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めっちゃ久しぶり
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「と…とにかく、ここで変な話は禁止! あと、今夜から当分の間、夫婦の寝室は別々にします! これは決定ーー!」
これ以上、この話を続けるのは危険すぐる君だ!
「トールよ、あと数日とはいえ、その決め事は…」「トールちゃん、どういう事かしら?」
父さんと母さんが、
「ちょ、伯爵様!?」「柚希と別々に寝るの~!?」
ユズキとユズカが、それぞれ文句を言って来たけど…何で? あ、そか!
「ちなみに、このルールはトールヴァルド夫婦の間でだけ有効です。他の2組の御夫婦は、いつも通りで結構です」
「なんだ、それならそうとちゃんと言えよな…」「あら? それならお説教は勘弁してあげようかしら」
父さんも母さんも、もう良い歳なんだから自重はしてよね。
「ほっ…」「な~んだ、それならOK!」
ユズユズよ…娘も生まれたんだから、ほどほどにね。
ま、弟か妹を作りたいなら邪魔はせんけどさ。
『………………』
あ、ミレーラとマチルダとイネスが、めっちゃ無表情…怖っ!
「みなさん、暫くの辛抱ですよ」「そうですよ。早く覚醒していただければ、それだけ早く寝室も共に出来ますから」
微妙に勝ち誇った顔のメリルとミルシェが、他の嫁ーず3人を慰めてる。
「そ、そんな…」「がびーん!」「むぐぐぐぐぐ…」「あっちょんぷりけ!」
ナディアは凄いショック受けてるみたいだし、アーデは愕然と、アームは悔しそうに、そしてアーフェンよ…それはちょっと違う気がするんだが?
「あ! ちょっと妖精集合!」
っと思ったら、ナディアが陽成達に集合を掛けて…うわっ! めっちゃ屋敷中の妖精が集まって来た!
って、もっち君まで呼んで、一体何を話そうってんだ、ナディアは?
「ごにょごにょ…」「ふむふむ…」「それでは…」「なるほど~!」『…コクコク』『(*ΦωΦ*)』
どんな話し合い何だろうか…もっち君の顔が気になる…。
「マスター! では、今夜から私達が寝室にお邪魔します!」
話し合いが終ったのか、いきなりナディアがそんな宣言をした。
『んなっ!?』
驚天動地の発言に、ミレーラ、マチルダ、イネスが、思わず声をあげた。
「ちょっと待て! 一体、どこをどうしたらそんな結論になったんだ!?」
思わずナディアに叫ぶと、
「いえ、マスター夫妻は別々の寝室との事でしたが、私達は除外されておりましたので」
そういや、こいつらに関しては何も決めてなかった…。
「だが、断る! 俺は1人で寝たいの! 頼むから、覚醒までそっとしておいてくれ!」
『ぶーぶーぶー!』
妖精達から、ブーイング頂きました。
「ぶー垂れてもだーめ! って事で、本日の話し合いは終了! では、解散!」
解散宣言をすると同時に、俺は一目散に寝室へと走って逃げた。
何やら背後で嫁ーずや妖精達の俺を呼び止める叫び声…いや、怒鳴り声が聞こえる気がするが、今日の俺の耳は日曜!
さっさと寝室に駆け込んで、扉にしっかりと鍵を掛けてやりました。
ふぅ…やっと1人になれたな。
いや、まだ気を抜いては駄目だ。
今までもこっそりとこの寝室に妖精が潜んでいたらしいからな。
おまけに、昨夜はサラまで潜んでたし…。
「おい、妖精達。もしもこの部屋のどこかに隠れているなら、今すぐに姿を現す様に!」
取りあえず、誰も居ない空間に向かって声を掛けてみたけど…返事がない、屍の様だ…じゃなくて!
誰も居ないのかな? 本当に?
「え~っと、本当に誰も居ない?」
再度、誰も居ない空間に向かって声を掛けると、
「にゃ~ん」
ベッドの下から、何故か猫又のノワール君が。
君、めっちゃ久しぶりだねぇ。
玄関か応接室の日当たりの良い所でゴロゴロしてる所しか見た事無かったよ。
「ノワール、なんでこんな所に?」
「んなぁ~」
聞いても答えるわけ無いか。
そもそもこいつは、モフリーナとの連絡用の猫又。
でも、通信の呪法具のせいで、ほとんど用無しだったんだよね。
やる事無いから、普段はずっと食っちゃ寝してるだけだったはずなのに、何でベッドの下に居たんだろう?
俺が足元に寄って来た2本の尻尾を持つ黒猫のノワールをぼへっとみていると、急にノワールが光り出した。
おま、まさか自爆するのか!?
これ以上、この話を続けるのは危険すぐる君だ!
「トールよ、あと数日とはいえ、その決め事は…」「トールちゃん、どういう事かしら?」
父さんと母さんが、
「ちょ、伯爵様!?」「柚希と別々に寝るの~!?」
ユズキとユズカが、それぞれ文句を言って来たけど…何で? あ、そか!
「ちなみに、このルールはトールヴァルド夫婦の間でだけ有効です。他の2組の御夫婦は、いつも通りで結構です」
「なんだ、それならそうとちゃんと言えよな…」「あら? それならお説教は勘弁してあげようかしら」
父さんも母さんも、もう良い歳なんだから自重はしてよね。
「ほっ…」「な~んだ、それならOK!」
ユズユズよ…娘も生まれたんだから、ほどほどにね。
ま、弟か妹を作りたいなら邪魔はせんけどさ。
『………………』
あ、ミレーラとマチルダとイネスが、めっちゃ無表情…怖っ!
「みなさん、暫くの辛抱ですよ」「そうですよ。早く覚醒していただければ、それだけ早く寝室も共に出来ますから」
微妙に勝ち誇った顔のメリルとミルシェが、他の嫁ーず3人を慰めてる。
「そ、そんな…」「がびーん!」「むぐぐぐぐぐ…」「あっちょんぷりけ!」
ナディアは凄いショック受けてるみたいだし、アーデは愕然と、アームは悔しそうに、そしてアーフェンよ…それはちょっと違う気がするんだが?
「あ! ちょっと妖精集合!」
っと思ったら、ナディアが陽成達に集合を掛けて…うわっ! めっちゃ屋敷中の妖精が集まって来た!
って、もっち君まで呼んで、一体何を話そうってんだ、ナディアは?
「ごにょごにょ…」「ふむふむ…」「それでは…」「なるほど~!」『…コクコク』『(*ΦωΦ*)』
どんな話し合い何だろうか…もっち君の顔が気になる…。
「マスター! では、今夜から私達が寝室にお邪魔します!」
話し合いが終ったのか、いきなりナディアがそんな宣言をした。
『んなっ!?』
驚天動地の発言に、ミレーラ、マチルダ、イネスが、思わず声をあげた。
「ちょっと待て! 一体、どこをどうしたらそんな結論になったんだ!?」
思わずナディアに叫ぶと、
「いえ、マスター夫妻は別々の寝室との事でしたが、私達は除外されておりましたので」
そういや、こいつらに関しては何も決めてなかった…。
「だが、断る! 俺は1人で寝たいの! 頼むから、覚醒までそっとしておいてくれ!」
『ぶーぶーぶー!』
妖精達から、ブーイング頂きました。
「ぶー垂れてもだーめ! って事で、本日の話し合いは終了! では、解散!」
解散宣言をすると同時に、俺は一目散に寝室へと走って逃げた。
何やら背後で嫁ーずや妖精達の俺を呼び止める叫び声…いや、怒鳴り声が聞こえる気がするが、今日の俺の耳は日曜!
さっさと寝室に駆け込んで、扉にしっかりと鍵を掛けてやりました。
ふぅ…やっと1人になれたな。
いや、まだ気を抜いては駄目だ。
今までもこっそりとこの寝室に妖精が潜んでいたらしいからな。
おまけに、昨夜はサラまで潜んでたし…。
「おい、妖精達。もしもこの部屋のどこかに隠れているなら、今すぐに姿を現す様に!」
取りあえず、誰も居ない空間に向かって声を掛けてみたけど…返事がない、屍の様だ…じゃなくて!
誰も居ないのかな? 本当に?
「え~っと、本当に誰も居ない?」
再度、誰も居ない空間に向かって声を掛けると、
「にゃ~ん」
ベッドの下から、何故か猫又のノワール君が。
君、めっちゃ久しぶりだねぇ。
玄関か応接室の日当たりの良い所でゴロゴロしてる所しか見た事無かったよ。
「ノワール、なんでこんな所に?」
「んなぁ~」
聞いても答えるわけ無いか。
そもそもこいつは、モフリーナとの連絡用の猫又。
でも、通信の呪法具のせいで、ほとんど用無しだったんだよね。
やる事無いから、普段はずっと食っちゃ寝してるだけだったはずなのに、何でベッドの下に居たんだろう?
俺が足元に寄って来た2本の尻尾を持つ黒猫のノワールをぼへっとみていると、急にノワールが光り出した。
おま、まさか自爆するのか!?
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