぁぁぁ!」
「誰が不感症のドSの鬼畜様かぁぁぁ!」
2人共、ブチ切れである。
「起きよ、モフレンダ! こ奴のツルペタボディを燃やしてしまえ!」
「いいえ、素粒子レベルまで分解しましょう!」
今までうとうとしつつ、ちょっと夢まで見ていたモフレンダ。
それが、いきなりたたき起こされると同時に、場がバイオレンスな展開になっている事に目を白黒させてた。
「だめだめだめだめだめだーーめーーでーーすーー!」
またまた自らの新たな肉体存亡の危機に瀕したサラは、モフレンダが動くより早く自らの新たな肉体の前に走り、両手を広げてモフレンダが通れない様にと、必死に通せんぼをした。
「…もうそんなの良いから、さっさと話を進めて…長い!」
だが、瞬時にこのどうでもいい状況を理解したモフレンダは、面倒くさそうにそう言うと、またもや両目を閉じて旅立った…夢の中へ。
「はぁァァァ…もう良いわ。お主…いやサラの事は無視じゃ」
本当に疲れたという深い溜息を吐いたボーディは、ここにサラ無視宣言をした。
「ええ、それには同意です。真面目な話に、サラは邪魔ですから」
その言葉に、リリアも大きく頷いた。
「なんでぇぇぇぇぇぇぇぇぇ!!!」
サラが叫ぶが、まあ…そう言われても仕方ないのは、誰の目にも明らかだろう。
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