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えらいこっちゃ!
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なるほどねぇ。
俺達が住んでいるこの星を含む宇宙がある次元世界だけでなく、その他の数多の次元世界を内包した巨大な『世界』ってのが、本当の意味での世界って事か。
んで、その本当の意味での世界には、解放魂魄統括庁と輪廻転生管理局があると…。
だけど管理局長は、本当の意味での世界をもう1個創ろうっていうんだな?
それも、俺達がいる本当の意味での世界のエネルギーを使って…。
んで、その本当の意味での世界の仲の次元世界同士が近づいていて、とっても危険な状態になりかけている。
今、ここら辺の話って事ね?
「うむ、意外とお主頭がいいのぉ。その通りじゃ!」
「お前、馬鹿にしてんのか! ってか、何で俺の考えが読めるんだよ!」
のじゃロリつるぺたボーディのくせに!
「お主、さっきから全部声に出とるぞ…(怒)」
眉間に血管バリバリなボーディが、ぷるぷる震えながら俺を睨んだ。
トイレなら、早く行った方がいいと思う。我慢は良くないぞ?
「トイレではないわ! 誰がつるぺたかーーーー!」
本当の事じゃん。
「お主には、妾のこの美しいナイスボディーを、じっくりと見せつけねばならぬ様じゃのぉ」
「いえ、結構です。目が腐ります」
俺の視界に入って良い美幼女は、近年ではユリアちゃんだけです。
コルネちゃんは、そろそろ美少女っていうカテゴリーです。
ボーディは、どこまでいてもダンジョン汚マスターですから、のーせんきゅー!
「んが! 即答じゃと!? シスコン男に拒絶されたぞ!? 妾、泣いてもいいかのぉ…モフリーナ…よよよ…」
「服が汚れますので、泣くのならお1人でどうぞ」
モフリーナさんって、包容力ありそうなお胸の割には、結構クールっていうか、冷たいのねん。
「さて、トールヴァルド様。現状は理解して頂けたかと思います。現在の所、次元世界同士の接触事故はまだ起きておりません。このまま状況が推移するのであれば、計算上最初の次元世界同士の接触は、この世界の時間にして約1340年先になるかと思われます」
「1340年!? そりゃまた、随分と先の話だなあ…」
そんなん、俺には完全に関係ない事じゃん。
「ええ、あくまでも『このまま状況が推移するのであれば』…です。推測ではありますが、この世界のエネルギーを何らかの方法で切り取る方法に彼は辿り着いたのでしょう。ですから、現在はそれを使って、新たなる世界の構築の方法を模索している最中だと思われます」
モフリーナがマジ根な顔してるから、これは聞いた方が良いな。
横でしくしく泣いてる汚れロリは無視しよう。
「無視すんな!」
ガバッ! と顔を上げたボーディが叫んだ。
「うるせー! 巨乳ネコ耳お姉さんのお話の腰を折るんじゃねー、この断崖絶壁が!」
「がびーーーーん!」
おい、垂れてるその鼻水ソファーに付けんなよ?
「きょ、きょ…え、あっと…ゴホンッ。お話を続けさせて頂いても?」
「もちろんです、美乳ダンジョンマスター様」
当然、おっけーですとも!
「…どいつもこいつも乳ばっか見やがって…いつか妾もボンキュッボンのスーパーナイスバディになって…」
のじゃロリが何かブツブツ言ってるけど、今は無視しとこう。
「もしも、完全にもう一つの新たなる世界の構築方法が確立した場合、どうなると思われますか?」
「あっ! 一気にそれが進んだら、エネルギーも一気に吸い取られる?」
待て待て、めっちゃそれって怖いんじゃないか?
「その通りです!」
モフリーナの説明によると、管理局長は、新しい世界構築の方法を、現在色々と模索している最中らしい。
これは多方面からの観測結果から導き出した予測で、かなり確度は高いという。
いってみれば研究段階だそうだが、この研究が完成した暁には、新たなる世界を間違いなく作り出す事も、ほぼ間違いない。
新たなる世界構築のためには莫大なエネルギーが必要…そりゃそうだわな…なので、当然ながら数多の次元世界を抱えるここの世界そのものが持っているエネルギーを使うだろう…と。
左右逆転している世界云々というのは、それが最も効率的だからだそうだ。
この世界と瓜二つの世界を創り出すのは意外と難しいらしく、そうであるならばかなり似通ってはいるが、実は完全に違う世界を創った方が簡単だからとか。
左右逆転って…物理法則とかも変わるのかな?
中学だったか高校だったかで、フレミングの左手の法則と右手の法則ってのを習ったけど、それが逆になったら…あれ? どっちも電・磁・力って覚えた気が…だったらあんまし変わらんのかな?
「新世界の構築方法が確立した場合、一気にこの世界のエネルギーが奪われると思われます。その場合、次元世界の接触は40年ほどまで縮まります」
「一気に1300年も縮まるのかよ!」
そりゃ、えらいこっちゃ!
俺達が住んでいるこの星を含む宇宙がある次元世界だけでなく、その他の数多の次元世界を内包した巨大な『世界』ってのが、本当の意味での世界って事か。
んで、その本当の意味での世界には、解放魂魄統括庁と輪廻転生管理局があると…。
だけど管理局長は、本当の意味での世界をもう1個創ろうっていうんだな?
それも、俺達がいる本当の意味での世界のエネルギーを使って…。
んで、その本当の意味での世界の仲の次元世界同士が近づいていて、とっても危険な状態になりかけている。
今、ここら辺の話って事ね?
「うむ、意外とお主頭がいいのぉ。その通りじゃ!」
「お前、馬鹿にしてんのか! ってか、何で俺の考えが読めるんだよ!」
のじゃロリつるぺたボーディのくせに!
「お主、さっきから全部声に出とるぞ…(怒)」
眉間に血管バリバリなボーディが、ぷるぷる震えながら俺を睨んだ。
トイレなら、早く行った方がいいと思う。我慢は良くないぞ?
「トイレではないわ! 誰がつるぺたかーーーー!」
本当の事じゃん。
「お主には、妾のこの美しいナイスボディーを、じっくりと見せつけねばならぬ様じゃのぉ」
「いえ、結構です。目が腐ります」
俺の視界に入って良い美幼女は、近年ではユリアちゃんだけです。
コルネちゃんは、そろそろ美少女っていうカテゴリーです。
ボーディは、どこまでいてもダンジョン汚マスターですから、のーせんきゅー!
「んが! 即答じゃと!? シスコン男に拒絶されたぞ!? 妾、泣いてもいいかのぉ…モフリーナ…よよよ…」
「服が汚れますので、泣くのならお1人でどうぞ」
モフリーナさんって、包容力ありそうなお胸の割には、結構クールっていうか、冷たいのねん。
「さて、トールヴァルド様。現状は理解して頂けたかと思います。現在の所、次元世界同士の接触事故はまだ起きておりません。このまま状況が推移するのであれば、計算上最初の次元世界同士の接触は、この世界の時間にして約1340年先になるかと思われます」
「1340年!? そりゃまた、随分と先の話だなあ…」
そんなん、俺には完全に関係ない事じゃん。
「ええ、あくまでも『このまま状況が推移するのであれば』…です。推測ではありますが、この世界のエネルギーを何らかの方法で切り取る方法に彼は辿り着いたのでしょう。ですから、現在はそれを使って、新たなる世界の構築の方法を模索している最中だと思われます」
モフリーナがマジ根な顔してるから、これは聞いた方が良いな。
横でしくしく泣いてる汚れロリは無視しよう。
「無視すんな!」
ガバッ! と顔を上げたボーディが叫んだ。
「うるせー! 巨乳ネコ耳お姉さんのお話の腰を折るんじゃねー、この断崖絶壁が!」
「がびーーーーん!」
おい、垂れてるその鼻水ソファーに付けんなよ?
「きょ、きょ…え、あっと…ゴホンッ。お話を続けさせて頂いても?」
「もちろんです、美乳ダンジョンマスター様」
当然、おっけーですとも!
「…どいつもこいつも乳ばっか見やがって…いつか妾もボンキュッボンのスーパーナイスバディになって…」
のじゃロリが何かブツブツ言ってるけど、今は無視しとこう。
「もしも、完全にもう一つの新たなる世界の構築方法が確立した場合、どうなると思われますか?」
「あっ! 一気にそれが進んだら、エネルギーも一気に吸い取られる?」
待て待て、めっちゃそれって怖いんじゃないか?
「その通りです!」
モフリーナの説明によると、管理局長は、新しい世界構築の方法を、現在色々と模索している最中らしい。
これは多方面からの観測結果から導き出した予測で、かなり確度は高いという。
いってみれば研究段階だそうだが、この研究が完成した暁には、新たなる世界を間違いなく作り出す事も、ほぼ間違いない。
新たなる世界構築のためには莫大なエネルギーが必要…そりゃそうだわな…なので、当然ながら数多の次元世界を抱えるここの世界そのものが持っているエネルギーを使うだろう…と。
左右逆転している世界云々というのは、それが最も効率的だからだそうだ。
この世界と瓜二つの世界を創り出すのは意外と難しいらしく、そうであるならばかなり似通ってはいるが、実は完全に違う世界を創った方が簡単だからとか。
左右逆転って…物理法則とかも変わるのかな?
中学だったか高校だったかで、フレミングの左手の法則と右手の法則ってのを習ったけど、それが逆になったら…あれ? どっちも電・磁・力って覚えた気が…だったらあんまし変わらんのかな?
「新世界の構築方法が確立した場合、一気にこの世界のエネルギーが奪われると思われます。その場合、次元世界の接触は40年ほどまで縮まります」
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そりゃ、えらいこっちゃ!
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