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どしたの?
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覚醒の為にゆっくり寝かせろと言って、素直に言うことを聞く肉食系嫁ーずじゃないことは分かってた。
多分、一晩中ガツガツと迫ることが無いだけで、きっと今夜も一人では寝れないんだろうな…などと考えながら、俺は午前中頑張ってコツコツと執務室に積まれた書類の山を切り崩した。
将来を見越した内政のお勉強の為、コルネちゃんも頑張ってお仕事を手伝ってくれたし、マチルダも当然手伝ってくれたので、思ったよりも早く仕事は終えることが出来た。
それは良い事なのだが…仕事中2人が全く喋ってくれずに、恐ろしいぐらいに静かだったのは、もしかして朝の俺の発言のせいだろうか?
「お兄様…ちょっと宜しいですか?」
そんなことを考えていると、コルネちゃんが声を掛けてきた。
「ん? ああ、いいよ。どうした?」
コルネちゃんとの会話を断る事など、絶対にありえないのだ!
「今朝のお話ですけれど…。このままだと数十年後には世界が崩壊するんですよね?」
「ボーディ達が観測して計算した結果…だけどね」
まあ、ほぼ間違いないんだろけど。
「私にも何かお手伝いできることは無いでしょうか?」
もの凄く真剣な顔で、俺に迫るコルネちゃん。
「う~~~~~ん…。敵がどういった形で俺達に手を出してくるのか、いまいち俺にもよくわかってないんだよね。でも、もしもの場合には、純白の創界シスターにも手を借りることになると思う」
いざとなったら、魔法少女コルネちゃんに変身してもらう事になるかもしれないな。
「その時は、当然私たちもお手伝いさせて頂けるのですよね!?」
今まで黙って聞いていたマチルダもが、勢いよく立ち上がってそう叫ぶ。
「ああ、それはもちろん! コルネちゃんやマチルダだけじゃなく、母さんも父さんも、ユリアちゃんも、ユズユズ夫妻も、ミレーラにイネスも、ナディア達妖精、ブレンダーにクイーンも含めて、全員で立ち向かうつもりだ!」
俺は、力強く宣言した!
「えっと、お兄様…メリルお義姉様とミルシェお義姉様は…?」
そんな俺にコルネちゃんが名前の挙がらなかった2人の嫁ーずの名前を並べたが、
「いや、ほら…2人は妊娠してるじゃん。産んだ後なら別だけど、おなかが大きい時にもしも来たりしたら、先頭には参加させられないよ」
当然だよね? 妊婦を戦わせるって、どんな鬼畜なんだよ。
「え、でもあと数十年後って…?」
だが俺の答えに、コルネちゃんは新たな疑問が湧きあがったようだ。
「ああ、それかぁ。実は後数十年の内、何時世界の崩壊が起るか分かってないんだよ。早ければ数日以内に、遅くとも数十年後に…って感じなんだ」
ボーディたちの説明では、場合によってはかなり早まる様な感じを俺は受けた。
なので、最悪を想定するのであれば、本当に明日にでも世界は崩壊するかもしれないし、数十年は何もないかもしれないって、俺は考えてるんだ。
「な、なるほど…」「そ、そんな…」
それを聞いて、マチルダは納得した顔をし、コルネちゃんは少しだけ愕然とした表情をしていた。
「とは言っても、現状では打てる手は無い。俺がボーディたちの言う様に、覚醒して神へと至れば状況も変わるかもしれないらしんだ…けど……あれ、2人ともそんなびっくりした顔して、どしたん?」
2人ともそんなに目を見開いたら、目玉が落ちちゃうよ?
「「神ですか!?」」
あれ? その話はしてたはずだけど?
「「死んだら神になるっていうのは聞いてましたけど、生きてるうちにですか!?」」
そんな長い台詞、よく声を合わせられるねぇ…俺、びっくりだよ。
「お兄様!? それではもしかしたら、明日にでもお兄様が神になるかもしれないってことですか!?」
「あ、ああ。うん…そうかも?」
コルネちゃんとマチルダ絶句。
「コルネさん…」「マチルダお義姉様…」
2人は再起動すると同時に2人で顔を見合わせると、
「「緊急アルテアン家の女会議を開催しましょう!」」
そう叫ぶと、扉をけ破らんぐらいの勢いで、執務室を飛び出していった。
「え…2人とも、どしたの?」
多分、一晩中ガツガツと迫ることが無いだけで、きっと今夜も一人では寝れないんだろうな…などと考えながら、俺は午前中頑張ってコツコツと執務室に積まれた書類の山を切り崩した。
将来を見越した内政のお勉強の為、コルネちゃんも頑張ってお仕事を手伝ってくれたし、マチルダも当然手伝ってくれたので、思ったよりも早く仕事は終えることが出来た。
それは良い事なのだが…仕事中2人が全く喋ってくれずに、恐ろしいぐらいに静かだったのは、もしかして朝の俺の発言のせいだろうか?
「お兄様…ちょっと宜しいですか?」
そんなことを考えていると、コルネちゃんが声を掛けてきた。
「ん? ああ、いいよ。どうした?」
コルネちゃんとの会話を断る事など、絶対にありえないのだ!
「今朝のお話ですけれど…。このままだと数十年後には世界が崩壊するんですよね?」
「ボーディ達が観測して計算した結果…だけどね」
まあ、ほぼ間違いないんだろけど。
「私にも何かお手伝いできることは無いでしょうか?」
もの凄く真剣な顔で、俺に迫るコルネちゃん。
「う~~~~~ん…。敵がどういった形で俺達に手を出してくるのか、いまいち俺にもよくわかってないんだよね。でも、もしもの場合には、純白の創界シスターにも手を借りることになると思う」
いざとなったら、魔法少女コルネちゃんに変身してもらう事になるかもしれないな。
「その時は、当然私たちもお手伝いさせて頂けるのですよね!?」
今まで黙って聞いていたマチルダもが、勢いよく立ち上がってそう叫ぶ。
「ああ、それはもちろん! コルネちゃんやマチルダだけじゃなく、母さんも父さんも、ユリアちゃんも、ユズユズ夫妻も、ミレーラにイネスも、ナディア達妖精、ブレンダーにクイーンも含めて、全員で立ち向かうつもりだ!」
俺は、力強く宣言した!
「えっと、お兄様…メリルお義姉様とミルシェお義姉様は…?」
そんな俺にコルネちゃんが名前の挙がらなかった2人の嫁ーずの名前を並べたが、
「いや、ほら…2人は妊娠してるじゃん。産んだ後なら別だけど、おなかが大きい時にもしも来たりしたら、先頭には参加させられないよ」
当然だよね? 妊婦を戦わせるって、どんな鬼畜なんだよ。
「え、でもあと数十年後って…?」
だが俺の答えに、コルネちゃんは新たな疑問が湧きあがったようだ。
「ああ、それかぁ。実は後数十年の内、何時世界の崩壊が起るか分かってないんだよ。早ければ数日以内に、遅くとも数十年後に…って感じなんだ」
ボーディたちの説明では、場合によってはかなり早まる様な感じを俺は受けた。
なので、最悪を想定するのであれば、本当に明日にでも世界は崩壊するかもしれないし、数十年は何もないかもしれないって、俺は考えてるんだ。
「な、なるほど…」「そ、そんな…」
それを聞いて、マチルダは納得した顔をし、コルネちゃんは少しだけ愕然とした表情をしていた。
「とは言っても、現状では打てる手は無い。俺がボーディたちの言う様に、覚醒して神へと至れば状況も変わるかもしれないらしんだ…けど……あれ、2人ともそんなびっくりした顔して、どしたん?」
2人ともそんなに目を見開いたら、目玉が落ちちゃうよ?
「「神ですか!?」」
あれ? その話はしてたはずだけど?
「「死んだら神になるっていうのは聞いてましたけど、生きてるうちにですか!?」」
そんな長い台詞、よく声を合わせられるねぇ…俺、びっくりだよ。
「お兄様!? それではもしかしたら、明日にでもお兄様が神になるかもしれないってことですか!?」
「あ、ああ。うん…そうかも?」
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「コルネさん…」「マチルダお義姉様…」
2人は再起動すると同時に2人で顔を見合わせると、
「「緊急アルテアン家の女会議を開催しましょう!」」
そう叫ぶと、扉をけ破らんぐらいの勢いで、執務室を飛び出していった。
「え…2人とも、どしたの?」
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