1,118 / 1,466
何で疑問形?
しおりを挟む
まあ、そんなこんながありまして…とりあえず、応接室の空気も落ち着いた所で、再度ヒナとミヤの紹介です。
あまり心配はしていなかったが、2人は母さん達にもすぐに受け入れられた。
そもそも普段は別次元に待機しているので、みんなと顔を合わせる事なんてほとんどないんだ。
だから、この2人のための部屋の用意なんて必要ない。
って、説明したんだけど…何故か母さんがそれに大反対。
曰く、『可愛らしい娘は何人いてもOK! 男はヴァルナルとトールちゃんだけで十分!」だそうです。
ちなみに、据えの弟であるエド君も男なんだけど…っといった所、エド君は赤ちゃんなんで別なんだそうです。
俺と父さんって、もしかして母さんに嫌われてるんだろうか?
そういや、ユリアちゃんも簡単に養女として迎え入れてたっけなあ。
もしかして、母さんってば幼女好きって事はないよね?
え、我が家の長男は幼女好きだけど、私は違う? そりゃ失礼しまし…た…って、俺も幼女好きじゃねーよ!
仕方がないので、取りあえずミヤとヒナには、邸の1室を与える事が決まった。
そもそも、この2人には睡眠とか食事とか不要なんだけどなぁ…まあ、いっか。
ドワーフメイドさん達が、『布団を干さなきゃ』とか『シーツの交換を』って感じの事を呟きながら走って行った。
今頃、2人に割り当てられた部屋を念入りに整えている事だろう。
その後、嫁ーずや妖精達は、母さん達に実戦でテストしたLシリーズの使い心地や問題点なんかを真剣に話していた。
ユリアちゃんは良く分かってない様だけど、コルネちゃんはもの凄く真面目な顔でメモまで取って聞いてた。
管理局との戦いが本格的に始まったら、そこに女性陣は近づけたくはない。
とは言っても、直接戦場に赴かなくとも、局長ほどの能力があれば、俺の留守の邸や領地、それどころか王国にもその魔の手を伸ばしてくる可能性はある。
その時に、最低限の自衛手段を持っているといないとでは大違い。
ならば、Lシリーズに関して、しっかりと使い方や能力を把握しておくのは大切だと思う。
ユズユズ夫妻も、もの凄く真剣に話を聞いてたから、その内今回ダンジョンに行けなかったLシリーズを持っているメンバーも連れて行った方がいいかなあ。
「ところでご主人様。私達は今夜ご奉仕すればいいのですか?」
「めっちゃがんばる!」
「ヒナもミヤも何を言ってるんだ? ご奉仕なんぞ、せんで良ろしい!」
真面目な空気が流れる応接室の空気を、突如としてぶった切るヒナとミヤのとんでも発言に、思わず俺は叫んじまった。
見ろ! 全員から俺が白い目で見られてるじゃねーか!
「でも、あちらで宿泊中は、奥様方が夜通しご奉仕していましたが?」
「ひ、ひなくん…ちみはなにをいってるのかね?」
口が上手く動かん…。
「トールちゃん、あなたはどこに行ってもお盛んなのね」
母さん、その聖母の様な眼差しは止めてくれ!
「流石は伯爵様…」「世継ぎが増えるのは良い事…?」
ユズキ…何が流石なんだ? ってか、ユズカさん、何でそこで疑問形?
「やはりお兄さまは不潔です…」
コルネちゃーーーーん! お兄ちゃんは清廉潔白…じゃないかもしれないけど、節操無しってわけじゃないからね!?
「「「ご奉仕しようとしたんですけど…激しかったです」」」
ミレーラもマチルダもイネスも、何を火に油注いでくれちゃってんだよ!
「「早く皆さんも妊娠してくださいね」」
メリル、ミルシェ…お前等なぁ…。
「そうですよ、順番待ちなんですから」「「「次の排卵日はいつ?」」」
まだ順番待ちを主張するか、ナディア! ってか、アーデもアームもアーフェンも、どこでそんな言葉を!?
「あはははははははっはははっははっははは!」
俺があわあわしてるのが面白いのか、ユリアちゃんだけは大口開けて笑ってた。
いつまでこのネタを引っ張るんだろうか…そろそろ俺の精神が枯れるぞ?
あまり心配はしていなかったが、2人は母さん達にもすぐに受け入れられた。
そもそも普段は別次元に待機しているので、みんなと顔を合わせる事なんてほとんどないんだ。
だから、この2人のための部屋の用意なんて必要ない。
って、説明したんだけど…何故か母さんがそれに大反対。
曰く、『可愛らしい娘は何人いてもOK! 男はヴァルナルとトールちゃんだけで十分!」だそうです。
ちなみに、据えの弟であるエド君も男なんだけど…っといった所、エド君は赤ちゃんなんで別なんだそうです。
俺と父さんって、もしかして母さんに嫌われてるんだろうか?
そういや、ユリアちゃんも簡単に養女として迎え入れてたっけなあ。
もしかして、母さんってば幼女好きって事はないよね?
え、我が家の長男は幼女好きだけど、私は違う? そりゃ失礼しまし…た…って、俺も幼女好きじゃねーよ!
仕方がないので、取りあえずミヤとヒナには、邸の1室を与える事が決まった。
そもそも、この2人には睡眠とか食事とか不要なんだけどなぁ…まあ、いっか。
ドワーフメイドさん達が、『布団を干さなきゃ』とか『シーツの交換を』って感じの事を呟きながら走って行った。
今頃、2人に割り当てられた部屋を念入りに整えている事だろう。
その後、嫁ーずや妖精達は、母さん達に実戦でテストしたLシリーズの使い心地や問題点なんかを真剣に話していた。
ユリアちゃんは良く分かってない様だけど、コルネちゃんはもの凄く真面目な顔でメモまで取って聞いてた。
管理局との戦いが本格的に始まったら、そこに女性陣は近づけたくはない。
とは言っても、直接戦場に赴かなくとも、局長ほどの能力があれば、俺の留守の邸や領地、それどころか王国にもその魔の手を伸ばしてくる可能性はある。
その時に、最低限の自衛手段を持っているといないとでは大違い。
ならば、Lシリーズに関して、しっかりと使い方や能力を把握しておくのは大切だと思う。
ユズユズ夫妻も、もの凄く真剣に話を聞いてたから、その内今回ダンジョンに行けなかったLシリーズを持っているメンバーも連れて行った方がいいかなあ。
「ところでご主人様。私達は今夜ご奉仕すればいいのですか?」
「めっちゃがんばる!」
「ヒナもミヤも何を言ってるんだ? ご奉仕なんぞ、せんで良ろしい!」
真面目な空気が流れる応接室の空気を、突如としてぶった切るヒナとミヤのとんでも発言に、思わず俺は叫んじまった。
見ろ! 全員から俺が白い目で見られてるじゃねーか!
「でも、あちらで宿泊中は、奥様方が夜通しご奉仕していましたが?」
「ひ、ひなくん…ちみはなにをいってるのかね?」
口が上手く動かん…。
「トールちゃん、あなたはどこに行ってもお盛んなのね」
母さん、その聖母の様な眼差しは止めてくれ!
「流石は伯爵様…」「世継ぎが増えるのは良い事…?」
ユズキ…何が流石なんだ? ってか、ユズカさん、何でそこで疑問形?
「やはりお兄さまは不潔です…」
コルネちゃーーーーん! お兄ちゃんは清廉潔白…じゃないかもしれないけど、節操無しってわけじゃないからね!?
「「「ご奉仕しようとしたんですけど…激しかったです」」」
ミレーラもマチルダもイネスも、何を火に油注いでくれちゃってんだよ!
「「早く皆さんも妊娠してくださいね」」
メリル、ミルシェ…お前等なぁ…。
「そうですよ、順番待ちなんですから」「「「次の排卵日はいつ?」」」
まだ順番待ちを主張するか、ナディア! ってか、アーデもアームもアーフェンも、どこでそんな言葉を!?
「あはははははははっはははっははっははは!」
俺があわあわしてるのが面白いのか、ユリアちゃんだけは大口開けて笑ってた。
いつまでこのネタを引っ張るんだろうか…そろそろ俺の精神が枯れるぞ?
0
お気に入りに追加
1,833
あなたにおすすめの小説
異世界へ誤召喚されちゃいました~女神の加護でほのぼのスローライフ送ります~
モーリー
ファンタジー
⭐︎第4回次世代ファンタジーカップ16位⭐︎
飛行機事故で両親が他界してしまい、社会人の長男、高校生の長女、幼稚園児の次女で生きることになった御剣家。
保険金目当てで寄ってくる奴らに嫌気がさしながらも、3人で支え合いながら生活を送る日々。
そんな矢先に、3人揃って異世界に召喚されてしまった。
召喚特典として女神たちが加護やチート能力を与え、異世界でも生き抜けるようにしてくれた。
強制的に放り込まれた異世界。
知らない土地、知らない人、知らない世界。
不安をはねのけながら、時に怖い目に遭いながら、3人で異世界を生き抜き、平穏なスローライフを送る。
そんなほのぼのとした物語。

死んだのに異世界に転生しました!
drop
ファンタジー
友人が車に引かれそうになったところを助けて引かれ死んでしまった夜乃 凪(よるの なぎ)。死ぬはずの夜乃は神様により別の世界に転生することになった。
この物語は異世界テンプレ要素が多いです。
主人公最強&チートですね
主人公のキャラ崩壊具合はそうゆうものだと思ってください!
初めて書くので
読みづらい部分や誤字が沢山あると思います。
それでもいいという方はどうぞ!
(本編は完結しました)

『転生したら「村」だった件 〜最強の移動要塞で世界を救います〜』
ソコニ
ファンタジー
29歳の過労死サラリーマン・御影要が目覚めたのは、なんと「村」として転生した姿だった。
誰もいない村の守護者となった要は、偶然迷い込んできた少年リオを最初の住民として迎え入れ、徐々に「村」としての力を開花させていく。【村レベル:1】【住民数:0】【スキル:基本生活機能】から始まった異世界生活。

こちらの異世界で頑張ります
kotaro
ファンタジー
原 雪は、初出勤で事故にあい死亡する。神様に第二の人生を授かり幼女の姿で
魔の森に降り立つ 其処で獣魔となるフェンリルと出合い後の保護者となる冒険者と出合う。
様々の事が起こり解決していく

異世界転生した俺は平和に暮らしたいと願ったのだが
倉田 フラト
ファンタジー
「異世界に転生か再び地球に転生、
どちらが良い?……ですか。」
「異世界転生で。」
即答。
転生の際に何か能力を上げると提案された彼。強大な力を手に入れ英雄になるのも可能、勇者や英雄、ハーレムなんだって可能だったが、彼は「平和に暮らしたい」と言った。何の力も欲しない彼に神様は『コール』と言った念話の様な能力を授け、彼の願いの通り平和に生活が出来る様に転生をしたのだが……そんな彼の願いとは裏腹に家庭の事情で知らぬ間に最強になり……そんなファンタジー大好きな少年が異世界で平和に暮らして――行けたらいいな。ブラコンの姉をもったり、神様に気に入られたりして今日も一日頑張って生きていく物語です。基本的に主人公は強いです、それよりも姉の方が強いです。難しい話は書けないので書きません。軽い気持ちで呼んでくれたら幸いです。
なろうにも数話遅れてますが投稿しております。
誤字脱字など多いと思うので指摘してくれれば即直します。
自分でも見直しますが、ご協力お願いします。
感想の返信はあまりできませんが、しっかりと目を通してます。

外れスキル『収納』がSSS級スキル『亜空間』に成長しました~剣撃も魔法もモンスターも収納できます~
春小麦
ファンタジー
——『収納』という、ただバッグに物をたくさん入れられるだけの外れスキル。
冒険者になることを夢見ていたカイル・ファルグレッドは落胆し、冒険者になることを諦めた。
しかし、ある日ゴブリンに襲われたカイルは、無意識に自身の『収納』スキルを覚醒させる。
パンチや蹴りの衝撃、剣撃や魔法、はたまたドラゴンなど、この世のありとあらゆるものを【アイテムボックス】へ『収納』することができるようになる。
そこから郵便屋を辞めて冒険者へと転向し、もはや外れスキルどころかブッ壊れスキルとなった『収納(亜空間)』を駆使して、仲間と共に最強冒険者を目指していく。
成長促進と願望チートで、異世界転生スローライフ?
後藤蓮
ファンタジー
20年生きてきて不幸なことしかなかった青年は、無職となったその日に、女子高生二人を助けた代償として、トラックに轢かれて死んでしまう。
目が覚めたと思ったら、そこは知らない場所。そこでいきなり神様とか名乗る爺さんと出会い、流れで俺は異世界転生することになった。
日本で20年生きた人生は運が悪い人生だった。来世は運が良くて幸せな人生になるといいな..........。
そんな思いを胸に、神様からもらった成長促進と願望というチートスキルを持って青年は異世界転生する。
さて、新しい人生はどんな人生になるのかな?
※ 第11回ファンタジー小説大賞参加してます 。投票よろしくお願いします!
◇◇◇◇◇◇◇◇
お気に入り、感想貰えると作者がとても喜びますので、是非お願いします。
執筆スピードは、ゆるーくまったりとやっていきます。
◇◇◇◇◇◇◇◇
9/3 0時 HOTランキング一位頂きました!ありがとうございます!
9/4 7時 24hランキング人気・ファンタジー部門、一位頂きました!ありがとうございます!

くじ引きで決められた転生者 ~スローライフを楽しんでって言ったのに邪神を討伐してほしいってどゆこと!?~
はなとすず
ファンタジー
僕の名前は高橋 悠真(たかはし ゆうま)
神々がくじ引きで決めた転生者。
「あなたは通り魔に襲われた7歳の女の子を庇い、亡くなりました。我々はその魂の清らかさに惹かれました。あなたはこの先どのような選択をし、どのように生きるのか知りたくなってしまったのです。ですがあなたは地球では消えてしまった存在。ですので異世界へ転生してください。我々はあなたに試練など与える気はありません。どうぞ、スローライフを楽しんで下さい」
って言ったのに!なんで邪神を討伐しないといけなくなったんだろう…
まぁ、早く邪神を討伐して残りの人生はスローライフを楽しめばいいか
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる